政治の追従しかしない、総合科学技術会議は無用だ

http://blog.nikkeibp.co.jp/bio/miyata/2009/10/204218.html

もっと深刻な誤りは、同時に構想されていた若手研究者の海外留学を支援する資金(研究者海外派遣基金)を、300億円から224億4000万円も削減することを認めたことである。総合科学技術会議の重要な役目である、次世代の人材開発を放棄してしまった。最近の総合科学技術会議の提言で、最も評価すべき提案であった、若手研究者の海外での武者修行を、多分次年度以降の本予算に組み込むという甘言に惑わされて、予算削減を納得させられたと考えたいが、文科省補正予算修正の表には次年度以降の本予算に組み入れるという但し書きは外さればかりか、平成22年度以降の公募を取りやめと記載されている。若手研究者の海外武者修行は一年度限りの泡沫の夢となったのである。科学者の人の良さや世間知の無さは、総合科学技術会議議員という科学政治家にとっては罪になることをもっと認識すべきだろう。

うわあ、結局そんなに削られたのか。うーん。