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2012-12-25

2012年テレビシリーズアニメ話数単位10選

今年もこちらの企画に参加させて頂こうと思います。年末の締め括り、そして今年度のアニメを振り返る意味も兼ねて。

また選出基準の方は、改めてアニメが好きだ、アニメって面白い、と思わせてくれた回といった感じで、非常に感覚的ですが心を揺さぶられたような、そんな単話を規定数選出させてもらいました。それ以外はルール通りで、順不同、他選出順等に他意はありません。コメントはツイッターの焼き回しが多いですがご容赦を。



ブラック★ロックシューター 8話 「世界を超えて」

脚本:岡田麿里 絵コンテ吉岡忍今石洋之 演出:吉岡忍、今石洋之 作画監督:芳垣祐介

何処かに必ずあなたを見守って愛してくれる人がいるはずなんだという答えは後々に辿り着く境地でもある反面、それ以前にあなたを見守って愛してくれる“あなた自身”をまずは認めて、愛しなさい、という応え。人は傷つけ合いながらにして生きていく、だからこそ― というまさに世界/個を超える話だったなと。CGとアニメーションで描かれた世界観とその融合も見事でした。




TARITARI 6話 「笑ったり 想ったり」

脚本:橋本昌和、佐藤梨香 絵コンテ:多田俊介 演出:倉川英揚 作画監督:大東百合

和奏の物語としてはその基盤となる5話も素晴らしかったのですが、やはりその結末としての“享受”を描き切ったこの回こそが個人的には最高に泣けた上に、幸せな気持ちで満ち足りたそれだったなと。和奏が泣いて、お父さんが泣いて、想いを馳せてはお母さんも泣いて。その涙は全て地続きであり、だからこそ繋がり紡がれ、想いは回帰して「ああ、そうなんだ」という確信に至るまでのロジックがもう堪らなく感動的です。また、家族の物語が合唱部の物語として受け継がれていくEDへの流れも良いですね。まさに全ての点が線へ昇華される素晴らしき美談でした。




さんかれあ 3話 「さんか…れあ」

脚本:高木登 絵コンテ:畠山守 演出:久保太郎 作画監督:瀧原美樹、金順淵

礼弥における“辛辣な生”を“幸福な死”へと反転させる演出、魅せ方がもうめちゃくちゃ良かったなと。まさに胸に突き刺さるような強烈な映像体験でした。また全話視聴後に改めて観返せば作品としての在り方や答えが多く垣間見れる回でもあると思うので、そういう意味でも何度だって観返したくなる回ではありますね。




戦国コレクション 18話 「Four Leaves」

脚本:待田堂子 絵コンテ:後藤圭二 演出:三上喜子 作画監督:中村深雪

冒頭数秒からラスト、ホワイトアウトのその瞬間まで終始惹き込まれる映像、物語の面白さ。世界の無情さを鮮烈に徹底して描く反面、だからこそ“前向きに生きる強さ”は映えるのだなと。生きることに対し、互いが互いに救いを与えた関係図を非常に秀逸に描き、その世界観を表現する全体的な創りにおいてはまさしく類稀だったと感嘆させられた至極の回でした。




ひだまりスケッチ×ハニカム 6話 「9月25日 おしゃべりスケッチ、9月29日〜9月30日 ヒロさん」

脚本:潮月一也 絵コンテ:八瀬祐樹 演出:平田豊
作画監督:潮月一也、宮西多麻子、清水勝祐、西山忍

Aパートのニヤニヤが止まらない宮ゆの空間に反し、Bパートの想いが溢れ思わず涙したヒロ沙英空間と、それらの繋ぎ方、落とし方が絶妙過ぎた回。しかしだからこそ、アバンから一周して帰る“ひだまりの空間”は、やはり幸せに満ちているのでしょうと。ラストの横一列に並ぶ安心感が最高且つ、だからこそヒロさんの瞳に映る世界は余りにも澄んでいて、さらなる未来への明るい希望を予感させてくれたのではないかと思います。




ソードアート・オンライン 7話 「心の温度」

脚本:向井良和 絵コンテ:立川譲 演出:星野真 作画監督:齋藤敦史 総作画監督足立慎吾

常に死と隣り合わせである仮想現実を前にして、“恐怖”ではなく“生きることの喜び”を最重要視した素晴らしき回。自由落下しながらのリズベットの告白と、その後の「生きていて良かった」の言葉に強く心を打たれました。そして、彼女もまた負けヒロインとしての輝きを背負うのだなーと。また、SAOという物語に対しての見方を確立してくれた回でもありますね。




君と僕。2 7話 「Sweet sweet,bitter」

脚本:平林佐和子 絵コンテ、演出:青井小夜 作画監督:都築裕佳子、林央剛、青野厚司
総作画監督:都築裕佳子

千鶴のもどかしさ溢れる片想いの青春劇に一つの答えを示してくれた素晴らしき回。千鶴とメリーが並ぶことで浮かぶ高低差のつく影から、数歩下がり立ち並び、ラストの心象風景までの流れが余りにも秀逸でした。現実を受け止めつつも、ただ真っ直ぐにその想いを伝えてみせた千鶴の直向さにはもはや感動せずにはいられないなと。




戦姫絶唱シンフォギア 12話 「シンフォギア」

脚本:金子彰史 絵コンテ:追崎史敏 演出:清水一伸 作画監督:宮嶋仁志

翼の戦闘シーンから終盤に掛けての盛り上がりがもう半端じゃないです。“歌うことは生きることそのもの”と描き出すその過程の先に流れる“みんなの歌声”と、叫ばれる『シンフォギア』の共鳴に、その応えとして奏でられるOP「Synchrogazer」。統一言語などなくとも想いは伝わるのだと糾弾する力強さは身も心も震えるほどの興奮と感動でした。エンドロール開始からあのOPの出だしとか、もうしてやられた感満載です。




咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A 12話 「約束」

脚本:浦畑達彦 絵コンテ:小野学 演出:セトウケンジ
作画監督:酒井孝裕、横松雄馬、片岡英之、武智敏光、大原大、三股浩史、橋口隼人

松実玄に対し溜まったフラストレーションの開放。この卓で麻雀をしていないのはお前だけじゃないか、というそれまでの憤りを、回想と自己嫌悪、またそれ故の突き進むための勇気をもって爽快さに昇華してくれた展開と力強い煽りはまさに『咲-saki-』であると同時に、最高のカタルシスを与えてくれたなと思います。4人の内、勝者が一人しか選択されない麻雀というあの空間の中で、それぞれが一つの信念をもってそれを貫き通し戦いを終える物語の終幕はいつ観てもほんとにいいものですね。




ガールズ&パンツァー 9話 「絶対絶命です!」

脚本:吉田玲子 絵コンテ:水島努 演出:柴田彰久、橋口洋介
作画監督:竹上貴雄、KIM YONG-SIK、KIM SHIN-YOUNG

カメラアングルや戦車道の魅せ方がめちゃくちゃ面白い本作品にして、その根底に力強く根付く「青春感/一体感」がとても良かったなと。また、雪上を逃げ回るあのシーンが最高で、“逃げること”が“戦うこと”に昇華されると、そこから溢れ出す熱量はいつだって受けての心をも熱くさせてくれるのだなと改めて思い知らされた懸命な少女たちの物語でした。いつの日かの夢のために、何より今を共に戦う友のために。そう疾走し、踊る戦車はまさしく彼女たちの想いの具現化体でもあるのかも知れません。




以上が、2012年度テレビシリーズアニメにおける話数単位10選になります。

他にもたくさんの素晴らしい作品/単話がありましたが、悩みに悩み通した結果、終わってみれば上手く選出することが出来たのかなと思っています。

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