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2009-12-31(Thu) 月はとっても綺麗だけど、とっても遠い

[]帰省しました

来たのは昨日だけど。

こっちは雪降ってますよ。

2009-12-30(Wed) 猫に魚を奪われました

[]『分類思考の世界』(三中信宏)

分類思考の世界 (講談社現代新書)

分類思考の世界 (講談社現代新書)

読んだ、というより一通り目を通したくらい。内容は難しい。ブックガイド的な要素もある。図が多いところが好印象。分類の類型が示されるのかと思ったら、種とは何か?とか分類の本質的な困難さとか、分類学の歴史みたいなものに多くページが割かれている。


例によって、おもしろかったところのピックアップは時間がある時にするかもです。

[]アフリカって何でずっと貧しいの?

http://saiyu.cocolog-nifty.com/zug/2009/11/http.html

まだまだ先とは、先ほどの

1, 戦乱を平定し、盗賊などを一掃する

に加えて

2, 私的所有権が確立し努力しただけ豊かになれる社会になる

3, 能力主義が行き渡り有能なものが上に立つ

4, 庶民まで読み書き算数ができる

5, 貨幣経済が行き渡り広域流通が行われる

6, 貨幣により資本の蓄積が始まる

7, 人治主義から法治主義

が必要だ。

で、これらが出来た上にやっと

8, 西洋の近代技術の導入

が出来る。

9, 清廉で有能な官僚機構

10, 民主主義

なんかが意味を持つのはその後にすぎない。

すごい面白い。なるほど。

[]京大PRマンガ、英・中・韓の翻訳版も

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091227-OYT1T00232.htm

内容が知りたいな。ウェブにアップされていないのかな?

2009-12-28(Mon) その人は、私にだけ嘘をつくのだよね

[]暗闇を歩いているよう?

生きていくのは辛い?

暗闇を歩いているよう?

不安な気持ちでいっぱい?

でも、完全な闇ではないよね。

遠くに近くに仄かに灯火があるよね。


暗いから、暗いから、暗いから、

いろいろな人が灯火を掲げているのがわかる。


その灯火を見て、綺麗だな、って素直に思う。

その間だけでも、辛いという気持ちが少し和らぐ気が私はするのです。

[][][]今年の面白かったもの

今年読んだり見たりした作品で面白かった物。


ノンフィクション本では、『非線形な世界』(大野克嗣)と『熱力学の基礎』(清水明)がとんでもなく面白かった。とは言う物の両方とも全部読んでいないのだが。物理やっていて幸せな気分になれるのは、こういうのが、部分的であれ、ある程度読むことが出来ること。


小説では、『詩羽のいる街』(山本弘)と『クビシメロマンチスト人間失格零崎人識』(西尾維新)あたりが良かったかな。


マンガでは、『ハックス!』(今井哲也)、『とめはねっ!』(河合克敏)、『とろける鉄工所』(野村宗弘)、『3月のライオン』(羽海野チカ)、『ナチュン』(都留泰作)、『放浪息子』(志村貴子) 、『○本の住人』(kashmir)、『海獣の子供』(五十嵐大介)、『スケッチブック』(小箱とたん)、『青い花』(志村貴子)、『もやしもん』(石川雅之)、『それでも町は廻っている』(石黒正数)、『STEEL BALL RUN』(荒木飛呂彦)、『うさぎドロップ』(宇仁田ゆみ)、『団地ともお』(小田扉)あたりがコンスタントに面白い感じでした。特に『海獣の子供』は絵を見ているだけで幸せな気分になれる。


動画では、『パンズ・ラビリンス』と『電脳コイル』が面白かった。とは言うものの、動画作品はあんまり見ていないのだよね。基本的に評価が高い物しか見ないです。


あと印象に残っている音楽としては下記のがやっぱりインパクトがありました。

【ミクセサイザー】初音ミクが音源になったら【やってみた】

http://www.nicovideo.jp/watch/sm1942702

主旋律「たらば」 ハモリ「ちくわ」「きのこ」 Gt「ぎょぎょぎょ」 Bass「ででで」 Kick「どぅん」etc の発音です。ミク+エフェクトのみ。

英雄伝説掘’鬚魔女「Boss Battle」(未使用曲)』を初音ミクの音源でやったもの。もういろんな意味で凄い。

D

[]『図解入門 よくわかる最新分析化学の基本と仕組み』(津村ゆかり)


まだ、最初の方しか読んでいないんだけど、この本買って良かったかもです。

私は物理学科出身だけど、学生時代は物質合成とかもしていたりする人でした。でも、合成や評価に関する知識は化学系の人に比べて本当に少なくて、いろいろわかんないまま他人に頼り切って勧めていることばかりでした。


根拠は分からないんだけど、なんとなく習慣や慣習で行う操作、というものが私にはたくさんあります。そういうのを後輩や学生に教えるのって難しいのです。何で、そんな手間をかけなきゃいけないの?って問われてもうまく説明できない。

また、その操作をするのは当たり前だろう、って思っているのを学生の人がすっ飛ばして、大変なことになったりすることもあります。

そういうのの背景や理屈が載っているのでとっても面白い。なんとなくでやっていたけど、そういう背景があったんだなあって。


あと、研究上、定量的にきちんと議論出来るところまで勉強しなければいけないものと、だいたいの性質を大ざっぱに知っていればいいものとがあります。後者の知識が一つの本にある程度まとまっているというのはとっても良いですね。今は、ネットで探せば個々の説明に関しては知識を得ることができますが、本としてまとまっているというのはやはり良いことです。

あと、「図解」と書いてあるだけに図が多くて見やすいところもいいところです。なんというか、物理の本って図が少ないものが多くて。

説明のためには、やっぱり図や表は大事だなぁ、って思います。もちろん数式も大事ですが。

[][]けん玉と旋盤

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まあ、なんとなく。

2009-12-27(Sun) 一人でも寂しくはないけど?一人なら寂しくないけど?

[]『屍鬼 5』(小野不由美)

屍鬼(五) (新潮文庫)

屍鬼(五) (新潮文庫)

感想を書くのを放置してた。

p.29の静信の台詞。

「村の人たちは、自分たちの望む住職が欲しいだけなんだ。けれどもそれをこそ期待と言うんじゃないのか。彼らが自分たちにとって都合の良いものを期待するのは当然のことで、その期待に応えるかどうかは、ぼくや父の自由意志に任されている。ぼくは村人の期待を投げ捨て、逃げ出しても良かった、けれども、ぼくはぼくの意志でそれをしなかった。彼らが誰でもいい、良き住職を望むと言うなら、ぼくがそれになってみたかったんだ」

期待という言葉をうまく表現している。



p.41の敏夫の台詞。

「自分の頭で考える気はない。自分の身体は指一本だって動かすつもりはない。喚いていれば現実の方が連中の都合に合わせてくれると思ってるんだ。それ以外のことなんて考えてみたくもない。連中は世界の何たるかを分かっていない。世界はベビーベッドじゃないんだ。周囲にいるのは泣けば飛んできてミルクやオムツを与えてくれる母親やベビー・シッターじゃない。自分の頭で考えて、自分の足であるいて行かなければ、自分の安全でさえ手に入らないってことを認める気がないんだ!」

なかなか辛辣で良い感じ。



p.63-65あたりの小説内小説のあたりはすごい面白いと思う。

この抑圧と抑圧に対する憎悪がなければ成り立たない己を知っていたからだ。

とか

背くために背いても、弟はその先、自分が何を求め、どうあればいいのか分からなかった。それゆえに演技を拒むことができない己を唾棄し、自身をそこまで歪めた秩序を心の底から憎んでいた

とかね。



p.105の沙子の台詞。

「わたし、ずっと一人だったの。一人で狩をして、一人で隠れて。とても寂しくて心細かった。どこかで仲間に会わないかしら、ってそればかり考えてたわ。仲間に会って、いろんなことを分かち合えたらいいのにって」

そして、p.109

「帰属する家と社会が欲しかったんだね」

「・・・・・・子供っぽいわね」

静信は答えなかった。たしかに子供じみていると言って言えなくもなかったが、それは幼い望みであるだけに、根源的な望みであるように思われた。母体を慕うのに似ている。自分を抱きかかえ、庇護し、くるみ込んでくれる何かが欲しいのだ。そう願わない人間など、果たしているのだろうか、

人の本質をつくような文章。


そして、私の大好きな神様の話へ。

p.274-p.276からいろいろ抜粋。

神は彼の信仰が分からなかった。契約を介することなしに、彼の心中を読みつくせるほど全能ではなかったのだ。だからこそ、神に対する献(ささ)げ物は契約の通りであらねばならなかったし、そうでない彼の献げ物が捨て置かれたのは、あるいは当然のことなのかもしれなかった

神が真に全能の存在なら信仰の証など、どうして必要があるだろう。

神は人の内実を見通すことができないのだ。

だからその証を欲しがる。

神は人の自己に対する信仰を信じてはいないのだ。だから、信仰の証を求める。

だが、彼は真実、善なるもので在りたかった。彼は真実、神を尊崇していた。だからこそ、彼は異端者であらねばならなかった。神は彼の信仰を理解しなかったのではない。そもそもあの流刑地に信仰が生じること自体を信じてはいなかったのだ。

神は自らへの尊崇と信仰を求めた。隣人に対して慈善と敬愛を課した。そこで求められていたのは、堅固な信仰が存在することを証すための供物であり、確かな敬愛が存在することを証すための調和的な態度でしかなかった。その内実は問われなかった。

「その内実が問われなかった」ということに作中の彼は気がつかなかった。そして、だから彼は苦しむ。なんというシチュエーションを描くのだ、と思った。この洞察は恐ろしい。


p.340

「お話の中の主人公なら、きっと助けが来てくれるの。誰かが助けてくれて、庇ってくれる。奇蹟だって起こるかもしれない。最後まで希望を捨てないでいいの。でも私を助けてくれる人なんていないわ。誰も助けてくれない。どんな神様も私のために奇蹟を施してくれたりしない」

助けを求めて呼ぶ名もない、救済を求めて縋る神もない。

「何故なら、わたしは人殺しだからよ」

ああ・・・。そう、神様すら頼れない。



p.342

「・・・・・・どうして、わたしたちには神様がいないの? 悪魔でも魔物でもいいわ。私に奇蹟を施してくれるなら、それがわたしの神様だわ。なのにそれさえ持てないの。誰も慈しんでくれない、憐れんでもくれない。掲げられる正義もないの。何ひとつわたしを保証してくれない。イデオロギーの問題でも価値観の問題でもないの。人の血がないと生きてはいけない。―――これはそういう殺伐とした摂理の問題なんだわ」


そして、沙子は、それが神様に見放されることだと言う。


そして、p.346から、彼が弟を殺した理由が語られる。この本の中で一番凄いところ。「絶望」、そして・・・・。

p.350の屍鬼の台詞。

貴方は私を憎まなかった。そもそも貴方は他者を憎むことができない。たとえ憎悪が芽生えても、憎む己を許さないだろう。他者に対する憎悪は生じた瞬間に自己に対する嫌悪に形を変え、自律すべき責務として昇華される。私は貴方のそういう在りようを理解している。

ここを読んだときは、本当に泣けました。今、読み返してみても目頭が熱くなります。


屍鬼がついてきた理由は

それは慈愛であって呪いではなかった。

と言うわけなんだな。やっとつながったのだった。まさか、そんな理由によるとは。

ちなみに、この作中作の合間の沙子の描写は、眠りかけ少女なわけですが、そこらへんも良いのです。



p.372あたりからの辰巳の台詞は達観しているようで、ロマンティストなようでたいへん面白い。

p.442あたりからの静信と沙子の対話はとっても好きだ。

静信の台詞。

「君たちの存在は悲劇だ。それよりもっと本当に悲劇的なのは、君たちがすでに神の範疇を零れ落ちたにもかかわらず、信仰と思慕を捨てられないことなんだよ」

こういう事が書けるのが凄い。


p.451の静信の台詞がまた凄いと思うのだ。

「けれども、生きるということは結局のところ、」

と以下にとっても良い台詞があるんですが、作者が一番言いたいことだと思うので、ここでは書かないでおきます。是非この小説を最初から読んでその後に続く台詞を読んで堪能して下さいませ。


【追記】

小野不由美×藤崎竜屍鬼」アニメ化決定」

http://natalie.mu/comic/news/show/id/25416

http://www.okiagari.net/

うわぁ。まだ、マンガの方は完結していないのでは?

[]『自由をつくる自在に生きる』(森博嗣)

自由をつくる 自在に生きる (集英社新書)

自由をつくる 自在に生きる (集英社新書)

p.40

「目から鱗が落ちました」と感動する人は多いけど、感動しただけでは、人間は何も変わらない。

そして、

やる気さえ出せば良い、といった簡単な物ではない。一歩踏み出すことが大事だし、一歩踏み出せば、このような自由を獲得する道のりが意外に険しいことにたちまち気づくだろう。

なるほど。

p.53

誰にも見せない、誰にも話さない、としたら、貴方は何を選ぶ? 自分のために選べるだろうか。自分が本当に欲しいもの、自分が本当に好きなものは何か、と考えることになるはずだ。

面白いな。



p.101あたりの「自由の根回し」に関する話は面白い。

たとえば、嫌な会議に出席していたら、何故それが嫌なのかを考えて、その点を周囲に伝えたほうが良い。改善できるならば改善してもらおう。難しいかもしれないが、伝えなければ、自分の気持ちは相手にはわからない。

確かに。この後にある前提条件も大事だな。


p.107の

抽象的すぎてわからない? それがもう勘違いである。抽象的だから理解できるのだし、具体的すぎてわからないものが多すぎるのだ。

これも面白いな。


p.116の

プラモデルは、設計図どおりのものしかできない。それは、貴方が本当に作りたいものか?」という問いだったと思う。

これは、凄い深い問いだなぁ。



p.124

表面を飾ることが個性だと勘違いしているから、「どうすれば個性を・・・・・・」という発想になるのだと思う。個性はファッションや化粧ではない。「素(す)」のことなのだ。

この後に書いてあることもなかなか面白いです。


p.132あたりの「貴方の内側からの支配」も面白いですね。


p.159あたりの「自由なフォーマット」に関する記述も面白い。小説作品にもそこら辺は表れていたと思う。

2009-12-26(Sat) 4次元の絵を堪能できるのは1回だけ

[]論文草稿へのコメントを考え中

自分の専門じゃない論文に対してコメントを入れるのはしんどいが、専門じゃない論文を書く方がよっぽどしんどいよな。

[]『理系の人々』(よしたに)

理系の人々

理系の人々

あー、あるある、って言うネタがけっこうあるな。

たまに、私って理系じゃないよなーって思うことがある。

[]ノートパソコン

学生の人に「ノートパソコンを買いなよ」と私が言うのは、要するに「時間を金で買え」と言いたいのだ、と思う。

[]『数学ガール/ゲーデル不完全性定理』(結城浩)

数学ガール/ゲーデルの不完全性定理 (数学ガールシリーズ 3)

数学ガール/ゲーデルの不完全性定理 (数学ガールシリーズ 3)

p.14-15

「問題を解くのはたのしいけれど、問題を作るのも楽しいからね。自分が問題を作るとしたら、どう作るだろう、っていつも考えるよ・・・・・・。問題をどう作るかを考えるのは、とてもおもしろい」

「《おもしろい問題を作る問題》は、おもしろい問題ってことだにゃ!」

面白い。面白い問題を作るというのは大変なことだ。

p.68

《要素と集合の関係》と《集合と集合の関係》を混乱しないように。

確かに。


p.81

まちがいが見つかったとき、失敗だと考えて引き返すのが普通だ。しかし、デデキントは失敗ではなく発見だと考えた。(略)

まちがいだ、つじつまが合わない―――そういう事態に陥るのは、これまでになかった概念にぶつかったからだ。失敗だと考えて引き返すこともできる。しかし、新しい発見かもしれないと考えて、さらに進むこともできる。

 概念の拡張では、いつもそういう場面にである。

なるほど。

p.82

概念拡張時の困難―――それは《飛躍前の停滞》なのだ。

あたりの、「負数」「無理数」「虚数」に関する考えは面白いです。

「新しい道へ進むときには、誰でもためらうものなんだよ」

というミルカさんの言葉は物語の後の方でも関係してきます。

p.85-86の参考書の選び方がおもしろいですね。「自分にとっての《わからなくなる最前線》を探そう」という言葉はけっこう身にしみます。


第4章の1=0.99999・・・に関しての書き方は面白いと思う。

p.104-105あたりの言葉に関することは面白いですね。物理学を学んでいることは、言葉を習うようだ、って思うことがある。


p.122

「うまく数式にできれば、数式で解ける問題は数式で解けるってことでしょ?そんなの、当たり前じゃん!」

とユーリは言うけど、これが後の方にすごい関係してくる台詞だとは思わなかった。

p.125-126

《自分の頭で考える》ことの意味について。これも面白い。そして、自分の頭で考える猶予が与えられていることを、私はもう少しありがたがった方が良いと思った。


p.134

「あのぅ・・・・・・意味を考えない事に、どんな意味があるんでしょうか」

の後の台詞が面白い。

p.136

《真である》と《証明されている》は、違う概念

わぁ、これは難しい。

p.182

ε-δなら《無限に繰り返す》という迷宮から脱出できる。

大学1年生の頃の数学は大事だったんだなあ。

p.220

ゲーデル数。なんか凄いことになってきた。


p.290

テトラちゃんは僕の話を聞くとき、細かく質問してくるよね。《ここがわからないです》って。あれは、とっても助かるよ。あれがないと《わかっているのかなあ・・・・・・》と考えながら話さなくちゃいけない」

これは、人に教えていて思うなあ。


p.295

ミルカさん、熱血少女化してる!




いろんな所でいろんな概念がつながっていて面白い本だと思います。力作。扱っているトピックは比較的理解しやすいものもあるけど、骨が折れる物も多くて、現時点ではかなり未消化ですけど。


いろいろ忙しい中、この本を読もうと思ったのは、新しいことに挑戦する勇気みたいなものを与えてくれる気がしたからです。(逃避行動じゃないよ〜〜)。そして、なんとなく、その目的は達成されたんじゃないかな?って思います。

2009-12-25(Fri) ほら、ごらん。個の意志を超えた物が見える。

[]『数学ガール/ゲーデル不完全性定理』(結城浩)

数学ガール/ゲーデルの不完全性定理 (数学ガールシリーズ 3)

数学ガール/ゲーデルの不完全性定理 (数学ガールシリーズ 3)


第7章まで読んだ。

第5章で扱っている形式的体系が難しかった。慣れていないせいかな。プログラムになれているともう少し分かりやすいのかも。第6章のε-δに関しては、大学一年生の頃やったからなんとか読める。第7章の対角線論法は面白かった。でも、かなり練習しないと私には使える気がしない。

物理をやっていると対角化は頻繁に必要になる。だから当たり前の言葉だった。行列の対角化とかは日常的にやるといっても過言ではない(過言かもしれない)。でも、その「対角化」という言葉に、こんな意味があったとは・・・。ちょっとこれは目から鱗かも。まあ、そういうふうに感じるのは私だけかも知れないけど。

【追記】

最後まで読んだ・・・というのは嘘か。第10章は飛ばし飛ばし。感想はまたいずれ時間があるときに。

[]懐かしの聖徳太子

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今流通しているのと、昔の一万円札の写真。むかしのはサイズが大きかったんだね。

[]夜のポートタワー

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なんか怖い感じ。

2009-12-24(Thu) 理系とか文系とか、どーでもいいしさ

[]『ハックス! 3』(今井哲也)

ハックス!(3) (アフタヌーンKC)

ハックス!(3) (アフタヌーンKC)

高校生がアニメーションを作る、というのがメインのテーマ。それに関わる群像劇でもあり、成長物語でもあり。恋愛要素は仄かな感じ。


なかなか良作。『アフタヌーン』(雑誌)を買い続ける理由の一つ。

みよしが可愛いのは当然として、他のキャラも魅力的。

連載当初はそんなに面白いとは思っていなかったんだけど、どんどん面白くなってきた気がする。

みよしが教卓の落書きを調べている所を雑誌で読んで、この作品は単行本を買うべきだと感じ、集めることにした。

[]『数学ガール/ゲーデル不完全性定理』(結城浩)

数学ガール/ゲーデルの不完全性定理 (数学ガールシリーズ 3)

数学ガール/ゲーデルの不完全性定理 (数学ガールシリーズ 3)

とりあえず、第4章まで読んだ。第5章は論理式の所でつまずいたので頭がクリアな時に読むことにする。

話がどういうふうに収束していくのかとっても楽しみ。

[]よくわかんない愚痴めいたもの

「【日本の議論】宝くじは儲けすぎ? 天下り法人に“埋蔵金”も」

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091220/crm0912201801004-n1.htm

「庶民の夢」宝くじ。発売中の年末ジャンボを買い求め、夢の皮算用をしている人も多いだろう。売り上げは1兆円超と莫大(ばくだい)だが、収益がどう使われているのかは、あまり知られていない。当せん金として還元されるのは約45%。残り55%が「胴元」の地方自治体などの収益になり、身近な公共事業に生かされることになっている。

何故期待値の低い宝くじなんか買う人がいるのか私には理解できません。10万円払ったら、期待値として4万5000円しか返ってこないんだよ?宝くじを10万円買うより、仲ののいい友達に10万円あげる(投資する)ほうがまだマシです。


・・・

全体のパイを広げて、みんなの取り分を増やし、結果として自分の取り分が増えると良いな、って思うわけです。

でも、なんというか、結果的にパイを縮小させて自分の取り分だけ増やそうという人達が世の中には少なくないんだな、って思ったりするのでした。


定額給付金とか、再分配機能を果たすのみで全然生産的じゃないと思う。というか、分配過程で無駄が多すぎ。もし、お金を集めたのならもっとましな使い方をすればいいのに。というか、現金で配るくらいなら、税金保険料の額を安くしてよ。集めて配ってのプロセスが無駄。

[]佐藤 文隆 氏「科学技術エンタープライズ雇用拡大を」

http://scienceportal.jp/HotTopics/interview/interview46/03.html

日本の科学研究費は年間十数兆円で、うち国が出しているのは2割に満たず、文教・科学技術で年間3兆数千億円、このうち京都大学が年間に使う金が約 1,200億円、東京大学は約2,000億円です。先日、南極に向けて初出航した南極観測船しらせ」の建造費約400億円、東海村に完成した大強度陽子加速器施設「J-PARC」は約1,800億円…。

ここ吹きました。

しらせ」400億円はちょっと大きすぎるような気がするよ。それだけの価値はあるのかなぁ?。J-PARCに関してはどうかなあ。


とにかく、もっと大学に予算を配分した方がいいと思うよ。

2009-12-23(Wed) 自分を信じよ、って誰かに言うのはなかなかたいへん

[]High-Field ESR Measurements of S=1/2 Kagome Lattice Antiferromagnet BaCu$_3$V$_2$O$_8$(OH)$_2$

http://arxiv.org/abs/0912.4335

memo。

2009-12-22(Tue) 自らの過去の努力や工夫を軽視するな

[]eps

Macで作ったepsをWinで編集するとすごいファイルサイズが大きくなってしまうのは何故なんだろうか。

某所にファイルを送る際にファイルサイズ制限にあって、泣いています。

[]epsファイル作成上の注意

  • bounding boxで囲ってある。
  • 標準的なフォント以外は使わない。

2009-12-21(Mon) その先に何か面白い物があるという予感を頼りに進んでいく

[]音楽

私は、その時に船に乗っていました。

生演奏を聴きながら、よくわからないけれど、とても悲しい気持ちになりました。


何で、悲しいって感じたのかな。

音楽には物語が付随していた方が深く印象に残る、って以前書きましたね。

それはフィクションでもノンフィクションでも良いのですけど。


私と音楽とを結ぶ物語は、あります。

でも、その音楽を他者とはあんまり共有できないのですね。

一般的な曲じゃないのが好きだから。

音楽に限らず、多くの人が感動したり涙を流したりするところで、私は感動したり涙を流したりしない。多くの人が感動したり涙を流したりしないところで、ひっそり感動したり涙を流したりしているのかもしれませんね。

[]プレプリントサーバー

プレプリントサーバー(cond-mat)に某氏の論文を載せるように頼まれたのだけど、自分のID及びパスワードを忘れてしまった。

探したら見つかったけど、これって、なんというか、それだけ投稿していなかったって事だよねぇ。(溜息)

[]『自由をつくる自在に生きる』(森博嗣)

自由をつくる 自在に生きる (集英社新書)

自由をつくる 自在に生きる (集英社新書)

なかなか面白いと思いました。

内容に関する言及は時間があるときにでも。

2009-12-18(Fri) 数式があなたを導いてくれます

[]2009/11/23 ムダを減らすことはできないだろうか(宮川剛)


http://researchmap.jp/index.php?action=pages_view_main&active_action=journal_view_main_detail&post_id=1352&comment_flag=1&block_id=11451#_11451

面白い。文科省さんが読んで欲しい文章。


研究のお金を効率的に使うためのいくつもの具体案を載せています。

つーか、結局文科省が、いろいろ配慮してくれればだいぶ研究環境が良くなるんだよな。お金をあんまり増やさなくても。


文科省にもう少し研究の現場が分かっている人が入って、積極的にシステムをバージョンアップできたらいいのに。

2009-12-16(Wed) 夢の中で歌を唱っていました

[][]猫写真

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最近は、猫の写真を撮っていないなあ。

2009-12-15(Tue) 戦う前から諦めるなよ

[大学]行政刷新会議事業仕分け対象事業についてご意見をお寄せください

http://www.mext.go.jp/a_menu/kaikei/sassin/1286925

とりあえず、意見を送りました。「13.競争的資金(若手研究育成)」に対して。文字数は2400字弱。

あんまりバランスの取れた意見ではないことは自覚はしていますが、つい自分の趣味で、あんまり他の人が突っ込まなそうなことを書いてしまいました。

今後も、このような機会があったら、正規の手段でできるだけ意見を述べるようにしたいと思います。

私自身が研究者としてやっていける可能性は、二割弱くらい(←案外、自信家だな。)なんじゃないかと考えています。だから、このような意見を出すのは、もちろん自分自身のためという要素もありますが、今後の若手の研究者や学生が今よりも良い環境で研究を行って欲しい、という願いを込めたものです。

申し込み締め切りは本日12月15日ですが、未だ意見を述べていない人は、今後の研究環境の改善のために意見を表明して欲しいと思います。


「世のため、人のため、そして何より自分のため」と言う感じのことを私はよく嘯きます。私益が公益につながるのなら、私益を追求することは悪いことではないと言う意味合いを込めていたりします。

まあ、一部のこういう熱い自分もいるのですが、いつまで自分の生をこのアカデミックな業界に投資するつもりなのかな?って自分自身を冷めた目でも見ています。一般的な価値基準に従えば、元が取れないことは明白だからです。私は、いつまで自分の今の価値基準を手放さないのかな?って思ったりします。

2009-12-14(Mon) 不安で堪らないから学ぶのだ

[][]ポスドク研究員の機能(ぶれいんすとーみんぐばーじょん)

ポスドクというか、任期付き研究員が4年目な藤澤さん。でも、ポスドクってなんのかな?って言うのは実はあんまりよくわかっていない。きっと、家族はもっと分かっていないだろう。研究室の学生もあんまりよく分かっていないだろう。

まあ、自分なりにポスドクって何なのかな?って考えてみる。いろいろ重複もあるけど、ご容赦を。


  • 研究をする。
  • 教育の義務はない。
  • 次の職のために、論文を出すことが必要。論文を出すことが、研究者の能力を示すためには必要だから。能力があれば、次に雇ってもらえる可能性が高くなるはず。
  • 学生と一緒に研究する場合は、学生の指導をする事が望まれることがある。
  • 博士をとった研究室と異なる場所で働くことにより、ポスドク自身は新しいノウハウを得ることが出来る。学生の立場からでは見えなかった研究活動に関わる多くの事を知ることができ、自らがゼロから研究室を作るときに参考になる。
  • ポスドクを受け入れるサイドでは、新しく来たポスドクが今まで働いていた場所でのノウハウを知ることが出来る。人材を媒介にして技術や知識などをより緊密に交換することが出来る。交換するだけではなく、それが新しい研究などにつながる。1+1=2ではなく、1+1>2となるようなことが望ましい。
  • 終身雇用の教員のみから構成される研究室だと、蛸壺化や視野狭窄が進みやすい。自分達ができることしかやらない、みたいな。得意なことしかやらない、みたいな。それは、短い期間でみれば悪くないことかもしれないけど、長い目で見ればあまりよくないことも起こる。
  • 一般的に任期が短いために腰を据えた研究をする事が難しい。
  • 普通の大学教員とは異なる給与体系になっている(ことがある)。例えば、ボーナスとかはない。
  • 社会保障関係の費用は、自己で負担する必要がある(←実はあんまり知らない)。
  • 所属する研究機関や組織にもよるが、比較的自由である。ポスドクがやめたら、研究が滞って、その組織が致命的に破綻する、ということはない。例えば、研究室の教授・准教授が死んでしまったら、その研究室はなくなるが、ポスドクがいきなりいなくなっても、研究室がなくなったりはしない。研究速度の差はあれ、研究そのものがなくなったりすることはない。あるいみ、一番切り捨てられやすい職。派遣労働者に近いかもしれない。
  • あくまでも一時的な職であるという意味合いが強い。
  • 研究機関や研究組織における発言権はあまりないと思う。権利も責任も義務もない。最低限かつ最重要な義務が研究をして論文を書くこと。
  • ポスドクの力を最大限に引き出すためには、ポスドク自身がやりたいことやらせる必要があるし、そのためにはある程度の研究費が必要である。
  • ポスドクがやりたい研究が、ポスドクのしている仕事とは限らない。だから、内職をしていることもあるかもしれない。でも、それを規制することはたぶん無理だろう。期間内にある程度の研究成果を求めることはできるとは思うけど。
  • 社会のニーズもあるので、ポスドクがやりたいことをやらせておく、というのが最適の解であるわけではない。ある程度の義務と、ある程度の自由を与える、というのが妥当な所である。
  • ポスドク自身も「やらされている仕事」が面白いと思っていることはすくなくない。一番面白いわけではなくても、4番か5番くらい目におもしろいことであれば良いと思われる。
  • ポスドクが持っているのは狭い分野の専門知識と一般的な研究技能である。そのポスドクによって、得手不得手や知識や技能の幅の広さは千差万別ではあるが。だから、その狭い専門分野から離れても研究を行うことができる。もちろん、元の分野から離れるほど成果を産み出すのに時間はかかるかもしれない。元の分野と離れるから、新しい成果を生み出すことが出来るかもしれない。
  • 一般的な研究技能というのは、どんな社会でも必要とされる物であると思う。
  • 研究技能とは、問題解決能力とか問題発見能力とか重要である。
  • 研究技能の中には、研究成果を誰かに伝えることができる、といのもある。
  • 現在のシステムでは、ポスドクなんて長い間続けるようなものじゃない、とは思います。でも、年齢差別などがなくなればPIにならず、ずっとポスドクみたいな立場で一研究者として生きる、というのも有りではないかと思います。私としては研究する立場みたいなのと研究するための資金があり、それに相応する研究成果が出せれば十分だと思うので。

これらの考えを敢えて書いたのは、単に「ポスドク生活保護のようなシステムはやめるべき。本人にとっても不幸。」という、ポスドクの存在意義を真っ向から否定する意見に苛々したからです。人材の流動化がもう少し進めば、ポスドクという形態も必要なくなるかもしれません。でも現時点では、固定化しやすい日本の大学や研究機関での人事システムによる弊害を緩和させる機能を持ちます。また、今後は人材がより流動化する社会へ行くべきだと思いますが、そのための一つの方法であるとも思います。

[]Twitter。新しい場所、新しい時間

http://abworks.blog83.fc2.com/blog-entry-718.html

Twitterのすごさ、新しさをひと言で言うと、人と人とのコミュニケーションのための、新しい『場所』、新しい『時間』をつくり出した事だと思います。

Twitterは、少なくとも僕が今まで見た全てのウェブサービスの中で一番

善意を増幅し悪意を流し去る』

 事に成功しているサービスです。それも非常にシンプルな方法で。 


面白い考察。

[]競争的資金(若手研究育成)午後の部12

http://www.cao.go.jp/sasshin/oshirase/pdf/nov13-pm-shiryo/12.pdf

9ページ目。

成果目標と成果実績がなんだかなー、って思う


成果目標が、「お金をあげること」になっているよね、これじゃ。たくさんのお金で学生とかポスドクを支援できれば成果だと。

でも、それは違うと思う。経済的な支援を行うことにより支援された人々が、より多くのより質の高い研究成果を出すことが大事な事でしょう?

研究成果の評価の仕方は難しいけど、とりあえず主要論文誌への論文発表とかで簡単に評価するとか、とりあえずそういうのでいいと思う。


そして、成果実績なんだけど、常勤研究職についていることを以て評価している。でも、なんかそれも変だ。常勤研究職というのが、アカデミックに限るのか、企業も含むのかはよくわからないけど、PDDC達がその後に研究職に就いたこと自体を評価するのはおかしい。支援されなかった人達と、きちんと比較するべきだ。


学振PDの採用率は10パーセント程度。だから、上位10%に入らないともらえない。例えば、学振PDに採用された人達と、申込者の中の10%〜20%の人達(もらえなかった人達)とをその後の5年とか10年とかの研究成果で比べるべきだと思う。支援したことによる効果を厳密に見積もることは不可能だけど参考にはなると思う。


研究職に就職できた、ということは成果を反映していることだとは思うけど、学振PDDCがある意味ブランド化していることを考えると、単純に研究実績で比較した方がフェアじゃないかって思う。あと、研究職に就かなくても、それ以外で活躍する道を見つけた人達の事をどう思っているわけ?とも思う。良い人材を輩出できたとしたら、たとえ研究職に就かなくても、それはそれで支援に意味があったじゃないか、って思ったりする。


・・・


まあ、なんというか、こーいう批判って、もらえなかった人の僻みともとれなくもないよね。溜息。

[]佐藤 文隆 氏「科学技術エンタープライズ雇用拡大を」

http://scienceportal.jp/HotTopics/interview/interview46/index.html

個々の関係者が一斉に声を上げることは大事です。今回のような流れの中で、科学技術予算のあり方が国民の前に明らかにされることはいいことですから、研究者たちも自分たちの視点を世間に通用するように鍛えるいい機会です。ノーベル賞学者が出てきたから政策論議なく物事が決まるでは、政治的には成熟していかないと思います。

凄いな。いいこと言います。時間的空間的に大きな視野で物事を見ている感じですね。

日本では数年前から、元学長や学者経験者が常勤議員として入っている内閣府の総合科学技術会議が、省庁から出てくる事業をランク付けして財務省の予算算定の参考にする仕分けを始めていました。その昔は自民党財務省がやっていた過程をある程度可視化したわけですが、今回は民主党がこのプロセスを国民の前にさらけ出したということです。そのこと自体は政治の仕組みとしてはよかったのではないでしょうか。民主党が1本とった形です。

学識経験者がランク付けしていたなんて知らなかった。科学の予算がどういうふうに決まるか?ってよく考えてみれば全然知らなかったなあ。

民主党は1本とった」って私も思います。これだけでも、私は政権交代をした価値があると思う。

民主党をぼろくそに言う人はけっこういますけど、予算算定に関する情報公開は極めて画期的だと思います。


税金配分の俎上(そじょう)で国民との議論を深めるには唐突のようですが「雇用」という観点から問題をとらえるべきです。日本が営々としてここまで築いてきた世界ブランドの「科学技術エンタープライズ」を発展させて世界の中でわれわれの子弟が生きていく雇用を確保するという方策と決意のほどを科学界も政策担当者も提出すべきだということです。エンタープライズというのは「界」ということで、論文づくりの研究者たちだけでなくもっと広くとらえた世界というような意味です。現場の研究者や狭義の研究支援者だけでなく、研究情報や巨大な研究インフラの運用、研究機器の製造販売、知的財産関係、科学技術国際機関、小中高の教育現場社会教育、文化、メデイア、等々を含めた大きな集団のことです。

まず、「雇用」について言ったのが凄い。こういう視点を持っていて、それを言える大学や国研の研究者がどのくらいの割合いるだろうか?頭がクラクラするほど凄い。


医療の話が次に出てきて、比喩として大変分かりやすい。


しかし、科学というと相変わらずノーベル賞受賞者が模範であるような狭い職種の人しか、多くの国民はイメージしないのではないでしょうか。日本の研究力が増してきたのはこの長年にわたって築いてきた科学技術エンタープライズのおかげで、傑出した業績を可能にする環境も整ってきたからです。

ふむふむ確かにそうだと思う。


それこそ国民の税金をつぎ込んで築いてきた国民の資産であり、これを活かして世界で生きていく方策が示され論議される必要があると思います。「生きていく」を「雇用」と表現しているだけで起業でも何でもいいのですが、国家の政策として日本の科学技術ブランドを一体的に世界に提示されていることが重要だと思います。(略)

それで活性化する科学技術エンタープライズ雇用納税者に開かれるべきですし、その多くは次世代の教育にも割かれるべきでしょう。

この考察も凄い。

この方向性はきっと正しい。

そして、それを実際に実行する人材も日本には存在しているでしょう。

そのためには、今までのしがらみをある程度切って、組織を再構成する必要があると思う。


今回「次世代スーパーコンピューター」も技術上の戦略論議はあの場にふさわしくなく、「世界一」なら「雇用」が増えるという論議をしてほしかったと思います。

なるほど。今の社会にとって、雇用は凄い強力なキーワードだと思う。

[]政治のこと

政権交代までは、とりあえず、政権交代がないと政治はよくならない、というのが私の意見で、あんまり勉強していなかったのでした。

でも、政権交代が実現してしまったので、もうちょっと政治のことを勉強しないと本当はいけないよな、って思います。経済のこととかも。

どの人の言説が比較的信頼がおけて、どの人の言説があんまり信頼が置けないかを判断するのは難しいものです。政治に詳しい友達に教えてもらうのが早いかなぁ。

2009-12-13(Sun) よく知らないものについて批判する時は注意しよう

[][]『耳をすませば

耳をすませば [DVD]

耳をすませば [DVD]

告野君のお薦めということで見ました。

面白かったです。やっぱり王道は成長物語。


まあなんというか。

なんなんだこのノスタルジー喚起能力は。めちゃくちゃ懐かしい感じがする。

体験していないようなことまで懐かしい感じがしてくる。

もう、いろんな意味で凄い。


部屋の中の散らかった様子を見るだけで、もうなんか嬉しくなってしまうのは何でなんだろうか?


猫を追いかけていく所とかは、別に何か特別なことがあるわけじゃないんだけど凄い面白いと思う。

[]行政刷新会議事業仕分け対象事業についてご意見をお寄せください

http://www.mext.go.jp/a_menu/kaikei/sassin/1286925

ちょっと考えて意見を送ってみるかな。

いろいろ言いたいことはあるけど、「13.競争的資金(若手研究育成)」に対して意見を言うことにします。内容はこれから考える。

もし、自分が若手研究者であれば意見を言うべきでしょう。

http://ittousai.org/lessig/free_culture_japanese_text.html

そして、もし君たちが、自分自身の自由のために戦うこともできないというのなら ……君たちはその自由に値しない。

自由に値する存在であるために戦わなければいけません。もちろん、戦う方法はいろいろあるけど、意見を言うのも一つの方法でしょう。

[]大学関係予算に関する各種団体の声明等

http://www.u-tokyo.ac.jp/gen02/pdf/seimei_list.pdf

こんなに声明が出ていたとは。全てをフォローするのはちょっと厳しいな。

[]ノーベル賞受賞者じゃない研究者の緊急討論会

http://d.hatena.ne.jp/next49/20091206/p1

    • 枝野議員事業仕分けと予算編成のオープンミーティングの文字起こしをしましたによれば、理念は理解した上での運用の仕方についての議論とのことだったが、説明人側が用意した資料はその目的に明らかに合致していないもの。意思疎通ミスがあるように見える。
    • 実際の事業仕分けでの議論についてもいくつかの議論においては「理念」自体を否定しているように見受けられた。たとえば、若手研究者支援の議論については「ポスドク=社会にもでないで甘えている若者」というようなレッテルを貼られ、ポスドクという存在自体を否定されたように受け止められた(参考:事業番号13:競争的資金(若手研究育成)についての仕分け人の疑問)
    • 一方で、声明を出した研究者コミュニティ側も事業仕分けの議論をちゃんと理解しないで反応した節がある(スーパーコンピュータに対する反応はその典型例)
    • 事業仕分けの進め方として、「理念自体への疑問」と「理念はよしとした上での運用の仕方への疑問」が明確にわかるように区別して議論を進めて欲しい
    • 研究者コミュニティは、感情的にならずに何について問われているのかを理解したうえで、それに誠実に答えるようにするべき

ふむふむ。なるほど。こういうふうに冷静に考えられるのは凄いな。



「13 競争的資金(若手研究育成)に対する事業仕分けの結果・評価コメント」

http://www.cao.go.jp/sasshin/oshirase/h-kekka/pdf/nov13kekka/3-21.pdf

を読んでいると、理念に対する否定は案外すくないかもしれない、と思った。というか、理念に対する否定というより、仕分け側の勘違いがあると見るべきかも。それは、文部科学省側の説明不足によるものかもしれない。それは限られた時間の中で行われたことだから仕方がないことかもしれない。理念に関することは時間をかけて話し合えばお互いにもう少し歩み寄れるんじゃないかと思う。


運用の仕方に関しては、確かに今のシステムは煩雑な気がするし、もう少しシンプルに出来るようにも思う。この辺はもう少しいろいろ調べてみようかな。




「若手研究育成テキスト(091113-5資金若手研究育成.MP3をテキストに起こしたもの)」

http://mercury.dbcls.jp/w/index.php?%BC%E3%BC%EA%B8%A6%B5%E6%B0%E9%C0%AE%A5%C6%A5%AD%A5%B9%A5%C8

をもう一度読み返してみよう。

2009-12-12(Sat) 私の事、夢に見たことある?

[]数学好きが位相幾何学を応用してベーグルをカットするとこうなる

http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20091209_bagel/

こういうのを実際にやってみるのは嫌いじゃない。

[]磁性の本

明倫館書店に磁性の本のレア物がいくつか出ているようだ。誰か放出したのかな?

少々高いけど、これは手に入れておくべきかなあ。

保留・・・。

[]強磁性共鳴

もうすこし易しい本はないのかなあ。洋書を漁るべきか。

まあ、なんというか、もう外堀は埋めた感じなので、本丸な感じの論文を読むしかない、というところ。

[]『Ferromagnetism』(Richard M. Bozorth)

Ferromagnetism

Ferromagnetism

Ferromagnetism (Bell Laboratories)

Ferromagnetism (Bell Laboratories)

何気なく、この種の本が置いてあるところがこの研究室の良いところだ。

2009-12-11(Fri) 私を殺してあなたは何を得ますか?

[]平成21年度神戸大学物性実験研究室セミナー

日時: 平成21 年12 月12 日(土) 午後1 時より

場所: 神戸大学瀧川記念学術交流会館 大会議室


プログラム

13:00 挨拶 神戸大学分子フォトサイエンス研究センター太田仁

13:15 「放射光による元素選択的磁気測定とそのナノ物質科学への期待」北陸先端科学技術大学院大学名誉教授堀秀信

13:55 「ナノ構造化合物半導体を用いた新しいフォトニクスデバイス神戸大学工学研究科電気電子工学専攻,連携創造本部先端研究推進部門和田修

14:35 休憩

15:05 「有機薄膜の電子構造」千葉大学先進科学センター西龍彦

15:40 「低次元強相関系の強磁場物性測定(金属から絶縁体まで)」物質・材料研究機構木俣基

16:15 「物性実験研究室- 創成期の軌跡」東北大学名誉教授本河光博

16:45 セミナー終了

18:00 懇親会神戸大学瀧川記念学術交流会館 食堂

19:50 解散

こんなのがあるそうな。

[]NF-10 極低温用接着剤

http://www32.ocn.ne.jp/~kfjhr/NF.html

本極低温域(4.2K)から常温域までの広い温度範囲において接着性に優れたエポキシ系常温硬化型接着剤です。温度差の大きいヒートサイクルに対して、耐サーマルショック性に優れています。主剤と硬化剤を1:1の割合で混ぜるだけなので取り扱いが易しく、金属だけでなく、合板やプラスチックフォーム等の接着性も良好です。

太田先生経由の情報。

これはいいかも。

[]Setsune Laboratory

Unit of Organic Molecular Structure and Function

Department of Chemistry

Graduate School of Science

Kobe University

http://season.chem.sci.kobe-u.ac.jp/~setsune/Welcome.html


Memo。

[]名刺を作りました

f:id:sib1977:20091211214647p:image

なんか切らしてしまったので。フォントを可愛いの変更しました。

左上にロゴが入っているんですが、一応消しとく。

2009-12-10(Thu) `夢を見よ’と言うのは時には残酷だけど、私は言い続けます

[]物性研究所の中辻先生の集中講義@神戸大学


日時はこんな感じ。でもちょっと不確定。

12/14(月)

9:30-12:00(途中休憩有り?)

13:30-15:00

15:10-16:30:4年生向きセミナー

12/15(火)

10:00-12:00

14:00-16:00

テーマは多分フラストレーションだと思うけど、藤澤さんはよく知りません。どうなっているんでしょうね。興味ある方は私までメールくれれば詳細が分かり次第伝えます。

参考

「特別講義 極限物性学特論A」

http://www.sci.kobe-u.ac.jp/syllabus/phys/2009/d/dp13.pdf

2009-12-09(Wed) 夜の大学で、小さな女の子の笑い声とか聞こえると怖いです

[]『ベイズ統計統計物理』

岩波講座 物理の世界 物理と情報〈3〉ベイズ統計と統計物理

岩波講座 物理の世界 物理と情報〈3〉ベイズ統計と統計物理

物理の本に、妖精さんが出てくるとは・・・。というわけで買いました。

ベイズ統計統計物理」

http://www.ism.ac.jp/~iba/kougi_2006_ism/cyuo.html

2009-12-08(Tue) 勝たないと次がない、というのが勝たなければいけない理由

[]『図解入門 よくわかる最新分析化学の基本と仕組み』(津村ゆかり)

購入。図が多くて良い感じです。

[]拡張囲碁

囲碁は19×19の2次元の有限正方格子上で行われる。

物理屋さんとかは、周期的境界条件(periodic boundary condition)だとどうなるかな?って考えたりするらしい。

そういうこと言い出すと、三角格子や蜂の巣格子(ハニカム格子)やカゴメ格子などでの囲碁がどうなるかが気になるところだ。

当然2次元だけではなく、3次元での立方格子の囲碁だって出来るはずだ。サイズが大きくなると可視化が難しいが。パイロクロア格子上での囲碁とかもできるだろう・・・。

もちろん、4次元囲碁や5次元囲碁もできるだろうね。難しそうだけど。


1つの石をとるのに、角や辺を除いて、1次元の一様な鎖だと2個、2次元正方格子だと4個、3次元立方格子だと6個になる。だらかこの系列で行くと、4次元なら隣接スピン数じゃなかった隣接する格子点の数は8個になる。例えば原点(0,0,0,0)の石をとるためには、(1,0,0,0),(-1,0,0,0),(0,1,0,0),(0,-1,0,0),(0,0,1,0),(0,0,-1,0),(0,0,0,1),(0,0,0,-1)に石を置かなければいけない。

次近接タイプ(次近接も囲まないと石を取れない)や、N人で行うタイプも想定可能だ。


囲碁では定石というのがあるけど、違う格子系を設定したらまた新たな定石が生まれるのだろう。


ゲームやスポーツのルールというのは、どうして現在のようなルールに落ち着いたのかな?って思うことがある。


まあ、繰り返しいろんな場所で行われるトピックだと思います。

[]「沖縄恩納村でのワークショップ、おかしな節約方針」

http://mitsuhiro.exblog.jp/13101785/

そういう人間の目からみると、今回の仕分け会議のやりかたは、現場をしらない人たちの作業のようにみえました。官僚政治家マスコミは研究現場をしらないのです。いかにして研究のスピリットをさげずになおかつ研究経費をさげるかのすべを知りうるのは現場の研究者なのです。

時間がないので、二つ指摘しておくと、ひとつは単年度制の予算を複数年にすればそれだけで10−20%の研究経費の節約が期待出来ます。つぎに、外国からの物品購入をいまのような煩雑な商社が間に入る制度を止めて研究者なり事務室がメーカーから直接購入できれば20−30%程度、ものによっては50%以上の節約ができるはずです。

なぜそれができないかを調べるば今の日本の研究機関がどんなくだらないものに支配されているかがみえてくるはずです。残念ながら今回の仕分けではほとんど見ていません。


単年度予算制は、本当に馬鹿らしいと思う。

違法だからやってはいけないことですが、業者にプールしておきたい気持ちも分かるな(たまにそれで捕まる人がいるみたい)。

そもそも私は自由になる研究費がないけど。

2009-12-07(Mon) でも、新しい価値を作るために、絶え間なく力を注いでいるのだから

[]ホンジュラス米国健康医療産業、そしてオバマ

http://huzi.blog.ocn.ne.jp/darkness/2009/12/post_0a6a.html

アメリカ政府がやることはここまでえげつないのですか。

政治や歴史にあんまり詳しくないので、どこらへんまで正しいのか分からないのだけど、医療保険制度がどうなるかを注目してみると面白いかと思いました。

2009-12-05(Sat) 何らかの立ち位置を認めてそれに努力させれば良いだろう?

[] [今日の早川さん] 2本立て

http://horror.g.hatena.ne.jp/COCO/20091130#p1

(その2)の国生さんが辛辣すぎです。まあ、ある意味わかり合いすぎている二人組だなあ。たぶん逆の立場だったら同じ事言うんじゃないかな。がんばれ早川さん!

[]諦めているのか諦めていないのか

もう、なんか、私はだめだめだなぁ、って感じで、研究はもう続けられないかなあ、って思うことが多かったりする。

能力的に足りない物ばかりだ。まあ、借金10000円より、9998円のほうがいい気がするのでがんばろうかね。

もう、なんというか、こうなりゃ意地だ、という馬鹿っぽさが体中からにじみ出しているような感じだ。

2009-12-04(Fri) 大学の教員全てが教育のプロだとでも言うのか?

2009-12-03(Thu) `信じられない’とか言うのは恥ずかしいですしね

[]物性研究に将来はあるのか?

http://d.hatena.ne.jp/hhayakawa/20091021/1256131592

このタイトルは誤解を招くような。

物性研究』というふうに、かっこをつけるとかさ。最初は雑誌の名前ってわからないような・・・。

2009-12-02(Wed) Humans are saved by not god but humans

[][]『磁性 (新物理学シリーズ (7))』(金森順次郎)

磁性 (新物理学シリーズ (7))

磁性 (新物理学シリーズ (7))

中古商品6900円。定価の約2倍強かな。まあ、欲しい人は買うと良いでしょう。

復刊ドットコムに投票しておくかな。


・・・と思ったら投票してた。

http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=19632

2009-12-01(Tue) extraordinarily random talk

[][]何故、若手研究者向けの支援が必要なのか?

感覚的には、若手支援が必要というのは正しいと思うんだけど、きちんと説明するのは難しいな。

[]『ツチヤ学部長の弁明』(土屋賢二)

ツチヤ学部長の弁明 (講談社文庫)

ツチヤ学部長の弁明 (講談社文庫)

p.32

大学の四年間は貴重です。金になるかどうか、役に立つかどうかといったケチくさいことを考えずに、知りたいことを自由に追求できる夢のような時期です。断言しますが、どんなに勉強しても賢くなりすぎることはありません。教師は勉強を手助けするために存在しています。ですから、学生のみなさんの質問や批判は大歓迎です。いくら質問しても余分に授業料をとることはありません。教師をやりこめるような質問や批判をされることは、教師には大きい喜びです(泣)。

たぶん、学生時代にこれを見ても面白いと私は思っただろう。

こういうことを公の場で言えると言うことは凄いことだと思うように今はなった。

[]最近面白かったもの

http://twitter.com/enodon/statuses/6196089516

研究者自ら、日々研究・教育活動をされるなかで感じている研究費・人件費等の使い方などの不便な点、お金その他の無駄を生んでると思われる規則などをピックアップして問題認識を共有しませんか?ハッシュタグはこれで> #selfshiwake

で下記を参考。

http://twitter.com/search?q=%23selfshiwake


ハッシュタグというものの意味が初めて分かったよ。私、Twitterやってないしな。

Twitterでネタを出す人が最近多くなった気がします。


あと、RTってなんだろう?って思っていたら、こういうことらしい。

「今更聞けないTwitterの常識:「RT」 面白いつぶやきを広める」

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0909/08/news069.html

 「この人のこのつぶやき、面白い! もっと広げたい――そんな時には、つぶやきの転載「ReTweet」(RT)で、自分のフォロワーにそのつぶやきを広めよう。

 RTは、自分のアカウントにほかのユーザーのつぶやきを転載することで、発言主をフォローしていない自分のフォロワーにも、そのつぶやきを広めるというもの。Twitterの機能ではなく、ユーザーの間で広まった転載のスタイルだ。

 一般的なスタイルは、冒頭に「RT」や「ReTweet」と書き、次に発言主のIDを「@」付きで書き、その人のつぶやきをそのままコピーする、というものだ。

 「RT」や「ReTweet」と冒頭に書くことで「このつぶやきは転載ですよ」と宣言。発言主のIDを「@」(リプライ記号)を付きで書くことで、RTされたことが発言主にも伝わる。「RT」「ReTweet」の前に、そのつぶやきに関する自分の感想や意見を書く人も多い。

そうなのですか。

[][]私のけんかの師匠に会いに行ったら、ますます可愛くなっていて、あーいうのは反則だ、と心から思った

どうも愚痴っぽいような気がするなあ。言い訳っぽくも見えるなあ。まあ、建設的なことは体を動かしてします。書いているのは、抵抗したいから。いいかげんでいいよ、という心の弱さに抵抗したいから。もう、なんというか、私という人間は、これでもか、って言うくらいにぐうたらしたい人間なのだから。

  • 11/30(Mon) 8775歩。インフルエンザワクチン。血を抜かれるのと比べるとあんまり痛くない注射だと思いました。なんというか、注射はあんまり好きじゃないです。郵便局キャッシュカードを紛失してしまった。郵便局に落ちていたらしい。それを取りに行く。コーナンとかでいろいろ買い物をする。100円ショップでいろいろ買い物をする。ファトマさんに少しだけ助言。近藤君と少しだけ議論。夕ご飯を食べたら眠くなって睡眠。気がついたら24時くらい。がんばって27時くらいまでお仕事。
  • 11/29(Sun) 1884歩。洗濯をしたりとか家の仕事をいくつか。「論文が書けないよぅ」(T_T)、と悶々としている。大学は停電。夕方少しだけ大学に来る。実験データを整理していたらいろいろわかったことが。なんというか、教科書を読み直すといろいろ発見がありますね。
  • 11/28(Sat) 3357歩。なんか、いろいろな意味で駄目な気がしてきた感じ。がんばらないとねぇ。大学に来たけど、そんなにたいしたことはしていない気がする。
  • 11/27(Fri) 8303歩。来たのは昼前。いろいろ支払い手続きとか郵便手続き。強磁性体に関して文章を書かなければいけなくなったので、論文漁りをひたすらする。停電手続き。
  • 11/26(Thu) 6311歩。9:30くらいに来た。ファトマさんと少しだけお話。午前中はいろいろ午後の議論のための準備。急遽、論文の部分を書くのです、というお告げが下り、書くことになった。前向きにがんばりましょうね。こういう機会を大事にしていくべき。
  • 11/25(Wed) 8671歩。スーパーで買い物をしていると、もうクリスマスソングがなっている。一年の12分の1はクリスマスな気分なのだな。みんなが楽しみにしていると、私はどうでもよくなるのだ。きっと。みんながお月見しだしたら、私は見なくなると思うよ。VBLのエアコンフィルタの掃除。物理学会申し込み。後期特別健康診断。今回はうまく血が抜けた。何カ所も差されると痛いので。まあ、私の皮膚に問題があるんでしょうね。たぶん。どこに欠陥じゃなくて血管があるのかよくわからないしな。実験が入っていないから、雑用をやっつける。昨日やっつけたはずなのにまたよくわからない雑用が溜まっていた。ファトマさんと少しだけ議論。小西君コロキウム。于君は、ノートパソコン持ち込んで株価っぽいグラフ見てるよ (--;)。まあ、なんというか注意することもないかな、て思って無視。安福君は見た方がいいと思うんだけどいなかったな。線幅関係について、また考える。その後メール。まあ、これくらいで私の知識は出し切ったかな?(←少ない!) なんというか、実験しないと歩かないねぇ。深夜。平野君がキッテル輪講の予習をしている。ちょこっとお話。・・・うーん、確かに彼は頭がいいな。私が神戸に来て今年が四年目で、所属している研究室の大学院生をいろいろ見てきたけど、彼が一番物理を分かっているようだ(当然私のM1の頃の理解より凄い)。根がまじめだから、研究室の学生が担う雑用を一気に引き受けてしまっているけど、もったいないなあ。もっと研究ばっかりさせて上げたいよ。まあ、いろいろ事情があるからねえ。こういう人に博士課程とか進学して欲しいけどねえ。まあ、今のご時世では進学をとてもじゃないけどすすめられないなあ。
  • 11/24(Tue) 3265歩。くらうでぃというか、れいにぃな日。10時ぴったしに大学へ。Meeting。ミーティング中にデータの解析方法にミスがあることに気がつく。やっぱり、表に出すのは大事だな。データ解析のためにあんまり寝ていなかったのでかなり午後は眠い。スタンバイモードで過ごす。ファトマさんにいろいろ助言。乾燥してきたせいか、目の周りや首の周りの肌が荒れそうな予感。保湿に注意しよう。解析方法にミスがあると思ったらミスじゃなくて教科書のミスじゃないですか。それも、二つの教科書で同じミスしてますよ。(T_T)。「きちんと頭を使わないで教科書を鵜呑みにするからいけないのです」と天からのお告げを得ました。悪いのは教科書ではありません。教科書を猛進する人間なのです。今回は、『磁気物性の基礎』(能勢宏、佐藤徹哉)ISBN:9784785361013が参考になりましたよ。具体的な実験結果があることがこういう時に心強いのです。夕方になった元気がでてきた。WINPTechのポスター印刷。そんなにトラブルもなく修了。というような書き方をすると、いつもはトラブルばかりですか、って気もしますが。あの発表が終わればあとは、今年度は物理学会だけかな。とりあえず、申し込み案を作る。ひとまず、いろいろ雑用を済ませたはずだけど。最近、また英語の勉強をサボりがちだな。
  • 11/23(Mon) 1807歩。線幅がどうやって決まるのか?って難しいよ。やっぱり森論文を読むべきかな。Uさんが、近くにいたら読んでいたと思うけどね。私も目の前の仕事があるし、そこまでがんばれないや。徹夜したまま研究室。早朝に大久保さんが現る。私は10時くらいに帰る。その後17時くらいにまた大学へ。28時くらいに帰宅。帰宅後は何にもやる気がしなくて寝る。明日のミーティングに遅刻しそうな予感。
  • 11/22(Sun) 1887歩。なんか疲れてだめだめな日。夜から研究をがんばる。しかし、休みの日は本当に歩かんな。自分自身を省みて、「わかっていない学生を見て、苛々するから教え込む」とかそういうのもどうかと思う。科学者の伝記マンガとかでの発見発明成功の表現はなんか違うよなって思う。マンガではないけど、『スーパーコンピューターを20万円で創る』(伊藤知義)における初めてスパコンが出来たときの表現はリアルだと思うんだけど、どうなのかな?
  • 11/21(Sat) 11862歩。10:00から、ファトマさんとディスカッション1時間半くらい。櫻井さんがSQUIDを使ってなにやら面白いことを画策しているらしいので見学してた。夕方、F大のK先生と新試料に関して議論。ついでに食事に。櫻井さんのあれはかなり面白そう。今後の見通しがだいぶ立ったのではないかと思う。まさかあんなに顕著に見えるとは。線幅の話は、いろいろ考えてだいぶ自分の中では固まってきたかな。短距離相関が生じると言うことは、それに由来する局所場が無視できない。つまりそれにより線幅が広くなる、というレベルの定性的な理解だけど。いろいろ前提条件は付加しないといけないけど、自分的にはなんとなく納得。というか、定量レベルまで行くのは私の現在の力じゃ辛いや。
  • 11/20(Fri) 11541歩。大学に来るのは遅め。SQUIDのデータ整理をして、デミシェフさんに渡す。まあ、こんなもんでしょ。大久保さんと平野君とお疲れさまという感じでご飯を食べに行く。その後大学に戻ってきていろいろ作業。署名活動のためにメール出したり、WINPTechのアブストラクトを送付したり。線幅の解析がよく分かりません、というメールが来たので一生懸命考えるが、体力不足で眠る。
  • 11/19(Thu) 6908歩。8:00くらいに目が覚める。ちょっと寝過ぎだ。すぐに大学へ。SQUIDは予定通りな感じ。MMでデミシェフさんのサンプルのESR測定。18時くらいに終わったかな?壊れたデジタルメモリは回収されていきました。後学期は研究会ばっかりで研究が進まないね。まあ、研究戦略というか研究室運営の上でそういう方法論もあると思うんだけど、もう少しきちんとその意義とかを説明した方がいいと思うよ。「こんな考え方もあるでしょ?」って感じでフォローしてきたけど、なんかばかばかしくなってきた。何が学生のやる気を削いで、何が学生のやる気を高めるのかとかってだんだん年取ると分からなくなるのかな。わからない。まあ、私も学生の気持ちはあんまりわからないほうだと思うけどね。
  • 11/18(Wed) 10843歩。 目が覚めたら1:00くらい。そろそろMPMSのシークエンスをも終わっていると思い大学へ。まあ、そんなに外していなかったかな。サンプルを入れ替えて測定開始。粉末試料はこぼれていないか心配なんだけど、大丈夫だったみたいだな。いろいろ試してがんばらないといけません。しかし、この昼夜逆転したような生活は学生時代だけなのかと思っていたのだが、いまだ直らん。なんともだめだめだ。コンピュータ内のデータ整理をしていたら、朝倉君が整理したGaAs:Er,Oのデータが出てきた。これをファトマさんにあげれば良かったんじゃないか?ファイル名が日本語なので、英語に修正。実験データのファイル名は、みんな半角文字のみ使用することにして欲しいな。まあ、いいけどさ。漢字は文字数を少なくできるから時に良いけど。なんか疲れたので21時くらいに帰宅。すぐに寝る。
  • 11/17(Tue) 6859歩。目が覚めたら研究室にいた。相変わらず狂った生活。午前中はミーティング。試料測定を適当に継続。学生からの質問で、これくらい分かっていてよ、って思うこともある。でも、まあ、あんまり高望みしちゃ駄目だよ、とも思う。たまに自分の部屋においてあるノートとかを見ると、過去の自分がそこそこ勉強していたのはわかる。現時点での私が当たり前だと思う知識は、過去の自分が一生懸命努力して得たものなのだ。それを忘れて、学生に、これくらい分かっていてよ、って言うのはあんまりフェアじゃないとも思う。他人の努力というものを軽視しがちなので、それは気をつけるべき事だ。あと、高い密度で仕事をしている人に対し、その絶対量が少ないからといって、馬鹿にしてはいけないと思う。自分の能力とかやってきたことの絶対量を精確に見積もることは大事だけど、現在の単位時間あたりの能力向上や成果量がどうなっているかも気をつけるべきだ。きちんと質問できる能力って大事だなあ、って思う。WINPTechのポスターはだいたいできた。頃合いをみて印刷しよう。低温センターにあるデジタルメモリが故障する。なんか大変だ。大久保さんは、B101にあるデジタルメモリを持って行ってなんとかしたらしい。いろいろ疲れたので早めに帰宅。19時くらい。風呂入ってすぐ寝る。
  • 11/16(Mon) 10432歩。ファトマさんとディスカッション。山崎くんに助言したり。MPMSでデミシェフさんのサンプル測る。WINPTechのポスター作り(なかなか終わらない)。0.0001mgまで測れる秤ですか。凄い。
  • 11/15(Sun) 5294歩。三宮へ買い物。あと散髪。私の買い方って変だよね。食事制限6日目。空腹。名付けて禁ブログ書き込みダイエット。つーか、これで本当にやせたらお笑いぐさだと思う。WINPTechポスター作り。見栄えのいいポスターと内容のあるポスターは作りは、私にとっては別の作業。内容のあるポスターは勉強に時間がかかるし、見栄えのいいポスターにはレイアウトというかデザインに時間がかかる。だから、既に発表したんだから、近い内容で発表するの楽でしょ?って言うのはいつも正しいとは限らない。
  • 11/14(Sat) 3790歩。WINPTechのアブストラクト書き。学生をしかるだけで、学生がきちんと成果を出したり能力の向上をしてくれるのなら、先生なんていらないよな。研究室の飲み会というのは
  • 11/13(Fri) 7097歩。MPMSにトランスファー。ファトマさんと議論。波形解析がうまくいかないみたい。というか、これもっと強度が強いデータを使わないと駄目だね。山崎君に量子スピン系の基礎についてちょっとだけ。何故か坪倉君にも説明。奨学金の返還を少しだけ。あと税金を払う。10万近く使う。(>_<)。保険料とか税金とか年金とかで収入の3割は持って行かれるんだよなあ。あと25パーセントは家賃とかにとられる。MPMSのちょっとしたマニュアルを作る。こういうのを作るのが大事だと思う。WINPTechに応募。
  • 11/12(Thu) 7583歩。SEST最終日。お疲れ様。お疲れ様会。その後、夜は木俣さんと一緒に飲みに行く。物理的視点から社会を見ようという感じの話で、かってに盛り上がる。ジャズカフェとかに行ったら、店長さんが魔女みたいだった(なんじゃそりゃ?)。形式的なスケジュールを埋めることが大事だと思っている人がいるみたいで困る。大事なのは、意味がある時間を過ごすことなのに。
  • 11/11(Wed) 7814歩。カンタムデザインの人が、MPMSの修理に来た。ヘリウムレベルメータおよびDCスキャンの不具合が直る。良かった良かった。SEST二日目。ポスター発表しました。ポスター会場でファトマさんといろいろ議論。SEST懇親会。藤澤さんはひたすらデータ解析。菅原研究室の松岡さんがMPMSを使うと言うことで、RSOのトランスポートからDCトランスポートに変換。
  • 11/10(Tue) 5839歩。ほにゃらら賞に応募するのですよ、というお告げが下ったので応募申請書を書いて出す。というわけで、神戸大学で行われているSEST年会の一日目にはあんまり集中できず。友尾君と大道さんが発表していた。論文リストを更新しました。http://extreme.phys.sci.kobe-u.ac.jp/extreme/staffs/fujisawa/list.html
  • 11/9(Mon) 16517歩。EMRSCS二日目。SESTの準備とか。研究関係で、いろいろ効率が悪いことが多くて嫌になったりすることがある。特に学生時代の時みたいに一つの事に集中できないことが凄いストレスになる。同時に複数の研究テーマを扱うなんて無理だよ、私には。しかし、お金もらってやとってもらっているんだから、文句は控えめにしておこうかな、とも思う。とりあえず、研究する場所があるだけでもすばらしいことなのだ、という事実を忘れないようにしよう。ついつい忘れがち。
  • 11/8(Sun) 9805歩。EMRSCS二日目。ポスター発表しました。MPMSで無駄なシークエンスを組んでいることが夕方に判明。哀しい。たまっているメールの整理。この人はとことん物理をやりたくないんだなーって人が物理学科にいたりする。まあ、その人も不幸だけど、周りの人も不幸だよね、って思う。それは短絡的な考えかなあ。むー。
  • 11/7(Sat) 8477歩。夜遅くまでいたら大道さんが来た。國本さんと大久保さんと勝野さんと焼き鳥やさんへ行く。明日の発表の準備をした。研究室内の飲み会なんて、90%以上は仕事の一環でしょ。普段の研究活動をうまくすすめるためにある。もちろん、それ自体が楽しいならそれに越したことはない。でも、それが研究を阻害するようであるなら駄目。私がここにいられるのは、いてもいいのは、研究するためなのだから。
  • 11/6(Fri) 10288歩。櫻井さんとMPMSにトランスファー。ヘリウムメーターやDCスキャンにトラブル。バイクの自賠責保険生協で支払う。DCとRSOってどうやって変えるんだっけ?3年ほど。・・・使うのかな?研究室の掃除をしているみたい。「あなたに文句をいっても仕方がないでしょう」、ってまあこの台詞。この台詞はとっても面白いと思うんだけど、その良さを伝えるのは難しいな、って思う。
  • 11/5(Thu) 10141歩。ファトマさんにESRの線形の解析方法に関して助言。MPMS計測中。SEST関係のちょっとだけ手伝い。教授や准教授は、学生に学ぶ場所を与えているのだと思う。そのために凄い努力をしていて、なんかそういう面でいろいろ尊敬してしまう。ただ、学生の方は、そういうことに本当に無頓着だよね。この環境を築くためにどれだけ大変だったかを全然理解していない。まあ、私も学生の頃はそうだったけどね。まあ、いまも本当を言えばよく分かっていないから、いろいろ言うべきではないことを言ってしまうのだろうね。
  • 11/4(Wed) 9954歩。MPMS計測中。MPMSにヘリウムトランスファー。量子スピン系に関して気軽に議論できる学生が欲しいよ。今の感じだと私が教えるばっかり。というか、学生同士でいろいろ教え合って欲しいのだけど。何回説明したことか。まあ、私の学生時代を思い出せば言えた義理じゃないんだけどさ。去年度は朝倉君がいたからよかったなぁ。日野君は、私に聞けばいいのにほとんど物理の事を聞かなかったね。まあ、いいのだけど。今年は、勝野さんがいたから、物理系のネタをいろいろ議論できたんだけど、いなくなっちゃったからなあ。残念だ。
  • 11/3(Tue) 5806歩。MPMS計測中。休日なので、いろいろ作業。相手はこの意義を当然分かっているだろう、というようなのがだいたい間違いのもとなんだよな。コミュニケーションは大事だよ。大学の最も重要な資産とは、人なのだと思う。資産という言い方は嫌らしいかもしれないけど、もっとも価値があるもの、と言い換えてもいい。密度が大事とか、まああんまり言うと怒られるかもしれないけど。駄目な人がたくさん集まると組織もそりゃ駄目になるよ。あるときは律速するし、あるときは、化学反応そのものを阻害するというか、別の生成物を生み出す可能性があるんだよね。教員も大事だし、学生も大事だし、その他事務の人だって大事だ。別に大学に限らないかもしれないけどさ。結局は人だ、と言うことか。すごい単純な結論。
  • 11/2(Mon) 5358歩。MPMS計測中。ファトマさんと修論目次について。ミーティング。いろいろ。なんかの書類郵送。他人に教えることは、無意識に出来ていたこと・理解していたことを言葉にできる。もちろん伝達の過程で欠如する情報も多いけど。その言葉にしたことをフィードバックして自分の今後に生かせる。もちろん、欠如した情報を無視してしまうことにより失敗してしまうこともあるけど。体が覚えている、ってことが多いのだ。実験とかも。新しい事をやるときの困難さはそれだと思う。理屈だけでは到達できないいろいろなものがある。
  • 11/1(Sun) 5458歩。MPMS計測中。休日なのでいろいろ作業。学生の人に面白い結果を出させようといろいろ画策しているのだけど、向こうからみたら、作業させられている、という感じなのかも。
{量子スピン系の若手研究者増えろー ♪ }> o(*´ω`)っ−.。*゜+.*.。 ゜+..。*゜+*'``*:.。..。.:*・゜゜・*〆⊂(´▽`*)ゞ <{古典スピン系の若手研究者増えろー ♬ }(→研究に関係する情報など)