ぷよねこ減量日記 2009/5-2016/1

旧ぷよねこ減量日記です。2016年1月に新旧交代してます。

2016/1/17 ぼくらが見上げた夜空

体重が2キロも増えていた。
昨日は食べすぎた。


今日は1月17日、あれから21年が経つ。
阪神西宮駅前のダイエーに5時46分で止まった大時計がある。
(実際には少し進んでて48分くらい)
震災前にあった駅前のアーケードに架かっていたもの。
http://cafemn2010.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_853/cafemn2010/E998AAE7A59EE6B7A1E8B7AFE5A4A7E99C87E781BD.JPG?c=a1

アーケードは消えて、取り残されたようにいくつかの商店が残る。


見慣れた記念碑もきょうは「メメント・モリ」(ラテン語 人はいつか死ぬもの、そのことを思い出せ)と問いかける。
「食べ、飲め、そして陽気に生きていこう。我々は明日死ぬから」
  


軽井沢のバス事故で若い命が理不尽に奪われた。
運転していたのは65歳の新米ドライバー。
もちろん19や20で人生を終えてしまった若者たちは悔やんでも悔やみきれないほど哀しい。
でも…申し訳ないが、自分は老ドライバーの事情に考えが及んでしまう。
彼はその年齢でいかにしてこの職にたどりついたのか?
他人事じゃないと思ってしまう。


きょうは終日 テレビの前でスポーツ観戦を決めこむ。
都道府県対抗女子駅伝は個人的に見どころ満載。
兵庫の1区は高校駅伝でも1区を走った西脇工業の1年生田中希だったが馬群にまぎれて苦しい展開となる。
他にも同じ西脇の高橋ひな、大阪のムセンビ妹など高校生ランナー、学生女王の立命館のランナーにも注目して観戦する。
京都と兵庫の一騎打ち、制したのは京都!
かと思われたが最終9区で独走態勢だった京都の奥野がまさかの失速。
兵庫の竹地と群馬の西原が追う。
その背後から愛知の鈴木亜由子が追うというスリリングな展開。
無駄のない理想的なランニングフォームで鈴木が快走。
西原を、竹地をとらえる。
そして、残り2キロで京都を抜き去りトップに立つ。
タスキをつなげた時点で1分37秒あった差を逆転して愛知が初優勝。
続いて卓球の日本選手権。
平野と伊藤のみうみま対決は4−0で平野が制し、決勝は石川佳純平野美宇
4−1で石川が3連覇を飾る。

  


夕方、阪神西宮駅のカルディで珈琲豆を買う。
戻ってすぐ灯油を買いに出る。
戻ってプールへ行く。
小腹が空いたので丸亀製麺でぶっかけ小を食べる。
それなりに忙しい。
夕食はゴマ豆乳鍋
あったまる。


レンタルしたDVDで劇場版の「その街のこども」を観る。
2012年に観たのはテレビ版だった。
それよりちょっとだけ長い。
森山未來を初めて見たのはこの作品だった。
役者としての佐藤江梨子を観たのも。
そういえば彼女、神戸マラソンのスタートで手を振ってたなあ。

   


   


こんなシーンあったっけ?
こんな会話あったっけ?
若いときは映画や小説のコンテンツをけっこう詳細に記憶していたが今はまったくダメ。
恥ずかしいくらいあっさり忘れてしまってる。
ラストに近づくにつれ、最初に観たときの感情がよみがえってきた。


   


  いま ぼくらが 見上げた 夜空は
  まばたき するたびに 星をこぼした


人生を折り返したのはいつの頃だったか。
その街のこども」のエンディング曲がしみる。
震災とは関係なく歌詞がしみる。


  いつか できるだけ 遠くへ 旅をしよう
  明日を そんなふうに 夢見ていたい


          詞:阿部芙蓉美  曲:大友良英


いつか、当時僕が住んでいた武庫川団地から六甲山中の市ヶ原まで歩いて、あるいは走ってみたい。
21年前のきょう歩いた道を逆にたどる。