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一条真也の新ハートフル・ブログ

2018-06-03

QTハニー♡昭和歌謡アカペラコンサート

一条真也です。
サンレーでは、「『葬儀を行う施設』から『葬儀も出来る施設』へ」ということで、紫雲閣のコミュニティセンター化を進めていますが、それを象徴するようなイベントが3日に小倉紫雲閣の大ホールで開催されました。

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イベントは高い人気を誇る「クイーンズティアーズハニー(QTハニー)」のアカペラコンサートで、「懐かしのアノ名曲を感動のアカペラで―1950年〜60年のヒットパレード―昭和歌謡」というタイトルがついています。QTハニーは1998年に結成。神戸を拠点に全国各地でライブを中心に活動している女性だけのアカペラグループです。幾度かのメンバーチェンジを行い、現在は第7期・8期メンバーで活動しています。年間およそ200回程のステージを開催。ザ・ピーナッツなど1950〜60年代の昭和歌謡からジャズスタンダード、民謡などレパートリーも幅広いことで知られます。おかげさまで、小倉紫雲閣の大ホールは800名以上のお客様で溢れ返り、超満員になりました。

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コミュニティセンター「小倉紫雲閣」の前で
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お客様が続々と会場へ!
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超満員になりました!
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魅惑のステージ



今日のコンサートでは、まず、ザ・ピーナッツの「恋のバカンス」「恋のフーガ」「ウナセラディ東京」を皮切りに、「月影のナポリ」「虹色の湖」「人形の家」「コーヒー・ルンバ」「ブルーライト・ヨコハマ」・・・・・・なつかしい昭和の名曲の数々をたっぷりと堪能しました。まったく楽器を使わずに声だけで歌うアカペラの本格的なコンサートは初めてですが、素晴らしかったです。



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美女たちのパフォーマンスにウットリ!
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メンバー紹介のようす



コーラス・グループのコンサート自体が、学生時代に「中野サンプラザ」で行われたマンハッタン・トランスファーのコンサート以来ではないでしょうか。しかし、QTハニー、グラミー賞最優秀ポップ・パフォーマンス賞デュオ/グループであるマントラに負けていませんでした。今も色褪せない名曲の数々を、女性ならではの繊細なハーモニー、迫力あるリズムを楽しみました。

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歌にはグリーフケアの力がある(映画「サウンド・オブ・ミュージック」より)



また、わたしは「葬儀も行う施設」でこのような音楽コンサートが行われた意義は非常に大きいと思いました。葬儀では、多くの「愛する人を亡くした人」が生まれます。葬儀のグリーフケアにとって、音楽はとても重要です。
ブログ「サウンド・オブ・ミュージック」で紹介した名作映画はグリーフケアの物語でした。愛する妻を亡くしたトラップ大佐、愛する母を亡くした子どもたちの悲しみがマリアがもたらした愛情と音楽によって癒されてゆく物語なのです。映画の中で、「悲しい時の薬は歌だって先生が言ったわ」というトラップ家の少女のセリフが出てきますが、グリーフケアにおいて歌は大きな力を発揮します。歌は魂に働きかけるものなのです。

(020)歌と宗教 (ポプラ新書)

(020)歌と宗教 (ポプラ新書)



上智大学グリーフケア研究所特任教授にして神道ソングライターでもある鎌田東二先生は、ブログ『歌と宗教』で紹介した本において、歌の持つ力について次のように述べています。
「歌や祈りの言葉は、国境を超え、宗教を超えて、人々の魂、身体に直接働きかける力をもっているのだ。それは、世界を救うための人類の教義といった知的レベルを超えたダイナミックな力動性を宿している。だから、歌は人の心を切り替え、世界のありようの感受のしかたを切り替え、人間の関係性をも切り替えることができるのだ」

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歌は「愛する人を亡くした人」の悲しみを癒す



日々、多くの「愛する人を亡くした人」が生まれています。
歌は、それらの方々の悲しみを軽くする力があります。
また、連れ合いを亡くして1人になった方々の心を繋ぎます。
つまり、歌は「グリーフケア」や「修活」にとって欠かすことのできないものなのです。わたしも、この4月から上智大学グリーフケア研究所の客員教授に就任しましたが、これからも、さまざまな活動を通じて、歌の力を「世直し・心直し」に活用していきたいと思っています。

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「テネシー・ワルツ」をしっとりと歌う♪



この日のコンサートでも、江利チエミが亡き母親のために歌ったという「テネシー・ワルツ」をQTハニーがしっとりと歌いあげてくれました。わたしは、この名曲がグリーフケア・ソングだったことを初めて知りました。最後は盛大な拍手が起こり、アンコールで再登場するまで鳴りやみませんでした。これからも、お客様に喜んでいただける企画を続々と提供したいです。

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ラストは盛大な拍手が起こりました
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書籍コーナー
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おかげさまで、たくさん売れました!
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CDもたくさん売れました!



2018年6月3日 一条真也

2018-03-05

「ジーザス・クライスト・スーパースター」   

一条真也です。
3月4日の日曜日、「アルモニーサンク 北九州ソレイユホール」でミュージカル「ジーザス・クライスト・スーパースター」を観ました。劇団四季さんから特別招待を受けたのです。市長さんや商工会議所の会頭さんも御一緒でした。初めてこの作品を観ましたが、いろいろと考えさせられました。

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会場の前で



「ジーザス・クライスト・スーパースター」(Jesus Christ Superstar)は、聖書を題材にイエス・キリストの最後の7日間を描いたロックミュージカルです。ティム・ライスが作詞、アンドリュー・ロイド・ウェバーが作曲をそれぞれ担当し、1971年にブロードウェイで初演されました。

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Wikipedia「ジーザス・クライスト・スーパースター」の「概要」には、以下のように書かれています。
「ひとりの人間として神や民衆の狭間で苦悩する『ジーザス・クライスト』と、その使徒の一人でありながら『裏切り者』の名を浴びて歴史にその名を刻むことになるイスカリオテのユダのふたりに、現代的な視点から『教団主導者には必須なはずの計画性に欠け、早すぎた聖者としての名声の上にあぐらをかいて、新しい方策を見いだすことができないジーザス』と『ジーザスに対する期待があまりにも大きすぎたゆえに、やがてそれは大きな失望となり、ジーザスの存在はローマ支配下にあるユダヤ人社会を危険にさらすものになりかねない、という危惧を抱くようになるユダ』という新しい解釈を加え、その愛憎に満ちた両者の関係に、マグダラのマリアとの愛情に満ちたもうひとつの関係を絡めて、鮮やかに描き出した作品である。

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Wikipedia「ジーザス・クライスト・スーパースター」の「概要」には、以下のようにも書かれています。
「全編で語りの台詞はなく、音楽と歌曲のみで物語が進行するオペラ型式のロックミュージカルである。斬新な演出と芸術性が高く評価され、興行面でも大成功を収めた。ロイド・ウェバーを大ミュージカル作家に押し上げた出世作で、彼のブロードウェイにおけるデビュー作となった」




また、Wikipedia「ジーザス・クライスト・スーパースター」の「概要」には、以下のようにも書かれています。
「1969年に物語性を有する歌曲作品としてシングル『Superstar』が発表され、翌年に『Jesua Christ Superstar』と題した2枚組LPレコードが発売された。ジーザス役にディープ・パープルでリードボーカルを務めるイアン・ギラン、マグダラのマリア役にエリック・クラプトンのバックアップボーカルを務めていたイヴォンヌ・エリマン、ユダ役にマレー・ヘッドらを起用して製作されると、1971年ビルボード年間アルバム部門で1位を得るなど大好評となり、1971年のブロードウェイの舞台公演に繋がった。ブロードウェイは1973年まで、ロンドンは1980年まで続くロングラン公演となった」




さらに、Wikipedia「ジーザス・クライスト・スーパースター」の「概要」には、以下のように書かれているのでした。
「演劇批評家らから絶賛を得たが、敬虔なキリスト教徒やキリスト教原理主義者らからは『聖書に忠実ではない』『神に対する冒涜だ』など公開当初から道徳的な批判を受けていた。1971年のブロードウェイ公演の初日は、キリスト教やユダヤ教の信者がプラカードを掲げて劇場前でデモを行うなど周辺が騒然とした」

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世界をつくった八大聖人』(PHP新書)



じつは、わたしは今年4月から東京にあるカトリックの名門大学の客員教授に就任する予定です。それで現在、キリスト教の文献を読みまくっているのですが、このミュージカルはイエス・キリストの生涯を知る良きエンターテインメントであると思いました。拙著『世界をつくった八大聖人』(PHP新書)に詳しく書きましたが、イエスは世界宗教であるキリスト教の開祖です。紀元前4年頃にガリラヤのナザレに生まれ、30歳の頃にヨハネの洗礼を受けました。その後、「神の国は近づいた」と新たな宣教を開始しました。




イエスはモーセ律法を尊重するとともに、安息日に病人を癒すなどして、律法学者やパリサイ派と対立しました。ペテロをはじめとした十二大弟子を選んだイエスは、ユダヤ教の指導者層を批判しました。その結果、ユダヤ人に捕らえられ、ローマ提督ピラトによって十字架刑に処せられました。しかし、三日後にイエスが復活したとの信仰が弟子たちに生まれ、彼こそメシア(救世主)としての主キリストであると信じられたのです。




本日の出演者は、ジーザス・クライストが清水大星、マグダラのマリアが谷原志音、イスカリオテのユダ芝清道でした。中でもユダを演じた芝さんの歌唱力、声量が圧倒的でした。聖なるイエス・キリストの生涯をミュージカルにしてしまうブロードウエイの覚悟も大したものですが、この作品の主人公はイエスではなく、ユダであることがよくわかりました。




ちょうどベトナム戦争が続いている時期に誕生した「ジーザス・クライスト・スーパースター」にはカウンター・カルチャーというか、権威への抵抗の香りが強く漂っています。まあ、カトリックの保守的な人々には受けないでしょうね。わたしの席のすぐ近くにいた市長さんが舞台に感動して、何度も大きな声で「ブラボー!」と叫んでいるのが印象的でした。

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いろいろと考えさせられました



2018年3月5日 一条真也

2017-09-30

「ひよっこ」

一条真也です。
今日で9月も終わりですね。
30日、NHKの連続テレビ小説「ひよっこ」が最終回を迎えました。わたしは今月に入ってから、毎日、「ひよっこ」を観ていました。

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番組HPより



NHKの連続テレビ小説は通称「朝ドラ」と呼ばれ、1961年(昭和36年)からずっと放送されています。わたしは基本的にテレビを観ない人間なのですが、あることから「ひよっこ」だけはフォローしていました。もっとも、朝8時の放送時間、昼12時45分の再放送時間は忙しいので、なかなか視聴することはできません。そこでNHKオンデマンドで観ていました。

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30年ぶりに観た朝ドラでした



朝ドラを完全フォローしたなんて、1986年の「はね駒」以来です。なんと30年ぶりということになりますね。「はね駒」を観たのは、大ファンだった斎藤由貴が主演したからですが、彼女はいま大変なことになっていますね。パンツを頭にかぶる変態男にだまされたようで、ちょっと心配しています。




さて、なぜ、わたしが「ひよっこ」を観るようになったのか?
それは、今年の8月24日にNHK「SONGS」で桑田佳祐スペシャルが放送されているのを出張先のホテルでたまたま目にしたからです。その日、すずふり亭の近く(?)にある東京・赤坂のカラオケ・スナックで配信されたばかりの桑田佳祐の新曲「若い広場」を初めて聴いたのですが、「おお、良い曲だなあ!」と思いました。「PON PON PON♪」から始まるところに卓越したセンスを感じます。サビの合唱部分も素晴らしい!

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「SONGS]で桑田と乙女たちのコラボが実現!



その後、ホテルに戻ってテレビをつけたら、いきなり「SONGS」に桑田サンが出演していたのです。番組では桑田サンの最新アルバム「がらくた」より複数の曲をテレビ初披露していたので、桑田ファンのわたしはチェックしようと思いました。すると、「ひよっこ」に出演している若手女優たちが登場し、桑田サンとのコラボが実現したのです。

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「若い広場」を一緒に歌う♪



「ひよっこ」の主人公は有村架純が演じる「谷田部みね子」ですが、彼女は集団就職で上京後、トランジスタラジオを製造する向島電機の工場で働くことになります。工場敷地内には女子社員寮の「乙女寮」がありましたが、そこでみね子のルームメイトになったのが、佐久間由衣演じる「助川時子」、松本穂香演じる「青天目(なばため)澄子」、藤野涼子演じる「兼平豊子」、高島幸子演じる「秋葉幸子」、そして八木優希演じる「夏井優子」でした。彼女たちが揃って「SONGS」の桑田ライブに駆けつけ、「ひよっこ」の主題歌である「若い広場」を一緒に歌ったのです。

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松本穂香が素晴らしかった!


独特の個性と魅力にあふれる彼女たちを見て、私は一発でファンになりました。特に、澄子と豊子の「中卒コンビ」の輝きに魅了されました。澄子と豊子は、それぞれピンで朝ドラの主役を張れる個性の持ち主。
澄子の実家は福島県の農家ですが、父の再婚により居場所を失ったこともあり、中学卒業後に就職しました。食いしん坊でマイペース。大きなメガネを掛け、自分のことを「オレ」と言うのがチャーミングです。
豊子は、青森県の中学校時は成績が体育を除いてオール5を取るなど優秀な生徒でしたが、家計が苦しいために、働きながら通信制高校で学ぶ進路を選択しました。優等生ですが、倒産した向島電機勤務の最終日は仲間と離れることを嫌がり、抵抗して職場に篭城しました。泣けました。

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藤野涼子も素晴らしかった!



演じている松本穂香も藤野涼子もともに素晴らしい女優さんで、これから日本の芸能界を支える存在になると確信しました。松本穂香は、「あまちゃん」で主演した“のん”に雰囲気がよく似ているし、藤野涼子は初の主演映画である「ソロモンの偽証」の演技で非凡な才能を感じさせてくれました。「あまちゃん」で注目された有村架純が数年後に「ひよっこ」で主演したように、松本穂香と藤野涼子もいつかは朝ドラの主演女優になるような気がします。とりあえずは、澄子と豊子を主人公にしたスピンオフ・ドラマを観てみたいです。2人はクイズ番組の優勝景品としてハワイ旅行に行っているはずなので、「澄子と豊子のハワイ珍道中」がぜひ観たい!

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1964年から始まる物語でした



「ひよっこ」は東京五輪が開催された1964年から始まる物語です。茨城から集団就職で上京したヒロイン・みね子の成長を描く波乱万丈青春記ですが、30日の最終回まで20%の大台超えは62回連続となりました。全156回を通じた期間平均視聴率は20・4%で、前作「べっぴんさん」の20・3%を上回り、朝ドラは4作連続大台超えを達成しました。「ひよっこ」は序盤こそ苦戦したものの、中盤以降は盛り返し、大台突破を達成したわけです。なによりも、岡田惠和氏の脚本が素晴らしかったと思います。それぞれの登場人物の人生には深みがありましたし、これだけ世間で「不倫」がタブー視されている中で、白石和子演じるアパートの大家の富さんの清らかな「不倫愛」を堂々と描いたのもお見事でした。

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登場人物の人生に深みがありました



それから、高視聴率をキープした大きな原因として、他の朝ドラのように実在の人物をモデルにしていないため、先の展開がまったく読めなかったことが指摘されています。確かに、実在の人物をモデルにしていたら、面白くなかったでしょうね。そもそも、総合商社、洋酒会社、アパレル・メーカー、そして興行会社・・・業種は問わず、国営放送であるNHKが特定の民間企業のPRにつながるドラマを放送することは間違っていると思いますよ。

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血縁、地縁、職縁のドラマでした



集団就職した「乙女」たちがさまざまな苦難にも負けずに、明るく前向きに生きる姿には勇気を貰いました。向島電機が倒産したときのエピソードには涙が止まりませんでした。乙女たちの不安な気持ちはもちろん、彼女たちを見守る立場である愛子や松下の心中を思うと、たまりませんでした。
わたしは、1人の経営者として、「わが社の社員のみなさんには決して辛い経験はさせない」という思いを強くしました。

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広場では「隣人祭り」が開かれました



また、谷田部家、向島電機、すずふり亭、あかね荘、あかね坂商店街といったコミュ二ティの人々が優しく、思いやりに満ちている姿には何度も涙しました。「すずふり亭」と「あかね荘」の間にある広場では、いつも「隣人祭り」が開かれていました。ここでは、家族も隣人も職場の仲間もみんな「かけがえのない」存在です。そう、「ひよっこ」は日本で血縁、地縁、職縁といったものが最後の輝きを放った物語かもしれません。




2010年に「無縁社会」を打ち出したNHKですが、素晴らしい「有縁社会」のドラマを作ってくれました。日本映画の名作「ALWAYS 三丁目の夕日」(2005年)にも通じる内容でした。同作品は昭和33年、「ひよっこ」は昭和39年から物語が始まりますが、ともに古き良き昭和の東京が描かれています。ちなみに、「ひよっこ」とまったく同じ時代を描いた「ALWAYS 三丁目の夕日‘64」(2012年)も製作されています。これらの作品で描かれた血縁、地縁、職縁の素晴らしさを日本人が再確認し、有縁社会を再生する日をわたしは信じています。また、そのための活動を続けていきたいです。




「ひよっこ」が終了して、全国には多くの「ひよっこ」ロスの人々が生まれていることでしょう。明日からは10月ですが、この9月はわたしの人生にとって忘れられない出来事がたくさんありました。
中でも、ブログ「松柏園ホテル新館竣工式」に書いたように、松柏園ホテルの新館「VILLA LUCE(ヴィラルーチェ)」がついに完成し、29日に無事に竣工式を行ったことは嬉しかったです。その竣工式の主催者挨拶で、わたしは「呪いの時代に、祝いの光を!」と訴えました。

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悲しい出来事に幸せな出会いが勝った!



「ひよっこ」の最終回のヒデとみね子がみんなに結婚の報告をする場面で、みね子の叔父である宗男(峯田和伸)が感極まって泣きながら、「最高だよ、勝ったんだ。なあ、勝ったんだよ。たった今、悲しい出来事に幸せな出会いが勝ったんだよ!」と言います。この言葉に、わたしは非常に感動しました。この言葉は、単なる「禍転じて福となす」ということではありません。「悲しい出来事」に「幸せな出会い」が勝つとは、「呪い」に「祝い」が勝つということにほかなりません。

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ヴィラルーチェを「若い広場」に!



実際、みね子にはたくさんの「おめでとう!」が贈られました。このとき、わたしの中で、「ひよっこ」と「ヴィラルーチェ」がつながりました。わたしは、ヴィラルーチェを幸せな出会いに満ちた「若い広場」にしたいです。じつは個人的にもとても大きな出来事があったのですが、「ひよっこ」とともに生きた2017年の9月をわたしはずっと忘れないでしょう。

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「ひよっこ」ロスになりそうです



2017年9月30日 一条真也

2017-08-04

「儀式讃」PV 

一条真也です。出張で静岡に来ています。
ブログ「儀式讃」で紹介したように、拙著『儀式論』(弘文堂)の巻末に、わが儀式への想いを「儀式讃」としてまとめました。このたび、そのPV(プロモーション・ヴィデオ)を作成いたしました。




「儀式讃」は、『古今和歌集』で紀貫之が和歌への想いを綴った「仮名序」をイメージして作成しました。ブログ『歌と宗教』で紹介した鎌田東二先生の著書を読んで、「仮名序」の存在を知りました。

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儀式論』(弘文堂)
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儀式論』巻末の「儀式讃」
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これが「儀式讃」のオリジナルだ!
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「儀式讃」オリジナルの冒頭部分



本当は「儀式序」として巻頭に置こうかとも考えましたが、それだと14章にわたる論考の意味がなくなると思い、巻末に「儀式讃」として掲載した次第です。「儀式讃」というタイトルも鎌田先生のアドバイスによるものです。
一流の書道家である福成喜光先生にお願いして巻物に毛筆で書いていただいた「儀式讃」を『儀式論』の巻末に8ページにわたって掲載しました。
PVの冒頭では、雅楽の調べをBGMとして、皇産霊神社において瀬津神職が「儀式讃」を読み上げる声が流れ、神秘的な森の光景が映し出されます。
続いて、PVでは以下のようなテロップが流れます。



やまとうたは、人の心を種として、
万の言の葉とぞなれりける

古代、三十六歌仙のひとり、
紀貫之は『古今和歌集』において
和歌の力を明らかにし、
それを称え、やまとうたへの想いを
『仮名序』へとつづった。

そして現代。
「儀式」こそが人間を人間たらしめることを
明らかにした『儀式論』。
自らの集大成ともいえる書を結ぶに臨み、
作家・一条真也は、
儀式への溢れんばかりの想いをしたためた。

あらゆる民族のあらゆる儀式へのたたえごと。
これこそが「儀式讃」である。




f:id:shins2m:20161117115337j:image儀式論』と「儀式讃」
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「儀式讃」を広げて・・・・・・



わたしは、合計600ページの『儀式論』を何かに取り憑かれたように一気に書き上げました。「俺が書かねば誰が書く」という大いなるミッションを感じながら、ドン・キホーテのような心境で書きました。「儀式讃」は、天から文章が降ってくるようなイメージで一晩で書きました。その根底には、人類は生存し続けるために儀式を必要としたのであり、現代日本を蔽う「儀式不要」の風潮が文化的危機であるという強い「想い」があります。
人間が人間であるために儀式は存在します。まさに「儀式なくして人生なし」です。「儀式讃」のメッセージが1人でも多くの日本人に届き、幸福な人生を送っていただけるように心から願っています。

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儀式論』(弘文堂)の内容見本



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2017年8月4日 一条真也

2017-08-03

『慈経 自由訳』新PV

一条真也です。東京に来ています。
3日は全互連の正副会長会議、理事会に参加した後、静岡に入ります。
ブログ『慈経 自由訳』で紹介した2014年上梓の拙著は、ブッダの最初のメッセージをわたしなりに解釈した内容ですが、おかげさまで、多くの方々から過分なご評価をいただきました。本当に、ありがたいことです。




ブログ「『慈経 自由訳』PV」で紹介したように、そのプロモーション・ヴィデオ(PV)も作成しました。こちらも好評でしたが、多くの方々から「文字が小さくて、『慈経』のメッセージが見にくい。できれば、ナレーションを入れてほしい」との要望を頂戴していました。今回、ナレーション入りのニューバージョンが完成しましたので、ここにお知らせいたします。



PVの冒頭には「世界平和パゴダ」の外観が映し出され、それからパゴダ内で「慈経」がミャンマー僧によって朗唱されている場面が登場します。続いて、以下のようなテロップが流れます。



親から子へ、
そして孫へと伝えたい
「こころの世界遺産」
「慈経」(メッタ・スッタ)とは―
仏教の開祖であるブッダの本心が、
シンプルかつダイレクトに語られた教え。
ブッダは、人間が浄らかな高い心を得るために、
すべての生命の安楽を念じる
「慈しみ」の心を最重視した。
八月の満月の夜、
月の光の下、
「慈経」を弟子たちに説いた

数多くある仏教の諸聖典のうちでも、
「慈経」は最古にして最重要なお経である。
上座仏教の根本経典であり、
大乗仏教の「般若心経」に比肩するものである。
「ブッダが本当に伝えたかったこと」が、
ここに示されている。



その後、クロード・ドビュッシーの名曲「月の光」の調べに乗せて、世界的写真家リサ・ヴォートさんの美しい写真とともに「慈経」の自由訳文が流れ、さらには女性の優しい声で訳文が読み上げられます。ブッダの教えがより伝わりやすくなったのではないかと思います。わたしは、「慈経」の崇高なるメッセージが世界中に広がることを心から願っています。
すべての生きとし生けるものが 幸せであれ 平穏であれ 安らかであれ。

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慈経 自由訳』(三五館)



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2017年8月3日 一条真也