ノート作りとか面接とか

  • ノートを作る、というのはある種の訓練として良い。自分が理解するためのノート。記憶に残しておくためのノート。他者に理解してもらうためのノート。
  • 私が採用面接をするとしたら、「あなたにとって大事なノート5冊と、よく勉強した教科書5冊を持ってきて下さい」と言うかも。
  • ノートを取らない人もいるし、教科書を買わない人もいるから、それだと判断できない場合もあるけど。
  • 勉強した物や、作ってきた物を見せてもらうというのはその人のことを知る上で参考になる。
  • 言葉だけの面接で分かることってすごい限られていると思う。練習すればある程度はったりがきくし。
  • その人が時間をかけて訓練したこと。習得したこと。そういうのを適切に見るにはどうすればいいんだろう? 相手の適性とか志向を探るにはどうするのが良いのだろう。
  • 道具を使っているのをみるのも面白い。手慣れた手つきで使っているか。それとも素人のように扱うか。道具を粗末に扱う人とはあんまり一緒に仕事をしたくないね。
  • 目がちゃんと動いている人。手がちゃんと動いている人。身体全体が最適化されている人。
  • 試行錯誤の履歴を見たい。新たな課題-未だ誰も解をしらないものの-が与えられたときに、どのように対処するか。適切なマニュアルがないなかで、どのように新しい物を見出していくか。
  • 未知なものの探索すると言っても方法論はある。型みたいなのもある。多数の型を持っていること。多数の型を組み合わせて問題を解決する意志とか意欲とか粘り強さとか忍耐力とか。
  • 若い人に、幾つもの型に触れさせる場を提供できたら良いですね。場が無くても、意欲のある人は進んでそういう型に盛んにアクセスすると思うけど。「アクセスするさいの障壁」を小さくすることに投資するのは大事な事だと思う。ある程度年配の人がやって欲しいな。例えば、教科書とか解説とかを書くことも障壁を小さくする効果がありますね。ワークショップみたいなのを開いたりとかも良いことかも。