15年ぶりに

当院の形成外科は今から15年前の平成11年に開設され、開設当初からレーザー治療に力を入れてきました。現在は7台のレーザー装置がフル稼働している状態です。
開設当初より使用している装置の一つにQスイッチアレキサンドライトレーザーという装置があります。青あざ、茶アザ、黒アザに使用する装置で現在でも多くのクリニックで使用されています。
当院のレーザー治療の原点です。

本日は15年前にこのレーザーを行った第一号の患者様が来院されました。記録を見ると平成11年7月19日でした。
山陰初のレーザークリニックということで、テレビで放送され、それを見られた患者様が隠岐の島から遠路はるばるやってこられました。

当院を受診する前に大阪の病院では「治療しても跡がのこるから…」「綺麗にならないから…」と言われあきらめていたそうですが、背部の異所性蒙古斑でしたので、完全に跡形もなく消失することをお話し、治療を受けられました。

15年経った本日写真を撮らせて頂きました。当然ですが、再発や傷跡もなく、アザがあったことは全く判りません。
現在85歳になられて、体の老化を嘆いておられましたが、背中の話になるととても嬉しそうで15年前の顔がよみがえったように見えました。

「治療前」



「4回治療後」



「本日(15年経過)」