「大学教授がわかりやすく解説する「放射能の基礎知識」」(週プレNEWS 7月23日(月))

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120723-00000798-playboyz-soci
メモ。

昨年3月の福島第一原発事故以来、多くの日本人がいや応なく向き合わざるを得なくなった放射線のリスク。ところが、いったいそれはどのくらい危険なものなのか、という最も重要な問題については、専門家と呼ばれる人も含め、いろいろな人がさまざまな意見を述べていて、多くの国民が共有できるような“妥当なライン”は今も引かれていない。

そんななか、6月11日からウェブ上に無料で公開されている一冊の“本”(PDFファイル形式、全173ページ)が話題を呼んでいる。著者は学習院大学理学部物理学科の田崎晴明(たざきはるあき)教授。放射線の専門家ではない田崎氏が、自らも学び続けながら1年以上かけて書き上げたものだ。

「得体が知れない」というイメージの強い放射線に関する基礎知識について、「中学生以上ならかなりの部分が読みこなせる」ようにわかりやすく、正確に、そして「わからないことはわからないと言う」という態度を貫いて書かれた『やっかいな放射線と向き合って暮らしていくための基礎知識』。この本の執筆動機と“読み方”について話を聞いた。