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社会起業支援サミット2009 in 静岡 運営ブログ

 

  「社会起業支援サミット2009 in 静岡」開催します!     
  静岡の問題を吹き飛ばす、リアル・ヒーローに会いにいける!
   失業、貧困、障害者の自立、環境問題、農業再生、在日外国人問題…
   世の中には、切実な社会的課題がたくさんあります。
   政治や行政だけでは解決できないそうした社会的課題に対し、
   「ビジネスの手法」により 解決しようと努める人を「社会起業家」といいます。
   静岡県内の社会起業家が「背景の問題」「現在の活動」「今欲しい支援」について15分間語ります!


   たくさんのご来場、ありがとうございました!
  全国ではまだまだサミット継続中!!
  詳しくは 社会起業支援サミット2009HP(移転しました) 



  参加起業家インタビュー・プレゼン映像
   ・有限会社オグショー車椅子などの搬入可能な車「ライフスタイルカー」の提案 プレゼン映像(1) (2) HP
   ・Spice Cafe Bijaフェアトレード、有機農法で作る「地球を救うカレー」 プレゼン映像(1) (2) HP  
   ・株式会社ベラミ物理、精神両面による「双子ちゃんの親」支援 プレゼン映像(1) (2) HP
   ・有限会社ぬくもり工房伝統工芸「遠州綿紬」の復興 プレゼン映像(1) (2) HP
   ・夢咲來〜ゆめさくら〜高校生による地域活性活動 プレゼン映像(1) (2) HP
   ・NPO東海道・吉原宿どこにでもある商店街で「ちょっと違うまちづくり」 プレゼン映像(1) (2) HP
   ・一般社団法人 ピア治療や脱毛症などの脱毛期のウイッグ作成とケア プレゼン映像(1) (2) HP
   ・静岡学生NGOあおい … カンボジアの児童買春問題に取り組む プレゼン映像(1) (2) HP


  ミーティング議事録
  スタッフ紹介
 
  連絡先:shizuoka_ccc@yahoo.co.jp
 

  ドキュメンタリー映像対象

2009-07-17

株式会社ベラミ・佐藤謙次氏インタビュー

双子のお子さまをご出産予定のお母さまへ。

安心してください、その不安を共感しあえる空間があります!


双子が生まれて、うれしくて、かわいくて、かわいくて、

でも、子育ての「修羅場」を実感されているお父さまへ。

その子育てを少しでも快適で、楽しくする仕組みをつくる人がいます!


双子ちゃんグッズの専門店「bel-ami −ベラミ−」

http://twins.bel-ami.net/


今回は、日本唯一の双子グッズ専門店であり双子の親の交流の場を提案する

株式会社ベラミ代表、佐藤謙次さまにお話をうかがいました。

f:id:shizuoka_ccc:20050101000955j:image


<インタビュー>


−−−−事業をはじめたきっかけを教えてください


私自身が、双子の親なんですね。その中での経験がきっかけなんです。

子どもが生まれたら、まずベビーグッズを買いに行きますよね。でもいろんなお店に行っても、「双子用」というのは売ってないんです。ベビーカーはごくたまに双子用として存在しますが、他のグッズはありません。

色んな方に話を聞いてみたんですけど、やっぱり「双子用」グッズはないということだった。彼らは1人用のグッズをふたつ使う、などといった対応をしていたんです。

でもこれって不便なんですね。そういったところから、双子グッズが欲しいなあ、なんとかならないかなあ。ないなら作るか!という発想で動き始めていったんです。



−−−−ではまず手始めにどういったグッズを作ったのですか


最初に双子グッズを作ろうとしたんですが、お金がないです。

知識も技量も素人レベルなので、まずは、カーステッカーを作ろうと思いました。

双子の子どもの絵が表示されているツインズインカー」という商品を作ったんです。ステッカーなら印刷屋さんに頼むだけなのでなんとかなった。最初はステッカー2種類だけで、ネットビジネスを始めたんですね。

ステッカーの次は「ふたりだっこ」というものを作りました。

双子なので、2人同時にだっこしたいじゃないですか。子どもが小さいときは何とかなるんですけど、少し大きくなってくると5分が限界です。腕がプルプルしてくる。双子を抱えたままどこか行く、といっても無理な話です。買い物袋を持つこともできないんです。

大人が2人いればいいんですけど、平日の昼間など、そういった環境にある家は少ないです。

そこで、「なんとかふたりいっぺんにだっこできるようなグッズが作れないか」という発想が生まれ、試行錯誤の結果、「ふたりだっこ」が完成しました。

素材は軽くて「コンパクトで丈夫」というところにこだわりました。便利でも大きさがリュック一個分などとなると、まったく意味がないんですね。くしゃくしゃポイ、で袋に入れられるような大きさ、軽さってにこだわりました。


−−−−こうした商品を知ってもらうために戦略はありましたか?


まずお金はなかったので、広告が出せなかったのです。

そこで広告になるような企画を考えました。

まず「2月5日を双子の日」ということで日本記念日協会に申請してみました。するとそれが通って、日本の記念日になったんです。この日にあわせて「ふたごちゃんイベント」を企画して、静岡で行いました。

最初のイベントでは60組、400人くらい集まったんです。最初は「20組あつまればいい」と思って部屋を用意していたのですが、そこがぎゅうぎゅうずめ。そこで「ニーズがあるんだ」と実感しましたね。

そこでいろんな双子の親の方とのネットワークができたんですね。またこういうイベントには、マスコミが食いつくんです。ふたごちゃんがたくさん集まる絵ってかわいいじゃないですか。CMが何百万円かかるなかでニュースのネタはゼロ円です。そうした意図も少なからずありましたね。


−−−−お客様の声から生まれた商品はありますか


もうすぐ商品になるのですが、「双子用の授乳クッション」があります。

双子なので、おっぱいをあげるときも2人同時がいいんですね。2人じゅんばんに、というのは許されないんです。だからといって2人同時におっぱいをあげようとしても、それはなかなか大変なんです。

そうしたニーズから、両方おっぱいをあげられるようなクッションを、機能性を加えた形で作っています。


−−−−これからの展望をお聞かせください


自分の子どもが「双子なんだ」と知ったときに、赤ちゃんグッズも情報もどこから仕入れていいかわからない、という壁に突き当たりました。今でこそネット環境が整い、mixiコミュニティなんてものもありますが、当時は良い情報元がなかったんです。

いわゆる育児雑誌には、分厚いものがいくつかあります。しかし「双子専用のページ」ってのはそのうち見開き2ページしかないんです。「どうやって育てりゃいいんだ」という話になりますよね。

また双子を生むのはリスクが高いんですね。そういったあらゆる双子の情報、相談の受け入れ窓口というのを目標として、「物販の店」というより「双子のポータルサイトというのを作りたいと思っています。

これからは情報をもっと集めたい、その先に交流の場を作ろうと思っています。



−−−−市民のみなさまに求める支援


よく、街でふたごちゃんを見ると「かわいいね」と言う人と「大変でしょ」と言う人がいます。それはどっちも大当たりで、かわいいですし、そしてしゃれにならないくらい大変なんです。

ヒトコトでいうと修羅場なんですね。

例えば、おっぱいの時間もふたりずれてくるので、あげるほうとしては寝る暇がないです。

赤ちゃんはだいたい、2時間や3時間おきにおっぱいの時間があります。そして1回の授乳には30分程度かかるんですね。ひとり30分、ふたりで1時間かかる。授乳が終わり、さて哺乳瓶など洗おう、というときにはもう、次の子が起きはじめちゃうんです。

結局はじめの日は一睡も出来なかった。ごはんもずっと5分でかきこむような日々が続きました。そしたら一ヶ月で10キロ太ったんです。壮絶でした。

睡眠が取れないですし、ごはんも食べられない。外にも出られない、相談する人もいない。そうなると精神的にまいってきちゃうので、そこをまず理解してもらいたいです。まわりに双子ちゃんのご家庭があるところには、お話を聞くとか、手を差し伸べるなどしてほしいです。

また例えば、タワーパーキングに車で入ってふたごちゃんをおろすときだって、倍の時間がかかっちゃうから、そうしたときにプップーとクラクションをならすのではなく、暖かい目で見てあげてほしいです。


あと学生の皆さんは、社会起業支援サミットのようなイベントを、形作った上で継続してください。来年、再来年につなげられるようなものにしてくださいね。1回イベントを行えば、問題など見えてきますし、下の子がついてくる。まただんだんと伝えたい気持ちも固まってくると思います。


(文・杉村)

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