ミシン

今日はふみの学校の始業式です。


朝は早く起きているふみは、ランドセルをしょって、体操着や防災頭巾など、ほかの荷物は、わたしが用意した大きい黒いカバンに詰められました。

それを持って出ようとするふみ、急に、「これ、いやだ、別々に持っていく」と、その黒の大きいカバンをいやがって。

「どうして?このほうが便利なのに、何個も袋を持つよりは」

「このワッペンは嫌だ、ミシンなんて」


ああ〜、1年生の時も2年生の時も、嫌ではなかったのにね〜、このワッペン。

仕方なく、黒いカバンから、そのミシンの小さいワッペンを外しました。
好きなワッペン。

ふみは、無地の黒いカバンを持って、登校しました。




壁に、脱皮成功目前の蝉。



少し遅いが、ぎりぎり間に合ったね、季節に。