アスキーアートの起点

AAを作るときのセオリーとして、「キャラクターの目から作れ」というのがあります。私も以前は大型AAを作るとき、そのセオリーを念頭に置いて作っていました。

たとえば上から順につくっていって、

　　　　　　 開始点→,､　　,､
　 ∧＿∧　　　　　　;　`ー' `,
　（　･∀･）　　→　　ヽ・　　　　　ああ、目の位置がうまく置けない！

　…とか、なるからです。

18 ：・x・） ：04/03/25 13:31 ID:???
■経験則による言い伝え■
スラングと言うか格言と言うか。一部を。
（前略）
[AAは目から作るべし]
人物AAのとき。トレースだと特に左上から描くのがとっつきやすいが、左上から描いてる熟練者はあんまりいない。目はほとんどの場合で最も難しく、かつその人物の特徴を成している。また文字を駆使できる場所であるというのがその理由。目の描き方で誰が描いたか分かる、なんていう極端な例もいくつか。目じゃなくても、顔のパーツで難しい部分があるときは（口とか鼻とか）そこから描くのが良いこともある。いずれにしても、AAを左上から描き始めるメリットはほぼない。（とっつきやすいという点を除いては）
（攻略）

diodさんの「基本的なAAの作り方」より
参考：http://f3.aaa.livedoor.jp/~minority/

こんな風に、AAにはその中心となるパーツ、すなわち起点があります。それは一番表現に気を使うところになる場合が多く、作り手のクセや考え方も反映する部分と言えます。他人のAAを見るとき、この起点を探し出してみるのもおもしろいかもしれません。

そんなわけで、私も最初の頃は目ばっかり起点にしていましたが、セオリーはあくまでセオリー、それプラス臨機応変さも必要です。表情を大事にする場合、そのAAの内容によって目・口・鼻・眉の４つから起点を選ぶようにすると良いようです。さすがに眉から作ったことはまだありませんが…。

＊口を起点にして作ったAA。
　このキャラは瞳が大きいので、ある程度融通が効くと判断したため。

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＊目を起点にして作ったAA。この場合は細目のため、表現の幅が狭いと判断。
　逆に口の線の繋ぎが影響を受けて甘くなっています。
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　　　　　　　　　　　　　　　＼/　 < 　 介y < 　 i: /
　　　　　　　　　　　　　　　　 i　　<｀Ｖ　Ｖ／　　Ｙ
　　　　　　　　　　　　　 　 　 |　　　フー{　 　 　 |
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※これはとってもわかりやすい「目」が起点。

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　　　　Ｙ;';';';';';';';';';';'　　　　;';';'　;';';';';';'彡
　　　　ﾐ;';';';';';';'＿　　　　　　＿;';';';';';'彡
　　　 三;';';';';' Ｔ●ヽ　　 　/●ﾌ ' ' ' '三
　　,'"⌒彡;';';';' ￣ 　 ;_::::_;　　　　　 ミヽ
　/　　ヽﾐ彡, ヽ　：：．｀Ｙ ．：：　,::／　　｀ﾐ
_ { { ヽ ,,ﾐ__,.-''"彡､..-'"^ヽ､メ''"（　,　　　 }＿＿＿＿
　ヽヽノ　 　　 　（（｀ '''''''''" ）） 　 Ｙﾉ i　ﾉﾉ
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