秋晴れ
Sさんと10時の待ち合わせをしまして、図書館へ。
有栖川公園を通って、小さい山を越えて、図書館は目の前にありました。
例え低くても、“登る”ことは、わたしには、厳しいことです。
階段であろうか、坂であろうか、このような、緩やかな山であろうか。
Sさんは、相変わらずお元気ですこと!
羨ましい限りです。
Sさんは、分厚い歴史の本を読んでらして、
わたくしは、エッセイを。新刊の。
鎌倉での生活を綴っているこの本は、読み心地が良くて、スイスイと進みます。
お昼は、図書館の食堂でいただきました。
「有栖川定食」ですって。わりと質素な定食でございます。
帰りは、行くときの広尾駅ではなく、麻布十番駅まで歩きました。
Sさんはこの辺が詳しくて、なんの迷いもなく、住宅街の裏道を通りました。
ふみはこの赤い縁のお皿のことを「昭和のちょっと気取ってる洋食屋のよう」と言っています。
ふみの表現は、いつも面白く、けれど適切なんです。
普段の会話に、笑ってしまうこういう表現は、多いんです。