Hatena::ブログ(Diary)

一条真也のハートフル・ブログ

2013-01-04

新年祝賀会

一条真也です。

ブログ休止中ですが(笑)、新年のお祝いということで特別にUPいたします。

今日は、サンレーグループ新年祝賀式典に続いて、新年祝賀会が開催されました。

f:id:shins2m:20130104125121j:image

柔道着と下駄でステージに登場



祝賀会ではカラオケ大会が開かれ、各部署の出し物で大いに盛り上がりました。

最後は、わたしが柔道着姿に下駄を履いてステージに登場しました。

単なるコスプレではなく、これには深い理由があるのです。

昨年末、わたしは佐久間会長とともに横浜で山下泰裕氏にお会いしました。

山下氏といえば、言わずと知れた「史上最強の柔道家」です。

山下氏と柔道の話をたっぷりさせていただいたことは至福の時間となりました。

f:id:shins2m:20121105200019j:image

史上最強の柔道家・山下泰裕氏と



わたしの「一条真也」というペンネームは、梶原一騎原作のテレビドラマ「柔道一直線」の主人公「一条直也」にちなんだものです。そのことを山下氏にお伝えすると、とても驚かれ、それから嬉しそうな笑顔を見せて下さいました。

原作劇画では、じつは一条直也は小倉の出身でした。ドラマでは、桜木健一扮する一条直也の「二段投げ」とか「フェニックス」とか、とにかくアクロバティックな大技が強く印象に残っています。あと、足でピアノを弾く近藤正臣が異様でした。

ミキっぺ役の吉沢京子は、とっても可愛かったですね。

少年時代、わたしは「柔道一直線」のドラマにはまり、大きな影響を受けました。

「柔道一直線」の脚本を書いた佐々木守は「ウルトラセブン」などでも活躍した天才脚本家です。石川県・小松の螢咼襯ンの佐々木均社長は弟さんにあたります。

その佐々木社長の息子さんが、今度の衆院選で石川第二区から出馬・初当選した佐々木紀さんです。森喜朗元首相の後継者として、大きく期待されている方ですね。

f:id:shins2m:20130107131713j:image

空手ではありません、柔道です!



ステージに上がるや、前蹴りを一発かましました。「おおっー!」と会場がどよめきましたが、これは決して空手ではありません。もともと柔道とは蹴りなどの当身技も含む総合格闘技だったのです。ちなみに、わたしは剛柔流の空手も小学生時代に習いましたが、柔道こそ最強の武道であると確信しています。詳しくは、ブログ「柔道一直線」ブログ「空手バカ一代」、そしてブログ「柔道vs空手」をお読み下さい。 

さて、佐久間会長は高校、大学と通じて柔道の猛者でした。柔道の本場・講道館で修業し、「空気投げ」で有名な神様・三船久蔵先生に師事しました。大学卒業後、事業を起こしてからも「天動塾」という町道場を開き、子どもたちに柔道を教えていました。

わたし自身もそこで柔道を学びました。ですから、物心ついたときから柔道に親しみ、高校時代に二段を取得しました。大学時代に四段だった佐久間会長は、現在は七段教士です。父子で柔道に親しんできました。

f:id:shins2m:20130104125515j:image

今年は柔道の修行に励みます!



今年は、三段の取得をめざして、柔道の修行に励みます。元旦、月の広場にある桜の木に黒帯を縛りつけ、200本の背負い投げの打ち込みをしました。

なぜ200本なのかは、サンレーグループの社員ならよくわかると思います(微笑)。

企業経営においても「柔道」は大きなキーワードであると思います。「柔よく剛を制する」の言葉のとおり、柔道で勝つには、体重や体力で勝る対戦相手が、その大きさゆえに墓穴を掘るような技をかけなければなりません。これによって、軽量級の選手でも、身体的にかなわない相手を倒すことができます。

ここから、ハーバード・ビジネス・スクールの国際経営管理部門教授のディビッド・ヨフィーらは、「柔道ストラテジー」なる最先端かつ最強の競争戦略理論を思いつきました。柔道ストラテジーの反対は、体力やパワーを最大限に活用する「相撲ストラテジー」です。この戦法の恩恵にあずかるのは、もちろん大企業です。しかし、新規参入企業の成功戦略には、必ず柔道の極意が生かされているのです。

f:id:shins2m:20130104155611j:image

みんなで「柔道一直線」を熱唱しました♪



大きな企業を倒すには、つまり柔道で勝つには3つの技を習得しなければなりません。

第1の技は「ムーブメント」で、敏捷な動きで相手のバランスを崩すことによってポジションの優位を弱める。第2は「バランス」で、自分のバランスをうまく保って、相手の攻撃に対応する。第3は「レバレッジ」で、てこの原理を使って能力以上の力を発揮する。

柔道草創期の専門書には、「投げ技をかける前には、ムーブメントを用いなければならない。ムーブメントによって、相手を不安定なポジションに追い込む。そして、レバレッジを用いたり、動きを封じたり、手足や胴体の一部を払って投げ飛ばす」とあります。

わが社にも、各地域や各部署で大きなライバルがいます。

ぜひ、三つの技を駆使して、巨大な相手を投げ飛ばしたいものです。

そして、わたしは「おのれより巨きなものにひるまずに崩して投げる柔らのこころ」という道歌を披露した後、「柔道一直線」の主題歌を熱唱しました。

今年は、柔道着の黒帯を締め直して、「天下布礼」の道を突き進みたいと思います。

f:id:shins2m:20130104160033j:image

最後は、グレイシー・トレインで退場(あっ、左端に会長が!!)

f:id:shins2m:20121227135905j:image

今年も、「天下布礼」の道を突き進みます!



本格的なブログ再開に向けても、準備を進めています。もう少しだけ、お待ち下さい。

もうすぐ、デザインを一新したニュー・ブログでお会いしましょう。

それでは、みなさま、今年もどうぞよろしくお願いいたします。



2013年1月4日 一条真也

新年祝賀式典

一条真也です。

みなさま、お正月はいかがでしたか?

わたしは、長女が帰省して家族で正月を過ごしました。

今日は、仕事始めの新年祝賀式典が行われました。

ブログ休止中ですが(苦笑)、仕事始めということで特別にUPしました。

f:id:shins2m:20130104104446j:image

2013年度サンレー新年祝賀式典のようす



今日は、2013年度サンレーグループ新年祝賀式典が行われました。

さまざまな部署から総勢400名以上が、会場の松柏園ホテルに参集しました。

勇壮な「ふれ太鼓」で幕を明け、「開会の辞」に続いて全員で社歌を斉唱し、それから「経営理念」「S2M宣言」が読み上げられ、全員で唱和しました。

f:id:shins2m:20130104104538j:image

会長訓示のようす



そして、佐久間進 サンレーグループ会長による「会長訓示」が行われました。

佐久間会長は、村上和雄先生の説かれる「サムシング・グレート」、つまり人間の世界を超越した偉大な存在について語り、それは「産霊」に通じるという話をしました。

サンレーの社名の意味である「産霊」とは「サムシング・グレート」そのものなのです。

f:id:shins2m:20130104111552j:image

わたしも社長訓示をしました



「会長訓示」の後は「社長訓示」です。わたしは、以下のような話をしました。

平成25年、2013年の新しい年を社員のみなさんとともに迎えることができて、幸せを感じています。昨年はサンレーにとって大きな動きのあった一年でした。

それから、わたしも「サムシング・グレート」について話しました。「サムシング・グレート」とは、「神」や「天」や「ゴッド」や「アッラー」などと呼ばれる存在です。

この宇宙に1個の生命細胞が偶然に生まれる確立は、宝くじを買って1億円が百万回連続で当たるくらい奇跡的なことだそうです。

その細胞を、わたしたち人間は1人につき60兆個も持っています。

さらに、ヒトの遺伝子暗号は、約32億の科学の文字で書かれています。これは本にすると、1ページ1000字で、1000ページある大百科事典にして、計3200冊分にもなります。そんな遺伝子暗号を書いたのは誰か。

その正体を、アインシュタインは「宇宙の真理」といい、マザー・テレサは「サムシング・ビューティフル(美しい何ものか)」と呼びました。それを村上先生は「サムシング・グレート(偉大なる何ものか)」と名づけたわけです。素晴らしい言葉ですね!

f:id:shins2m:20130104111753j:image

サムシング・グレートについて語る



村上先生によれば、人間とチンパンジーの間にはわずか3.9%の遺伝子情報の差しか存在しないそうです。しかし、その些少な差にはサムシング・グレートの思いが入っています。「他の動物にはできない仕事をしてくれ」という使命を人間に与えたのです。だから、サムシング・グレートは人間だけにかなりの心の自由、考える力を授けました。そのことを忘れてはいけないと、村上先生は力説されました。

そして、人間がサムシング・グレートと心を通わせる方法とは何か。

それは、まず感謝することです。日本語には「ありがとう」「おかげさま」「いただきます」「ごちそうさま」「もったいない」といったひらがな言葉がありますが、これらはいずれも感謝の気持ちを表す言葉です。これほど、感謝語のバリエーションが多いのは日本語だけです。日本人は、もともと感謝する国民性を持っているのかもしれません。わたしたちも、ぜひ日頃から感謝の「ひらがな言葉」をたくさん使いたいものです。

f:id:shins2m:20130104111658j:image

「感謝」と「祈り」が大切です



そして、感謝とともに大切なのがサムシング・グレートに対して祈るということです。

よく「苦しいときの神頼み」といいますが、あまり良くない意味で使われるように思います。しかし、ある意味で最も人間的で最も自然な心の行為ではないでしょうか。

祈りの対象は太陽でも神でも仏でもよいのです。人が不可知な力について感じるようになれば、人生そのものに必ず大きな展開がもたらされてくるものなのです。

「歌聖」と呼ばれた西行法師は、伊勢神宮を参拝したときに「なにごとの おはしますかはしらねども かたじけなさになみだこぼるる」という有名な歌を詠んでいますが、その正体はわからなくても畏敬の念を抱いて祈ることが大切なのです。

もちろん、あくまで「人事を尽くして天命を待つ」が基本です。かつて、アメリカが月に向けてアポロ11号を打ち上げた際、あらゆる準備、点検をすべて終え、残るは発射のボタンを押すのみという時に、その責任者は「あとは祈るだけだ」とつぶやいたといいます。これこそ、人事を尽くして天命を待つということではないでしょうか。

人が「もう、これ以上は無理だ」というぐらいまでベストを尽くしたとき、最後にはサムシング・グレートが力を貸してくれるように思います。

佐久間会長も「オリンピックの金メダリストの多くに、サムシング・グレートのサポートを感じる」と述べていますが、まったく同感です。あの山下泰裕氏が足の怪我にもかかわらずロス五輪で金メダルを取得したとき、あのイチロー選手が不調だったWBCで最後の最後に勝利のヒットを放ち、「野球の神様が降りてきた」とコメントしたときにもサムシング・グレートの存在を感じました。

f:id:shins2m:20130104112038j:image

なにごとも陽にとらへて大いなる節目めざしてともに励まん



今年のサンレーグループは、売上・利益ともに大きな目標を掲げています。それを達成することは容易ではないと思います。しかし、各人がそれぞれの持ち場で最善を尽くし、「もう、これ以上は無理だ」という極限状況に至ったとき、最後にはサムシング・グレートが「サンレー」を助けてくれるかもしれません。

サムシング・グレートとは、宇宙の不可思議な生命力としての「産霊(むすび)」、すなわち「サンレー」の別名でもあるのですから。

そのとき、単なる目標ではなく、無理なく通過すべき節目となるはずです。

最後に、わたしは「なにごとも陽にとらへて 大いなる節目めざして ともに励まん」という短歌を詠みました。心からの祈りを込めて詠みました。



その後、各部署の決意表明や、今春に入社予定の新入社員の紹介が行われました。

最後は、全員で手をつないでの「和のこえ」で、新年祝賀式典がめでたく終了。

平成25年 庸軒ごよみ」の1月の道歌のように、「手をつなぎ人の輪つくり和をつくり声をあげれば福ぞ来れり」です。今年も、よろしくお願いします!

f:id:shins2m:20130101224255j:image

手をつなぎ人の輪つくり和をつくり声をあげれば福ぞ来れり(撮影:不識庵


2013年1月4日 一条真也

2012-08-23

冠婚・衣装責任者会議

一条真也です。

ブログ「葬祭責任者会議」ブログ「総務・人事責任者会議」で書いたサンレーグループの会議に続いて、22日は「全国冠婚・衣装責任者会議」が開催されました。

会場は、松柏園ホテルのバンケット「フェーリーチェ」でした。

f:id:shins2m:20120822172701j:image

冠婚・衣装責任者会議のようす



各地から、わが社の誇る“むすびびと”たちが集結しました。

わたしの社長訓話の前に、参加者は大分県中津市の新しい結婚式場「ヴィラルーチェ」を視察しました。いま、ブライダル業界において話題になっている式場で、「スタイリッシュ&モダン」をコンセプトとし、光、水、緑、空、自然の「5つのエレメンツ」をふんだんに取り入れた、開放感溢れる空間づくりを目指しました。

採光豊かなバンケットや、プールを備えたレストランウエディング会場、4面マルチスクリーンによる壮大な演出・・・・・まったく新しいウエディングスタイルを提案しています。

ヴィラルーチェを初めて訪れた社員も多く、みんな非常に感動していました。

まず最初に、わたしはヴィラルーチェの感想について、いろんな社員に質問しました。

f:id:shins2m:20120822173313j:image

儀式の持つ力について話しました



中津だけではなく、わが社はこれから各地に新しい結婚式場を作っていく予定です。

最高の立地に、最高のデザイン、そして最高のハード・・・・・。

もちろん、それらに加えて最高のサービスを提供しなければなりません。

冠婚葬祭サービスを提供するという儀式産業であるサンレーは、何よりも儀式というものを大切にしています。儀式には「かたち」が必要です。

そう、「かたち」には「ちから」があるのです。

結婚式とは、不完全な男女の魂に「かたち」を与えて完全なひとつの魂として結びつけること。葬儀とは、人間の死に「かたち」を与えて、あの世への旅立ちをスムーズに行うこと。そして、愛する者を失い、不安に触れ動く遺族の心に「かたち」を与えて、動揺を押さえ悲しみを癒すこと。儀式の持つ力とは、「かたち」によって発揮されるのです。

f:id:shins2m:20120822174638j:image

すべて私にお任せください!



さらに、最高のホスピタリティを象徴する言葉として、わたしは「すべて私にお任せください」という一言を紹介しました。この言葉は、冠婚葬祭やホテルといったホスピタリティ産業に従事する者にとっての魔法の言葉です。

飛行機やホテルでキャンセル待ちしているとき、大事なクレジットカードを紛失したとき、そして愛する家族を失ったとき、この一言は人の心に限りない安心感を与えます。

それから、お客様の話を「聞く」ことの大切さについても話しました。

真のホスピタリティ・マインドは相手の話をよく聞くことから生まれます。

また、上司と部下との間でも「聞く」という行為が非常に重要です。

松下幸之助は、「部下の話を聞くときに、心掛けないといかんことは、部下の話の内容を評価して良いとか悪いとか言ったらあかん、ということやな。部下が責任者と話をする、提案を持ってきてくれる、その誠意と努力と勇気をほめんといかん」と語っています。



部下の意見を聞くことがリーダーにとって大事なことは言うまでもありませんが、中世・近世では「意見」を「異見」と書きました。そして、異見を聞き、率直に自己を反省することができる人物を「人望がある」と評したのです。戦国武将のなかでは、武田信玄、徳川家康、黒田長政の三人が意見を聞くことで知られました。 

さらに諫言というものがあります。耳に痛い直言のことですね。

歴史上の人物はみな、この諫言を聞くか聞かないかで、成功するかしないか、生き残るか滅びるかの岐路に立ちました。織田信長の育て役の平手政秀が、ヒッピーのような生活をしていた信長を諌め、それでも言うことを聞かないので切腹したのは有名です。

諫言の難しさを「人間関係」としてとらえたのは、家康で、「諫言者は、戦場の一番槍よりもむずかしい。その後の人間関係がどうもギクシャクする。正しいことを言ったのだが、言った方が疑心暗鬼になり、主人からにらまれたのではないか、と思うようになる。だから、そういうことを承知のうえで直言する真の諫言者は、一番槍異常の功労者である」と言いました。リーダーとは、異見や諫言を聞かなければならないのです。



部下に限らず、人の話を聞くときの態度も重要で、絶対にしてはならないのが腕組みと足組みです。人と会話しているときは、その人とコミュニケーションをする姿勢をするのが礼儀です。腕組みは相手とのあいだに柵を設けることであり、自由なコミュニケーションを拒否するという心理的圧力を与える結果になります。そのうえに足まで組んでいれば、さらに相手を遠ざけようとすることになります。満員電車の中で足を組む場合、自分の前に突起物を構築して、それ以上に人が近づいてこないようにする。人が攻めてきても、すぐに蹴ることができる態勢をとっているわけであり、失礼千万ですね。

わたしは人と接するとき、腕組み、足組みは絶対しないように心がけています。 



逆に、するように心がけているのは、次の3つです。

まず、必ず相手の目をやさしく見つめながら話を聞くこと。

次に、相手の話には必ず、あいづちを打つこと。

相手をほめる言葉を混ぜると、さらに相手は饒舌になる。

そして3つ目は、自分が話すときには意見ではなく、質問のスタイルをとることだ。話を聞く達人とは、表情の達人、あいづちの達人、質問の達人なのです。

今日は、そんなことなどを話しました。みんな熱心に聴いてくれていました。

少しでも日々の仕事や生活に活かしてくれればと願っています。

f:id:shins2m:20120822181439j:image

懇親会で挨拶する佐久間会長



その後は、総勢50名での懇親会を開催し、親睦を深めました。最初に佐久間進会長が挨拶し、「わが社は、これから冠婚にどんどん力を注ぎます」と宣言しました。続いて、わたしも挨拶し、「今夜は、大いに懇親を図って下さい」と言いました。

それから乾杯の音頭で懇親会がスタートし、宴は大いに盛り上がりました。

f:id:shins2m:20120822193420j:image

最後は「末広がりの五本締め」で



最後は、サンレー・オリジナルの「末広がりの五本締め」で締めました。

わが社オリジナルの文化は色々とありますが、この「末広がりの五本締め」もそのひとつです。やはり、「かたち」には「ちから」があるのだと実感させてくれます。

懇親会の後は、松柏園のラウンジで二次会も開かれ、大いに交流の輪を広げた夜となりました。わたしは、3日連続の社長訓話と懇親会で、ちょっとグロッキー気味です。


2012年8月23日 一条真也

2012-08-22

総務・人事責任者会議

一条真也です。

21日、サンレーグループの「全国総務・人事責任者会議」が行われました。

会場は、松柏園ホテルのバンケット「THE JEWEL BOX」です。

わたしは、社長訓話をするために「世界平和パゴダ」から大急ぎで駆けつけました。

f:id:shins2m:20120821165817j:image

総務・人事責任者会議のようす



総務・人事責任者会議が開かれるのは久しぶりですが、長年わが社の総務課長として活躍して下さった末さんの定年退職を前にして開催されました。2005年には人事の、06年には総務の責任者会議を開きましたが、そこでわたしは短歌を詠みました。

人事については、「人事とは 人の良き面引き出して 人の振り見て我が振り直せ」。

総務については、「総務とは 法を守りて人守り 祭り護りて社を護る」。

以上のような歌を詠み、今日も改めてみなさんに紹介しました。

f:id:shins2m:20120821165224j:image

人事とは何か

f:id:shins2m:20120821165621j:image

総務とは何か



それから、総務・人事共通の訓話として「人間関係」について話しました。最初に「縁」と「絆」という言葉を取り上げ、「縁」は先天的で「絆」は後天的であると述べました。

そして、「良い人間関係づくり」のためには、まずはマナーとしての礼儀作法が必要となります。いま、わたしたちが「礼儀作法」と呼んでいるものの多くは、武家礼法であった小笠原流礼法がルーツとなっています。

f:id:shins2m:20120821173126j:image

真剣に聴く参加者たち



小倉の地と縁の深い小笠原流こそ、日本の礼法の基本です。特に、冠婚葬祭に関わる礼法のほとんどすべては小笠原流に基づいています。

小笠原流礼法などというと、なんだか堅苦しいイメージがありますが、じつは人間関係を良くする方法の体系なのです。小笠原流礼法は、何よりも「思いやりの心」「うやまいの心」「つつしみの心」という三つの心を大切にしています。これらは、そのまま人間尊重の精神であり、人間関係を良くする精神ではないでしょうか。

f:id:shins2m:20120821170229j:image

「縁」と「絆」についても話しました



原始時代、わたしたちの先祖は人と人との対人関係を良好なものにすることが自分を守る生き方であることに気づきました。相手が自分よりも強ければ、地にひれ伏して服従の意思を表明し、また、仲間だとわかったら、走りよって抱き合ったりしたのです。

このような行為が礼儀作法、すなわち礼法の起源でした。

身ぶり、手ぶりから始まった礼儀作法は社会や国家が構築されてゆくにつれて変化・発展して今日の礼法として確立されてきたのです。ですから、礼法とはある意味で護身術なのです。剣道、柔道、空手、合気道などなど、護身術にはさまざまなものがあります。しかし、もともと相手の敵意を誘わず、当然ながら戦いにならず、逆に好印象さえ与えてしまう礼法の方がずっと上ではないでしょうか。

まさしく、礼法こそは最強の護身術である。そのように、わたしは思います。

f:id:shins2m:20120821174727j:image

「人間関係を良くする魔法」について話しました



さらに、わたしは礼法というものの正体とは魔法に他ならないと思います。

フランスの作家サン=テグジュペリが書いた『星の王子さま』は人類の「こころの世界遺産」ともいえる名作ですが、その中には「本当に大切なものは、目には見えない」という有名な言葉が出てきます。本当に大切なものとは、人間の「こころ」に他なりません。

その目には見えない「こころ」を目に見える「かたち」にしてくれるもの。

それこそが、立ち居振る舞いであり、挨拶であり、お辞儀などではないでしょうか。

それらを総称する礼法とは、つまるところ「人間関係を良くする魔法」なのです。

また礼法以外にも、江戸しぐさ、愛語、笑い、祭り、掃除など、人間関係を良くする魔法がこの世には多く存在します。それらのサワリを紹介しました。

f:id:shins2m:20120821184751j:image

懇親会のようす

f:id:shins2m:20120821193533j:image

最後は「末広がりの五本締め」で



訓話の後は、末廣課長の送別会も兼ねた懇親会が松柏園ホテルで開かれました。

サンレー北九州の中野執行役員・管理本部長の乾杯の音頭でスタートしました。

最後は、末廣課長による「末広がりの五本締め」で締めました。

さらに懇親会の後は、松柏園のラウンジで二次会も開かれました。

日頃は離れて仕事をしている仲間たちが大いに親睦を深めた夜となりました。



2012年8月22日 一条真也

2012-08-21

葬祭責任者会議

一条真也です。

今月20日から22日まで、サンレーグループの「葬祭責任者会議」、「総務・人事責任者会議」、「冠婚・衣装責任者会議」と、3日連続で全国会議が開かれます。

20日の16時半からは「全国葬祭責任者会議」において、社長訓話をしました。

各地から、わが社の誇る“おくりびと”たちが集結しました。

f:id:shins2m:20120820163410j:image

全国葬祭責任者会議のようす



最初に、わたしは「国誉め」について話しました。

6月に6つの紫雲閣(せきぜん会館)がグランドオープンしたのも束の間、7月17日には新しい飯塚紫雲閣が、同月24日には新しい門司港紫雲閣がオープンしました。

ブログ「飯塚紫雲閣竣工式」ブログ「門司港紫雲閣竣工式」に書いたように、わたしは2つの紫雲閣のオープンに当たり、

その土地の伝説や歴史を調べ、それを歌に詠み込みました。

飯塚は「なつかしき故人は何処 この地より魂を送らん飯塚の里で」と詠み、門司港は「いにしへの浪漫あふるる門司港の魂の港はここにありけり」と詠みました。

f:id:shins2m:20120820165151j:image

「国誉め」について話しました



これは、古代日本の「国誉め」という儀式に通じます。

日本最初の歌を詠んだのはスサノオノミコトとされています。

怪蛇ヤマタノオロチを退治した後、次のような歌を詠みました。

「八雲立つ 出雲八重垣 妻込みに 八重垣造る その八重垣を」

これが和歌の第一号のようですが、「出雲」という地名が歌われています。これは、そのまま「国誉め」すなわち、祝福の言霊となっています。

その土地の地名を歌に詠むことは、産土の神様への最高の礼なのです。

梅雨明けしましたが、このたびの九州の豪雨は凄まじく、まさに「経験したことのない大雨」が降りました。自然の脅威を再認識するとともに、わたしは土地の神様をおまつりすることの大事さを痛感しました。「国誉め」は産土の神にさらに礼を尽くすことです。

f:id:shins2m:20120820170008j:image

グリーフケアについて話しました



次に、7月11日に京都大学の稲盛記念館で開催された「こころの再生」シンポジウムで報告した「東日本大震災とグリーフケア」について話しました。

わたしたちの人生とは喪失の連続であり、それによって多くの悲嘆が生まれます。

大震災の被災者の方々は、いくつものものを喪失した、いわば多重喪失者です。

家を失い、さまざまな財産を失い、仕事を失い、家族や友人を失った。

しかし、数ある悲嘆の中でも、愛する人の喪失による悲嘆の大きさは特別です。

グリーフケアとは、この大きな悲しみを少しでも小さくするためにあるのです。

2010年6月、わが社では念願であったグリーフケア・サポートのための自助グループを立ち上げました。愛する人を亡くされた、ご遺族の方々のための会です。

月光を慈悲のシンボルととらえ、「月あかりの会」という名前にしました。

f:id:shins2m:20120820164242j:image

「心のケア」について説明しました



1995年、阪神・淡路大震災が発生しました。そのとき、被災者に対する善意の輪、隣人愛の輪が全国に広がりました。じつに、1年間で延べ137万人ものボランティアが支援活動に参加したそうです。ボランティア活動の意義が日本中に周知されたこの年は、「ボランティア元年」とも呼ばれます。

16年後に起きた東日本大震災でも、ボランティアの人々の活動は被災地で大きな力となっています。そして、2011年は「グリーフケア元年」であったと言えるでしょう。

グリーフケアとは広く「心のケア」に位置づけられますが、「心のケア」という言葉が一般的に使われるようになったのは、阪神・淡路大震災以降だそうです。



被災した方々、大切なものを失った人々の精神的なダメージが大きな社会問題となり、その苦しみをケアすることの大切さが訴えられました。

グリーフケアは、けっして商売道具ではありません。

それは、愛する人を亡くした人の悲しみを癒す最も崇高な「こころの仕事」です。

そして、これからの“おくりびと”は単なる葬儀の実務だけでなく、ご喪家の心のケアのお手伝いもさせていただく“いやしびと”にならなければならないと述べました。

f:id:shins2m:20120820191824j:image

サンレー名物「末広がりの五本締め



その後、松柏園ホテルで懇親会が開かれました。大いに盛り上がりましたが、最後はサンレー・オリジナルの「末広がりの五本締め」で締めました。

さらに懇親会の後は、松柏園のラウンジで二次会も開かれました。

日頃は離れて仕事をしている仲間たちが大いに親睦を深めた夜となりました。

f:id:shins2m:20120820193230j:image

二次会も大いに盛り上がりました


2012年8月21日 一条真也

2012-08-18

秋季例大祭

一条真也です。

今朝、松柏園ホテルの顕斎殿で秋季例大祭を行いました。

わたしは、参列者を代表して玉串奉奠しました。

参列者のみなさんの健康・幸福、それから社業の発展を祈願しました。

この秋季例大祭でいよいよ秋の訪れを感じるはずですが、現実にはまだまだ暑い日が続いていますね。いやはや、「秋は遠し」といった感じです。

f:id:shins2m:20120818081034j:image

秋季例大祭のようす

f:id:shins2m:20120818083351j:image

朝粥会のようす


それから、参列者全員で朝粥会を開きました。

佐久間進会長の挨拶に続き、戸上神社の是則宮司による音頭で、食事がスタートしました。社長のわたしが言うのも何ですが、松柏園のお粥は非常においしいです。

塩鮭、明太子、玉子焼き、ホウレン草のおひたしなどをおかずに、みんな黙々とお粥をすすっていました。「共食信仰」という言葉がありますが、社員のみなさんと一緒に食事をすると、「こころ」が一つになるような気がします。

f:id:shins2m:20120818094459j:image

平成心学塾」のようす

f:id:shins2m:20120818100426j:image

「霊」と「礼」の話を中心に話しました



朝粥会の後は、「平成心学塾」を開催しました。

今日は、ブログ「怪力乱神を語り、無記に反す」で述べたような死者の霊に関する話などをしました。まずは最近、お手紙と著書を送って下さった池田邦吉さんという方についてお話しました。池田さんは、日本を代表するノストラダムス研究家だそうです。

大晦日のビートたけしのオカルト特番などによく出演されています。

東日本大震災の後、東京から小倉へ移住されたそうです。

最近、身内の方の葬儀をわが社の沼紫雲閣で行われたそうですが、故人が入ったお棺のもとに神々が集結して光り輝いておられたとか。葬儀の場面というのは、神々が集う神聖な瞬間であると著書『神様がいるぞ!』(明窓出版)に書かれていました。

お手紙には、わたしの正体がイザナギ神の分霊であり、今回で6回目の生だとも書かれていました。池田さんはあの船井幸雄氏とも共著を数冊出されており、その本も贈呈して下さいました。このような方が小倉におられるとは知らず、非常に驚きました。


また、ブログ「礼なき国々」で述べた韓国や中国における「礼」の不在の問題、さらには国際社会の中での日本の針路などについて話しました。

大津のいじめ事件ではありませんが、日本が国際社会のいじめられっ子にならないためにも、現政権は毅然とした対処を取る必要があります。

みんな、わたしの話に何かを感じたようで、一心不乱にメモを取っていました。

平成心学塾」を終えた後は、採用面接、会議、訪問者との面談などをこなしました。

一息ついてホテルの外に出ると、まぶしい陽射しが照りつけてきました。

やはり、まだまだ秋は遠いようです。


2012年8月18日 一条真也