統合の末路

金融業界では、医療業界よりも早くから統合の動きがあって、まあわかりやすく言えば、銀行の合併がどんどん起こって、ムダな支店とかが淘汰された。
私のメインバンクは某M銀行なんだが、それは職場のそばにあって便利だったから。T銀行もそばにあるしそれでもよかったけど、M銀行を選択したのはたまたまと言っていい。で、渡米直前に、M銀行の最寄り支店が、1km先にある別の支店と統合になって、ATMだけの支店になってしまった。窓口での手続きが必要な時は、その1km先の支店まで行かねばならない。ちょっと不便だったが、ATMが残ってるだけマシか。
しかし、今回帰国時には、そのATMも廃止になって、「空き店舗・テナント募集」になってた。ATMは残すって言ってたのに、サギだ。そんなわけで、留学を終えて本格的に帰国したら、もうこのM銀行の口座は廃止。T銀行に変えよう、と心に決めた。
同じ都市に、日赤と国立病院と市立病院があるなんて町、結構あるよね。とりあえず統合してみても、肝心の医師が増えないと、それさえ無くなる、って話もあるけど、色んな思惑で統合さえ進まない地域もいっぱいある。銀行は経営方針でサクサク統合出来てウラヤマシイ感じもあるな。