’08俺ベス 小説部門 5位〜1位


5位 「チーム・バチスタの栄光」上・下 海堂尊

チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)

チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)

医療ミステリーとしても良質な作品でした。
でもね、何より白鳥萌え!
小説の彼は阿部寛でも仲村トオルでもないただのおっさんだけど、そんなただのおっさんのあなたが好きだ。
実際いたらものすごく嫌だけど、フィクションにおいてこういう役どころ好きだわー。


4位 「イニシエーション・ラブ乾くるみ

イニシエーション・ラブ (文春文庫)

イニシエーション・ラブ (文春文庫)

やられました。
最初、なんだよミステリじゃないじゃん、ただのラブストーリーかあと思って読みすすめ、人が死なないなあとミステリだから人死にを待っていたら、ラストのラストで「やられたぁ」と悶絶。
なんだよ、そういうことかよ、たっくん。
主人公の女の子怖いよ。


3位 「放浪の戦士 デルフィニア戦記茅田砂胡

放浪の戦士〈1〉―デルフィニア戦記 第1部 (中公文庫)

放浪の戦士〈1〉―デルフィニア戦記 第1部 (中公文庫)

古本屋で何気に買ったんだが良質のファンタジー小説でした。
すでに完結しているので安心して読めますし。
少女と青年が旅するってシチュも大好物ですし。
これから集めるぞー!!


2位 「のぼうの城」和田竜

のぼうの城

のぼうの城

とにかく2008年は面白い時代小説にいっぱい出会えました。
しかも司馬池波じゃなくて。
のぼうは地味な藩でもストーリーと人物が良ければ胸躍る小説になるのだなと再確認させてくれた。
のぼう様いいよ、のぼう様。
バチスタの白鳥と違ってのぼう様はリアルで傍にいてほしい。