花岡伸也のブログ このページをアンテナに追加 RSSフィード

2008-02-16

[][]勝間本「グーグル化」をついに読む

ベストセラー「効率が10倍アップする新・知的生産術ー自分をグーグル化する方法ー」をついに読んだ.購入するべきかどうか,このエントリー(10倍どころじゃない -書評- 効率が10倍アップする 新・知的生産術)が出た後,しばらく迷っていた.と言うのも,弾さんがブログ上でお薦めした「ビジネス書」を数冊購入し読んだのだが,ほとんど得るものがなかったからである(「究極の会議」は良かった).当たり前のことだけど,特定個人の書評を鵜呑みにしてはいけないなと改めて理解し始めていたのである.しかし,大学生協も店頭で売り始めたのでつい買ってしまった(生協は,組合員であれば書籍を10%割引で購入できる).

その感想についてだが,共感は得られるが,実践として得られることはあまりなかった...である.弾さんは「はっきり言う。これで10倍しかアップしないのだとしたら、あなたにはすでに相当な知的生産術があるのだ、と。」と仰っているが,私にそれだけの知的生産術があると素直に受け取っていいのだろうか?ビジネスマンではなく研究者である私にとって「これは使える!」と言うものが残念ながらほとんどない.論文執筆は基本的に英語で,メールも英語の割合が多いため,親指シフトもメリットもないし...唯一関心を持ったのは,フォトリーディング.やってみるかもしれない.

読書投資法5 ベストセラーは読みやすいが,中身が濃いとは限らない.良書は自分で探す(p.161)


勝間さんブログ:ムギ流「良書を選ぶ方法」

1. とりあえずベストセラーを買ってしまう。

1がなぜだめかというと、ベストセラーの場合、得てして、平易すぎる本が多いと言うことです。

と書かれているが,残念ながら本書が見事に該当していると思う.もしかしたら勝間さんご自身もこの自家撞着に気づいておられるかもしれない.ただし,これは一つ理由が考えられる.本書を読む前に,私はダイヤモンドの特集を先に読んでしまったのだ.この特集は本書の要約版なので,本書を読んだときに新鮮味を感じられなかった.また,ダイヤモンドの特集にあった最初の15質問(グーグル化度自己診断テスト)のうち,Yesが14で,Noが1つだったことも関係しているかもしれない(唯一のNoはSNSの加入.SNSは時間の浪費だと思っているためにMixiには入っていない)>追記:ここ,記憶で書いたので間違えていた.質問は20問あって「マインドマップを知っている」と「ランチで人に積極的に会う」もNoだった.

本書を読んで一つ決心が付いた.昨年の11月から多読を実践し始めたが,ピータードラッカーを除き,ビジネス書はもう読む必要がないだろう.この意味で本書は私に大きな意義を与えてくれたのかもしれない.

追記:ブックマークの方のコメントで思い出したが,池田信夫Blogの「あなたの知的生産性を10倍上げる法」のコメント欄で,勝間さんご自身が本の出版意図について解説している.ご参照されたい.

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