沖縄へ!

23日の朝、改装中の福岡空港に向かいました。
JTA57便にて沖縄の那覇空港へ・・・・・・。機中で、わたしはブログ『人生の修め方』で紹介した、今朝見本が届いたばかりの最新刊を読み返しました。


人生の修め方』(日本経済新聞出版社



自分が書いた本ですが、『人生の修め方』は面白く、一心不乱に読み耽りました。
改めて、わたしがこれまでの執筆活動および言論活動の集大成であると感じました。
儀式論』(弘文堂)とは違った意味でのわが代表作であると思います。


飛行機の窓から見えた雲海



機内の窓からは、見事な雲海が見えました。
ブログ『もうひとつの「空海の風景」』ブログ『「般若心経」の真実』でも書いたように、わたしは現在、『般若心経 自由訳』の仕事に取り組んでおり、「空」の思想について考え続けています。わたしはかつて、『超訳 空海の言葉』(KKベストセラーズ)を監修しましたが、空海の「空」の解釈こそ正しいと思っています。日本人で最も「般若心経」のメッセージを理解した人物こそ空海ではないでしょうか。海面の波が「色」であり、海中の海水が「空」であるという比喩も素晴らしいと思います。わたしはずっと「空海」という法名を「SKY&SEA」の意味だったと思っていたのですが、じつはそうではなく、「空(くう)=海」という意味だったのかもしれないと思うようになりました。


「般若心経」の真実―誤解された「空」の意味

「般若心経」の真実―誤解された「空」の意味

昨年の12月15日、わたしは羽田から那覇へ向かう飛行機の中で、『「般若心経」の真実』を読んでいました。「空」について考えを巡らせながら、ふと窓の外を見ると、そこにはまさに海のような雲海が広がっていました。わたしは「そうだ、空とは海で、色とは波のことなのだ!」という直観を得ました。そして、「空海」という法名を持った日本宗教史上最大の巨人の天才性を改めて痛感しました。今日、再び沖縄に向かう飛行機の中でも見事な雲海を見ることができ、「空」についての考えを深めた次第です。


めんそーれ!



那覇空港では、サンレー沖縄の黒木事業部長が出迎えてくれました。
明日は早朝から、「名護市グラウンド・ゴルフ大会」に参加します。今回で69回目を迎える沖縄最大のグラウンド・ゴルフ大会ですが、わが社は協賛をさせていただいています。そのご縁で、明日の開会式ではサンレー社長として挨拶をさせていただきます。大会終了後は、いくつかの土地を視察する予定です。朝が早いので、今夜は夜更かしをしないようにしなければ!


また、沖縄にやってきました!



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2017年3月23日 佐久間庸和