キャベツ タケノコ
朝起きたふみは、熱もなく、吐き気もなく、
回復しました。
体力はだいぶ消耗したようで、だるそうにいます。
今日は急に寒くなって、雨が降ったり止んだり、体調まだ万全じゃないですから、学校に行って、疲れたり、冷えたり、返って長引くんじゃないかと、お休みにしました。
ハサキチ、餌を受ける時、よく体を起こして、立ってるように見えて、げんきげんき。
キャベツも食べられますよ、ハサキチは。
げんきなハサキチを見ていると、ほんとうにホッとするわ。
メダカたちは、相変わらずの臆病者です。
昼前、学校へ向かいます。
担任の先生に、集金袋(今日は教材費集金日)を渡し、いろんな知らせや宿題と、ふみの体操着を持って帰ってきました。
パラパラの雨の中、近くの公園を通る時、
「××さん〜、こっちこっち、××さん〜」と呼ばれ、
倉庫の中、ふみの同級生の三人のお母さんが、炭火を囲んで座り、わたしに手を振ってます。
え〜なにをなさってるの?
毎週、この公園で、子供たちをとこどん遊ばせるイベントのようなのをやってて、お母さんたちは、お味噌を作ったりして、子供たちの面倒を看てます。
「学童も来るから、ふみくんも来たりしてますよ。鼈甲飴を作ってたよ、この前は」
えらいね〜、みなさん。
なんか、なんもしない、なんも知らない自分が情けなくて。
「お味噌、飲んでいく?もうすぐだから」とSさんが。
「そうそう、飲んでいけば、具だくさんで美味しいよ」と一人年配の男性が。
「あ、こちら××さん、学校のOB、いつも面倒を看てくれてるの、来週の遠足も、付いて行ってくれますよ、ね?××さん」とSさんが。
その年配の男性は「行きます行きます、遠足は」
えらいね〜、みなさん。
「お味噌の具材とか、どうしてますか」とわたしは、
「みんな出しあって」
「あ、竹の子、要ります?」
「竹の子?!いいですね、というか、大歓迎大歓迎、焼いて子供たちに食べさせるよ、で、どこにあるの?竹の子は」
わたしはうちに戻って、冷蔵庫にある湯がいた竹の子を持って、また公園へ行き、渡しました。
とても喜ばれました。
「一緒にやりましょうよ」と誘われましたが、だるそうなふみがうちにいるからね。
竹の子、よかったわ〜