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佐久間庸和の天下布礼日記

2015-01-21

道徳セミナーのお知らせ




2月14日(土)、第一回 若松図書館主催の「道徳セミナー」が開催されます。
場所は、北九州市若松区本町にある北九州市立若松図書館です。そのセミナーの講師をわたしが務めることになりました。テーマは、「『論語』に学ぶ人の道」です。

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本年より若松図書館が主催する「道徳」に関するセミナーが開催されますが、「古来、日本人が持っている美徳、地域での相互の助け合いなど、近年、失われつつある道徳観を再度見直していく機会を持ちたい」という高邁な目的で企画されたと伺いました。わたしもこれまで企業や大学など、多くのの方々の前で講演させていただいたことはあります。それでも、今回の講演会は「道徳」について考えるという真摯な企画であり、身の引き締まる思いです。



今回の講演依頼を受け、わたしは即座に『論語』を通して、道徳についてお話したいと考えました。道徳とは、まさに「人の道」にほかなりません。この「人の道」について日本人に多大な影響を与えた人物こそ、孔子ではないでしょうか。
わたしは、人類が生んだあらゆる人物の中で孔子をもっとも尊敬しています。
孔子こそは、人間が社会の中でどう生きるかを考え抜いた最大の「人間通」であると確信しています。その孔子が開いた儒教とは、ある意味で壮大な「人間関係学」です。



孔子は「仁」「義」「礼」「智」といった人間の心にまつわるコンセプト群の偉大な編集者でした。彼の言行録である『論語』は千数百年にわたって、わたしたちの先祖に読みつがれてきました。意識するしないにかかわらず、これほど日本人の心に大きな影響を与えてきた書物は存在しません。特に江戸時代になって徳川幕府が儒学を奨励するようになると、教養の中心となりました。そうして儒学は、武士階級のみならず、庶民の間にも普及したのです。



そして江戸時代の日本において、『論語』で孔子が述べた思想をエンターテインメントとして見事に表現した小説が誕生しました。滝沢馬琴が書いた『南総里見八犬伝』です。江戸の大ベストセラーになりました。その中に登場する八犬士が持っていた玉には、それぞれ「仁」「義」「礼」「智」「忠」「信」「孝」「悌」の文字が浮かび上がりました。
この8つの文字こそ、孔子が儒教思想のエッセンスとしてまとめたコンセプト群であり、わたしたち日本人が最も大切にした「人の道」のキーワードなのです。こうしたキーワードをご紹介しながら、僭越ながら道徳とは何かについて講演したいと考えています。



第一回 若松図書館 道徳セミナー
とき:平成27年2月14日(土)14:00〜15:30
ところ:北九州市立若松図書館学習室
(北九州市若松区本町3丁目11番1号 ベイサイドプラザ若松3階)
演題「『論語』に学ぶ人の道」
講師:株式会社サンレー代表取締役社長 佐久間庸和
参加費:無料
お申し込み:若松図書館のカウンター及び電話又はファックス
お申し込みの際は、氏名、連絡先(電話番号)をご明記下さい。
FAX:093−761−2942 TEL:092−761−2943

無料ですので、どうぞ、1人でも多くの方々のご参加を心よりお待ちしております!
それでは、会場でお会いできますことを楽しみにしております。



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2015年1月21日 佐久間庸和