http://www.automatedtestinginstitute.com/home/index.php?
- Skill Category 5: Automation Framework Design(テスト自動化フレームワークの設計)
- Skill Category 6: Automated Test Script Concepts(テスト自動化のコンセプト)
- Skill Category 7: Quality Attribute Optimization(品質特性の最適化)
TABOKのさわりにtouchするシリーズ。引き続き。
Skill Category 5: Automation Framework Design
テスト自動化フレームワークの設計は厳密に科学的ではありません。異なるフレームワーク同士を識別することはできても、特定のフレームワークに対する実装のプロセスを、業界のエキスパートのほとんどが頷けるような形で一意に定義するのはとても困難です。しかし、最も重要なことは、自動化の歴史の中のあるポイントにおいてよく考えぬかれた、適切なアプローチを組織内で磨き上げていくことです。
このスキルカテゴリでは、テスト自動化をデザインするための低レベルレイヤでの有用性を確保しながら、ITの世界で汎用的にフィットするアプローチを定義しています。
3つめだけ?なところ以外はとても頷けるステップです。これ、原文も Identifying Framework Directory Structure なのですが、ディレクトリ構造、ではなく階層化を指しているのかもです。
Skill Category 6: Automated Test Script Concepts
対象とするテストの選択
下記の分析は何をいつ自動化するのか?の選択に影響を与えます
- 手動で実行するのが退屈で自動化が比較的容易な項目
- 何度も繰り返し実行する必要がある項目
- 手動で実行するよりカバレッジが向上できそうな項目
さらに、その選択はコスト、効率、リスク軽減といった組織が重視する指標にも依存します。
自動テストの設計と開発
自動テストの設計と開発はテスト作成時におけるテストレベルごとの品質特性、自動テストに共通する要素、テスト開発標準等のインターフェースに直接ひもづけられます。
自動テストの実行と分析、レポート
テストの実行に最も関連する事項は以下のとおりです
- テスト実行に利用できるマシンの数
- エラーハンドリング
- テスト結果のレポートと分析の方法
Skill Category 7: Quality Attribute Optimization
このカテゴリでは自動化されたテストスイートのさまざまな品質特性を識別し、優先順位と制約に基づいて、これらの属性に適応する方法を定義します。
- Maintainability
- Portability
- Flexibility
- Robustness
- Scalability
- Reliability
- Usability
- Performance
一般的な品質特性が並んでいるように見えますが、一部、ロバストネス(外乱に対する抵抗性)や フレキシビリティ、スケーラビリティなど、自動テストならでは?の特性も含まれているようです。