研究室で学ぶこと 〜メタ知識〜

「学ぶこと」というより「体感すること」というより「もうどうしようもないほど思い知らされること」かもしれない。

新しいことを見つけることは大変であること。新しいことは、植木鉢の下に500円玉が落ちているみたいに意外なところにあったりすること*1。新しいことの片鱗を見つけたとしてもそれをしっかりと捉えるのは大変であること。自分では確信を持てても、それを他人にわからせるのは骨が折れること。新しいことを見つけ、立証するための何らかの手続きが存在すること。あたらしいことがどれだけ凄いことなのかの判断はそんなに簡単ではないこと。

*1:ひっくり返してみないとわからない。でも、無限にひっくり返すわけにはいかない。怪しい植木鉢をひっくり返す必要がある。どういうのが怪しいのかをかぎ分ける能力は研究者としての重要な資質。