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佐久間庸和の天下布礼日記

2013-05-08

ドラッカー(1)





会社は社会のものである




言葉は、人生をも変えうる力を持っています。
今回の名言は、経営学者ピーター・ドラッカーの著書に出てくる言葉です。95年間の生涯において多くの名言を残したドラッカーですが、「会社は社会のものである」という言葉がわたしは一番好きです。わが座右の銘の1つです。世界初の経営書である『経営者の条件』を読んで以来、このドラッカーの考えが頭にこびりついています。

ドラッカー名著集1 経営者の条件

ドラッカー名著集1 経営者の条件




「社会」も「会社」も、明治時代に福沢諭吉が発明した日本語であるとされますが、ともに「人の集まり」といった意味です。福沢は英語の「company」を見て、これは「society」とほとんど同じだと気づき、「社会」という漢語をさかさまにして、「会社」という新しい単語を作ったそうです。



陽明学者の安岡正篤は、人が集まると、その中心に社(やしろ)ができると述べています。つまり、人の集まりの中心には神社がつくられる。そこから会社という社、さらには社会という大きな社が生まれると非常に興味深いことを言っております。
まさに、皇産霊神社に守護されて、ハートフル・カンパニーからハートフル・ソサエティの実現をめざすわが社の理想と合致します。



そして、ドラッカーは「会社は社会のもの」と喝破しました。わが社は、「選択と集中」「知識化」「イノベーション」など、数々のドラッカー理論に基づいて経営されてきました。
会社は社会のものであるということは、会社は社会を構成する大きな要素だということです。
多くの会社が心ある存在になれば、心ある社会が生まれるのではないでしょうか。なお、今回のドラッカーの名言は『ハートフル・カンパニー』(三五館)の「まえがき」にも登場します。



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2013年5月8日 佐久間庸和