ゲーム攻略サイトをつくったら荒らされた話

アプリ内ゲームの攻略サイトがなく、docuwikiでゲームの攻略サイトをつくって途中で仕事が忙しくなり投げ出していたらいい感じに海外の人たちが荒らしてくれていた。面白いのでしばらく晒しておこうと思う。

 

picog.netgamers.jp

びっくりしたのが総ユーザー数が488名いたこと。たぶん勝手に登録して勝手に自分のサイトを宣伝するツールを使うんだろうけど、一人でやってるわけじゃなさそう。

ユーザー管理画面



検索ランキングも低くだれも手を付けないだろうと思っていたが案外アクセスがある。

仕事がひと段落したのでこれからwiki荒らしとその対策についていろいろ調べていこうと思う

 

 

 

 

多分日本一早いマイナンバーポータルでの引越しレポート

※本当は2月6日に公開する予定が、新居にネット環境がないため遅れてしまいました。

 

1月末に台東区から新宿区へ引越しを行い、2週間以内に手続きに行かねばと思っていたところ、2月6日からマイナンバーカードのオンライン認証で、マイナポータルから転出届が提出できるとの事。マイナンバーカードは数ヶ月前に発行していたので、数日待って登録してみた。

マイナンバーで引っ越しできる

マイナンバーで引っ越し

iPhone 12 Pro Maxを使いマイナポータルアプリを入手し、アプリのリンクを踏むと何故かブラウザに飛ばされる。マイナポータルの利用者登録はマイナンバーカードのパスワードさえわかればすぐだった。(パスワードは役所でカードを受け取るときに設定する)

マイナポータルでのデータ入力

登録のUI自体はわかりやすく、上から順に「入力してください」の指示に従って情報を入力、確定していく。郵便番号から住所を補完してくれる機能もある。度々マイナンバーカードの読み取りを求められるが、カードの認識はSuica決済よりはやいと言うだけで快適に感じたので、僕は特段苦にはならなかった。スーパーとかでのSuicaのピってなるまでの無言の時間、気まづいよね。元住所などの情報を入力し、最後に転入届の日時予約をして終わり。予約するけどこの日に絶対来いという訳ではないらしい。これでデータベースを通じて転居先の役所に転入のデータが仮登録される。僕は字が汚いので、手で申請書書かなくていいシステムや自動入力システムは本当に快適。でも転入届はやっぱり役所に出向かないといけないらしい。システムの悪用防止の意味もあるのだろう。

マイナンバー転居届完了

マイナンバー転居届申請完了

予約まで入力完了したら確認画面を経てデータを送信した後、これからすべきこと、の案内が出るのだけれど、引っ越しに伴う役所での手続きについて全て出てくる。転出届についての項目は終了していますとか注釈の表示が欲しかった。データは入力したはずなのに、あとこれとこれまたしなきゃなの?って少しパニックになった。一番下にスクロールすると入力は完了していますと表示されているのでやっぱり不要だよね、とホッとした。

転出手続き

 

ついでにマイナンバーカード保険証の申請もしておいた。給付金振込用の特定口座の指定もしておいた。マイナポイント2万円分欲しいから。まだマイナンバー保険証に対応した機器を置いてる病院が少ないのでしばらくは使え無さそうだけども。

マイナポータルの機能も試してみた。マイナポータルは自分の税や福祉サービス利用の状態なども閲覧することができるとのことで、雇用保険や年金など各種情報の公開申請もしてみた。閲覧ボタンを押して、毎回マイナンバーカードを読み取る。処理のためかちょっと待つけど、すぐ表示される。紙の管理が苦手なのでスマホで確認できるのはホント助かる。

マイナポータルのトップページから、申請中の情報の進捗を見ることができるのだが、転出届や保険証については特に表示されなかった。「戸籍が宙ぶらりんだからいついつまでに手続きしてね」は表示しておいて欲しい。転出手続きの時に転入手続きに持参するものが書いてあったので、確認した後、別の説明を読んでるうちにもう一度確認するかなと思ったが見失ったので、それもわかりやすいところから閲覧できるようにしといてくれると嬉しい。スクショ撮っといてよかった。

転入手続きに必要なもの

区役所での転入手続き

処理はすぐ反映されないだろうなと思い、念の為1時間位待ってマイナンバーカードと保険証だけ持ち出発。区役所の分署に到着して職員さんに要件を伝えると、マイナポータルでの引越し手続き利用者は僕が初めてとのこと。これが16時10分位だったと思う。

窓口が空いていたためすぐに案内してもらい、マスクをずらして本人確認、タッチパネルで4桁の番号を入力。これで手続きが全て終われば最高だった。

 

どうやら台東区側の確認・登録がまだで、データベースに転出がまだ反映されておらず電話で確認しますとのこと。先に印刷されて出てきた転入届の簡単な確認手続きと署名を済ませた。申請書を手書きしないでいいことに改めて感動。署名もハンコレスだったはず。そしてマイナンバーカードの書き換えを行うために1度預ける。

ここでつまづいたのが、マイナンバーカードの住所書き換えの際、設定したパスワードなどが失効される仕様のため、マイナポータルを再度使うためには再度有効にする手続きが必要らしい。国民保険証も何故か失効扱いになっていたので確認のため預けることに。待合スペースに移動する。

パスワードを再度有効にするための申請書に住所氏名年齢申請日を書いて待つ。待機時間はだいたい10〜15分程度。いや結局手書きの作業発生するんかい!と心の中でツッコミを入れた。

準備が出来たと言われ呼び出され窓口へ。カードの中のデータは書き換えたらしい。そこから申請書を渡して、タッチパネルで既存のパスワードを数回入力。

これでマイナンバーカードをもらえるかと思ったら今度はカードに印字するので待って欲しいと言われた。事務所りがもちょい早いと思っていたので、この時点で少しガッカリ。でも役所側も手続きは初日だから仕方ないよね。それから5分少々経って再度呼び出され、無事新しい保険証を発行してもらい、印字されたマイナンバーカードも受け取って終了。16時55分に退出。国保無効のエラーはなんだったのだろうか。

結論・感想

まだサービス開始から日が浅く、転出届をオンラインで出して日にちを開ければ多分も少しスムーズだったのかもしれないし、少なくとも転出手続きで以前の区役所に行かなくて済む、移動が半分になるだけでもかなり労力は軽減された。役所の職員さんもか確認業務がメインとなるのでそこそこ負担が減ったのかなと思う。僕の場合以前は住民票は住民票、国保国保、年金は年金でそれぞれ違い庁舎に出向いて処理していたが、これがワンストップでできたのはかなり嬉しい。マイナポータル自体は見た目(デザイン自体)やはいいのでUI/UXの改善と細かな他のサービスとの連携は今後に期待するとして、あとは個人情報に敏感な人たちもいるので、取得を義務付けるよりSuicaの電車賃みたいに少し安くなるよ、のスタンスでサービスを拡充してほしいし、マイナンバー認証で免許証の写真撮って審査を待つサービスもどんどん減ってほしいと願っている。

 

 

 

 

 

 

 

www.amazon.jp

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Logic PROのAudio Unit プラグインの情報をアップデート中で止まってしまう問題で、Nimbus、R4が悪さをしていた。

年末にMacBook Proを修理に出して、帰ってきたので色々復元やアプリの再インストールや再設定を行なっていたら、DTMソフトのLogic PROが立ち上がらなくなった。

タイトルの通り「Audio Unit プラグインの情報をアップデート中」と表示が出たきり応答なしとなり、レインボーカーソルが回り続ける状態。何度も再起動やキャッシュの削除をしてみても変わらず、ネットに書いてある情報を調べても解決方法が出てこなかったのでメモ。

結論から言うと、Macintosh HD/Library/Audio/Plug-Ins/の中のNimbusとR4に関するcomponentやVSTを削除し無事動くようになった。

環境

MacBook Pro 2019 16inch.

mac OS:13.1

CPU:2.4 GHz 8コアIntel Core i9

メモリ:64 GB 2667 MHz DDR4

ストレージ:1.31 TB利用可能 / 2 TB

 

 

試したこと

LOGIC PROを立ち上げたところサウンドライブラリのインストールやVSTの更新などでデータのダウンロードに時間がかかっていたりデータが大きすぎてフリーズする可能性があるという記事も見つけたが、どう見てもフリーズするような弱スペックではない。

 

1.アップデートと再起動

macで不調が起きたら基本再起動、そしてソフトが最新版かの確認。App storeにはアプデの表示はないし、再起動しても変わらず立ち上がらない。

 

2.cacheのクリア。

調べてみるとプラグインマネージャーで消す、などと書いてあるがそもそも立ち上がらないのでプラグインマネージャーをいじれない。アプリが立ち上がらない場合まずキャッシュが破損していたりキャッシュが悪さをしている場合があるので、そいつを消す。

finderを開き、optionキーを押しながら移動を選択すると「ライブラリ」が出てきます。今後も使うのでサイドバーにぜひ追加しておいてください。

life-with-photo.com

そうしてUSER/*/Library/Caches/AudioUnitCache内のcom.apple.audiounits.cacheとcom.apple.audiounits.sandboxed.cacheを削除。万が一の不具合が怖いならデスクトップや用意したフォルダなどにコピーしてバックアップをとっておいてください。

また、USER/*/Library/Caches/com.apple.logic10内のデータも全て削除。Logic PRO立ち上げ時に勝手にスキャンして再度ファイルを作ってくれます。しかし再度またスキャンとアップデートで止まります。同じ操作をして再起動してアプリを立ち上げてもスキャンが通らず、「スキャンを中止してプラグインマネージャーを起動しますか?」的なメッセージが出て、中止を押しても続けるを押しても固まる。応答なし。

3.PLISTファイルの削除

USER/*/ライブラリ/Preferencesフォルダへ移動し、com.apple.logic10.plistファイルを削除。設定ファイルなので、ショートカットとか操作に関する諸々の設定が消えてしまいます。色々設定している方はデスクトップへの移動でバックアップしておいてください。後で突っ込み直せば元に戻ります。

support.apple.com

けどだめ。

 

4.プラグインを片付ける

よく調べて出てきたのが、悪さをしているプラグインを確認すると言うものだ。さっきのAppleサポートのページにも書いてある。

USER/*/Library/Audio/Plug-Ins/Componentsの中を全てデスクトップなどに移動させ空にする。悪さをしているコンポーネントに当たりがついていればそれを除外して再度立ち上げる。と言うものだ。しかしコンポーネントvstもvst3も3つしか表示されていない。

ひとまずそれぞれファイルをデスクトップに移動させたが症状は改善せず。実はここでつまづいていたと最後に気づくことになる。

 

5.Controlを長押ししながらLogicを立ち上げ

Controlボタンを長押ししながらLogicのファイルもしくはLogicのアプリをクリックし立ち上げるとAudio COREを使いますか?と表示が出る。使わないを選択するとアプリが立ち上がった。が、ソフトウェア音源は追加できないし、プラグインマネージャーもいじれない。ひとまずアプリ自体の不具合ではなくプラグインが悪いことは確定。

 

6.Garage Bandで立ち上げてみる。

同じDTMツールであるGarage Bandでも同様の症状が出るか試してみたところ、やはり出た。なのでControlボタンを押しながらアプリを起動すると、今度は「Exponential Audioの”Nimbus”」の更新に関するエラーが出て固まった。そういえば LogicでもNimbus,R4のスキャン中に時間がかかり、エラーやフリーズが発生していた。その辺のプラグインに当たりをつけて消すために探してみた。

 

7.iZotope Product Managerでアンインストール

結果として意味なかったのだが、NimbusやR4はiZotope製品に組み込まれているとのことで、iZotope Product ManagerでiZotopeプラグインやアドオンを一通りアンインストール。2、3の操作も行ってみたが相変わらず Nimbus ,r4でスキャンが止まる。finderで「Nimbus」と名のつくファイルを探してみても「Exponential Audio」を探してみても出てこない。Exponential Audioシリーズの製品はiZotope Product Managerではインストールもアンインストールもできないそうだ。そして保存先フォルダは「書類」の中に作られるときいて、その中も削除。パスワードとシリアルナンバーが埋まってそうなファイルだけキープしておいた。

USER/*/Library/Application Support/iZotopeにも関連ファイルがありそうなのでそちらも削除。でも影響なし。Garage Bandの方はR4の更新に関するエラーに表示が変わったのでNimbusのファイルは消したかな?と思ったけどそうではなかったらしい。もう一度起動したらやはりNimbusのエラーも出た。

 

8.Ozone Imager V2を更新

もしかしてExponential Audioシリーズの製品をインストールしたらアップデートされてくれて動くのでは!?と思い、過去のメールを漁り、シリアルナンバーがあるOzone Imager V2を再度インストール。けど特に何も反応せず。

 

9.とにかく検索

mac内で「Nimbus」や「R4」で検索しても、関連しそうなファイルは表示されず、そしてOzone Imagerを検索しても出てこないので、あれ?と思った。googleでauhostingcompatibilityserviceが悪いんじゃないかと検索してみたり、redditの記事を見たり、iZotope公式のQ&Aをみたり、英語でWhere is Nimbus?と検索してみたり。それで

delaymania.com

とか

https://support.izotope.com/hc/en-us/articles/6658025016081

をみたところ、違和感に気づいた。

 

10.Macintosh HD直下のライブラリを確認

僕がいじっていたライブラリはMacintosh HD/ユーザー/ユーザー名/ライブラリ/だったのだが、Macintosh HD/直下にもライブラリフォルダがある!!そしてそれは2の方法では飛べず、ファイルも検索に反映されていない(この辺表示させる設定があるならコメントで教えてください。)。どおりでインストールしたはずのプラグインがないわけだ。

Macintosh HD/Library/Audio/Plug-Ins/の中のNimbus .vstやcomponent、R4も同様に削除したところGarage Bandが無事起動。そしてLogic PROもありえない速度でスキャンを終わらせて無事起動してくれた。ソフトウェア音源も使えるし、プラグインマネージャーもアクセスできた。

基本的に自分の思い込みのせいではあるけれど、フォルダの場所をもっと注意深くみてライブラリが2つあることを確認しておけばよかった。同様の問題で悩んでいる人の助けになれば嬉しい。

 

 

 

 

 

 

 

5chで話題になってた有能フリーサービスのリンクをまとめてみた

5chまとめ動画にて、有能なサービスがまとめられていたが、リンクも何も概要欄に貼られていなかったので、元スレを探してまとめてみた。ここに出ていないサービスが動画のコメント欄に書かれていたのでそちらも一緒に並べてみた。

エロは除いています。

 

アンテナ系

国内の最新ニュースを一覧で表示してくれるサービス。知らんかった。

news.ceek.jp

ウェブコミックスの更新情報を一覧で表示してくれるサービス。漫画村的な違法サービスかと思ったらちゃんとしたサービスだった。

webcomics.jp

AI専門のニュースメディア。

ainow.ai

通信障害の発生状況を監視してくれるサービス。つながらない?と思った時に見るとすぐにわかるサービス。downdetector.jp

 

ロマン。

swc.nict.go.jp

ガソリンスタンドの価格比較サービス。車が生活の一部になってる人たちにはありがたいサービス。

gogo.gs

LCCの空席をまとめて検索できるサイト。国際線使う時に良いらしい。

dsk.ne.jp

 

若い子は意外と知らないっぽいので書いとくけど、同じ商品の通販価格を比較してくれるサイト。個人的には最近マニアックな商品が比較できない、条件フィルタリングできないという悩みに直面している。

kakaku.com

格安 SIMの速度比較サイト。毎日更新。

kakuyasu-sim.jp

匿名じゃないQ&A掲示板。知識層が多く、専門的な回答や、ウィットに富んだ回答がtwitter大喜利より発見しやすいため結構気づきがある。調べ物には向かない。メール通知ONにして毎日見てる。古い記事や読んだ記事サジェストするのだけやめてほしい。あとたまに謎のスピリチュアル説教ポエムおじさんが出てくるのも勘弁。

jp.quora.com

 

借りたい本を全国の図書館の貸し出し状況ごと検索できるサービス。

calil.jp

 

 

便利ツール系

whois特殊文字変換、HTML変換など便利なツールが並ぶサービス。

tech-unlimited.com

日数計算とか単位換算とかいろんな計算をしてくれるサイト。

keisan.casio.jp

みんな大好き高度な計算ができるwikipedia。知らないうちに機能がめちゃ豊富になってた。

www.wolframalpha.com

一度だけアクセス可能な URLを生成するサービス。一度アクセスしたらURLとリンクの結びつきを消す仕様。

onetime.2ch.to

 

カテゴリ関係なく公開されている便利ツール一覧。育児向けもあるよ。

tools.ikunaga.net

webクリエイターsatoruのリンク集。

satoru.net

AI使って精度を高めた翻訳ツール。macOSアプリが本当に便利で、Ctrl+C2回で翻訳してくれるショートカットが秀逸。無料版は一度に翻訳できる文字数制限があるけどほとんどの場合気にならない。

www.deepl.com

同じネットワーク内にあるスマホなどにAirdropのようにスマートにデータを送信できるサービス。androidにデータを送る時に便利。

snapdrop.net

AIがアニメ風の女の子のイラストを生成してくれるサービス。

make.girls.moe

youtubeからmp3を抜き取りたい時に使えるサービス。使用時は著作権に注意。改変フリーを名乗っているyoutuberとかの音声を切り抜いてMAD作るとかそういう用途かしら。

video-converter.com

yourtubeのダウンローダー。windowsで動く様子。ドイツで訴訟されてgithubが消えかけたらしい。潜在的に法的リスクを犯す可能性が高いので非推奨。自分がアップした動画を保存するのに使ってください。

youtube-dl.org

 

こちらの方がyoutube-dlより早いとの噂あり。時間を指定してトリミングもできる様子。どちらにしろ非推奨。

github.com

chrome拡張で、youtubeに特定のキーワードや条件に当てはまる動画などを非表示にできる。便利そうだからそのうち試す。

chrome.google.com

ずーっとお世話になってるLharplus、パスワード忘れた時に、時間かければ解析できる機能がある。(昔一度使ったきりだけど)。

forest.watch.impress.co.jp

4GB以上の圧縮ファイルやマニアックな圧縮ファイルも解凍できるソフト。個人は無料、企業などは有料でライセンスが必要になる。

www.ponsoftware.com

有料ソフトのシリアルコードをごっそり抜き取れるソフト。PCの引越しの時に便利らしい。

freesoft-100.com

ニューラルネットワークで画像を解析して綺麗に拡大してくれるサービス

waifu2x.udp.jp

オンラインで画像の加工をしたいときに。ぼかしやモザイクなどもある。

www.bannerkoubou.com

オンラインでPDFデータをアップすると結合してくれる。譜面などのデータをまとめるのにいいらしい。大丈夫だと思うけど、社外秘系の書類は流出の危険性もあるので念のため気をつけて。

pdfjoiner.com

Webページを PDFに変換して保存してくれるサービス。

webpagetopdf.com

officeでpdf作る時にめんどくさい作業など痒いところに手の届く機能が網羅されている。何よりpdf愛が溢れすぎててサイト開いた瞬間に笑った。

www.ilovepdf.com

同様にオンラインの画像編集機能一覧。画像の軽量化(圧縮)や拡張子変換などが便利らしい。

www.iloveimg.com

現代文を古文風に翻訳してくれるサイト。かかるサービスあるものなりけれ。

catincat.jp

あだ名メーカー。なぜかが結果を画像で出力してくれる。

maker.usoko.net

ダミーの個人情報ジェネレータ。

names.igopaygo.com

オンライン文字数カウント。エディタに文字数カウントがないというときに重宝されそうだけれど、僕はGoogleドキュメントでやってしまう。なぜか僕の佳境では文字化けしている。

www1.odn.ne.jp

数学の漸化式の問題をランダムで3題出してくれる。同様に微分積分ガチャもある様子。数学解くの好きだった人は楽しいかも。

hiraocafe.com

無料でBGMを流し続けてくれるウェブラジオサービス

www.jango.com

jazzバージョン。

www.jazzradio.com

無料で音楽を聞けるサービス。音楽をそのまま希望価格で購入でき、収入はアーティストに還元される様子。

bandcamp.com

DJやトラックメイカーなどが自作の曲をアップしている。リミックスを探したりするのによく使っていたし、自作曲をアップしたこともある。

soundcloud.com

洋楽の歌詞と翻訳した歌詞を曲を聴きながら表示してくれるサービス。英語の勉強などに使うと効果があるそう。

lyriq.jp

住所を英語表記に変換してくれるサービス。海外amazonとかアリエクとか使うときに便利。

judress.tsukuenoue.com

 

 

調べたい系

 

わからない単語を入力すると本などでの用例を検索して表示してくれるサイト。

yourei.jp

同様に用例検索。国立国語研究所によるもので、信頼性が高く無料だけれどユーザ登録が必要。

chunagon.ninjal.ac.jp

 

郵便局のお届け日数検索。

www.post.japanpost.jp

 

Amazonの宅配時間指定や集荷などオンラインで簡単にできるサービス。評判はいいらしい。というかヤマト他にも色々サービスやっててすごいな。

www.kuronekoyamato.co.jp

サイトのURLを入力するとアクセス解析してくれるサイト。推移やランキングなども表示される。高度な内容は有料。

www.similarweb.com

トレンド検索キーワードを確認できるサービス。

trends.google.co.jp

細かい条件を指定して複数の検索エンジンから検索できるサービス。だけど一番うえの検索窓から検索したら普通にgoogleの検索結果が出た。何事?

skensaku.com

キュレーションサイト・知恵袋・まとめサイト2ch転載などノイズとなるサイトを避けて検索できるサービス。NAVERまとめ懐かしい。。。

pasokatu.com

MSD、医療診断マニュアルの家庭版。

www.msdmanuals.com

 

世界地図を好きな色に塗りつぶせるサービス。

www.mapchart.net

Googleより規制が緩い検索エンジン

yandex.com

 

 

 

 

マッピング

市町村合併とかでの変遷を見ることができる。地域を選んで日時にマウスをあわせるだけで画像がパラパラ変わるので面白い。

mujina.sakura.ne.jp

the true size、メルカトル図法で歪んだ国の大きさを元のサイズに戻して表示してくれる。国をクリックしたまま比較したい国のところまで移動できるので面白い。

www.thetruesize.com


世界中の飛行機が今どこにいるか表示してくれる。ただし長時間眺めてはいられないっぽい。

www.flightradar24.com

電車が今どこを走っているかわかるマッピングサービス。今深夜に見てるけど当然何も動いていない。

www.demap.info

世界中の気象情報が可視化されてマッピングさているサービス。風速や風向き、天気や気温など、可視化されているのをずっと眺めていられる。スクリーンセイバーにしたい。

www.windy.com

世界中のサイバー攻撃をリアルタイムに可視化するサービス。初めて見た時は驚いた記憶がある。デザインがかっこいい

cybermap.kaspersky.com

地図上からポストの場所と回収時間をチェックできるサイト。引っ越した時に便利そう。

www.postmap.org

言わずと知れた事故物件や心理的瑕疵物件の情報をマッピングしてるサイト。

www.oshimaland.co.jp

国土地理院による、今と昔の地図を並べて見比べることができるサービス。

ktgis.net

防災マップ検索サイト。調べたことなかった人はぜひ

disaportal.gsi.go.jp

PUDOステーション(宅配ロッカー)設置場所一覧。

www.packcity.co.jp

コイン精米所の場所を検索してくれる。対応してる米に合わせてフィルタリングできるのはちょっと感動した。

www.areamarker.com

みんなで自由に地図に情報を書き込んでいくオープンソースプロジェクトらしい。

openstreetmap.jp

条件をクリックするとチェーン店の場所を地図上にマッピングしてくれるサービス。

www.locationsmart.org

 

 

学習系

Jmooc。大学のオンライン講義を無料で閲覧できるサービス。しかも修了したことも証明してくれるっぽい。新規分野の開拓や学び直しに。ここに掲載してる大学は新しいことに挑戦しようとする柔軟性があるということなので、高校生など進学を考えている大学の授業がないか探してみるのも良いかも。

www.jmooc.jp

東京外語大の研究に基づいたオンライン言語学習教材。

www.coelang.tufs.ac.jp

初学者〜中級者向けの無料の語学の学習サービス。要アカウント登録。

ja.englishcentral.com

IT試験学習サイト。資格取る用の問題たくさん用意されているようです。

mondai.ping-t.com

ディベート入門。ホームからのリンクは無くなっている模様。

www.nands.net

ちょっとした知識、雑学が一覧になっている。読めてないけど面白そう。

www.benricho.org

哲学用語について解説したwiki

w.atwiki.jp

高校生向けのサービスだけど、用語解説や小論文対策など今読んでも参考になるコンテンツがいくつかある。なお、偏差値は高めに設定されているらしい。

www.zyuken.net

 

やる夫の世界の歴史スレ一覧。暇な時に読み物として楽しめる。日本の歴史スレのまとめも別にあるらしい。

yaruo.fandom.com

統計学入門。他にもいっぱいあるけども。

www.tamagaki.com

 

 

データベース

いろんな一覧を一覧にしたデータベース。そうしてこのブログはメタ一覧になる。

ichiranya.com

タイトルの着目点が天才的。

shrinkflation.info

漫画や小説などの発売日データベース。アプリやメールなどに発売日を通知してくれたり、作品の通知登録ランキングから人気を測ることもできる。

alert.shop-bell.com

古典のデータベースを提供。いろんな検索方法があるっぽい。

www.kotenlibrary.com

世界中のコインの画像データベース。どこの国の通貨かわからない時に。

en.numista.com

鉄道人身事故データベース。2010年以降だそう。

jinshinjiko.com

消費者庁リコール情報サイト。

www.recall.caa.go.jp

外務省が出してる世界中の国々の安全度を示したサービス。海外に行く時は見ておくといろんな危険性と事例がわかる。ニュースで流れない内紛などの情報も更新されてる。

www.anzen.mofa.go.jp

世界のウェブアーカイブが見れるリンクを国立国会図書館が一覧にしていた。特に

https://archive.org/著作権の切れていな漫画や映画、アダルトコンテンツなどもアップされているため閲覧の際は注意。

warp.da.ndl.go.jp

80〜90年代のウイルス(マルウェア)のデータベース。

archive.org

有名チェーン店の裏メニューが一覧になったサイト。もう少しinstagram使うなどして食欲の増す写真を掲載してほしい

xn--idk0bn6gt664c.com

 

官報決算データベース。

catr.jp

旅行や山登りなど旅先で死んだ人のデータベース。

kouryodb.net

プロ野球の80年分の公式試合記録のデータベース。すご。

2689web.com

いうほど信頼はできないがたまに面白いハウツーが書かれてるwiki

www.wikihow.jp

アメリカンジョークのデータベース集。

yellow.ribbon.to

 

全国の展望タワー情報が網羅されている。構造物スキーな僕にとってはたまらないサービス。

www7.plala.or.jp

基本は通販サイトなのだけれど、ガンプラのところは説明書までアップされているので、難易度などがわかりやすく、購入前の検討材料として参考にできる。

www.1999.co.jp

 

ビデオゲームの没になったデータのデータベース。予算や時間の関係でカットされた音楽や画像などいろいろ。英語。

tcrf.net

高校の偏差値や口コミが書かれている。だいたいどこも通学してる学生が間違ってもうちには入らないでくださいって書き込まれている様子。

www.minkou.jp

 

読んだ本を記録してデータを可視化したり感想を共有できるSNS機能も備えたサービス。

bookmeter.com

帝国データバンク。企業の決算情報などが調べられるが、1回500円とか有料らしい。

www.tdb.co.jp

外市況可視化されてた。誰か詳しい人解説求む。

finviz.com

 

 

 

youtubeなどのSNSの登録者推移やランキングを調べるのに便利。影響力チェックに使ったことある。

 

https://socialblade.com

 

 

競技化してしまったポケモンのいろんな仕様を網羅したデータベース。

yakkun.com

 

 

 

セキュリティ系

ワンクリック詐欺体験ができるサイト。むしろ学習系でもよかったけどこっちに。

kentaro-shimizu.com

ページにアクセスしたときに相手のサーバーに公開されてしまう情報を一覧で確認できるサービス。子供や社員のセキュリティ研修に。

env.b4iine.net

URLを入力するとサイトが安全かどうかチェックしてくれるサービス。ウイルス感染リスクの高い怪しいサイトをチェックするだけでなく、上司とかに安全なリンクです、ってエビデンス示すのにも使えそう。

check.gred.jp

こちらは診断だけでなくウィンドウで表示もしてくれる。

securl.nu

バイスごとにセキュリティを強化するツールや方法が紹介されている。日本語に対応してるけど日本ではまだプロジェクトをメディアが取り上げていない様子。

prism-break.org

オンラインファイル解凍サービス。OSやソフトの関係で解凍できない時に使うと便利らしい。あとはコンバートや変換サービスがいくつか。

extract.me

2次元画像の出所詳細を教えてくれるサービス。pixivには強い、漫画の単ページには弱いなどまあ得意不得意はある様子。

ascii2d.net

海外などで検閲の可能性があるネットを使うときプロキシかませると大丈夫になったりするらしい。その一覧。

www.freeproxylists.net

プロキシのセキュリティレベルをチェックしてくれるサービス。

uguisu.skr.jp

 

ひとまずiphoneではAdGuard を使ってて快適。ただ、ソシャゲのリワード広告(広告を見ることでもらえるゲームアプリ内報酬)などは手に入らなくなるので注意。

wikiwiki.jp

chromeの拡張として入れてる。不要な広告やポップアップなどかなり減る。

chrome.google.com

youtubeの広告ブロックと、マウスのホイールで再生速度変更などジェスチャーを追加してくれるchrome拡張。

chrome.google.com

デフォルトで広告ブロックしたり、セキュリティ高めの設定で使えるらしいブラウザソフト。chromeの3倍速い、には惹かれるものがある。

brave.com

ラッキングされない検索エンジン

duckduckgo.com

 

間違って消しちゃったファイルを復元できるフリーソフトwindows向け。

 

その他

アップルのエンジニアが不良品を整備して動くようにしたものが買えるサービス。もちろん他の製品と変わらないのに値段が安い。結構定期的に覗いている人たちが多い様子

www.apple.com

 

画面を黒くして電力の消費を減らすgoogle検索。白い画面は明るく光らせるために電力余分にかかる。温暖化防止したい人に。

www.blackle.com

国の借金がどれだけあるかを大晦日に最終予算になるよう増やしていく借金時計。調べていくと各市町村でも導入されているみたい。一覧にして見れたら面白いのに。

www.takarabe-hrj.co.jp

地域密着型の物々交換サイト。取引の際はトラブルにならないよう気をつけて。

jmty.jp

フリーでマインクラフトのアカウントを無料で作れるサービス。マインクラフトを使ってハックしたい人向けらしいが、アカウントが盗まれたものだったり古くて使えないなどネットを見てみるとあんまりいい噂がない。まず基本的にマイクラは課金して買ってもらって、サブ垢として使うにしても都度違法性がないか注意してください。使用非推奨。

mcleaks.net

5chのトリップ逆引きサイト。特に書き込む人じゃないと使わない。

trip-table.kokage.cc

 

 

後半、リンクが増えすぎて全部チェックできなかったのでまたいつか気が乗ればまとめます

出典:https://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1543644937/

 

 

 

 

教員志望者を増やすための有効な施策アイデア

4月の上旬、文部科学省がようやく教員不足の実態を全国調査することを発表した。

www3.nhk.or.jp

公立小学校でいわゆる「35人学級化」を実現する改正法が成立したことを踏まえ、文部科学省は必要な教員の数の確保に向けて、5月全国の公立の小学校と中学校を対象に、教員が不足している実態を調査することになりました。

公立小学校の1クラス当たりの定員を今年度から5年をかけてすべての学年で35人以下に引き下げる改正義務教育標準法が今の国会で成立し、これに基づき、いわゆる「35人学級化」を実現するためには、新たに1万3000人余りの教職員が必要になると推計されています。

これを踏まえ、文部科学省は「35人学級化」に必要な教員の数の確保に向けて、5月全国の公立の小学校と中学校を対象に、教員が不足している実態を調査することになりました。

学校現場では、学級担任が不足し、教頭などが代わりに対応するケースもあるということで、調査では教員の不足数やそのうちの学級担任や教科担任の数不足している要因などについて尋ね、結果はできるだけ速やかに公表したいとしています。

 

 逆に今までやってなかったんだ、というところが手応え。教員免許更新のタイミングで失効したり、更新は教員として働いている実績が必要(雇用責任者の印が必要)なため、教える経験・技術・実力があるのに失効していく教員も少なくないと聞いている。

 

今までは教員免許保持者の総計と、将来的に子供が減ることを見越して正規雇用を増やしてこなかった。このブログでも何度か、(経験則ではあるが)教員採用試験の倍率が2を切ると競争による適性フィルタリングが効果を発揮しないんじゃね?という問題を指摘をしてきたし、現実着実に減っている。

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令和2年度(令和元年度実施)公立学校教員採用選考試験の実施状況のポイント

出典:令和2年度(令和元年度実施)公立学校教員採用選考試験の実施状況について:文部科学省

団塊ジュニア世代の集団退職もあり、採用者数が増えているのもあり、採用倍率が2を切っている都道府県もやはり存在する。

また、同じくらいのタイミングで、情報科教員の複数校指導の手引きなども公開され、教科・免許ごとによる教員不足も推し測ることができる。

www.kyobun.co.jp

高校の新学習指導要領で情報科の内容が高度化したことを受け、文科省は4月15日、情報科の免許を持った教員による複数校指導の手引きを公開した。地域によっては、専門性や指導力のある教員が不足している課題に対応するためで、一人の教員が複数の高校を兼務する場合や遠隔授業を活用した場合の方法を、教育委員会や管理職、担当教員向けにまとめた。

 

遠隔授業補助教員おけば遠隔授業していいよ、とか対面授業して、っていう文科大臣の言葉とは反対だなという印象のことがいろいろ書いてある。情報科の人材育成の話をするのであれば、そもそも情報について専門知識があり、その上指導スキルもある人材であれば学校でなく開発現場に行った方が当然給料や待遇が良い。プログラミング専門の塾なども増えており、情報科の教員育成を充実させればさせるほど、人材が外に流出していくというパラドクスを抱えている。

 

そして極め付けはSNSで教職の素晴らしさを発信してほしいという #教師のバトン プロジェクト。教員や元教員と思われる方々の、労働環境に関する悲鳴が多数投稿され、教員志望者の減少に拍車をかけるのではないかと話題になった。詳細はこちらを読んでほしい

www3.nhk.or.jp

というわけで、部活がきつい問題とか、教員不足問題とか、マネジメントクソ問題とか、早い人は15年前位から訴えていた問題が、ようやく対処に動き出した、という文言だけで今のところ現場は何も改善していない。COVID-19の対応により部活ができなくなり、一部の仕事が減ったり緩和したりしたという話も耳にする一方、逆に感染状況のリスク管理(家族に感染者が出ていないかのチェックや毎日の体温計測)など、事務仕事が増えたという話も聞いている。対応は基本的に各自治体の教育委員会ごとに決定するので、地域ごとに違うそうだ。専門家ではない教育委員会が適切な決定ができるとは思えない、というストレスがあるという話も、僕が主催している勉強会で教員のかたが発言していた。

教員の労働環境の悲惨さが広がり、教員志望者が減り、現場は人手不足でさらに労働環境が悪化する、という悪循環が根本的な問題であり、財務省は全くもって財布を開かないので、対応する予算も十分にない状態だ。

そうした教員志望者を増やす方法として、思いついたのが、教員として雇用された場合に、雇用形態に限らず、奨学金の代理返済を行うというものだ。インスパイア元としては、2022年の4月から日本で一番奨学金を貸している団体が、代理返済の仕組みを導入するという。

www.sankei.com

企業としては、税金がかからないため、節税になるという部分でフィーチャーされている。背景には大学の法人化による授業料の増額や大学生のふたりに一人が奨学金を借りている現状などがある。

当然教員志望の学生たちも、奨学金を使って学ぶケースは多々ある。いざ教員になって、二十代のうちは薄給で若いからと多くの仕事を振られ、遅くまで仕事を強いられ、時給はコンビニバイト並み、給与をもらってもそこから奨学金の返済があるためほとんど自由を得られない、という話も聞いてきた。

そこで、教壇に立つ仕事についた場合、雇用の形式に関わらず、給与と別に国が奨学金の肩代わりをしてあげれば良いのだ。もしくは教員志望者用の奨学金の枠をもっと充実させるか。

そもそも教員になる場合、奨学金は返済しなくても良い、という特例が昔あったのだが、いつの間にか消えていた。大学の奨学金に限定することで、進路として倍率が減っていると聞く教員養成のコースに入る学生が増えるし、教員採用試験の倍率も上がり、教員の質を担保できる確率が上がる。全ての教員に適用される制度ではないため、なんらかの手当を出すよりも予算は安上がりになる。自治体がさらに一人当たり月5000円とか1万円とかの金を出し、返済額を増やせば、採用倍率における地域格差を埋めることもできる。(例えば東京都は地域手当が高く支給され、地方と給与格差が生まれるため、他の都道府県からめちゃくちゃ人材が流入してくる)

フラッシュアイデアではあるが、そもそも教育現場が人手不足である限り、教育現場に求められる無限のリスク管理に対し、対応できる限界が発生する。アクシデントが起こらないよう校則などで学習者の縛り付けを強くするしかなく、学習者を交えて審議している余裕もない、と押しつけ型の校則を作り始める。それに乗じて下着の色を指定するなど謎の校則も生まれてしまう。

長期的には予算を確保する方向で動くか、テクノロジーを使って管理を楽にするように動くにせよ、短期的に奨学金の代理返済は十分な福祉になるのではないか。

関連エントリ

showgotch.hateblo.jp

 

人手不足なのになぜ賃金が上がらないのか

人手不足なのになぜ賃金が上がらないのか

  • 発売日: 2017/04/14
  • メディア: 単行本
 

 

 

パート・アルバイトの応募が殺到! 神採用メソッド

パート・アルバイトの応募が殺到! 神採用メソッド

  • 作者:平賀 充記
  • 発売日: 2019/02/20
  • メディア: 単行本
 

 

 

 

 

 

 

 

 

CLUBHOUSE一週間観察記 オタクはどこで部室を探すのか

ClubhouseというチャットベースのSNSが流行っており、ここ数日で地上波メディアにまで紹介され、日本人の登録者数が倍倍に増えているという統計も出ていた。

僕もネットヲッチとして一週間ほど前に入ってみた。招待にはiOSアプリと、電話番号が必要だ。iphoneユーザーしか今のところ参加できない。登録した人は招待枠を2枠もらえるので早速で5000円で招待枠が転売されていたらしい。

 

いろいろ観察や実験をして友人から初日ブロックを食らったり。ミッション達成報酬が設定されているようで、色々やっているうちに招待枠が増えたり。簡単に機能や特徴を話していこう。

clubhouseは招待制の音声会話SNSで、元々は車などの長距離移動や育児など手の離せない場面でコミュニケーションを取る為のツールとして開発された。ルームと呼ばれるチャット部屋が作成され、そこで二人以上で会話する。誰が発言しているかはアイコンの周りのエフェクトでわかる。ミュート参加もできる。聞く専門の人としての参加もできる。誰が参加しているかもわかるし、聞く席から参加して発言したい時は手を上げるボタンを押して承認される必要が合る。

モデレータ、スピーカー、モデレータやスピーカーにフォローされてる聴衆、ただの聴衆と、ソーシャルランクに応じた表示やできることの制限がか課さているレベル分けは面白いと思った。

使い始めて1日目、アーリーアダプターあるあるである旧友が近況報告で真面目な話をしているところにいき、無理矢理あげられイジられる流れが発生。このアプリすごいよね、という話より、このアプリのこの部分どうなってるんだろう?を調べるのが好きな人たちなので、まず友人にブロックくらった。モデレータにブロックされても会話には参加できるっぽい。最近仕事でダンスに携わることが多いので、ダンサーの友人を探してみたが、まだ日本語でダンサーって書いてる人は少ない。

2日目、「VCが考えてること」「キャリアを考える」「clubhouseとソーシャルグッドをつなぐ会議」意識の高いタイトルが立ち並んでおり、絶対に出てくると思った「世界一意識低い部屋」などが登場。そうやって逆張って出してくるのもプロレス的な意識の延長だなと思い、友人とスプラトゥーンをプレイ実況解説しながら近況を語るという部屋を作った。

ガチの意識低い部屋だ。多分clubhouse初であるとともにDiscordでやれと言われる内容だった。ただただ、通話中に入ってくる友人の子供の声が可愛かった。「やっつけたねえ!」「パパ下手ー!」SNSには乗らない声だ。

 

3日目、昼から会話に参加せず聞いてるラジオユースをするリスナーが多いことに気づいた。みんなお互いに働け、と言っているが多分働きながらアプリをチェックしてるのだろう。このどこで何が起きてるか知りたい、という好奇心や取り残され不安がこのアプリの流行の根本だと思う。

そして、インフルエンサー、芸能人が入ってきた。当然視聴者数千人越えの部屋が立ち並び、こことここ繋がるの!?的な音声コラボがたくさん見れた。ファンはこれはみたかっただろうなと思いつつ、youtubeかinstaliveでやれ、とも思った。

それから先行者利益を取ろうとしてか、無言相互フォロー部屋が増えてきた。業界ごと、ジャンルごとなどでお互いを相互フォローするのだけれど、あんまり役に立つとは思えない。2月に入るとこの無言部屋は注意喚起の対象になるよ、という話があったが実効性があるかはよくわかってない。たまにミュート切り忘れて生活音とか仕事の電話の音がまる聞こえになってるハプニングもよくあった。

clubhouseは知らない人が喋っているところから見れるのがファーストインパクトなのが良い。テキストだとなかなかキャラが伝わりづらいこともある。この時点でキャスやニコ生やDiscordでいいじゃん、と思っているが、UIが参加者全員を表示するので、悪口言いづらいとか録音禁止なのでその場限りの秘密の話が聞けるとか、そういう秘密会員制クラブのような雰囲気があり、その点がアドバンテージ。

ホームのタイムラインには今友人が喋っている部屋が表示されるが、フォローしている人が入っているルームもタイムラインに表示される。誰がどんな興味があるかがわかる。そして話している人の招待者がわかるようになっていて、影響力の強さなどを知ることもできる。大学の後輩に教えてもらったが、渡辺直美が入ってきたので、招待者を遡ったら6時の隔たりで僕がいたという。

4日目、一般層が入ってきて、中には匿名のアカウントが発生してきた。僕のアカウントも登録後のフォローリコメンドに表示されるのか、全く繋がってない人達がフォローしてくるようになった。kimoi kaoみたいな匿名アカウントが入ってきて、あーそろそろ荒れ始めるな、と次のトレンドを予想し始める。と同時に「アーリーマジョリティーが入ってきた時のルールを考えよう」みたいなローカルルールを考えたい人達が散見。そういうのいいからと思いつつ自治厨なりのコミットメントなんだろうな、でもそれマナーを強要したがる老害だぞ、と傍観を決める。夜には僕が働いてる業界のアーティストたちの対話部屋が始まった。過去を語るだけなのに、めちゃくちゃ面白くて、対談イベントにしたら3500円くらいのチケットで客取れるやん!と思ってしまった。海外に強いインフルエンサーたちは、結構前から使っていたようだ。例えば音楽クリエイターは自分の部屋を作りファンや聞き手たちから正直なフィードバックをもらう機会として活用していたり、クリエイティブとフィードバックという意味では相性が良いらしい。それからマイナーなものが好きな人達が集まるようにできているが、今日本人的には有名な人の話をラジオ的に聞く、という使い方が主流のようだ。キャスでいいじゃん。

 

5日目、本格的に匿名アカウントが増えてきた。アイコンを設定しない、名前も適当。一番面白かったのは「BIGPENIS LEGEND」というアカウント名だ。界隈では有名な方なのだろうか。「おっぱいについて語る部屋」や、タイトルなしの身内のだべり部屋も増えてきた。少人数だと聞く専門での参加にちょっとたじろぐこともこのあたりから増えてきた。なんせ会話のテンポとか面白いことのツボとかって、業界やジャンルや属性ごとに違う。このSNS陽キャ向けだと言われる由縁でもあるし、この辺りでtwitterあたりからしんどいという声が聞こえ始めた。聞くのも話すのも結構エネルギーを使う。特に客席からあいつも話したいから誘おうぜ、と注目されることに陰キャと呼ばれる人達は危機感やプレッシャーを感じる。

だるい話をしたかったので「納豆と豆腐の名前逆だろと思う人の部屋」を作ったら知らない人が来てくれて盛り上がって売れた。一応AIが働いているらしく興味のありそうな話題などをサジェストしてくれるのだろう、タイムラインとは別の、カレンダーに表示されていたので来たらしい。

だんだん話題がことやものから俺たち、というコミュニティの話になってきている。この後は一定のファン層、フォロワーを持った人達が配信をしていくアプリになっていく、今は利用者層のリテラシーが高いが、他のサービスと変わらなくなってくるだろうな、という話が至る所で語られていて僕もそう思う。

 

6日目、朝から昔一緒にシェアハウスしてた友達たちと部屋を作って会話した。懐かしい人達が集まってくれて、近況報告。通話しながら2組の夫婦は公園に散歩に出掛けていた。昼ごろはFacebookに、クラブハウスはたくさんの人が一斉に話してもなんとなくごちゃごちゃにならないし、これだけ通話の音質が良いのもいい、といった意見が流れてきたが、夜になるとついにclubhouseが鯖落ちし始めた。音声通話が急にミュートと表示され、音が聞こえなくなる。一気に参加者や部屋が増え、一部のサーバーが対応できなくなったようだ。順調な部屋とそうでない部屋があったらしい。ピークタイムは21時前後だろうか。それから合わせて対応方法がわかった部屋、などが乱立。「〇〇業界の未来!」みたいな色んな業種の人たちが集まる系のサロン風の部屋はこのエラーに困っていたようだ。

 

7日目、インビテーションが12枠くらい余っていたので招待枠あるよ、といったら6年ぶりくらいに古い友人たちから招待して、ってDMが届いた。古い仲間と再会できるのがこのSNSのいいところかもしれないが、mixiやFB登録したてのころもそうだったよね。

今のところ著作権関係もガバガバで配信中に音楽を流しても特段警告などはないという。dabelなど、他のSNSAndroid勢は頑張っているという。また、クラブハウスの闇としてDaigoが紹介していたが、「相互フォローすると部屋に招待できるという機能があるが、それは承認制じゃない。ある日アダルト系の人と盛り上がり相互フォローをしたら、後日クンニ選手権に僕が登壇することになっていた。」と、売名プラスブランディングぶち壊しという合わせ技も使えることが発覚した。

 

これからどうアナーキーになっていくのか、見逃せないところではあるが、ニコニコのような機能がない分職人は根付かなそうである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

youtubeコンサルという仕事

9月から動画での情報発信を始めて、今のところVLOGしかあげてないのだけれど、意外と地域名で検索をかけてくる人が少なくないことを知った。ただ4KのGoPROで渋谷を散歩しただけの(特に編集されてるわけではない)動画が6万再生とか行く世界がある事を知って驚いている。一方youtubeクリエイターでなくyoutuberとして頑張りたい人というのが昔からいて、緊急事態宣言が出てから加速的に増えている。

 youtuberというかyoutubeが収益化できる1000人以上登録者がいるチャンネルは全体の10~15%で、新規参入にはかなりハードルが高い。だいたいニッチなジャンルで頑張って5000人前後で停滞するようなチャンネルも多いようだ。しっかり登録者を稼いでるチャンネルは、即興に見えてしっかり台本通りに喋ってスポンサー企業やステークホルダーに配慮しながら動画を作っているし、そういう楽屋裏が見えているのを逆手に思いっきりディズニーキャラクター(著作権的にグレー)を前面に押し出して収益停止にチャレンジするyoutuber新世代もいる。Vtuberなどは技術や知識が必要なのでハードルも高いが海外の人たちが見るというのもあって、最低登録者数の桁が1桁多かったりする。

 

ということでVLOGのノウハウや動画編集のコツなどを調べていたらランサーズで高額の仕事を見つけた。

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youtubeコンサル

この左から二番目のものが、18万円弱とめちゃ高いやん、と思って興味を持って調べてみたらこんな感じ

こんにちは!YouTubeコンサルタントのヒゲローです。

2019年YouTuberとして活動し、4ヶ月で1万人超える。
本年よりコンサルタント兼映像クリエイターとして活動を開始。

モットーは「関わった全ての人に成果を出す」

[主な実績]
M&A企業のチャンネルを3ヶ月で1000人登録まで導く。その後もリストを取りつつ1000万円クラスの案件を獲得する。
某美容系のチャンネルでは、デビュー1本目の動画で新規顧客を獲得する。Google検索1ページ目独占に成功させる。
その他、1動画のみで2000人の登録と15万再生を記録や、
YouTube講師として50名、約100チャンネルに関わる。副業で月収100万円のチャンネルを誕生させる。

ヒゲ | 映像クリエイター | クラウドソーシング【ランサーズ】

 

ということで、まずこの人のチャンネルどんなのだろうと思って探してみたけれど、twitterにも公式HPにもそのチャンネルのリンクはない様子。メールアドレスがあったので検索をかけてみたらどうやら書いてあるM&Aの会社と思われるチャンネルが引っかかった。

www.youtube.com

3ヶ月で1000人登録と書いてあるが、この会社のyoutubeチャンネルが開設されたのが2019/06/17 となっており、初投稿が2019/12/09、SOCIAL BLADEによるとチャンネル登録者数が1000人を超えたのは2020年の3月末~4月にかけて。

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sosial blade m&a

動画の字幕やサムネのクオリティはしっかりしているし、仕事に文句を言いたいわけではないが、ひとまずこれを3ヶ月と数えていいものか、ちょっと疑問だった。登録に結びついたのは1万再生前後のヒット動画が2連続したためだと思われる。

www.youtube.com

また、この2ヶ月は再生数が100未満の動画が目立っており、チャンネル登録者数は8月から各月10〜20人ずつと微増。​ノウハウを教える話はどうなったのだろうか。なお、コンサル料は以下らしい。

 

チャンネルコンサルティング(ch運営) ¥150,000〜  
チャンネル立ち上げ支援 ¥30,000  
動画編集 ¥8,000〜  
グラフィック制作(アイコン、バナーなど) ¥3,000〜  
エクストリームSEO ¥1,000,000

引用元:higero.net – YouTubeコンサルと編集はヒゲローまで より

 

最新の動画でもyoutubeコンサルのリンクが貼ってあったことから、毎月15万円ずつ支払っているのだろう。会社には1000万円規模の仕事が回ってきたらしいので、youtubeに投資した分は回収できたのかなと思う。

コンサルの方のHPに月収100万の売り上げと書いてあったが、確かにコンサルと動画作成で25万程度の仕事を4チャンネル分かかえれば100万に手が届く。なるほどなと思った。

showgotch.hateblo.jp

の記事で書いたブロガーの世界の話がそのままyoutubeに移ってきた。ランサーズを入り口にして、個人でもこうしたビジネスが展開できる時代になった。

ゴールドラッシュの時は、金を採掘に行くより、丈夫なズボンとツルハシを売れ、という寓話があるが、youtubeのゴールドラッシュ幻想はまだまだ続いていくし、ボタ山のような動画の死骸の山が、今日も沢山積み上げられていく。

 

 

 

Amazonプライムデーなので世界線が変わるおすすめ商品を5個くらい厳選しておく

Amazonプライムデーが始まり、安い商品と言うより在庫処分品とこの日限りのお得セットみたいな商品がどんどん出てきて、見ているだけで楽しい。プライム会員(月額会員)じゃないと参加できないセールだけど、送料込みで元取れるし、プライムアプリで音楽も映画も一部の本も無料で提供されたりするのでクレカ持ってる人はさっさと登録した方がいい。下記のエントリーボタンも押すの忘れずにAmazonクレカ作った人はさらにお得になるけど、そこは自己責任でお願いします。

www.amazon.co.jp

そしておすすめ商品はFBに友人向けに書いてたけど、おすすめ順に整理してここでも共有しようと思う。

 

50型以上のディスプレイ 

 50型デイスプレイが今なら計算上5万円弱で買える。在宅仕事も増えた人多いだろうけど、50型以上のテレビをディスプレイとして仕事で使うと一覧性あがって違う世界線にいける。これはガチ。大型ディスプレイは機能が少ない上に高い。ゲーミングとして使う以外の人はこれで十分。2年使えば月2000円強の投資で仕事の効率が3割くらいアップするのでおすすめ。ぶっちゃけこれ紹介したくてこの記事書き始めた。一緒に住んでいる友人が在宅ワークの日にディスプレイ貸してくれと言われ、半年近く日中占有されている。

以前個人的に50型をアマゾンのセールで買った。まず調べたところ24インチ以上のディスプレイは1インチ1000円を切る物がコスパがいい。そしてLGは他の大手家電メーカーと違って不要な機能がついていない分立ち上がりと入力切り替えが早い(ヨドバシで試してみた)。ちょっとグレードをあげたいい奴になるとリモコンのUXもレーザーポインタ式でめちゃくちゃ面白い(多分紹介した機種は違う)。

実はLGの65型テレビも持っていて、多分ディスプレイの不具合で映らなくなったが、保証期間内だったのでサポートに連絡したら日時指定で修理しにきてくれて、1時間くらいで済んだ上、「後日請求しますねー」って言われたまま特に請求は発生しなかった。これはソフマップで買ったからかもしれない。たまに表示した時にフレーム外に表示されたりするけどそこはPC側の設定でなんとかできる。仕事で使わない時はVODで映画とかyoutubeも見れるしおすすめ。webOSはもう少し使い勝手よく進化してほしい。

アイリスオーヤマも同価格帯で大型テレビを出しているので、好きな方をお求めいただきたい。

Amazon.co.jp: アイリスオーヤマ 65型 4K対応 液晶テレビ 65UB10P 4K IPSパネル 裏番組録画対応: 家電・カメラ

 

 Ankerメディアハブ

 

appleのノートユーザーなら必需品、いろんなメーカーが出してるけどAnkerはやはり安心。音響関係の商品は最近不具合がでだしてるらしいので、工場のせいかなんのせいかはわからないが、通販ガチャとしても初期不良が少ないコスパいい方の会社。デザインが野暮ったくないところもいい。ただUSB-C二つついてるmacbook持ってないと意味がない。PD充電とカードリーダーがついてるってえところが味噌。PD充電しながら使えばデバイスの電圧が足りません、ってなりにくい。(逆に言えば充電せずに刺すと電力不足って怒られることがあるが、これも正直に書いておく)。

 

今治タオル

これは以前にも書いたけど、もう8年くらい使ってて 全く給水力が落ちない(逆にこいつのせいで乾燥肌やドライアイになってるんじゃないか疑惑が最近上がってきた)。確認したら3回リピート購入している。

タオルの水分を吸収する力は、タオルの表面積によるので、今治タオルはその辺がすごい。他のホテル用タオルも買ってみたけど、やっぱりこっちの方が使いやすい。

白なので使い込むと色がグレーになってくるのと、最初に使う時は一度洗濯してたまった繊維を流しておく必要があるのだけ注意が必要。

テレビ会議用マイクスピーカー 

 これもほんとにあってよかった。オンラインとオフラインのハイブリッドイベントをするのだが、ディスプレイにzoomなどの会議画面を、テーブルにこのマイクスピーカーを置いておくと、ハウリングすることもなくしっかり全方位の声を集音して会話ができる。ウェブマイクとウェブカメラを使ったイベントもしていたがマイクに向かってしゃべる感覚がないためイベントの盛り上がりが全然違う。回線さえ遅すぎなければ特に遅延もない。bluetooth接続なのでセッティングが楽なのと、USB-C充電なのもポイント高い。

ただ、画面に人を映して違うところにマイクを置いておくと、みんな慣れないうちは画面を見て話そうとするので注意。別に後ろ向いて話したからといって音量が小さくなって聞き取れない、と言うような話はイベント参加者からは出なかった。ヘッドホンでウェブ会議している人は締め付けで頭が痛くなることも多いと思うので、個人での購入も推奨できる。

完全ノーアイロンシャツ

 これもワイシャツで出勤しなければいけない全人類に浸透してほしいと言うか、そもそもノーアイロンシャツ以外作らないでほしい。シワを気にせず家で洗濯してそのまま着れるのはメリット以外ない。クリーニングに出す時間やシャツにアイロンをかける時間がなくなるのだから。安物の5枚2000円とかのワイシャツセットも買ってみたがこっちの方が記事が傷まず長持ちするし圧倒的にコスパがいい。

ノーアイロンシャツは伸びやすい生地なので伸びた状態で尖った物が引っかかると伝線が起こるが、これからの時期は上にジャケットも羽織るのであまり気にしなくて良い。サイズだけワイシャツやで測ってもらって、ちゃんと自分のサイズに合ったものを買うのが清潔感を出すポイントなので、若い方やその辺曖昧な方は注意して使ってほしい。あと合わせて匂い付き柔軟剤かあたりで生乾き臭いをできるだけ発生させないよう努めてほしいと言うのは全同僚の願いだ。まとめ買い商品が結構割引になっており、あって損することはないので買いだめしておこう。

 

番外編

以下個人的に買おうか悩んでいる商品。 

 

 

GIGAスクール構想に追記すべき大事な提言

久しぶりに教育関係の話を書く。教育関係の皆様は無事苦難の5年を乗り越えられただろうか。

文科省主導でGIGAスクール構想が進んでいる。詳しくはちゃんと文科省に飛んで欲しいが、簡単にいうと一人一台端末とwi-fiは最低限用意しようぜ、その上でテクノロジーを使って学習の個別最適化して行こうぜという方針のこと。予算度もどんどんついて特需状態なので、いろんなメーカーやアプリ開発者とEdtech業者とICTが得意な研究者が意気込んで動いている。

しかし当然問題点もあるので検索してみると、いろんな指摘が散見され、ノウハウ蓄積されてなくね?とか、このパッケージに対応するアプリやデバイスなくね?とか、あったとしてほとんどが素人の教育委員会が選定できるわけなくね?とか、ネットワーク通すにも工事する人や設定いじるエンジニアたりなくね?とか、だいたい実行性を懸念する話だ。文科省もその点について大丈夫だよ、重点的に予算出してくから、的な資料を出してアンサーをしている。

https://www.mext.go.jp/content/20200219-mxt_jogai02-000003278_401.pdf

個人的にはGIGAスクール構想は賛成だが、この手の教育改革話、いつも片手落ちだなと思うのは、労働問題として教育が語られないことだ。

結論から言うと、中規模の会社になれば法律の専門家と、情報システム課など、システム整備の専門家が常駐していていつでも相談できるようになっているが、公立の学校にはそれがない。分掌システムと担任制により、教師は教育の専門家であり続けることをシステム的に否定され、リスク管理とクレーム対応、偏ったジェネラリストとして特化していく。

一部の私立学校にはICT支援員や情シスが常駐配備されている。ICT環境の整備だけでなく、セキュリティや設定なども迅速に相談・対応してくれる。しかし、活用したい教育用の外部サービスは仕組みなど一長一短、ここは過剰だがここは不足している、と言うものが多く、導入のために精査し学校のシステムとマッチングさせるのは相当な困難を伴う。それと同じことを教員がリソースを割いてやるのか、と言う話は、労働問題以外のなにものでもない。

若手教員と、ICTが得意な教員たちは今日も情シスとして働かされている。Escキー一つ押せば解決する問題を、ベテランの同僚に呼ばれて仕事や作業を中断し、何が問題なのかを分析し、解決する。僕自身も同じような仕事をしていたし、そうしたコミュニケーションは楽しいは楽しいが、対応できる数、規模には限界がある。

活用スキルレイヤーの話で言えば、こんなことができます系の研修だけでなく、分からない機能は検索し、ショートカットを活用するための早見表を見つけるくらいのことができないと、多分また過労で倒れるか諦める教員が増えて終わりだと思う。

GIGAスクール構想を教員と外部業者で解決させてはいけない。ICT支援員のように、システムでなく生徒にだけコミットするような外部業者を入れても長期的視野で見れば問題の根幹は解決しない。学校の事務室やコンピュータ室に情シスや常駐エンジニアを置き、こう言うことができないか、と言うリクエストに迅速に対応できる人事配置が実施されて、初めてGIGAスクールは機能する。

COVID-19による学習の遅れや、学校自治体ごとにそれに対応できたかできなかったかが話題になって、責任を問われたり学校を批判する記事も多々目にする。内部からマッチョ教員が何故できないんだ!って精神論で批判する記事すらもタイムラインには上がってくる。それ以前に情シスとリーガルの専門家が事務室にいないことについて誰も疑問は持たない。

www.nhk.or.jp

ゆとり教育を受けた世代がゆとり世代と言われるように、COVID-19で従来の受験や教育を受けることが困難になった世代は、俗流若者論として、多分コロナ世代などと名前がつけられ、蔑称や自虐として使われる。

GIGA世代が皮肉として使われないようにするために、我々が指摘すべきは人事配置であり、学校教職員の給与は自治体が持つことになっているので、自治体が必要だと判断すれば予算を増額して人を雇えるはずだ。署名サービスなどを使っても良いし、直接地方議員にロビイングしても良い、ミドルコミュニティリーダーがどんどんそうした声を上げてセンター試験改革を止めたように、教育政策を教育産業が甘い蜜を吸うだけの農協にさせないようなコミュニケーションが必要だ。

www.nhk.or.jp

www.nhk.or.jp

www.nhk.or.jp

toyokeizai.net

 

 

 

 

 

著作権法変えるよりコンテンツ作成はブロックチェーン埋め込みデフォルトにしようよ

自粛期間に合わせてオンライン上でデジタルコンテンツを共有する必要性が出てきた。

オンライン会議や、オンライン授業で資料を共有するのだが、著作権法上大丈夫なの?と、周囲では勉強会が始まった。

 平成31年著作権法が改正され、親告罪だったの著作権が、著作隣接権を持つ人も訴訟できるようになったり、学校での著作物取り扱いが、間に管理団体を作って補償金を払えばサブスク化するよって話になり、いまだにその団体が整備されていないので、とりあえず学校で使っても訴えないでね、って文化庁が発表したりしている。

www.bunka.go.jp

www.bunka.go.jp

なお、著作権侵害にスクショも含めようぜ、的な審議も行われており、リアルタイムに変化し続ける法律として、著作権法を学校で教えても逆に20年後使えないじゃん、的な流れになりつつある。

www.bunka.go.jp

ということで、スクショひとつとっても著作権侵害になるし、侵害していることについて、引用だと言っても気に入らない相手だったら著作者も著作隣接者(例えば出版社)が訴訟できる、的な恣意的な法律になっている。もちろん慣例で著作物の種類ごとに、これくらいまでの引用はOK、的な基準もあるが、基本的に知らなかったじゃ済まないんだから、啓発で解決白!と教育機関にどんどん押し付けられて、実質親世代は内容についてはよく知らん、という絶妙な状態になっている。(大昔、インターネット免許制にしようぜ、という議論にこの議題も上がっていた気がする)。

しかし、啓発が効かないのであれば、システムで規制・管理できないの?という話が徐々に実装されている。ブロックチェーンの利用である。以下はフラッシュアイデアなので、特段大したことは書いていない。

ブロックチェーンは、ざっくりいうと、データの中にメタデータとして、ユニークID、作成日などの基本的な情報、そして、データを送信した際の受信者の情報が記録されて連結されていくシステムだ。つまり、複製や加工した際、いつ誰がどこで利用したか、という情報がどんどん記録されていく。つまり、ソフトウェア側で、個人が特定されない形で記録されるようにしてやれば良い。著作権的にこれはダメ、的な更新に合わせて、ブロックチェーンの仕様をどんどん変えてあげれば良い。データのリンクなどもメタデータに入れておけば、ウェブへのアップロードも音楽なら何秒、書籍なども何ページか、何回目かなどもわかる、もしくはトレースできる状態になる。

一方で導入どうするよ、って話が一番の課題で、OSに無理やり実装して行わせたり、これから売られるPC全てに実装する、紙をデータとして取り込む際にも同様のことが起きないようにプリンタに透かしが入れられる技術を無理やり実装させるなど、色んな方法が考えられる。

例えば酒気帯び運転や危険運転が起きるから、と車にアルコール検知器やベルトを閉めないとエンジンがかからないようにする仕様の車を作っても売れなかった、という逸話もある。普及させるには法的に強制させるしかない、というところが大きい。

経済に訴えるなら、そういう技術を使った企業に報奨金ばらまき、PCやコンテンツ制作系のソフトウェア自体を安く買えるようにしてあげる。ブロックチェーンライブラリをオープンソース公開し(多分翻訳の方が大事)、そのライブラリを使っていないソフトを裏ソフトに仕立て上げる。裏ソフトやそれでできたコンテンツに対しては権利を保証しないよ、としておけば、グレーゾーンができにくいし、基本的にコンテンツはフェアユースだよね、というスタンスも形にはできる。

結局利権を持っている団体が利権を確保したい、という著作権法利用から、アーキテクチャ面での管理にすることで、不要な著作権論争や禁止教育を簡素化できるんじゃないの?というスタンスで、これから色んな落とし穴を調べてみようと思う。JASRACは音楽データに対してブロックチェーンを実装したらしい。

 

www.jasrac.or.jp

同様のことを考えている論者など山ほどいると思う。ただ、このコロナ騒ぎの中で、リモートワークが次世代スタンダートになりつつある今、変えるならこのタイミングかなと思うし、何か面白い話があったら教えて欲しい。

 

www.nikkei.com

 

ブロックチェーンをめぐる実務・政策と法

ブロックチェーンをめぐる実務・政策と法

  • 発売日: 2020/05/29
  • メディア: Kindle
 

 

 

あなたの会社もブロックチェーンを始めませんか?

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  • 発売日: 2020/05/26
  • メディア: 単行本
 

 

 

 

毒祖の不禄

 2019年2月18日。 父方の祖父が肺炎で亡くなった。享年92歳。祖母の死から12年ぶりの法事だった。

 日曜の夜から容態が悪かったらしく、月曜日の朝、通勤中に母親から訃報を聞いた。どれくらい会っていなかっただろうか。そろそろかとも思っていたし、マジかよとも思ったし、どういう気持ちでいればいいかよくわからず、とにかく祖父の死を納得するための情報を探すために母とメールを数往復した。僕の中で、いつからか<死>は納得するためのものとして存在するようになっていた。

 通夜当日、午前で仕事を終え、飛行機で地元へ。母に車で迎えにきてもらい、到着した時には通夜の読経が終わっており親族一同で会食をしていた。祖母の時も同じようなタイミングでの帰省だった気がする。

 当時僕は地元から離れて暮らしており、福岡に住む彼女と遠距離恋愛をしていた。祖母の訃報を聞き、翌日地元に帰って彼女に車で通夜会場へ送ってもらった。その時の彼女とも、祖母とも久々の再会だった。おばあちゃん子だった僕は、彼女に故人となった祖母を紹介したいと言ったところ、そういうのは苦手だ、と言って彼女は僕を通夜の席に残して帰っていった。思えばあの通夜の日が、二人の間に亀裂が入ったきっかけだった。死が二人を別つまで、という言葉が頭をよぎった。

 祖父の通夜会場に着くなり、親戚への挨拶もそこそこに仏前で線香をあげ、死化粧をした祖父を見て、僕の中で怒りとも悲しみともとれない感情が蒸発していく。ひとまずお疲れ様、と伝えて、親族との会食へ参加した。

 祖父は古風で頑固で、今でいう毒親のような存在だった。僕の祖母は生前、少し遠くまで足を伸ばし、友人が働くスーパーに買い物に行き、短時間会話をするのを日課にしていたのだが「老人用カートを引いて歩く姿がみっともないからやめろ」と理不尽な理由で不要な外出を禁止してしまった。

 結果、祖母は生活が孤独化・単調化していき、会話ややることが一気に減ったことで、認知症を患った。

 ある日、祖父が入院することになり、認知症の祖母が深夜徘徊しないようにと祖母宅に泊まったことがある。祖母は認知症で僕の直近の記憶(例えば僕は成人式に一番最初に会いに行って写真を撮った)が思い出せない。

 僕については、二足歩行もおぼつかない幼児の頃から家の風呂の準備を手伝っていたというお利口さんエピソードしか口にしなかった。祖父については、本当に恋する乙女時代を思い出すのか、モジモジと、おじいさんはすごい人なんだ、という話しかしてこなかった。

 どんなに愛していても、不器用であれば意味がない。祖父の束縛が、祖母を認知症にした。祖父の美学だの、世間体意識だのが祖母を孤独にしたことは忘れない。家族、子供たちにも同様に、毒親のように振る舞い、世間体やルール意識の強い息子達が育ち、僕の叔父叔・母達はお互いがお互いの品のなさをたまに陰で気にしあっているようだった。

 毒のある祖父。毒祖とでも呼ぼうと思う。

 しかし祖父は、それが唯一許される職業、アーティストであった。作曲家として民謡や労働讃歌、学校の校歌などを作り、島倉千代子を始め、多くの人たちが祖父の歌を歌ってきた。気難しさや、時折見せる優しさ、娘や孫に囲まれた時だけ時折見せる笑顔。ほっほっほ、と笑う祖父の姿をよく目にしていた小学生時代は、そんな気難しい性格だとは思いもしなかった。むしろ祖母が僕をよく叱っていた。

 通夜の夜は、一晩線香が消えないようケアしながら、仏前で故人の思い出を夜通し語り合うのが慣例なのだという。しかし、5家族集まったにも関わらず、祖父の仏前に残ったのは僕と叔母の家族だけだった。叔父、叔母たちは基本的にいい人たちなので、それが悪いとは思わない。むしろ心の中で、祖父へざまあみろと思った。おばあちゃん子の僕は、祖父が生きているうちにできなかった祖父への反抗期に、ようやく到達した。

 そして僕は祖父の孤独な死をもって祖父を赦した。

 叔父、叔母たちは祖父の話をいくつもしてくれた。

 祖父の若い頃は農家をしていた。祖母の実家に間借りし、裁判所でも働いていた。父やその兄弟もよく農作業や酪農を手伝っていたようだ。僕の通っていた小学校の近くに農場があったらしく、家の跡地は病院や団地になっている。

 広い家を構えた後は音楽教室の先生をやりながら生計を立てていた。祖父はピアノ、マンドリン、バイオリン、ギター、管楽器と、なんでもできた。音楽隊をやっていた時代の熱心な追っかけが祖母で、それが馴れ初めだという。

 老後は少年犯罪の保護観察も担当していた(保護司だったようだ)。少年事件で保護観察処分になったり、少年刑務所から出てきた子供達と定期的に面会して様子をうかがう仕事だ。子供は好きだったのかもしれない。そこは受け継がれる我が家の血筋だ。

 通夜も葬儀も家族葬だった。新聞にも訃報は載せなかったようだ。叔父達がどんな判断を下したかわからないけど、幼馴染にも地元にも、自己紹介をしたら祖父にお世話になった人はたくさんいた。サヨナラくらい言わせてあげてもいいのに、と母は言った。 

 戒名には「音暢」という字が入っていた。祖母は「春香」という字をもらい、二人ともいい名前をつけてもらったなと、お坊さんに再び感謝をした。ひ孫である僕の甥っ子は、僕に懐いて大人しく隣に座っていた。新しい命が繋がっていく。

 礼記に「天子の死は崩(ほう)と曰(い)ひ、諸侯は薨(こう)と曰ひ、大夫(たいふ)は卒(そつ)と曰ひ、士は不禄(ふろく)と曰ひ、庶人は死と曰ふ」という一文があるという。中国の昔の身分制度、支配者層に対する死の呼び方を表したものらしく、何の表紙に知ったかは忘れてしまった。

 学校の先生が知っている程度に地元の名士であった祖父は、僕の中では、庶民よりちょっと偉く見えていた。でも、支配階級の中では一番下、武士っぽさも含め、士という階級がよく似合うと思う。なので、祖父の死を僕は不禄と呼ぶことにした。

 毒祖の葬儀は、島倉千代子の歌う祖父作詞の童謡が終始流れ、火葬され煙になった祖父は、骨太だ、喉仏には仏が宿るが、こんなに太い人は珍しい、と火葬場のスタッフに絶賛されて箱詰めされた。あれから一年経って、変化といえば祖母が夢に出てくることはなくなったことくらいか。息子娘はまだこちらにいるので、今度は世間体など気にせず、しっかり祖母の相手をして欲しい。

  

 

 

 

 

同質性の高い集団なんてあり得るんだろうか??

教育系のイベントに行くと、同質性が高くて多様性に関する寛容性が足りてなくて云々という話によく出くわす。とうぜん日本では男女の雇用格差すらまだまだ是正されておらず、性別が違うだけでこのありさまで、国籍が違ったらどんなもんじゃい、という話になってくる。女性管理職が足りない、キャリアコースが用意されていない、子連れで仕事ができる環境がない。子供も同様で、教室では発達に偏りを持つ子供たちが疎まれ1+1や1×1の順序があってないと×にされる。これ自体、型を習い守破離していくという発想に立てば理解はできなくはない。教室の教壇に立っている人は、2割を除いて同質性を育むつもりなんてみじんもないし、じゃあ何がそんなに寛容性をそいでいるかといえば権力なのだ。

寛容性のない、同質性の高い集団というものには必ず持って強い権力を持ったトップやその場を支配している空気が存在する。どんなにトップに多様性を許容しろとたてついたところで、効率至上主義の組織ほど多様性はコストになり切り捨てなければならないものになる。右利き用の工具しかないのに左利きの社員がいてもらうと生産性が落ちてしまうのだ。多様性を許容して共倒れしない会社や社会をつくるというのは並大抵の工夫ではうまくいかない。うまくいく例を思いついた人は、その多様さは実は大した多様さじゃない可能性のほうが高い。

このメタファが示すものは、締め切り・納期の問題だ。仕事に納期は必ず訪れるし、それまでに企業であれば最低納品数を確保しておかなければならない。同様に教室では学期という納期に合わせて指導要領の内容をこなしていかねばならない。教えが先、理解が後。そうした進度速度を確保するためにはどうしてもここで足切り、という手段を使う。手を挙げて多様な発想を語る生徒児童たちに対し、多様な意見や発表を許容している時間は確保できないというジレンマが生じる。ケアやフォローの時間が十分に確保できない状態で多様性も何もあったもんじゃない。逆に言うと多様性を育むのは時間だ。同質性が高いわけではない、一人一人の性格が似偏りすぎることはない、余裕がないことが多様であろう、差異化を抑圧しているのだ。

こうした締め切りの問題、つまり学校では学年主義を取っており、この年齢までにこの到達点に、というのを重視した教育が行われていて、それ自体は就職という出口が競争である以上悪くない制度だと思っている。ただ、就職って22歳でしなきゃならないものかね?というのは常々みんなが考えなければならないところであり、これも親が子供をニートにしておける経済的余裕がない、という問題とキャリアに溝があると人事がよく思わない、という採用の問題の2重蓋で多様性を封じ込めてしまっている。

個人的には16進数成人式というのを推奨しており、16歳でようやく0x10歳、32歳でようやく0x20歳で精神的成人になる、という成人先延ばしの発想だ。10年前にギャップイヤー論が出たけれども大して変わっていないどころか、2分の1成人式なるイベントが出てきたり、半年バースデーみたいな謎の文化が定着してしまいそうな現状は、要は早く大人にならなければならないという成人競争にも問題の一端がある。たかだか20年で大人になるのをやめよう。我々はもっと半人前として守られていいのだから。

2分の1成人式 (文学の扉)
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ACID Music Studioが起動しない、もしくは試用期間を延長できるかもしれない方法


Windows10でループ音楽作成ソフトACIDのデモ版を利用していたが、先日Amazonの半額キャンペーンで購入しシリアルナンバーを入れたら下記のエラーでループしてしまった。

エラー
「このアプリケーションは再起動され、アップグレード処理は完了します。」


ネットで調べると、レジストリ(登録情報など重要な情報が登録されている部分)をいったん削除するとよいと書いてあったので以下の試してみたら無事うまくいった。レジストリをいじるときは自己責任でお願いします。

    1. Windows」キー(windowsのマークのキー)を押しながら「R」を押して「ファイル名を指定して実行」画面を表示させる。
    1. 出てきた画面に「regedit」と入力しOKを押す
    1. レジストリエディタを開こうとし、このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?ではいを選択。
    1. フォルダを下記の順に展開。

HKEY_LOCAL_MACHINE
> SOFTWARE
 > Wow6432Node
  > Sony Creative Software
   > ACID Music Studio
    > 10.0
     >License

フォルダを展開したら、中にある「License」フォルダを選択して中身を「Delete」キーで削除。

一部削除できませんでした、的なメッセージが出ますが、最初の登録画面になります。そこでACID Music Studio用のシリアル番号を入力してください。
たしかその状態にするとデモ版として使う、みたいな選択肢も出ていた気がしますが、Amazonでいま5000円程度で売っているのでぜひ買ってから利用してください。
その売り上げが次のソフト開発の費用になります。
参考:Movie Studio Platinum12が起動しない方へ | 英語育児を始めよう♪すくすく知育☆楽しく遊んでしっかり伸ばそう♪プラス英語育児も♡知育のコンシェルジュ 高田塾 英語マニュアル


5年前amazon1位で売り切れ続出の今治タオルは今どうなったか

今治タオルがコスパがいいと5年ほど前に話題になったので、その記事を探してみたのだけれど残骸しか見つからなかった。どうやらブログが閉鎖されたらしい。

 

その記事では、今治タオルは触り心地が違い、一度使うと他のタオルを使えないと評価されていた。

5年前の引っ越しを機に、どうせなら長持ちするものを、とその話題のタオルとフェイスタオルも併せて購入。amazonには価格対効果が安くて中位の品質、と言う製品が多い中、このタオルは中で上、明らかに失敗しない買い物だった。

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 今でこそ同じような触感のバスタオルも多いが、バスタオルとして使い勝手は高級デパートで買ったタオルより上。むしろ高級タオルは最初毛糸やチリがついていて洗濯しないと使えない(実際に体にびっしり糸くずがついたことがある。)

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 リーガロイヤル系列の高級ホテルに泊まったこともあるけれど、バスタオルは今治タオルと吸水率など、そんなに変わらない(個人の感想です)ため、特に風呂上りに高級ホテルだなー、と驚くこともなかった。もちろんその時は夜景がすごいとかそういうところで驚いたけど。 

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ふわふわ感を長持ちさせるコツは柔軟剤と(可能なら)ふわふわ乾燥できる洗濯機。でないとどんなに良いタオルでもガサガサになるようで、引っ越し当時、中古で2万円で買ったドラム式乾燥機はとくにタオルを痛めることもなくいい仕事をしてくれていた。

実をいうとジーンズと一緒に洗ってしまってジーンズの色が移ってしまったため、写真は少し青みがかっているが、とくに使い勝手に影響はない。

とにかく、5年は持つし、当初の触り心地もちゃんと維持されていることを僕個人はみんなに伝えておきたい。今治の名前は伊達じゃないなといった感想だ。

ブルーム 今治タオル ベビーカラー バスタオル 2枚セット (ホワイト×ホワイト)
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オープンウェブの終焉

RSSの終焉と言ってもいいかもしれない。
SNSにタイムラインという概念がうまれてから、もう10年以上経つことになる。
我々はプッシュ型でブログやニュースを見る時代から、更新情報が送られてくるツイッターFacebookのタイムラインの中で興味のあるものをクリックやタップして情報を得ることになった。
情報にはストック型とフロー型があり、ホームページなどはストック、ブログなどはフローとしてSEO強化やその時その時のトレンドを流すために使われてきた。しかし、企業のオウンドメディアや2ちゃんまとめブログの隆盛が、そのブログの記事のストックがその書き手の輪郭を現す時代を終わらせようとせめぎあっている。

SNSとフィジカルの逆襲

 先日話してみて面白かったのが、20代の子達はテキストサイトを知らない。ましてやブログとの違いがパーマリンクだということも知らない。僕個人も90年代までは黒い画面にいちいち数字だのURLだのを打ち込んでネットをしていたという話は、先人から見聞きしたことがあるので同じような現象だ。
 そこからmixiやFBのようなSNSが登場し、公開範囲という機能によりリアルな人と人との関係性にランクをつけられるようになる。彼が見れる記事は僕には見れない、というリアルがあらたなwebのユーザ体験として登場する。次第にmixi疲れだのSNS疲れだのという言葉が登場し、オープンウェブであるブログやバカみたいな企画を行うキャンペーンサイトが見直されることになった。
 しかし、結局それらの話題を共有することでしかコミュニティが維持できないためSNSを使い続けるしかない、そしてある程度の情報量を処理できる人でないとSNSを平衡感覚を持って使い続けるのは難しい。
 結果SNSは自慢、不服、偽善、新年の共有くらいしかすることがなくなっていく。そんな地縁でつながった人たちとの、感情の共有でしか維持できないコミュニティは息苦しい。その上共感できなければSNS八分をくらう。そこで若者は裏垢という戦略をとる。鍵付きアカウントを利用しながら、SNS上で共通の知り合いが少ない、興味範囲が近い人を探し、信頼できる人を見つけ、その人づてで友達を増やし、そこでしか出会えない人たちとネット以外の場を楽しむという選択肢を見つける。

 若者はネットを捨てリアルに戻った。皇居ラン、バブルサッカー、ボルダリングサバゲー、フットサル、カラーラン、代々木公園で鬼ごっこ、フェス、サーフィン、スキー、スノボ、ボドゲ猫カフェ、フクロウカフェ、御朱印集め、七福神巡り。10年前、皇居ランが流行った時は、スポーツ人口自体は増えていなくて他のスポーツからランニングに移行する人が増えた、という結果だったが、今は多分スポーツ人口自体が増えている。フィジカルなものを利用し、その記録としてSNSを使い、同時におもしろいフィジカルはないかとアンテナを張り、新しいSNSを利用する。
 そうしてinstagramyoutubeが使われるようになる。文章を読んで人の輪郭が浮き出ることを楽しむ人はもういない。もちろんほとんどいないという意味である。かわりに動画や画像で直接人を見る。今までテレビでしか見れなかった人たちの、テレビ以外の顔を見て、親近感を持ち仲良くなりたいと願う。200万人に届くテレビタレント一人を追いかける時代は終わり、20000人に届く100人のタレントの中から好きなものを選ぶことで自分のアイデンティティが形成され、他者と区別をつける時代に突入し、10年が経ち、ネットTVの普及に伴いそれがスタンダードになりつつある。

webディレクションの難しさ

 株式会社たかだまなみというプロジェクトのwebをつくり一瞬だけバズった(求人ページが。)。と言っても3日間で2万PV程度、駆け出しとしてはまあまあくらいの結果でおわり、それから毎日10〜100人くらいの人たちがサイトに訪れるくらいの話だ。多分リピーターは少ない。本人自体はちょうどいいブス感のある顔も話題性の強さもあり各メディアから取材が来て、インタビューされていて、その記事自体は好評なのだが、肝心のwebページに流入してくる率なんてバカみたいに少ない。yahoo砲も炸裂したのにぜんぜんPVは伸びなかった。みんなその時その時の時間を潰せるコンテンツが見つかればそれでいいのだ。
 一部のオタク気質な人やオタサーの騎士気質な人たちだけが彼女のwebの更新を定期的にチェックする。FBページのいいねも大して伸びない。ただし、そこからのイベントを立ち上げた時の参加者のコンバージョン率と言ったらなかなかのものである。みな、フィジカルなものを探しにウェブに訪れる。自分の言葉を代弁してくれる人を探してブログ記事を読む時代は終わりに差し掛かりつつある。
 次世代のプロモーションはいかに体を動かせるか、参入障壁の低いフィジカルであるか、いかに新しい人たちと出会えるかというセレンディピティにある。サロン型のクローズドなウェブサービス、アプリで更新情報をプッシュするサイトやサービス、時間が経てば消えてしまう画像や動画共有サービスなど、オープンウェブは囲い込みサービスに殺されたのだ。