ゆき

立春の今日は、寒くなりました。


ぽつぽつの雨は、だんだん雨足が強くなり、夕方に近い、大きな、羽のような雪が、満天に舞い降りて。

わ〜、雪だ〜



帰路を歩くわたしは、遠くから、同じく帰宅のふみが向こうから歩いてるのが、わかりました。


青空色の傘をさし、ふみは雪の中で歩いてる。

ちゃんと白い線の内側に歩いてるわ、あ、ちょっとはみ出した、でもすぐまた白い線の内側に戻っては時々たち止まり、空を仰ぎ見る、するとたちまち髪に白い大きいな雪が降りてきて、また歩き出して、今度は腕を伸ばして、傘からはみ出して、ずっと雪に触れ、ランドセルに付けてるランチョンマット、愉快に前後に跳ねて。


そんなわが子を、思わず眺めて、いとおしく、胸一杯になるわたしでした。




夕飯に、焼餃子を作りました。








今日の帯留め。