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一条真也の新ハートフル・ブログ

2016-03-03

五木寛之講演会

一条真也です。姫路から小倉に戻りました。
3日、小倉紫雲閣の大ホールにおいて、ブログ「五木寛之講演会」で紹介したイベントが開催されました。サンレー創立50周年記念の「サンレー文化アカデミー」の第一弾イベントです。大きな話題を呼びました。

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わたしは、中学生の頃から五木氏の大ファンです。
特に、代表作である『青春の門』を貪るように読みました。現在は、縁あって「サンデー毎日」誌上で御一緒に連載させていただいています。
五木氏は1932年、福岡県に生まれました。戦後、北朝鮮より引揚げ。早稲田大学文学部ロシア文学科中退。1966年、『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、『蒼ざめた馬を見よ』で第56回直木賞受賞、『青春の門』で吉川英治文学賞。代表作に『朱鷺の墓』『戒厳令の夜』『風の王国』『蓮如』『大河の一滴』など。第一エッセイ集『風に吹かれて』は刊行46年を経て、現在総部数約460万部に達するロングセラーとなっています。ニューヨークで発売された英文版『TARIKI』は、2001年度「BOOK OF THE YEAR」(スピリチュアル部門銅賞)に選ばれました。また2002年度、第50回菊池寛賞、2010年、NHK放送文化賞、長編小説『親鸞』で第64回毎日出版文化賞特別賞を受賞しています。1981年より休筆、京都の龍谷大学において仏教史を学びますが、1985年より執筆を再開し、泉鏡花文学賞吉川英治文学賞、その他の選考委員を務めています。最近作に『嫌老社会を超えて』(中央公論新社)があります。

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会場の小倉紫雲閣前で
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最初にわたしが挨拶しました



国民作家の講演会とあって、大ホールは超満員になりました。開会に先立って、主催者として登壇したわたしは、以下のように挨拶しました。
「みなさん、こんばんは。サンレーの社長でございます。本日は『サンレー文化アカデミー 五木寛之講演会』にご来場いただきまして、誠にありがとうございます。弊社は昭和41年11月18日、小倉北区室町に北九州市冠婚葬祭互助会という名称で誕生し、その後、サンレーと社名を変えて冠婚葬祭互助会として大きく成長することができました。これも皆さまのおかげと深く感謝しております。今年11月に創立50周年を迎えるにあたり、これまでのお礼の意味を込めて地域の皆さまに文化イベントをご提供したいと考え、新たに『サンレー文化アカデミー』を創設したしました」

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超満員になりました
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主催者として挨拶しました



続いて、わたしは以下のように挨拶をしました。
「本日、記念すべき第1回の五木寛之さんの講演会に続き、7月5日にはジュディ・オングさんの講演会、そして来年1月28日には話題の劇団『東京ノーヴィ・レパートリーシアター』による舞台『古事記――天と地といのちの架け橋』の公演などが決まっております。どうぞ、今後もサンレー文化アカデミーをよろしくお願いいたします。本日の講演会の講師をお引き受けいただきました五木寛之さんについて簡単にご紹介しますと、福岡県生まれで、わたしどもサンレーが創立された翌月に発表された『蒼ざめた馬を見よ』などが収録された小説集で直木賞を受賞されました。『青春の門』など数多くの小説のほか、随筆、翻訳、歌謡曲の作詞など幅広いご活躍は、本日ここに来られました皆様もよくご存知かと思います。わたしは中学時代に『青春の門』を夢中で読み耽ったのですが、その影響で早稲田大学に進学することを心に決めたほどです。その他、『戒厳令の夜』や『四季・奈津子』なども愛読書でした。五木さんの本はほとんど読ませていただきました。現在、五木さんとは『サンデー毎日』で一緒に連載をさせていただいており、とても光栄に思っております。そのような御縁があるとはいえ、非常にお忙しい中、今回の講演を快くお引き受けいただいたことに感謝しております」

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ぜひ、最後までじっくりとお聴き下さい!



最後に、わたしは以下のように述べて挨拶を終えました。
「本日の講演のタイトルは『生と死を考える』です。会場にお越しいただいた皆様一人ひとりに興味深いお話になるだろうと期待しております。ぜひ、最後までじっくりとお聴きいただければと思います。本日のご来場に感謝して、主催者あいさつと致します。ありがとうございました」

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登壇した五木寛之
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じつに興味深い講演でした
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わたしも聴き入りました
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巧みな話術で会場を沸かせました



そして、ついに五木寛之氏の講演会がスタートしました。
五木氏は冒頭で「わたしの父は小倉師範の出身でした」と小倉との縁を述べられてから、「シルバー川柳」の話などをされて、会場を笑いを呼ばれました。わたしも講演する機会が多いのですが、五木氏は日本でもトップクラスの講演の名人であると思いました。さまざまな話題で会場を沸かせたかと思うと、本居宣長柳田國男の考えなどを紹介しつつ、「泣くこと」の大切さを訴えられました。涙、ため息、猫背・・・・・・これまで多くの人がマイナスであるとして蔑んできたことに光を当てて見直すという五木節が炸裂しました。わたし自身、大変勉強になった講演会でした。



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2016年3月3日 一条真也