すかいどろっぷ

ポケモンシングルを中心とした構築および考察置き場です

【USM S8使用構築 最高2092/最終2060】カバマンダガルド蝶蛙劔【シングル】

S8お疲れ様でした!少し遅くなりましたが毎シーズン終わりの恒例行事でもあるので、最終で使っていた構築記事を投下しておきます。

<使用パーティ>

<構築の経緯>
前期に流行していた「カバマンダガルド」を主軸に今期何かしらの形を自分でも形成したいと考え、シーズン中盤以降模索していった。
サブロムで何通りかまわして思考を重ねた結果、前期結果を多く残していたの並びに最終的に行き着いた。
このカミツルギはスカーフがメジャーだと思うが、相手の中低速サイクルを崩しやすい剣舞型に変更をし、
ゴツメメガ残飯マゴ悪Zで2000を乗せた。

もう一つのROMで2000↑を目指そうとし同じ並びで使用したが1900帯で低迷し、チューニングを図ることにした。
結果出来上がったのがである。
以下、採用順。

<構築の詳細>
ボーマンダボーマンダナイト

意地っ張り 威嚇→スカイスキン
メガ後:197(212)-189(52)-151(4)-*-128(140)-153(100)
八つ当たり/地震/竜の舞/羽休め
A:無振りミミッキュを八つ当たりで1発
D:C125アナライズポリゴン2の冷凍ビームを75%で耐える
S:最速100族抜き
耐久:A111-C211メガリザYの晴れニトロチャージ+めざ氷を超高乱数耐え

構築の始点。エースとしての自覚を高めるために色乱数を覚えてツモった。

配分は前期に蔓延していた配分をベースにDを少し落として素早さを準速100族抜きにメンテした。
Dに振らないと重めのリザードンバシャーモなどのめざ氷で簡単に圏内に入ってしまうので、この配分に間違いはなかったように思う。

ウルガモスがいることで強くヒードランを呼ぶことや、ウルガモスを選出せずとも鋼へのダメージソースを持てるようにテンプレから身代わりを切って地震を持たせた。

ギルガルド@食べ残し

冷静 バトルスイッチ
ブレード:161(204)-170-71(4)-222(112)-73(20)-75(28)
シールド:161(204)-70-171(4)-112(252)-173(20)-75(28)
シャドーボール/影打ち/毒々/キングシールド
H:16n+1
C:全振り
S:50族とミラー意識
D:余り

ボーマンダの相性補完。
ポリゴン2カビゴン等の耐久お化けに毒を盛る芸当が他のメンツでしづらいので残飯型。

特殊方向に厚めにする場合もあるが、そこはウルガモスでも詰めれるケースが多いので瞬間火力を引き出せるHC型。

S72抜きがクチートのSの指標にされるのではと危惧して申し分程度にSを振ったが特に意味をなさかった。
HP満タン時にこの型のガルドミラーが起こると下を取った方が勝てるので最遅かカバルドン抜き抜きの69もいいのではと感じた。

カバルドン@ラムのみ

腕白 砂起こし
211(220)-133(4)-172(148)-*-109(132)-68(4)
地震/欠伸/ステルスロック/吹き飛ばし
B:A143ミミッキュの+2じゃれつくZ(ぽかフレ)を最高乱数以外耐え
D:C179アーゴヨンのドラゴンZ(流星群Z)を最高乱数以外手
S:同族抜きで+1

ウルガモスがコケコだったときはゴツメで使っていたが、コケコを抜いた瞬間にガッサがどうしようもなくなったので泣く泣くラムのみを持たせてみた。

積みエースが三体いるので地震氷の牙みたいな構成ではなく補助的な欠伸ステロ型としている。

ガッサを薄く見るなら混乱実でいいと思う。

ゲッコウガ@拘りスカーフ

無邪気 変幻自在
147-147(252)-88-124(4)-81-191(252)
岩石封じ/ダストシュート/とんぼ返り/冷凍ビーム

カバマンダガルドを崩しにくるポケモンとして挙げられるリザードンウルガモス、レヒレ、水Zゲッコウガに強めのメタ枠。
メタを貼ってるのがあからさまにバレるのを防止するため、型が豊富なゲッコウガにこの役を任せた。
メタへの打点として、岩技、ダストシュート、とんぼ返りを持たせたA振りの型を採用。
アーゴヨンボーマンダなど一度起点を作られたら止まらなくなるストッパーも兼ね冷ビを持たせている。
岩技が岩石封じなのは起点防止と命中率を考慮したことと、岩雪崩だとスカーフがバレやすいと思ったため。
175-113くらいのリザYならば封じでもワンパンできるので火力的に最低限は満たされている。

コケコを入れていた時は襷で使っていたが、スカーフと思わしき初手のランドロスボルトロス、ヒトムなどに一泡吹かせるのと相手のゲコを上から殴るためにスカーフを持たせた。
技の使い分けができない部分に不便さは感じたが、それ以上に、高いSから打点を持てる点の方がメリットが大きかった。

恐らく本構築のMVP。

カミツルギ@悪Z

陽気 ビーストブースト
135(4)-208(52)-152(4)-*-76(196)-177(252)
リーフブレード/辻斬り/聖なる剣/剣の舞
H-D:C190メガゲンガーシャドーボール再考乱数耐え
   C200テテフのPF下サイコキネシスが100〜118
S:最速(ミラー、Sを落としたグロス意識)

サイクル破壊枠。受けループ対策枠。
ステロを撒いたあとのリザの処理や受けループに入っているゲンガーを考えて悪Z。
受けループの滅びの歌持ちゲンガーを見るために耐久を厚くしている。

前期にスカーフカミツルギが多かったせいで、ふいにドヤ剣舞をすると降参を押されることも少なくなかった。

ウルガモス@マゴのみ

控え目 炎の体
173(100)-*-101(124)-188(124)-127(12)-139(148)
H:奇数
B:A143ミミッキュの+2ぽかフレを上3つ切って耐える
C:197-130メガボーマンダを+1めざ氷で確定1発
 167-171ギルガルドを+1火炎放射で確定1発
D:C147コケコのEF10万ボルト→蝶の舞→10万を超高乱数耐え
 (こちらのスカーフゲッコウガがスカーフコケコの10万で落とされた際のケア)
S:+1で最速135族抜き抜き

カバマンダガルド@3ミラー対策枠。
役割集中でもされない限りカバルドンカミツルギ入りには特殊ポケモンを選出されやすいのでそこを起点に切り返しを狙う。
上記はコケコには成し得づらい芸当であるし、ヒードラン以外の鋼入りのサイクルを崩す能力も高いことからウルガモスは適任だった。

無理やり蝶舞の起点に持っていけるように混乱実を持たせ、重い鋼に外さずに安定打点を持てる火炎放射、Zを吐いた水への返しのギガドレインボーマンダ等のドラゴンを削るめざ氷。

同系統の型のウルガモスはS138が多いと思ったのでそれを上回るS設定にした。

<戦績・結果>
最高2092/最終2060 最終順位102位

最高レートエビデンス

※2100チャレンジはオニゴーリにずるされて打ち砕かれました。


前期の構築記事でクチートを使うと宣言しておきながら、結局その構築では1900台がやっとでしたので、来期こそは・・・
※きっと違う構築使っていると思います。