「ドラゴンランス 魂の戦争 第三部 消えた月の竜」マーガレット・ワイス,トレーシー・ヒックマン著

魂の戦争最終巻。 登場人物がどんどん退場していき、残った人数全然いないけどどうやって収拾するの?と思ったらなんとか回収。 ジェラードは最初は好感度0でモブかと思ったら、最後は主人公に上り詰めるとは。 シルヴァノシェイはどうしてこうなった・・・…

「ドラゴンランス 魂の戦争 第二部 喪われた星の竜」マーガレット・ワイス,トレーシー・ヒックマン著

二部で唯一神の正体が見えてきた。 クオリネスティ攻防戦が全シリーズの中でも屈指の山場ですな。ローラナとギルサス、メダン元帥。 過去のローラナとスタームのシーンに加えて、タニスと家庭生活を送るシーンが思い出されてきて泣ける・・・

京都 雪舟展

雪舟展を見に京都へ行きました。 京都国立博物館に9時前につくために早めに京都駅に到着したわけですが、それでもバスの列が長くて、一度に全員乗れないという・・・ 愛称はもえポっだよっ! 京都国立博物館で雪舟展。雪舟はさすがにうまいわけですが、後の…

胃カメラ

去年くらいから逆流性食道炎とか胃の調子が悪いので、今日は経過観察として胃カメラ検査しました。 胃カメラはこれまで3回くらい飲みましたが、毎回喉麻酔だけでかなりつらいので、今回は全身麻酔をしてみました。 点滴で薬を入れて、医者から数をかぞえてと…

「ドラゴンランス 魂の戦争 第一部 墜ちた太陽の竜」マーガレット・ワイス,トレイシー・ヒックマン著

夏の炎の竜から30年以上後、神のいない世界。異世界から巨竜が進行してきて、世界は巨竜によって分割された。 話はパリンとタッスルホッフ、ネラーカ騎士団と謎の少女ミーナ、アルハナの息子シルヴァノシェイ、ローラナの息子ギルサスと、複数分割して進みま…

富雄丸山古墳出土蛇行剣の特別公開

www.city.nara.lg.jp橿原考古学研究所附属博物館に蛇行剣見に行きました。 近鉄特急の始発に乗って開館9時の15分前着でしたが、開館後15分待ちくらいでした。 写真撮影OK。蛇行剣とても長くて感激!左が持ち手で右が鞘の先です。 博物館は常設展も充実してい…

オッペンハイマー

やっと日本で公開されたのでみてきました。 マンハッタン計画の物理的やメカ的なシーンはあんまりなくって、ほとんどは戦後の赤狩りのオッペンハイマーの公聴会のシーン。 マンハッタン計画の関係者はそれなりに知ってたので、この人が共産党のスパイとかは…

「戦後日本の安全保障-日米同盟、憲法9条からNSCまで」千々和 泰明著

NATOは欧米の国の連合による軍事同盟であってアジアには無いように思われがちだが、実際はアメリカを中心としたスポーク型の軍事同盟で、有機的に機能しているという指摘。 日本人は日米同盟は日本の防衛のみと思いがちだが、実際は日米同盟と日韓同盟はセッ…

「ドラゴンランス 夏の炎の竜(下)」マーガレット ワイス,トレイシー ヒックマン著

ついに最終巻。暗黒騎士団が天下取ったぞ!と喜ぶのも束の間、大司教の塔はまたもや決戦場に。なんなんだろう、関ヶ原か岐阜城みたいなところか。 登場人物はすごい勢いで死亡。銀英伝の終盤の様な感じ。 最後は善と悪のマッスルタッグマッチか。 スティール…

「インドの正体-「未来の大国」の虚と実」伊藤 融著

インドは民主主義国家とされているが、日本にとって信用できる味方なのか。 実際はどういう感じの政治形態で、どういう戦略で外交を行っているかの解説。 近年はヒンドゥー第一主義で権威主義的な動きを見せ、少数派への弾圧が目立つ。 主要敵国は中国(パキ…

「ドラゴンランス 夏の炎の竜(中)」マーガレット ワイス,トレイシー ヒックマン著

大司教の塔の包囲戦でついにあの人が・・・ 通勤途中で読んでて、あまりの衝撃で乗り過ごしそうになった。 神様の会議、ぐだぐだで全然神聖感がない(汗) 善と悪の戦いが違う方向に転んでいって次回。

DUNE2

日本での興行成績は良くないらしい・・・終わる前に映画館で見てきました。 前回の話はあんまり覚えてないので、誰が死んだんだっけとか、妹って誰?とかいう状態。 前半はあまり動きがなくって、若干意識が・・・ 後半は怒涛の展開で、話が進みすぎてる! …

「ヴィルヘルム2世 - ドイツ帝国と命運を共にした「国民皇帝」」竹中 亨著

最近読んだフリードリヒ大王の子孫(直系じゃないけど)の話。 ドイツ帝国最後の皇帝ですね。 生まれた時に片手に障害があったので、生母に虐待に近い矯正を受けた。また生母の実家が英王室であり、英独両方にルーツを持つような育ちになった。そのために体…

「ドラゴンランス 夏の炎の竜(上)」M・ワイス,T・ヒックマン

第一章はセカンドジェネレーションのボーナストラックとして収録。 第二章からはウーシャとタッスルホッフの話と、パリンとスティールの話。 セカンドジェネレーションの雰囲気から一転して鬱展開で親たちが可哀想。 カラマンの街ってしょっちゅう包囲されて…

「フリードリヒ大王―啓蒙君主のペンと剣」飯塚 信雄著

マリア・テレジアの伝記でフリードリヒ大王は悪役なのであまり良い印象はなかった。 この本だと文学青年だったのが父親の虐待で壊れたって感じなのかな。 七年戦争で大きな戦力差があるにもかかわらずしのぎきったのはすごいけど、外交的孤立の状況を招いた…

「ドラゴンランス セカンドジェネレーション〈下〉」M・ワイス&T・ヒックマン著

上巻では一話完結の短編集だと思っていたのが・・・・ 下巻では世界の命運を握る前日譚の話に。 バカな神様のおとぎ話かと思ってたじゃないですか。騙されたわ・・・ セカンドジェネレーションで新しい設定が出すぎで、この設定でゲームやりたいですね。

「百年戦争-中世ヨーロッパ最後の戦い」佐藤 猛著

英仏百年戦争の解説。 この頃のイングランド王は大陸に領地を持っていてフランス王の諸侯でもある。 大陸領地とフランス王継承権が戦争の原因なのかな。 人名のレパートリーが極端に少なくて、人の見分けが全然つかない。 最初の頃は王同士の戦いという名目…

「ドラゴンランス セカンドジェネレーション上」マーガレット ワイス,トレイシー ヒックマン著

ドラゴンランスの第二世代の短編集。3話。 1話はキティアラの息子スティール。あの二人に子供がいたなんてびっくり。暗黒騎士団とかロードス島戦記思い出すね。苦労しそうな子だね・・・ 2話はキャラモンの末の男の子パリン。上の二人の子は戦士なんだけど、…

「ナポレオン四代-二人のフランス皇帝と悲運の後継者たち」野村 啓介著

ナポレオン一世から三世はそれなりに予習しているので、どういう人生かだいたいわかるのですが、四世はあまり知らないので勉強になる。 二世と四世は早死して儚い人生ですね。 二世と三世の間の社会情勢とか、四世没後のボナパルト一族の動静とか、間をつな…

「ドラゴンランス伝説 6 〈奈落〉の双子」M・ワイス,T・ヒックマン著

ドラゴンランス伝説最終巻。 レイストリンのアビス行きを、キャラモンを挟んで、対象的な善のタニスと悪のダラマールが見守る構図。全体的に話の枠組みの完成度が高い。 空中都市の使い方には感心。 ソス卿はなんだろうな・・・自分の欲望に忠実すぎでは? …

「シルマリルの物語」上下 J.R.R. トールキン著

指輪物語の時代より前の時代のお話。 中つ国の歴史の解像度が上がって、「中つ国」歴史地図の背景がわかるようになりました。 エルフは指輪物語の時代では倫理感高そうな振る舞いしてるけど、過去ではやらかし多すぎでワロタ。フェアノールの一族は本当にひ…

「オホーツク核要塞 歴史と衛星画像で読み解くロシアの極東軍事戦略」小泉 悠著

ソ連から現在にかけて、オホーツク海がいかにSSBNの聖域とされてきたか、歴史的経緯や技術的経緯についてのお話。 ソ連ではバレンツ海とオホーツク海がSSBNの聖域とされ、何重にも防衛ラインが引かれていた。冷戦終結後のロシアの経済崩壊で、ロシア軍は壊滅…

「ドラゴンランス伝説(5) 黒薔薇の騎士」マーガレット・ワイス,トレイシー・ヒックマン著

レイストリンのアビス行きと久々のタニス奮闘記。 エルフ萌おじさんソス卿物語も語られます。 クリサニアはダメシーンばっかりだったけど、最期は悲しい。 善悪中立が揃うシーンはなかなか面白い構図。 次回最終巻。

「古代中国の24時間-秦漢時代の衣食住から性愛まで」柿沼 陽平

秦漢時代に庶民がどういう生活をしていたか。 話の初めの頃に、遊牧民族の長は美少年を周囲において痰壺かわりにしていたという記述に面食らう。痔の治療方法は舐めてもらうと良いというのも恐ろしい。 漢の時代の初期は長江周辺に象が生息していたとか興味…

「中世への旅 農民戦争と傭兵」ハインリヒ・プレティヒャ著

三部作の3巻。1巻が騎士の話、2巻が経済力を持った都市の話、3巻が傭兵による農民戦争の話とだんだん歴史が下ってきます。 戦争の主流は歩兵の傭兵ランツクネヒトとなり、農民による反乱からの農民戦争から、新教と旧教の激突となっていきます。 戦争に投入…

「中世への旅 都市と庶民」ハインリヒ・プレティヒャ著

前回の騎士と城の話から、時代が進んで都市が力を持つようになり、騎士的精神から庶民の精神が支配的になる話。 都市の中心の建物である教会と石工、庶民の家や道、都市を囲む壁。 職人のギルド制度の話、職人は非常に細分化されている。 貧民救済とそれの裏…

「ドラゴンランス伝説〈4〉 レオルクスの英雄」 マーガレット・ワイス,トレイシー・ヒックマン著

ドワーフゲイト戦争大詰め。 レイストリンが様々なものを犠牲にして自らの野望に邁進していく。 ドラゴンランス世界のノームの科学力って割となんでもありなのね。巨大対空兵器もかなりオーパーツに思えたけど、異世界へのゲート開けるとか(汗) ドラゴンラ…

「お市の方の生涯 「天下一の美人」と娘たちの知られざる政治権力の実像」黒田 基樹著

お市の方については、江戸時代以降に書かれた評価は多いものの、一次資料はほとんどない。 織田信秀や信長の家系図、羽柴氏の家系図等も割とわかっていないことが多いので、調査した内容が記載されています。 浅井家滅亡の際に、一緒に死ねなくて悔しかった…

「中世への旅 騎士と城」ハインリヒ プレティヒャ著

名古屋の書店でも売ってたので購入。 リアルの話は知見が広がって非常に面白い。 ガラスの普及する前の建物の窓は、雨戸か開けっ放しかだから、冬はクソ寒い。 城での生活、ファッション、攻城戦の話とか勉強になった。

「ドラゴンランス伝説 (3) 黒ローブの老魔術」マーガレット・ワイス,トレイシー・ヒックマン著

前回大変動が発動して、双子と聖女がタイムスリップして・・・からのお話。 タッスルホッフが生存したと思ったら、作内屈指の体験してて、こいつヒーロークエストしてんなという感じ。 キャラモンがあれよあれよというまに一軍の将になってて、展開が目まぐ…