メイドカフェに行く日その1

やっと終わったぜぇええ!自動車学校おわったぁ。
あとは水戸で試験受けるだけだ〜。あー、終わった終わった。


 そう、前回の日記で書いたように11月30日、新海誠の新作を観に渋谷に行った日。
 友人たち(「K」「Y」「D」)ともう一つ悪巧みをしていた。
 
 それは「メイドカフェ」に行ってみる、という茶目っ気たっぷりの企画である。
 今話題の「メイドカフェ」に行こうというこの企画。
 いつになく、流行にのる私らしからぬこの行動、秋葉の魔力…。
 
 さて、本陣に斬りこむ前に私と「Y」は設定を決めて変装して行こう、ということになった。

 「Y」…秋葉系の格好(チェックのシャツをズボンに入れる) 
  私…高級官僚 (只のスーツ、メガネ)

 既にここら辺から計画の破綻が伺えるのだけど、わざわざスーツを持っていって石丸電気のトイレで着替えたときは流石に自分で笑えてきたけども…。

 正直全員がそんな店行くのが始めてなので、道すがら皆緊張していた。
 中には「ぼったくりとか無いよね?チャージとかないよね?」なんて不安になるようなことを昼間から言い出す奴も出てくる始末。それでも、友人の中では比較的秋葉原には詳しい体の私は胸を張って歩いていた。

 一軒目はとあるビルの六階、まるで非常階段のような屋外の階段を一歩一歩歩き、私たちは、未知の空間への扉を、ゆっくりと、開けた…(→ジェットストリームの口調で)

つづく