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Paradism このページをアンテナに追加 RSSフィード

2014-06-12

『ご注文はうさぎですか?』 の手の表情が素晴らしい

ごちうさ』 の手先の描写が凄く好きで、この作品に対する第一印象はとにかくそういった描写への気配りの素晴らしさだったように記憶しています。


これは1話視聴後のPOSTですが、そんな1話以降の回もそれらの描写が荒削りになっていくことなど全くなく、終始この作品はそういった指先、手先の表現と表情にとても拘っていたように感じられます。また下記のブログ様でもそういった繊細な描写について「率直に考えれば指を見せたいってことなんだけど、もうちょっと大きな意図もありそうな気もする。まだ言語化できないけど。まぁそれはそれとして、きれいな指はいいですね。」 と纏められていて、強く共感させて頂いた次第です。

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1話の手先描写に関しては特にこういったカットにその拘りが強く宿っていたなぁと。“少女を可愛く描く” ということを指先からきっちり再現していこうという気概がひしひしと感じられてくるようで、それこそつい撫でてしまいたくなるような可愛らしさがありますね。

爪の付け根は色トレスで、こちらもアクセントとしては可愛さ2割増し。特に左のカットでは爪半月 (付け根の白いとこ) の再現までしている上、爪先の塩梅までとても綺麗に描いています。コーヒーショップの店員という役割柄からしても、この清潔感は凄く+αな表現としてよりこの作品の世界観の構築に役立っているのではないかと思います。それこそ彼女たちが働くあの店につい足を運んでみたくなるなぁとか、そんな感覚。

正直、こういった身体的な細部の表現にはそれこそデフォルメとリアル度合いの微妙な境界が存在すると思うのですが、それをこうも巧く捌いてくると感嘆の声しか出てこないと言いますか。引いたカットとアップのカットではその描き方ももちろん変わってくるわけですが、どの程度引いて映した場合にはこの程度のデフォルメで、またはアップで映した場合にはこのぐらい繊細な描き分けでと、もしかすればそんな作品の方向性をスタッフの方々もなんとなくではありながら共有しているのかも知れません。

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また爪に色を乗せるからこそ描くことの出来るハイライト。そのちょっとした手先・指先の表情の付加が与える印象はやはり段違いで、8話のコーヒー牛乳の蓋を押し込むシーンのアップカットからは 「これぞ、ごちうさ!」 感が滲み出ていたように思います。

また手は温かみの象徴でもあります。誰かの頬へと手が添えられた時、誰かの頭を手が撫でた時、そして誰かの手を誰かの手が掴んだ時。そこには必然と優しさや温もりが宿り、あるいはその手先の動きや表情の木目細やかさ次第ではそういった感覚って何倍にも膨れ上がるものだと思います。だからこそ “手先” や “指先” に徹底した拘りを込めてきた作品にはそれだけで 「良いなぁ」 なんて思える心地良さが漂うし、観ているだけで心が落ち着くんだよなぁとか。

なんとかは細部に宿る、なんて言葉もありますが、それこそ細部に何かを宿した作品はそれそのものが作品全体の雰囲気をも良くしてしまうことだってあるのだと、改めてこの作品は私に気づかせてくれたような気がしています。

可愛い女の子たちの掛け合いと仕草が可愛い 『ご注文はうさぎですか?』。コメディなやり取りやそのための間の遣い方もまた素晴らしく、毎回毎回が凄く丁寧に作られている印象ですが、その礎も彼女たちの手先を見れば納得の感覚と言いますか。なんていうか、ほんと手を握りたくなる (身を委ねたくなる) アニメだなって思います。素敵です。

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