うおおぉぉ〜っ、９月23日の笠松開催に
木之前葵ちゃんの騎乗がないので、
まさかと思ったらやっぱり第６回Thanks Horse Days in なごやで
目一杯ファンサービスにつとめておられた。
パパラッチ最大のチャンスだったのに、この日は野岩鉄道の取材と重なっており、
行くに行けない状況となっていたのだ。
このときの様子はカスＰ氏のルポをご覧いただきたい。
カスＰ氏、葵ちゃんに顔を覚えられており（社交辞令ではないと思う）、
メロメロになっている様子がうかがえる。
リベンジするなら葵ちゃんがゲスト出演する
９月29日（日）の中京競馬場開設60周年記念感謝デーしかないわけだが、
ここも運悪く現在進行中の本の校了と重なっており、
現時点では非常に厳しい状況となっている。動き辛いのだ。
この日の中京競馬場イベントって19時25分から仕掛け花火があって何気に長い。
ジョッキーベイビーズのスターターもつとめるという葵ちゃん。
パネル写真展示って前の同じものだと怒るよ名古屋競馬！
しかも翌日は名古屋開催だし、葵ちゃんも引っ張りダコで大変である。
本題は９月17日にＮＡＲで発表された、オーストラリアの
レーシング・ヴィクトリア・リミテッドに所属する
太田陽子騎手（冒頭写真）に短期騎手免許を交付したことである。
写真は地全協から拝借させていただいたが、なかなかの美人。
短期免許は９月17日〜11月25日の約２カ月間で、水沢・菅原右吉厩舎に所属するという。
騎手デビューは99年で、14年間での生涯成績は1259戦87勝（2013年7月末時点）。
勝率は6.9％なので現時点（９月25日現在）の葵ちゃん（4.2％）より高く、
女性最多勝利の宮下瞳姐さん（8.0％）よりかは低い。
数字だけで比すると現在休養中の山本茜騎手の（11.0％）はすごいと思う。
あくまで現在の通算でみるが高知の別府真衣は9.9％、
佐賀の岩永千明が8.5％、小山紗知伽が3.1％。
むろん環境や騎手の層も違うので単純な比較はできないが、
騎乗数に恵まれていないにせよ、そこそこの成績といえよう。
さらに現在の35歳まで現役を続けていることが特筆できる。
年齢からいえばＪＲＡの増沢由貴子様と同年代（ただし増沢は早生まれだから１つ上）。
あの瞳姐さんでさえ、34歳で鞭を置いている。
このオセアニアで頑張る女性騎手の存在をここで知ったとき、
ふと石橋夕記のことを思い出した。
石橋夕記は増沢（旧姓：牧原）由貴子様より１年早い11期生で、
当時３人の女性が競馬学校に入ったが、最終的に94年までに３人とも辞め、
96年には最後まで競馬学校にいた石橋が「教官の嫌がらせなどで退学せざるを得なかった」として､
ＪＲＡに100万円の慰謝料を求めた訴訟を起こしたが敗訴している。
ちょうど当時の『競馬最強の法則』はこういうおもしろい記事がたくさんあり、
石橋に直接取材した記者のルポがあって、
バックナンバーをもっているＫ岩御大にコピーをとらせてもらったものだ。
記事自体は捨てていないので、どこかにあると思うが現在は発掘不能。
この石橋夕記が記事の最後で「海外に出て騎手を目ざしたい」と語っていたからだ。
ただし、その後の彼女の消息はわからない。
訴訟が起きた当時、元騎手のＴ教官やＪＲＡがバッシングを受けたが、
翌年の12期生からは女性騎手が３名誕生したように緩和の傾向が見られ、
ＪＲＡ自体、まだ女性の扱いに試行錯誤を繰り返していた形跡がうかがえる。
しかし、ＪＲＡでデビューした女性騎手は未だに騎手を続ける
増沢由貴子様をもってしても成功したとは云い難い。
増沢由貴子様だって地方だったら300勝は行けたと思うと残念である。
太田騎手にしても検索をかけてもほとんど情報が出てこないが、
オーストラリアの騎手養成学校に入学して騎手になったという記事を見つけた。
12年前のもので、オーストラリアを経由した経緯は分からないが、
未だに岩手競馬で騎乗がないのも気がかり。
調教中に怪我でもしたのであろうか。とにかく豪州で培ったという彼女の騎乗を見てみたい。
本日の木之前葵ちゃん。
３Ｒビュティファスト９着ブービー（８番人気）
４Ｒロイヤルデオアン７着（９番人気）
７Ｒラッキーストーム５着（８番人気）
９Ｒハートオブミニー３着（２番人気）
11Ｒトリナクリア６着（７番人気）
しばらく更新ができず【木之前葵馬券術】をお休みしてすいません。
この日は３・４・９・11ＲにＡをつけて単複勝負しましたが、
獲れたのは複勝130円のみでした。明日も明後日も笠松で騎乗がないから、
この５鞍に勝負賭けていると思ってしまったんですよ〜。
にしてもイベントもあるし、朝の攻め馬もあるだろうし、
いくら頑張り屋さんとはいえ、あまりのハードさに心配しています。
