Hatena::ブログ(Diary)

shouhの日記

2016-10-30

TaskChute2 から外部プログラムを呼び出して連携するには?(おまけで AutoHotkey ネタも少し)

以下詳細。

Q: タスク実行前に任意コマンドラインを実行するには?

以下が必要。

  1. 設定シート > タスク開始時の「ハイパーリンクを開く」ダイアログ を 「出す」 にする
  2. 任意のタスク行の「タスク実行前のヒント」セルにハイパーリンクを埋め込む
  3. 他に開始されているタスクがない状態で、当該タスクを開始する
    • ※開始する=開始時刻を入力する

すると、ヒントセルに入力していたハイパーリンクを実行するかどうかを問うダイアログが開かれ、OK したら実行される。

Q: ハイパーリンクに書いたコマンドラインが上手く実行されないけど?

Excelハイパーリンク機能は複雑なコマンドラインに弱いみたいなので、バッチファイルにコマンドラインを書いてから、そのバッチファイルをハイパーリンクから開くようにするとよい。

バッチファイルはどこか専用のフォルダにまとめて置いておくと管理が楽だろう。おまけとして、以下のようなバッチファイルがあると便利かもしれない。

copy_path.bat。このバッチファイルにD&Dしたファイルのフルパスをクリップボードにコピーできる。

@echo off
echo %* | clip

here.bat。このバッチファイルを開くと、このバッチファイルが存在するフォルダを開く。TaskChute2 のどっかのセルにこいつを開くハイパーリンクを置いとくと素早く開けて便利?

@echo off
explorer "%~dp0"

Q: ハイパーリンクを追加したり開いたりする操作が面倒です、もっと簡単に(たとえばショートカットキー一発で)できませんか?

AutoHotKey を使えば可能。多少知識は必要だが、「このキーを押したらこのキーとこのキーをこの順番で転送する」みたいな設定ができるので、ハイパーリンク操作もこれに当てはめて単純化すればよい。

以下にサンプルを挙げる。

  • 注意事項
    • 当方 Excel 2013 の場合なので、違う環境や Excel バージョンを使ってると上手くいかないかも。環境に合わせて調整してください
    • AutoHotkey 自体の解説はしません

;Taskchute2 in 2013
;---------------------------------
;; TaskChute2 のウィンドウのみ有効するための条件指定.
;; ここではファイル名として「TaskChute2.xlsm」を想定しているので,
;; 違うファイル名にしている場合は変更すること.
#If WinActive("ahk_class XLMAIN") && WinActive("TaskChute2.xlsm")
;; Ctrl + I で現在セルにハイパーリンクを設定する.
;; (既に設定されてた場合は解除する).
;; # - メニューの配列的にこれが最適な割り当てだと思われ.
;; # - あとリンク解除時は表示が乱れる(白セルになる).
^i::
	Send +{F10}
	Send {Up}
	Send {Enter}
	Return
;; Ctrl + O で現在セルのハイパーリンクを開く.
;; # - ダイアログの OK ボタンも自動的に押します.
;; # - ハイパーリンクが張られてない場合は機能しません.
;; #   (「新しい名前」ダイアログが開きます)
^o::
	Send +{F10}
	Send {Up 2}
	Send {Enter}
	Send {Tab}
	Send {Space}
	Return
#IfWinActive

Q: 外部プログラム連携って具体的に何をすればいいの?したら何がうれしいの?

実例を言うと タスク実行前のヒントをバッチファイルで拡張する ? ブラウザを指定してURLを開く、複数ヒントの実行 | 流れるような一日を の方は、Dexpot という仮想デスクトップツールコマンドラインで制御して、タスク開始前に画面毎変える、なんてことをしている模様。

一般論を言うなら開始しようとしているタスク(をこなすのに)必要なツールを立ち上げる、と言えるだろう。たとえば情報収集タスクを実行する場合はブラウザRSSリーダメモ帳を開始し、勤怠入力タスクを実行する場合は勤怠システムを開始すればいい、など。

外部連携のメリットは、タスク開始時に「必要なツールを全部自動で立ち上げる」ため、いちいち手動で立ち上げる手間がなくなることだろう。次の仕事にスムーズに移行できるというわけだ。

参考

2016-10-15

クリップボードの中身が勝手にクリアされる原因は TaskChute2 にあった

たまーにクリップボードの中身が勝手にクリアされることがあって、ずっと原因がわからなかった。

まあクリップボード履歴ソフトを使っててすぐ復旧できるから問題はないのだが、それでも突然クリアされて面食らうので原因を知りたかった。

今日、唐突に原因がわかった。TaskChute2 だ。

原因

詳しく

細かい挙動を調査する気はないが、TaskChute公認エバンジェリスト「はまさん」が TaskChuterはクリップボード管理ソフトも使うべきです と言っているように、TaskChute2 にはそういう仕様があるみたいだ。

2016-05-24

TaskChute は万能なタスク管理ツールではなくオレオレフレームワークであるということ

はじめに

国内のタスク管理ツールとして名を連ねる TaskChute。私も興味を持ち、無料版の TaskChute1 から使い始めた。

そこで TaskChute に対するイメージが固まった。TaskChute は多機能多用途で、使いたい機能だけを取捨選択して自分好みの使い方をする万能タスク管理ツールだと思った。

しかし実際は違った。有料版の TaskChute2 を購入し蓋を開けてみればビックリ。利用目的もコンセプトも、機能も用途も、全てがガッチガチに固まったオレオレフレームワークだったのだ。

……そんな雑感というか、感想というか所感を綴りたい。

TaskChute1 と TaskChute2

無料版の TaskChute1 は万能なタスク管理ツールだったように思う。単なる作業記録ツールから見積ベースの本格的な GTD フローまで自在に運用できたし、その気になればメモツールやスケジューラとして使うことさえできた。色んな使い方が可能なほど柔軟で、しかし余計な機能が無いというバランスの良さを持っていた。

が、TaskChute1 はあくまで有料版の TaskChute2 へと誘うエサでしかないし、処理時間が極端に遅くなるといった不具合がありながら長く修正(というか更新自体が)されていない。

処理時間の遅さは到底許容できなかったので、私は TaskChute2 に乗り換えた。

びっくりした。そこには TaskChute1 の面影も無かった。使い方が堅苦しくガッツガツに規定されていたのだ。具体的にはこんな感じだ。

  • あるセルAに値を入力したら、アクティブセルが別のセルBにワープする(「Aを書いたら次はBを書くだろ?」という押し付け)
  • セルに値を入力し追えると、関連する設定を行うためのダイアログが勝手に表示される(「これ入力したらついでにこっちも設定するやろ?」という押し付け)
  • 上記ワープやダイアログを無効にすることができない(「オレの押し付けは絶対だ!無効にするなんてありえん!」)
  • 備考列が無くなり、代わりに「タスク実行前のヒント」「タスク実行後のコメント」「評価」といった列が増えた(「備考といっても実際書くのはヒントやコメントや評価だろ?」という押し付け)

そう、押し付けがましいのだ。

TaskChute1 ではこんなことはなかった。ワープもダイアログも無かったし、メモが書けるのは備考列のみで、我々は自由に書き方を決めて書けていた。余分な機能が無く、自由な使い方ができていたのだ。

それが TaskChute2 を買った途端、まさかのオレオレ路線。面食らうとはこのことである。……まあマニュアルを見れば察知できたのだろうが、実際に手を動かすからこそわかることもあるわけで。もし TaskChute2 がシェアウェアだったのなら、私は試用期間中にゴミ箱に入れていただろう(TaskChute2 は購入後にダウンロードする販売形式です)。

TaskChute は最初からオレオレフレームワークだった

上記の絶望は、私が勝手に感じたことでしかない。TaskChute そのものは最初からオレオレフレームワークだったし、マニュアルを見ればそうであると読み取れる。

ただ私が勘違いしただけ。当時の TaskChute1 が機能的に貧弱であったこと(皮肉にもそれは同時にシンプルとも言え、利用者が自分なりに使い方を工夫できる余地があった)と、TaskChute 関連の記事に「使い方を妥協or工夫すればそれなりに使えるよ」という趣旨の結論が多かったことなどから、私が勝手に勘違いしただけなのである。

オレオレフレームワークとはどんなものなのか

では、その TaskChute とは、オレオレフレームワークとは一体どのようなものなのか。

まず TaskChute にふさわしい利用者は以下に全て当てはまる者(以下 TaskChute 層と書く)だ。

  • 人並以上に仕事ができる
  • 自身の能力では処理しきれない量の仕事が降りかかっている(どこからどう手を付ければいいかわからず、投げ出して逃げ出したくなるレベル)
  • 仕事一つ一つの難易度は高くない(やるべきことは比較的定まっており時間さえあればこなせる)

TaskChute 層は上記の問題に悩まされている。

仕事というものは通常、どの仕事をどの順番でどう処理するかを脳内で考えて、こなしていく。しかし物量が多すぎると脳内だけでは追いつけない。そこでメモやら付箋やらを活用するのだが、メモや付箋をどのように使えばいいかがわからず破綻してしまう。そりゃそうだ。頭でこなしているような高度なことを、メモや付箋という形式的なやり方で代替するだなんて簡単なことじゃない。

この問題に真面目に取り組んだ人がいた。その人が TaskChute を生み出した。

TaskChute のアイデアはこうだ。全てのタスクを洗い出し、実行日(いつやるか)と実行順序を付与し、見積(何分で終わるかという予測)を立てることで「今日のタスクは n 時に全部終わるぜ」を知り、また実際に取り組んだタスクの開始時刻と終了時刻を記録して実績値を出し、見積と比べて反省することで見積の精度を上げていく、そうすれば見積は未来予知となり「今日のタスクは n 時に全部終わるぜ」が正確に分かるようになる……というものである。別の言い方をするなら、タスクの実行順序と見積と実績を可視化・定量化することでタスク管理をやりやすくするとも言える。

このアイデアを実現するために、TaskChute は Excel というプラットフォームで実装された。Excel は有名な表計算ツールだし、情報の表現能力も日付時刻の計算能力も高いし、VBA が使えるためプログラミングできるなら如何ようにも拡張できる。

しかし、上記のアイデアを実現するのは容易ではない。実際、機能と使い方はかなり複雑になってしまった。これについてはググってみればよくわかるだろう。TaskChute の画面を見ると、面食らうかげんなりしてしまうほどに複雑な外観をしていることがわかる。

とはいえこれは仕方ないのだ。なんたってこのアイデア自体が本質的に複雑なのだから。むしろよく形に出来たものだと私は賞賛している。

で、その TaskChute であるが、当然使い方も複雑である。今ほどユーザー数は多くなかったし、私の会社でも利用を促したことがあったがほとんど普及しなかった。

が、開発者の熱意とユーザーの皆さんのフィードバックのおかげで(すいませんここは想像です実際は知りません)、少しずつ発展していく。その発展内容の一つとして、少しでも使い方の負荷を軽減しようと色んな機能が追加する、というのがあった。そう、上記で取り上げた、押し付けがましい機能たちである。

これらは何も知らない者から見れば邪魔でしかない。しかし、TaskChute のアイデアに則れば至極全うなものなのである。だからこそ、TaskChute というオレオレフレームワークに愚直に従ってきた TaskChute 層の人達が絶賛している。中にはイベントで講演したり、書籍を執筆したりする人もいる。

TaskChute はそういうものだ。本質的に複雑なタスク事情を、複雑なアイデアとツールの導入により解決へと導くポテンシャルを持った、オレオレフレームワークなのである。

おわりに

TaskChute は TaskChute 層の人が使うべきツールである。それ以外のライトな層が使ったところで、その複雑さに挫折したり押し付けがましさにイライラするだけである。

こう書くと TaskChute を dis っているように聞こえるかもしれないが、決してそんなことはない。むしろ TaskChute は、難しいタスク事情に光を差した、画期的なフレームワークだと思う。だからこそ絶賛の声も多数あるのだろう。

私がかつて抱いていたように「多機能多用途なタスク管理ツール」が欲しいのなら、無料版の TaskChute1 をオススメする。ただし、タスク数が増えると処理時間が極端に遅くなることだけは述べておく。あと、2 ほどではないが概念や使い方の勉強も必要である。

有料版の TaskChute2 は 2016/05/24(Tue) 現在で 6480 円だが、TaskChute 層の人はもちろん、純粋に興味がある人にとっても好奇を刺激してくれる遊び道具という意味でオススメしたい。実際、私は自らタスク管理ツールを開発しようと考えるほどに刺激を受けたし、TaskChute 絡みの記事は今でも読む(色んな使い方や哲学が書いてあって読み物として楽しい)。押し付けがましさには未だにイライラするが、購入して良かったと思っている。

2016-01-28

TaskChute1(無料版)から Taskchute2(有料版) に乗り換えたので設定メモ in Excel 2013

0. 前提

本記事は以下の前提に当てはまる人向けである。この前提にそぐわない場合は参考にならないかもしれない。

  • Taskchute1 の愛用者です(Taskchute1 について一通り知っていること前提で本記事を書く)
  • Taskchute を厳密な見積実施&実績管理ツールとして使ってはいないです
    • ゆるく使ってます(ざっくりとTODOリストやらスケジューラやらメモとして使ってます)
  • Taskchute1 は並び替えが遅くてウザイので、Taskchute2 に移行することにしました

1. 購入から入手まで

まずは公式サイトにて購入申し込みをする。

  1. メールアドレスを登録
  2. 購入手続きページへのリンクが書かれたメールが届くので、開く
  3. PayPal or 銀行振込で代金を支払う。本記事執筆時点では6480円。
  4. (支払い後数日以内に)ダウンロードURLの書かれたメールが届く

メールが届いてから入手するまではこう。

  1. メールに書かれたログインURL、ID、パスワードでログイン
  2. TaskChute2 をダウンロードする
  3. ダウンロードしたファイルに対し、右クリック > プロパティ > ブロックの解除 をしておく

これでひとまず入手完了。あとは、必要ならパスワードも変えておくと良い。

2. 初回起動とTaskchute1からの設定引き継ぎ

Taskchute2 のファイルをいくらか複製しておく(設定ミスって壊れた時にやり直す用)。

んで Taskchute2 を起動する。

Taskchute1 からのインポート(つまりは設定引き継ぎ)は勝手にやってくれる(Taskchute1 ファイルの場所は手動で指定する)ので問題無し。ただし月日列が空欄のタスクはコピーされないので、引き継ぎたいなら事前に月日列を入れておくこと(引き継ぎ作業はメニューからも選べるので後でもよい)。引き継ぎ処理の後は、画面に促されるままに上書き保存&再起動すればよい。

余談: Taskchute2 使用後に上書き保存をすると互換性の警告が出てくる。これを回避したいなら、.xlsm で保存し直すとよい。

2.5 設定を開始する前に、Taskchute1 と 2 の違いをまとめておく

一言で言うと?

  • 並び替え処理が速くなってる
  • タスクを見積もった後、上から順番に消化してくぜ!」という本来のやり方を強力に後押しする機能が増えた(全体的にボリュームが増えた)

以下、違いを Before/After で列挙していく。

Before) 並び替え処理が遅い(溜められるタスク数は一週間分くらい)
After ) 結構速い(一ヶ月くらいは溜められそう)

Before) Project
After ) Project と Mode
1ではProjectにてセルの色付けが出来ていたが、2ではこの機能はModeと呼ばれる。2にはProjectもあるが、これはただのタスクを分類するためのメモ欄である。

Before) 備考列
After ) 備考列が無くなり節内S列、タスク実行前のヒント列、タスク実行後のコメント列、評価列が増えた

  • タスク実行前にヒント列」が従来の備考列に相当する。
  • 「節内S列」は、節内でソートを行うためのキー(数字4桁)を指定するもの。これを使えば節Aの範囲内で、節内Sの値の小さい順に並び替えるなんてことができる。
  • 「コメント列」と「評価列」は、タスク終了後に反省点とかを書くもの。デフォルトではタスク終了時に「反省書けやオラ」とダイアログにて入力させてくる(設定で無効化可)

Before) 並び替え
After ) 高速並び替え、通常並び替え、全力並び替えの三種類に
通常並び替えが従来の並び替え。高速はセルの色付けや高さ設定を略す。全力は節内Sも行う。

Before) 繰り返しタスクタスク終了毎に次は何日後にするかを指定する
After ) 繰り返しタスクを終了しても次に何日後にするかは聞いてこない。次に何日後にするかはタスク名に所定フォーマットで指定する(フォーマットはヘルプシートに書いてある)。

Before) 各行の高さは実績列にアクティブセルを合わせることで行う(高さはよく狂うのでこの操作でこまめにメンテする必要があった)
After ) 狂わなくなったのでメンテは不要

Before) 節列の値は自動的に大文字になる
After ) 未終了タスクについては自動的に小文字になり、終了タスクは大文字になる

Before) 月日列を空にすることができる(ソート時にどの月日よりも下になる(月日が無限大みたいな扱い))
After ) 月日列を空にすることができない

Before) ダイアログは必要最小限
After ) たくさん出てくる
たとえばタスク終了(終了時刻入力)時は「感想は?」「評価は?」「次のタスクはどうします?」とダイアログが三連発で出てくる。感想評価次タスクを設定したい人には楽だろうが、これ以外のやり方で使ってる人にはうざい。設定シートから無効にできる設定シートは一度一通り見ておくべき

Before) 並び替えのショートカットは Alt + x → s → s
After ) 並び替えのショートカットは Alt + x → s → O|C|0
Alt + x → s → s はスター(指定タスクを太字にし、かつ非スターよりも前にソートされる性質を与える)の付け外しになっている。

Before) タスク複製時にはダイアログは出ない
After ) 見積時間を入力させるダイアログが出る。設定でも消せない。設定できるのはデフォルトの見積時間のみ(0を指定すると複製元の見積時間を流用)。

3. 設定する

方針

  • なるべく Taskchute1 と同じ使用感で使いたい

以下、設定を書いていく。

1. Mode の設定
セルの色付けを行うために、Taskchute1 の Project シートを、Taskchute2 の Mode シートに転記していく。手動です
あと、デフォルトタスクやらコメントやらの列があるが、全部空欄にしておく(気が向いたらまた勉強します)。

2. 各種設定
設定シートを開き、おせっかいな機能達を OFF にしておく。(出さない、しない、制御しない、行わない等)

3. 並び替え処理の使い方とショートカットキー
並び替えは三種類あるが、使うのは通常並び替えだけでよい(これでもTaskchute1よりは断然速い)。あとは、こいつにショートカットキーを設定させる。設定シート → ショートカットキー設定から Alt + Z を割り当てた。

※ここでショートカットキーの制約について
Excel 自体に割り当てられているショートカットキー(なのかどうかはしらないがとにかく使えない組み合わせが結構ある)は使えない。たとえば Alt + D や Alt + X などは使えない。

4. 月日列が空のタスクを対処
Taskchute2 では月日列の値が空欄、は認められていないので、1(1900/01/01とみなされる)を入力して代替する。

5. 備考列の取り扱いを対処
Taskchute1 でいう備考列は無いので、節内S列を備考列として使う(節内ソートは使えなくなるが当面使わないので構わない。使いたくなったらまた考える)。

……ふう、これで一通り出来たかな。

現状不満なところ

私が Taskchute2 を常用してみて不満に思った点をメモしておく。なお、これらは私の偏った使い方に起因しているものであるため、多くの人には当てはまらないと思われる。

  • 月日列を空にできない
    • Taskchute1 には「月日列 = どの月日よりも昇順で下になる」性質があったため、日付未定のタスクを下の方に溜めることができていた
    • 2 では空にできないため、この使い方ができない
    • 月日列に「1」を入れると「1900/01/01」となり昇順で下にできるが、このタスクを並び替えするには全力並び替えをしなきゃいけなくて手間
      • 何が手間かって全力並び替えはいちいちどこまで並び替えるかをダイアログで訊いてくることだ。邪魔やねん
  • 節が空のタスクタスク複製すると見積時間が9999になる
    • たぶんバグ(2はどうも空値に弱い感じがする)
    • これのせいで機械的にenterキーを押して複製完了ってわけにはいかなくなる(見積時間9999のタスクが出来て気持ち悪い)
  • 設定:ステータスバーの情報表示 を有効にしていると、他に開いているエクセルファイル(を開いている時にTaskchute2を操作すると)でエラーが出る&ステータスバーも乗っ取られる
    • たぶんTaskchute2がエクセル全体の制御を取るような挙動をしてるんだと思う
    • これを回避するには、ステータスバーの情報表示を無効にした上で、Taskchute2 を再起動する
  • タスク複製時に見積時間を設定するダイアログが出る(しかも無効にできない)
    • これはまあ私個人の好み(複製したタスクの編集はダイアログじゃなくて手動でやりたい)
  • 繰り返しタスクを複製しても、複製で作った方は繰り返しタスクになってない

感想

Taskchute2 は 1 と比べ、フレームワークとしての側面が強くなった。すなわち「俺流のやり方でガチガチに固めてるけど頑張ってついてこい! ついてこれたら効率的にこなせるようになるぜ」という感じ。その「俺流のやり方」に従いたい人なら感激なんだけど、そうじゃなくて自由きままにゆるく使いたい私にようなユーザには、かえって邪魔になる。だから上記「3. 設定」でも、おせっかい機能達をなるべく無効・無視する方向で設定を行った。

設定次第でおせっかいの大部分を無効にできるので、ゆるく使いたい人にもオススメできると思う。

それはさておき、一番大きいのは 1 と比べて並び替えの処理が改善されている点だ。並び替え処理は一日に何十何百と行うため、ここの改善は本当に嬉しい。2 に変えてから私はストレスも減るだろうし、タスクの洗い出し作業もスムーズになるだろう。楽しみである。

p.s. 俺流のやり方とやらも、暇を見てちまちま勉強してみようかな。省力化操作もたくさんあるので、つまみ食いして身に付けるだけでも操作効率が良くなりそう。幸いにもスタートアップガイドという詳しいマニュアルがあるので、あとは時間とやる気だけだ。

総合評価: 購入して良かった。長い付き合いになりそう。

2016-01-24

TaskChute が Excel 2013 で重い遅い、どうすればいい?

今まで TaskChute(無料版のTaskChute1) を Excel 2003 や 2010 で使っていたが、Office を刷新して 2013 にした。が、Excel 2013 だと TaskChute の動作が重い。遅い。何とかならんのか。

何とかなるの? 結論

  • Taskchurte2(有料版) を使う
  • それが嫌なら、終了タスクの数を減らすなど運用回避でなるべく軽くする
    • 劇的な改善にはなりませんが

以下、結論に至るまでの詳細。

原因

TaskChute のソースコード(Excel VBAで書かれている)は非公開なので推測でしかないが、以下が考えられる。

  • TaskChute のソースコードが、Excel 2013 でのマクロに適していない

TaskChute 自体は結構昔に作られたツールである。(調べてないのでわからんが)Excel 2007 とかそのくらいの時代じゃなかろうか。その時に書いたコードは Excel 2007 でちゃんと動くコードではあるが、未来のバージョン(2013)でもそうであるとは限らない。

一般的に言えば、バージョンが上がるたびに、そのバージョン用にコードは書き直してメンテナンスする必要がある。この場合、2013 用のコードに書き直すのが普通だ。

じゃあ TaskChute1 を 2013 用に書き直せばいいんだよね?

無理だ。

まず TaskChute はオープンソースではないので、ソースを自分で編集することができない(見ることさえできない)し、作者の大橋さんに頼んだところで一蹴されるだけだろう。なぜなら、TaskChute1 はあくまで「TaskChuteはこんな感じですよ」ってのを体感してもらうための試用版でしかないがために、編集し直す事の費用対効果が薄いからだ。

じゃあどうやったら軽くできるの?

あとは運用回避しかない。

具体的に言えば、TaskChute はタスク数が多ければ多いほど動作(特に並べ替え処理)が重くなるので、タスク数を極力減らせ ということになる。

減らし方は色々あるが、一番確実なのは終了タスクを別の場所に保存して、TaskChute 上からは削除してしまうことだ。

ちなみに私の環境だと、Excel 2010 では一週間分のタスク(行にして150-200行)を溜めても並び替えに数秒(これでも耐えられないので一週間毎に退避させるけど)くらいだったが、Excel 2013 では5秒はかかる。こんなの耐えられない。だから毎日、終了したタスクは別シートに退避している。

ちなみにちなみに、「実績列の上下移動(各行の高さを実績値に合わせたい時によく使う)」もかなり重いが、こちらはタスク数にかかわらず改善できないので諦めるしかない。

TaskChute2 を使えというメッセージなのだろう

有料版の TaskChute2 ではこのような重さは無いそうだ。そりゃそうだろう、有料版だけあって、メンテナンスや改良はずっと続いているため、当然 Excel 2013 分の対応も行われているはずだ。

というわけで、重さにどうしても耐えられないなら、素直に TaskChute2 を買った方が良い。

最後に

こんなことで悩む人はほとんどいないと思われる。だって、TaskChute を使うようなマニアックな人間って、ビジネスマンとかワーキングマザーとか、意識高い人達ばっかだから。そういう人達はお金を持っている。6480円なんて大したことない。

仮に、6480円を出すのが辛い人(苦学生さんとか?)だとしても、TaskChute には頑張って金出すくらいの価値があるので、出していいと思う。習得は難しいけど、金出したら「せっかく出したんだから頑張って覚えなもったいない!」という気にもなるしね。