雪が


夕べの大雪、朝になって止んではいるものの、積雪と凍結した路面で、たいへんなこと、たいへんなこと。




坂道ばかりのこのへん、ほんとうに困った。

うちの前の長い坂を下らなきゃいけない、外にでた主人は、わたしのブーツのままじゃ、あの坂は歩いて下ることできないとの判断で、タオルを切って、交差して底に巻いてくれた。


えぇぇ〜、タオルはないでしょう、仮病の脱走兵じゃあるまいしと思いながら、テレビでは早々から、雪による事故の報道と注意を見て、体裁より安全のほうが大事だと悟る。


そのブーツを入って坂を下っていると、巻いたタオルのありがたさが身にしみる。よかった〜と思うヒマもなく、もう現実の厳しさに気を取られて、

雪の下は氷だわ、足が滑るわ、周りに尻餅つく人はいるわ、電線に付いてた凍った雪が落ちて、おでこに激突するわ。


もういいや、このまま立ち止まって雪が溶けるの待とうか。

陽は眩しく昇ってはいるが、気温が低く、しばらく溶けそうにないや、こりゃ。


いつの間にか、片方のブーツのタオルが行方不明に。きっと立ち止まって迷ってる間、ブーツより氷のほうに転向したに違いない。

雪溶けた時に、なぞのタオルに戸惑わないで〜、ごめんなさい〜


緊張のあまりなのか、女性が道端のお寺に入って、
「お寺なんだから、前の道路の雪かきしなさいよ」と怒鳴る。


白い天使のはずの雪、この町に大騒ぎを起こす。



お花たちだけ、関係ない顔して雪とお互いの美しさを褒め合う。



あと、喜んでるのは、朝からソワソワする、登園道のふみである。




黙々と雪かきする保育園の先生たち。





仕事先に出入りするお花屋さんに聞いてみた、謝恩会のお花のことを。


ひまわりがいいかと思ったけど、この季節に、ひまわりは小さくて、持ちが悪いから、お勧めできませんと言われ、
ガーベラはいかが?黄色いやピンク、お祝いに、と。


相談の結果、一本一本セロハンで包んで、リボンを付けて、で、一本200円。

即T君のママにメールしてご報告、
それでOKだと思いますとのご返事を頂き、フぅー、ほっとした。
これで堂々と来週土曜の親睦会に出れるわ。


ちなみに親睦会の知らせメールが入って、
場所、いかにも居酒屋っぽいところだった。
「二時間の飲み放題が付いてます」

の、飲み放題?ありゃ〜あたし、飲めないのに。そう言えばTくんのママもOくんのママもMちゃんのママも、飲めそうな感じだもん。


二時間の飲み放題、はいはい、皆さまに二時間、付き合うのはできないが、見守りますよ。



夕方になっても、道路の雪まだ全部溶けていない。

パパは自転車で水泳へ。すごっ。


保育園で雪合戦をさんざんしたふみは、夕食後、宿題を。明日は柔道があるから、明日の分まで。えらいえらい