吉川晃司ほどカッコいい男はいない!

一条真也です。
歌手で俳優の吉川晃司がデビュー30周年を迎えましたが、「吉川晃司ほどカッコいい男はいない」と思う今日この頃です。WOWOWで、「吉川晃司 30th Anniversary Music Video Collection 拡大版」や「吉川晃司 30th Anniversary Live “SINGLES+” at 日本武道館」などの放送を観て、もうシビれました!


WOWOWの放送を録画しました


あまりにカッコいいので、CDもアマゾンで購入しました。
30周年記念アルバムの「SINGLES+ KIKKAWA KOJI」です。ついでに、布袋寅泰とのユニットである「COMPLEX」のリマスター版も買いました。iPhone6に入れて、もう毎日聴いています!


アマゾンで購入したCD


吉川晃司がデビューした1984年は、わたしが大学に入学した年です。デビュー曲の「モニカ」のイントロで足を高く蹴上げたときの衝撃は今でも憶えています。当時、田原俊彦近藤真彦の全盛期でしたが、「これは、まったく新しいタイプの男性アイドルが登場した!」とコーフンしたものです。2曲目の「サヨナラは8月のララバイ」(1984)、3曲目の「ラ・ヴィアン・ローズ」(1984)もカッコ良かったです。今から思えば、これらの曲はジャニーズのアイドルが歌っていた歌謡曲とは一線を画すROCKでした。


当時のわたしは夢中になって、吉川の歌をカラオケで歌いまくりました。彼のように足を高く上げ、腰をクネクネしながら歌っていました。また、彼のトレードマークであったデカ・サングラスも購入して、いつもかけていました。わたしは今でもサングラスが好きなのですが、これは吉川晃司の影響も強いように思います。けっして、大門軍団の影響ではありません(笑)。わたしのような者でも「サングラスがよくお似合いですね」と言われることがあるのですが、一般に目の小さい人間ほどサングラスが似合うような気がするのですが(苦笑)。 いや、間違いない!(by 長井秀和)



さらには「You Gotta Chance〜ダンスで夏を抱きしめて〜」(1985)、「にくまれそうなNEW FACE」(1985)、「RAIN−DANCEがきこえる」(1985)などでも魅惑的な新境地を開きました。
当時はトシちゃんやマッチも輝いていましたが、吉川の輝きはまた彼らとは違う種類のものでした。水球選手出身という抜群の運動神経に支えられたキレのいいダンスが魅力的でした。しかし、吉川の姿をテレビで観る機会は次第に少なくなっていきます。基本的にロッカーである彼は、アイドル全盛の当時の芸能界には馴染まなかったのかもしれません。NHK「紅白歌合戦」では、ステージ上でギターに火をつけてステージに叩きつけて破壊し、そのため次に歌う河合奈保子の歌唱妨害をしてしまう事件もありました。



その後、吉川晃司は1988年4月に人気絶頂の中で解散したBOØWYのギタリスト・布袋寅泰と異色の大型ユニット「COMPLEX」を結成。もともとは、吉川がBOØWYのアルバムに参加、また吉川のアルバムにギタリストとして布袋が参加するなど結成以前から交流がありました。吉川と布袋のCOMPLEXは、翌1989年4月にシングル「BE MY BABY」でデビュー、瞬く間にオリコンチャートを席巻する超人気ユニットとなりました。ロックとポップ、デジタルを融合させたCOMPLEXの音楽性は高い支持を得ました。いやあ、ムチャクチャ、カッコ良かった!



そして、それから長い時間が経過しました。
2011年7月30日に開催された東日本大震災被災地復興支援LIVEで、突如、COMPLEXが復活しました。「日本一心」という同じ志のもとに、久々に合体した2人が最初に選んだ曲が「BE MY BABY」でした。銀髪になった吉川の風貌が、たまらなくカッコ良かったです。
また、布袋のギターの音が出た瞬間は気絶するほどイカしていました。このときは最後に吉川のシンバル・キックも出て、最高でしたね。こんなにイカした「おじさんコンビ」は、なかなかいません。とにかく、この日のパフォーマンスは「日本一心」ならぬ「日本最強」でした。



俳優としても油が乗った吉川は、日本の中年男性の希望の星です。とにかく、吉川晃司ほどカッコいい男はいません。矢沢永吉とともに、広島が生んだカリスマだと言えるでしょう。ああ、カラオケで吉川の歌が歌いたくなってきました!
ということで、チョコモナカ・ジャ〜ンボ〜♪(笑)



2014年11月8日 一条真也拝