取材ラッシュ


サンレー創立49周年記念日の翌日となる19日、立て続けに新聞と雑誌のインタビュー取材を受けました。ブログ「新聞取材ラッシュ」で紹介したように、今月9日に「読売新聞」と「毎日新聞」の取材を受けました。いずれも、最新刊である『和を求めて』(三五館)についての取材がメインでしたが、今日も「西日本新聞」から同書についての取材を受けました。


西日本新聞」取材のようす



西日本新聞社の岩谷瞬記者がサンレー本社に来て下さいました。
西日本新聞」さんといえば、ブログ「出版60冊目」で紹介したように、わたしの60冊目の著書となる『命には続きがある』(PHP研究所)についてのインタビュー記事を2013年9月27日朝刊に掲載して下さいました。また、ブログ「後悔しない『終活入門』」で紹介したように、わたしの70冊目の著書となる『決定版 終活入門』(実業之日本社)についてのインタビュー記事を2014年11月26日朝刊に掲載して下さいました。今回は80冊目の著書『和を求めて』を出版したということで、取材を受けたわけです。


写真を撮影して下さいました



鹿児島県出身で、西郷隆盛のような雰囲気を持った大物感溢れる岩谷記者は、開口一番に「何度も訊かれたかと思いますが、なぜ本を書き続けられるのですか?」と質問されました。わたしは、『ハートフルに遊ぶ』(1988年)でデビューして以来、10年間の休筆期間をはさみながらも、多くの本を、さまざまなテーマで書いてきました。
執筆と経営という営みが両立できるのか? じつに多くの方々から、この質問をいただきます。結論から言いますと、わたしは「できる」と思っています。いや、わが志を果たすためには両方の営みが不可欠と思っています。わが志とは、心なきハートレス・ソサエティに進みつつある社会を、心ゆたかなハートフル・ソサエティへと進路変更することです。そして、未知の超高齢社会を迎える人々に「老いる覚悟」と「死ぬ覚悟」を持っていただくお手伝いがしたいということです。そのためには、本を書いて自分の考えや想いを世に問うことも、事業によってその考えや想いを形にしていくことも、ともに必要なのです。
そんなことを、わたしは岩谷記者にお話しさせていただきました。


「ふくおか経済」取材のようす



西日本新聞」の取材は15時からでしたが、16時からは「ふくおか経済」の八尋修平記者が来社されました。八尋記者とは長い付き合いで気心も知れていますが、2016年新春号の取材を受けました。同誌の編集コーナーとして、企業のトップたちが新年の抱負、意気込みを述べる「2016年 新年の抱負インタビュー」です。2015年の歩みをざっと振り返って「売上・利益とも、ほぼ計画を達成できそうだ」と述べた後、部門別に2016年の抱負を述べました。わが社は来年で創立50周年を迎えます。50周年に向けてのさまざまな取組みについてお話し、特に開催を予定しているオペラ「古事記」について詳しくお話しました。


写真を撮影して下さいました



また、創立50周年記念の目玉である松柏園ホテルのスーパー・リニューアルをはじめ、 サンレーグループ冠婚葬祭施設の新規出店計画、ミャンマーなど海外進出の可能性についても大いに語りました。八尋さんは身を乗り出して聞いて下さいました。
わたしは、「無縁社会」や「老人漂流社会」といった問題を解決する使命が互助会にはあると述べました。そして、そこにこそビジネスチャンスもあると訴えました。隣人交流イベントは、主に紫雲閣で開かれます。ぜひ、各地の紫雲閣を単なる「葬儀の会館」ではなく、「葬儀も行う地域のコミュニティ・センター」にしたいと述べました。最後は、インタビュー記事に掲載する写真を撮影して下さいました。「ふくおか経済」新春号は12月末に発売されます。


「ふくおか経済」2015年1月号



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2015年11月19日 佐久間庸和