週刊水曜日[Hatena Blog]

ブログのタイトルは「週間」ではなくて「週刊」なの。

安定を目指せ! (出来れば静穏に…)

CD-R ドライブのファンは電源が入っていると常時回りっぱなしなので、内蔵タイプを廃して外付タイプに更新しました。
空いたスペースにはViPowER社 MOBILE RACK VP-10LSFU-66/100 を取り付けました。

MT-PRO1000(初期型)の前面
MT-PRO1000(初期型)の前面

PentiumIII 800MHz を売却して Celeron 1.4GHz に換装しました。
「PowerLeap PL-iP3/T」の下駄が不要になった方がいたのでお願いしていただきました。下駄に添付されているファンが無い状態です。いままでの付けていた親和産業のCPUクーラー付属の松下電器産業製ファンをそのまま流用することにしました。

PowerLeap PL-iP3/T と intel Celeron 1.40GHz

PowerLeap PL-iP3/T と intel Celeron 1.40GHz と CPUクーラー付

ただ、FC-PGA2はCPUの高さが違っています。無理矢理取り付けましたが、下駄のCPUソケットの爪がかなり引っ張られてしまいます。『そのうち、爪が取れてしまう障害が発生するかもしれません』と心配していましたが2005年4月現在持ちこたえています。

PowerLeap PL-iP3/T の CPUソケット

P3B-Fに取り付けると、あっさり動作します。
PL-iP3/TではCPU内蔵の温度センサーは読み取れなくなりました。ASUSのゲタではPentiumIII 800MHzの温度情報は読み取れていたのですが。
温度センサーをヒートシンクとCPUの間に入れて取り付けたら温度センサーは圧壊してしまいました。いざ代替品を探したら結構見かけなくて探すのに苦労しました。
購入した温度センサーはCPUクーラーに貼り付けることにしました。

2002年6月順調に稼働していたパソコンですが、RAIDを組んでいるハードディスクにErrorが頻発するようになってしまいました。

暑くなったので熱がこもっているのか? と思い、前面ファンを復活することにしました。
前面ファンを取り付けた状態
ファンの取り付けにはJustyの防振シリコンシートDVP-F80、アルミ製フィルタ DSF-N80をケースとファンの間に挟み込みました。

電源容量が足りなくなったのか? とも思い電源も換装することにしました。
電源ユニット徹底比較 2001年の DOS/V magazine 電源ユニット徹底比較 2001年3/15号 によれば ENERMAX がお薦めだけど、電源交換はケースに注意しなければなりません。
私のSOLDAMが販売したケース MT-PRO1000(初期型) では、ENERMAX の電源は取り付けは出来ても吸気ファンの位置が天板の方になるから吸気できなければ排熱が出来ないので使えません。
結局、「Super 静」420Wタイプ http://ascii.jp/elem/000/000/330/330221/
にしました、これならファンは排気用1つだけだから。

電源換装前

Super 静 420Wタイプ 電源換装後

でも、「静」よりも「Super 静」の方が静からしいのだけれども、排熱のため室温が高いと高速でファンが回転します。あまり静かになった気がしません。

これだけしても、RAIDを組んでいるハードディスクにErrorが頻発する症状は変わらず安定しません。
IDEケーブルに問題があるのかと高級IDEケーブルに取り替えてみたらケーブルが固くてコネクターにしっかり入らないので、意味がありません。
2002年10月5日までのHDD実装状況

前面ファンの前にHDDを移して風通しを良くしてみましたが、これでも安定しません。

原因は HDD 自体の不具合。http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/2002/link/hdd.htm
私が購入したのはバルク品なので初期不良交換の対象にはなりません。
仕方なく、代替品を購入したら、症状は治まりました。電源換えなくても良かったのかなぁ。

Maxtor 4R080L0 を2台購入して、40GB HDD 4台(RAID 0+1)の構成から 80GB HDD 2台(RAID 1)の構成にしました。
これにより、HDD のモーターが2台になりHDDの音はファンの音よりも小さいので気にならなくなりました。

夏にコンピュータをスタンバイ状態にしたとき復帰できないので電源を入れ直さないといけない事が稀にありました。
起動仕直した直後のCPUの温度がかなり高温になっていました。PL-iP3/TのLEDは点灯してますからスタンバイ時にもCPUは動いている? となると熱で起動できない?
スタンバイ時にはP3B-FのCPU FAN端子に接続しているとファンは回っていません。PL-iP3/TのFAN端子に接続したらファンはスタンバイ時にも回ります。けれど、それではファンの回転数がP3B-Fで検出されません。
そこでP3B-FのCPU FAN端子には回転数信号だけ接続して、PL-iP3/T のFAN端子からはファンに電源供給してやることを試してみました。

コネクタのプラグだけ利用します
3端子ファン用のコネクターセット
回転数信号線を抜いてPL-iP3/T のFAN端子に接続
回転数信号線を抜いてPL-iP3/T のFAN端子に接続
CPUファンに付いているプラグから回転数信号の端子だけ抜き取り、PL-iP3/Tに接続します。
コネクタのプラグには回転数信号の端子を位置を間違えずに差し込みます
回転数信号線だけをFAN用コネクタに挿す
P3B-FのCPU FAN端子には回転数信号だけを接続
P3B-FのCPU FAN端子には回転数信号だけを接続します。

思惑通りP3B-FでCPUファンの回転数がモニタできて、スタンバイ時にもCPUファンが回り続けて冷却がおこなわれます。
スタンバイ時に動くファンが1つ増えてしまったので少しうるさくなりましたが、復帰で止まることは少なくなると思います。

とりあえず、この項は おしまい。

関連記事
PowerLeap PL-iP3/Tの改造(失敗)