Hatena::ブログ(Diary)

路地裏より愛を込めて このページをアンテナに追加 RSSフィード

                  ★≪路地裏より愛を込めて≫全検索ページ    .
  ★≪翔夢アーカイブス≫(1993-2014年の作品感想ブログ)はこちら    .          

2006-02-04 Archives2004/8-9

『南くんの恋人』(第8話)/『人間の証明』(第8話)感想


『南くんの恋人』(第8話)/『人間の証明』(第8話)感想
 04年8月27日(金)roji
南くんの恋人
二宮和也くんの安定感、ってのは、かなりの救いですね。 
麗花さん(宮地真緒)への引っ張られ方が、
決して観てる人間を不安にさせるものじゃない、というあたり、
演出だけでない、演じ手の役作りのうまさもあるんじゃないか、と。

今回ようやく、ちよみ(深田恭子)の切なさというのが、胸に迫りました。
それは、深キョンの力、というよりは、
おじいちゃん役の北村さんの力によるものが大きいようにも思います。

そして、私がずーっと不思議に思ってた
「なぜ名取裕子でなければならないのか」の答えも、
今回、貰えたような気がします。 まさに、そう来たか、って感じ。(笑)


そんな中での、日下部先生。
よかったなぁ・・・なんだか知らないけどすごくよかった、私としては(笑)
たぶん、周りの人のこと、ちゃんと考えてくれてたから?
いやいや、日下部先生が「二枚目」だったから嬉しかったんだね、
きっと。(笑)

予告の感じでは、次回あたり、
この役が「田辺誠一でなければならなかった理由」ってのが
見えてくるんじゃないかと、かすかに期待してるんですが・・・
さて、どうでしょうか。


人間の証明
最初から感じてたことですが、
このドラマ、映像処理が上手いんじゃないでしょうか。
映像の切り方・重ね方、というのが、すごく、
登場人物の心情みたいなものを掬い取るのに役立ってる・・・
ただかっこいいと思ってやってるんじゃないあたり、
スタッフのこだわりを感じます。


前回、私が書いた「白人対黒人」という、ワンパターンになりがちな図式、
棟居(竹野内豊)の、父親の事件に対する終息のさせ方とうまく絡めて、
薄くならずに、かと言って、重過ぎにもならずに、
いい感じで納得させられた気がしました。
棟居の父親を殺した犯人が、その記憶がない、というのがね、
なんだか、いろんなことを意味してるようにも読めて、
すごく良かったです。


佐伯ですが。
表情に、まったく嘘がなくて、引きつけられました。
それに、あんなふうに動揺したりうろたえたりする田辺誠一さん、って、
あんまり観たことなくて(笑)
だから余計に、すごく嬉しかったですね、私としては。

『南くんの恋人』(第9話)/『人間の証明』(第9話)感想

『南くんの恋人』(第9話)/『人間の証明』(第9話)感想 04年9月4日(土)roji
南くんの恋人
日下部先生のシーンだけをざっと観直したら・・・
田辺誠一さんの演じ方としては、決して悪くないんですよねぇ、
いい表情してると思えるシーンもあるし。
(不遜な言い方はあいかわらずです、すみません)
必ずしも田辺さんが悪いわけじゃないんだなぁ、と思ったら、
何だか、余計に頭の中がぐちゃぐちゃになっちゃいまして。(苦笑)

だとしたら、彼(日下部)を好きになれないのは、なぜなんだろう?
今回、せっかく出番が多かったのに、何だかあまり楽しめなかったのは・・?


先週、「田辺誠一でならなければならない理由」って話をしましたが、
田辺さんの切ない表情や、苦悩の表情というのは、
確かに、大変魅力的ではあるんだけど、
物語の中に、その表情に至る過程というのがしっかり描かれていなければ、
観る側の心を切なくさせることは出来ない、と思うんですよ。

たとえば、日下部が南に詰め寄るシーン。
二宮和也くんは、とてもいい表情をしてる。
それは、少なくとも彼(南)には、そうやって詰め寄られた時に、
ああいう表情をする理由、というのが、ある程度描かれているから、
なんだと思う。

ところが、日下部は、
「なぜそういう表情をするのか」の理由づけがちゃんとされてないから、
なんだか、すごく中途半端な感じがしてしまったのかもしれません。

どこをどうすればいいのか、ってのは、私には解からないけれども、
少なくとも、制作側に、「田辺誠一の‘何’を見せたいのか」という
明確なものがない、感じられない、とすれば、
観る側(特にファン)は、とても辛くなってしまうのではないか、と。


3年前、同じ高校教師の役として、乃木先生というのがありました。
(R-17)
あの役は、役としては、私は好きじゃなかった、というか、
はっきり「嫌い」と言ってもいいのですが、
でも、乃木には、「田辺誠一でなければならない理由」というのが、
ちゃんと存在していたような気がします。
たとえそれが、結果的に、
田辺さんの「魅力」を十分引き出すものではなかったとしても、
私としては、田辺さんが「乃木にカチッと嵌まる瞬間」というのを、
何度か見せてもらったような気がしてるので、
好きな役かどうかは別として、
意味があったのではないか、と思っています。

ところが、日下部は・・・
そういう、一歩引いた切り口で観ても、相当物足りないんですよねぇ。
先週、あれだけ持ち上げておいて、今週、これだけボロボロにけなすのは、
なんだかすごく自分の気持ちがあやふやみたいでイヤなんですが。(苦笑)


あと2回、ちよみのおかあさんとの絡みで、
今回の表情の意味がきちんと描かれれば、
少しは溜飲も下がるんですけど・・


人間の証明
こちらの佐伯は、
役としての描かれ方が不充分だ、とか、出番が少ない、とか、
注文をつけたいこともいろいろあるんだけど、
たとえば、知事候補の松坂慶子の脇に、
秘書である田辺誠一を配したかった、という理由だけでも、
十分、「田辺が佐伯を演じる意味」がある、と、私は思うので、(笑)
日下部を観る時のような、やりきれない気持ちにはならなくて済んでます。


ストーリーとしては、どうも、
枝が立派に育って葉がたくさん繁ってるんだけど、
肝心の幹が、しっかりした太さになってない、というか・・・
面白いんだけど、この物語の根幹を成すはずの部分に、まだ、
物足りなさを感じます。

そのあたり、あと1回で、
棟居(竹野内豊)が恭子(松坂)の心情に肉薄出来るかどうか、
に掛かるような気もしますので、
きちんとした感想は、最終回を観てからでないと、何とも言えないですが。


佐伯の出番は、そう多くはないんでしょうが、
せめて、着地点をしっかり書いてもらえてればいいな、と。

『人間の証明』(第10話=最終回)/『南くんの恋人』(第10話)感想

『人間の証明』(第10話=最終回)/『南くんの恋人』(第10話)感想 04年9月10日(金)roji
人間の証明
最終回に集約されたもの=登場人物それぞれの着地点、というのは、
私としては、とても心打たれるものでした。
制作側が、このドラマを通して伝えたかったものが、
非常にクリアに、ストレートに、
こちらの胸に、直球でぶつかって来た気がします。

究極、ドラマにとって最も大切なのは、「何を伝えたいか」ということで、
「伝えたいことをいかにうまく伝えるか」という大きなテーマの前では、
スタッフも、キャストも、ただの「駒」であっていいのだ、と、
人間の証明』最終回を観て、改めて、実感させられたような気がします。
(かなり誤解されそうな言い方してますが)


ここから↓は、
あくまで、私がそう感じた、ということでしかありませんが。


たとえば、那須を演じた緒形拳さん。
最初はもっとどっしりとおちついた上司かと思ったら、
どんどん頼りなく情けなくなって行った。
あの役について、途中からキャラを変えなければいけなかったとすれば、
緒形さんとしては、やりにくい部分もあっただろう、と。

たとえば、桐子を演じた夏川結衣さん。
脚本の段階で書き足りない部分というのは確かにあっただろう、
だから役を掴みにくいということがあったかもしれない、と。


同じことが佐伯を演じた田辺誠一さんにも言えるのではないか。
那須のように、やりにくい部分も、
桐子のように、役を掴みにくいということも、
きっと経験したに違いない。

それでも、緒形さんや夏川さんが、
物語の中で確実に役を自分のものにして行ったように、
田辺さんも、最終的には、佐伯友也という人物の「真ん中」に、
きっちりと立っていた、と、そんな気がしてなりません。


確かに、出番はとてもとても短かったかもしれない、
けれども、3年後に衆議院議員に当選する、
その空白の3年間を想い描く時、
彼はきっと、郡恭子と出逢ったことが無駄にならない、
そういう日々を送るのだろう、
そしてその先も、恭子の選挙参謀になった頃の青二才の青年からは
一皮も二皮もむけた、深い人生を歩んで行くのだろう、と、
十分想像出来るラストであったような気がします。


南くんの恋人
今回気になったのは、
おじいちゃんの病気を都合よく利用し過ぎてる、という点。
日下部先生は、佐伯とは別の意味で、
田辺さんをこんなふうに使ってみたかったのね、というのが、
なんとなく見えた気がして、ちょっと一息ついてます。(笑)
やっぱり、最終回観ないと、なんとも言えないですけどね。


特筆すべきは、二宮和也くん。
いや、どんどん彼に嵌まっちゃって。(笑)
私が彼のファンだったら、このドラマ、ストーリー云々は別として、
永久保存版にしたいくらいだわ、と。(笑)

『南くんの恋人』(第11話=最終回)感想

『南くんの恋人』(第11話=最終回)感想 04年9月17日(金)roji
二宮くんと深キョン
今回は深キョンの勝ち、って感じがしました。
こういう展開になると、彼女の、どこか突き抜けてる感じというのが、
ちよみという役によく合っていたような気がします。
その分、二宮くんが乗り切れてなかったかなぁ・・・・


ストーリーはストーリーとして、
この物語をどこに収めようとしたか、という点においては、
ハッピーエンドにした、というあたり、
なるほど、と思わせるものがありました。

ただ、おじいちゃんとちよみと南くん以外の登場人物が、
全編通して、結局は添え物でしかなかった、
そこにいる意味、というのが希薄だった、というのは、
致命的だったように思います。


さて、日下部ですが・・・・
うーーん・・あそこに辿り着いた田辺誠一さん、って、どうなんでしょう?
実は、私の中で、感想が二極に分かれてしまっています。
ああいうふうにしか演じられなかった、演じさせてもらえなかった、
脚本や演出の弱さによって)のだとしても、
演じる側として、もっと違った演じ方があったのではないか、という思いと
田辺誠一という俳優にとって、
一度、ああいう演じ方をしてみることも、必要だったのかもしれない、
という思い。

ただ、どちらにしても、私にとっては(あくまで私の感じ方、です)、
どうにも居心地の悪いものであったには違いありません。
これが、時間を経て、たとえば『R-17』のように評価を大幅に変える
ということがあるのかどうか、私にも解からないところではありますが・・・・

2006-02-03 Archives2004/7-8

『人間の証明』(第3話)/『南くんの恋人』(第3話)ミニ感想

『人間の証明』(第3話)/『南くんの恋人』(第3話)ミニ感想 04年7月28日(水)roji
3話ミニ感想。
佐伯も日下部も、「速水真澄から田辺誠一ファンになった私」としては、
なんだかすごく居心地が悪い、というか、
あまり楽しめない、のめり込めない感じがあるのは確かなんですが、
一方、「いろんな役をこなし続ける田辺さんのファンである私」としては、
あのぷっくりとした外見も含め、
まるで‘背骨のない軟体動物’みたいな田辺さん(笑)に
すご〜く興味を抱いてる☆(笑)というのが、正直な気持ちです。


人間の証明
あまり評判が良くないようですね。
確かに、弱さや薄さは感じるけれど、私は相変わらず面白いと思った。
何故だろう・・と考えたんですが、
登場人物の中の数人に感じた、うまいへたを越えたところでの「演じる力」
それを観るだけでも、あのドラマを観る価値がある、
と思えたからかもしれません。
その筆頭が、國村隼さん。
横山めぐみさんや大杉蓮さんも興味深い。

俳優の力」が、ドラマを引っ張ることも出来るのですよね。
國村さんには、「この人を観たい!」と思わせる吸引力を、感じる。
少なくとも私には、彼を観ることが出来る、というだけで、
十分に『人間の証明』が意味のあるものになっているのです。


田辺さんはどうでしょうか。
私は、そういう吸引力を徐々に感じ始めてるんだけど・・・・
外見に惑わされちゃいけない、ってことなんでしょうか?(笑)
相変わらず掴みどころのない人だ。
そこが面白いんだけど。

『南くんの恋人』(第4話)/『人間の証明』(第4話)感想

『南くんの恋人』(第4話)/『人間の証明』(第4話)感想 04年8月3日(火)roji
南くんの恋人
最初に観た時から、
どうも、おじいちゃん役の北村総一朗さんに違和感があって。
踊る大捜査線』の署長役のインパクトが強過ぎて、
頑固な職人気質のおじいちゃん、には、どうしても見えなかったんですが、
ここに来て、ようやくピントが合ってきた感じがします。

二宮和也くんは、やっぱりうまい。
上手過ぎて、高校生らしいういういしさが足りない、
と思ったこともあったけど、
今回、頼りないけど一生懸命な感じ、というのが、
よく出てたんじゃないか、と。


今後の展開として気掛かりなのは、やっぱり日下部先生(田辺誠一)。
「愛って何でしょう」とか言われて、つい麗花さん(宮地真緒)と・・
なんてことにはならないだろうか、とか、
「ちよみが好きかお母さんが好きか」と訊かれて、
「お母さん」と言い切らなかった日下部は、
ひょっとしてちよみ(深田恭子)が好きなのか、とか、
余計なことばっかり考えちゃって。(苦笑)

どっちにしても、このまんまじゃ面白くないんですよね。


こういう壊し方は、田辺さんにとって、
とても大事だったり、必要なことだったりするのかもしれない。
それはとてもよく分かる、分かるけど、
ファンからしたら、こういう田辺さんを1クール観続けるのは、とても辛い
というのが、正直な気持ち。

そのために、
佐伯人間の証明)という役を同時期に引き受けたのだとしても、
やはり、ひとつの役の中で、
「みんなと同じ色に染まれる、という喜び」だけじゃない、
「田辺さんにしか出来ない何か」を観せて欲しい、と、切に思う。


人間の証明
國村準さん演じる小山田が、下半身不随という障害がある、ということに、
私は、すごく深いものを感じます。

TVドラマでは、よく「障害」が登場するけれど、
たとえば国籍・身分・身体的なこと等、どんな場合であれ、
その「障害」が、
ドラマを面白くするためのエッセンスでしかありえないことが多い、
という気がします。


小山田の場合、障害が、生きることと直結している。
障害があることで、「何が」出来ないのか、
あるいは、障害があっても、出来ることは「何」なのか。
それが、まるでドキュメンタリーででもあるかのように、
これでもかこれでもか、と、活写される。

「妻の失踪」という事件が、
彼にとって、心情的に辛い、というだけでなく、
妻(横山めぐみ)がいなければ生活に困る、
妻が必要不可欠なものであることを、彼自身が悟らされる。
その辺の過程が、しっかりと描かれ、
なおかつ、しっかりと役者によって演じられる、
そこに浮き彫りにされる「切なさ」は、本物、なのだと思う。


小山田夫妻+新見(風間杜夫)のトライアングルに比べると、
郡一族は、皆うすっぺらな感じがして、
それが意図されたものなのかどうか、というのが、
どうも掴めなかったのですが、
ひょっとしたら「わざと」そうしてるのかな、という気もしてきました。

ひとつには、佐伯田辺誠一)の掴みどころのなさ、
もうひとつには、佐伯の言いなりのように見えた恭子(松坂慶子)が、
ひょっとしたらけっこうしたたかなのかもしれない、と思わされた予告、
の影響が大きいんですが。

この、いろんなものが「時間差」でじわじわ滲み出て来る感じというのが、
すごく興味深くて。


佐伯にしたって、ただの参謀じゃ終わりたくない、
郡恭子の当選が、自分のさらなる野望へのステップでしかない、
そういう裏の面を持ってる人間なんだろうし、
そういう部分を、田辺さんがまた、
ちょっとした眼の表情とか、言いまわしとかで、
少しずつ小出し(笑)に表現してて、
それを読んで行くのが、すごく楽しかったり。
(きみぺの時のように、思いっきり外す、ってこともあるかもしれない
にせよ。爆)

『人間の証明』(第5話)/『南くんの恋人』(第5話)感想

『人間の証明』(第5話)/『南くんの恋人』(第5話)感想 04年8月13日(金)roji
人間の証明
どんどん核心に迫って来てますね。
松坂慶子さんが、回を追うごとに凄味を増してて、
やっと納得出来るキャラになりました。
わざとそういう作りにしてるんでしょうね、
今回観てて、改めてそう思いました。


佐伯田辺誠一)を見てると、
「青二才の成長物語」って感じがするんですけど。(笑)
最初の頃、恭子のことをすごく甘く見てた、っていう気がするんです。
「俺の言う通りやってりゃ間違いないんだよ、おばさん」みたいな。
ところが、陽平(鹿内孝)にその甘さを突かれてから、
真剣に恭子を見守るようになって、
表面からは計り知れない複雑なものを読み取るようになって・・・
相馬晴美(リリィ)の死を、
彼がどう受け取り、どう気持ちの処理をして行くか、
あくまで恭子をかばおうとするのか、
自分の利益の為に利用しようとするのか、というのが、
すごく楽しみになって来ました。


佐伯って、ひょっとしたら、
もっと冷たくダークにも演じられる役なのかもしれない、
そういう田辺さんも観てみたかった、という気もするけれど、
今回あたりから出て来た、青二才なりの一本気、人間的なやわらかさ、
みたいなものが、「田辺さんだからそうなった」という気もして、
私としては、それはそれでとても興味深かったです。


南くんの恋人
ちょっと切なくなったかな。
でも、やっぱりまだ彫りが浅い感じがします。
表面だけ、サーッとなぞってる、というか。
小さくなることも「障害」と言えますよね。
だとしたら、やはり「何が」つらいのか、を、もっとはっきり描いて欲しい。


日下部は、もう形から作って行かないとどうしようもなくて。
でも、田辺さん、何となくキャラを掴んだ感じがするのは、
贔屓目(ひいきめ)ってやつでしょうか。
千次さん(北村総一朗)と一緒のことが多いのですけど、
打算とか感じられなくて、ほんとに素直に心配してるんですよね。
今のところ、ただの「いい人」なんだけど、
「ただのいい人」で終わる、というのも、いいんじゃないか、
と思えるようになったのは、
私の観方が、先週から大きく前進した、と言えるんでしょうか?(笑)

『人間の証明』(第6話)/『南くんの恋人』(第6話)感想

『人間の証明』(第6話)/『南くんの恋人』(第6話)感想 04年8月20日(金)roji
人間の証明
うーん、話がだいぶ繋がって来たかな、とは思いますが、
5・6話あたりに比べると「薄い」って感じがしたのは、私だけでしょうか。
展開上仕方ないんだろうけど、
「虐げられた黒人」という印籠を出されると、どうも引いてしまいます。
原作では、そこに大きなテーマがあったのかもしれないけど、
現在の物語としては、どうもそぐわないような気がする。
それよりも、もっと違う表現の仕様があるんじゃないかなぁ、と。
その意味で、棟居(竹野内豊)がアメリカで発見した刺青は、
いろんなものの象徴、のようにも思えて、興味深かった。
原作は読んでませんが、あれは、オリジナルだったんでしょうか?


佐伯田辺誠一)は、今回、風景の一部、でしたね。(笑)
こういう回があるのは仕方ないんでしょうが、
この人あたりに、もっと重いものを与えてやれると、
面白いと思うんだけどな。


今回良いなぁ、と思ったのは、恭子の娘(堀北真希)。
カンヌで賞を獲った柳楽くんにちょっと似てると思いません?


南くんの恋人
今回が、たぶんこのドラマで一番、というぐらい、
すごく切ない回、になるはずだったんだろうけど・・・・
なんだかそこまで感情移入出来なかったのは、何故でしょう?
脚本なんだか、演出なんだか、出演者なんだか、あるいは、全部なのか・・・
どこに原因があるか解からない。
いずれにせよ、あいかわらず決定的な「何か」が不足している、
という気がします。


日下部先生(田辺誠一)。
南くん(二宮和也)とラーメン食べてるとこがよかった。(笑)
だけど、なんだかなぁ・・どうも、彼を好きになれない。
もうちょっと真剣に南くんの相談に乗ってあげて欲しいよ。
周りでジタバタしてるだけなら、
それこそホンジャマカの石塚英彦さんでもよかったわけだし。
(いや、石塚さんは好きだけど)
三枚目(あるいはニ枚目半)として演じてしまっていいのかな、と、
私としては、ずっと思ってるんですけどねぇ・・・・

2006-02-02 Archives2004/5-7

『南くんの恋人』(第1話)/『人間の証明』(第1話)感想

『南くんの恋人』(第1話)/『人間の証明』(第1話)感想 04年7月9日(金)roji
南くんの恋人
前半、流れが不自然だったり、唐突だったり、という感じで、
どうも乗れなかったのですが、
後半、ちよみが小さくなったあたりから、
面白くなりそうかも・・という気がして来ました。
深キョン深田恭子)のテンションは、ちよみにピッタリで、
私は好きです。
二宮和也くんも、後半ちよみが小さくなってからやりやすくなったみたいで
フツーの男の子を、フツーに演じてて、好感持ちました。


田辺誠一さん。
うーん、なんとなくバタバタしてる感じがします。
その「バタバタ」が、
そういうキャラとして、今後も続けて行くつもりなのか、
日下部というキャラを掴み切れてないからそうなのか、というところが、
私にはよく解からないんですが、
こういう役、たぶん以前は苦手の部類に入るものだったと思うけど、
今は、ほんとにすんなり演じてて、
それだけでも、ホッとしてる自分がいたりします。
ちよみのお母さん(日下部にとってはいとこ?)がらみで、
もっともっと深い色合いが出て来てくれると、なおさら嬉しいんですが。


人間の証明
うーん、これは竹野内豊さんのドラマだよね。(笑)
彼のファンでもあるので、ラストまで楽しく観続けて行けそうです。
(いいのか、こんなこと言っちゃって。笑)


田辺誠一さんは、今のところ、本当に普通に秘書やってますよね。(笑)
このまま行くわけないと思うんだけど、
このまま行っちゃったらどうしよう、と、ちょっと不安になってる
自分がいたり。(笑)
でも、変に曲がって行かないで、
ずっと秘書+参謀としてラストまで突っ切れたら、
それはそれで、田辺さんにとっての「新境地」って気もしますが。
(結局、どう転んでも楽しめそう、ってことかな? 笑)


ドラマ2つ観て。
田辺さん、だいぶふっくらされてて、ちょっとびっくりしました。
与兵衛の頃より、さらに太られましたかね。
以前ダイエットして騒がれた香取慎吾くんが、
つい最近、また急激に体重増やしたみたいでびっくりしたのですが、
(しかし、近藤勇やるには正解、という気がしました)
田辺さんも、それに負けず劣らず、ってぐらい変わられてたんで、
正直、驚きました。

ファンとしたら、賛否両論あるでしょうが、
私は、田辺さんが、「役作りのため」に体重を増やしたとしたら、
全面的に支持したい、と思います。
(その「思惑」がどこにあるのか、読んで行くのも面白いかな、と)

『人間の証明』(第2話)/『南くんの恋人』(第2話)感想

『人間の証明』(第2話)/『南くんの恋人』(第2話)感想 04年7月16日(金)roji
トリ肌立ちました>人間の証明佐伯田辺誠一)。
特にタクシーの中での恭子(松坂慶子)とのやりとりがねぇ・・・
ひょっとしたら、郡一族は、こいつに牛耳られるようになるのかな、という
予感さえ感じさせられて、私、
らせん」の織田より怖い、と思ってしまいましたよ。

そうなると、あの贅肉(と言うほどのもんでもないけど)のつき方、
というのが、妙にリアルな感じで、とてもいいんですよね〜〜
何もかも削ぎ落としたみたいな棟居(竹野内豊)と、
いいコントラストになってるんじゃないかと。
はいはい、もう、二枚舌とでも何とでも言ってくれ!
私はあの田辺さんが好きだ!!(爆)
(でも、1話よりほっそりしたかなぁ。どういう体重調節してるんだか?)


ドラマ自体も、とても面白いと思いました。
最近は、推理ものでも「解かりやすい」ものが多くて、
物足りなく感じることが多いのだけど、
このドラマの作り方、登場人物と物語のからませ方、というのは、
久々に「骨太」の「大人」の匂いを感じさせるものになっていて、
つくづく、「ああ、亡き野沢尚氏に見せたかった」とも思いました。


一方南くんの恋人ですが。
1話よりは随分面白くなってきたかなぁ、と。
ただ、ここまで出てきた登場人物の関係性だけであと7〜8回もたせるのは
いかにも無理がありそうで、ちょっと辛いかも。

ちよみのお母さん(だよね)の失踪、出生の秘密
あたりを掘り下げて行けば、もうちょっと深い感じになるかなぁ。
そこに征ちゃんがからんでくれれば、なおさら嬉しいですが、
どうなるでしょうか。