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2015-03-30

桜と上野と仏像



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土曜日(3月28日)、上野に行った。

東京国立博物館で4月5日までやってる「みちのくの仏像展」を見に。

上の写真は埴輪だけど。

仏像展は」意外と会場の規模は小さかったけど、なかなか満足。

一つ一つの仏像も立派だし、

あれだけ仏像が集まった空間というのが異様でおもしろい。

円空仏は手持ちサイズくらいのを自分で彫りたくなった。

他と比べつくりが粗いので素人でもできそうに思えるけど、実際は無理だろう。

円空仏が部屋にいたらいいなとおもうのだけど。




上野公園は見事にいつの間にやら桜が満開で、人が大勢いた。

不忍池の方にも行きたかったのだが、時間がかかりそうで疲れるのでやめた。

国立博物館方面と中の展示をすこし写真に撮って帰った。




国立博物館は数年ぶりに来たけど、

常設展のほうは写真撮影できるのを知らなかった。

たまーに、所蔵者の意向で撮影不可の展示もあるけど。

埴輪仏像などをいくつか撮ってみた。

公園も特別展も混雑していはいたけど、常設展は人がまばらで撮影し易かった。

とは言え、

一人でも見ている人がいるとフレームに入ってしまうし遠慮してしまうのだけど。

またゆっくりといろいろ撮りにいきたい。




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2015-03-28

『ガンダム Gのレコンギスタ』の個人的感想の記録

以下は3月27日のツイートより。




ガンダム Gのレコンギスタ』最終話の第26話「大地に立つ」を見た。終わってしまった。最高のアニメだった。クライマックスの濃度の高さは異常。


しかし、物足りない。リギルド・センチュリー、もっと。


結局一番好きなキャラは褐色で口悪い系のステアだったな。英語アクセントの日本語や違和感があったけど、すごくクセになって今となってはすごく名残惜しい。富野アニメが全般的にキャラで売るものでないからかもしれないが、主人公勢にはそこまで魅力を感じなかった。とは言え、クリムとミックや、ラライアとケルベス&リンゴなどの組み合わせはすごく好き。キャラが、というよりその関係性から生まれるコミュニケーションやドラマが、というものか。


そういや戦闘シーンでのクリム&ミックの演技凄まじかったな。気合とか魂を感じる、まさにプロ。


しかし、それに対して際立ってラライアがだめすぎた…。セリフと行動もカッコいいんだけど、声に覇気がないにもほどがある。マンディ時代のラライヤは好きだけど、アクパールの彼女はちょっと。


http://twilog.org/sibafu_gokyo/date-150327




以下は「ガンダム Gのレコンギスタ 184機目」に書き込んだ自分のレス。




112 自分:風の谷の名無しさん@実況は実況板で@転載は禁止[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 22:12:39.07 ID:Z5VQWamJ0 [1/10]

最後までベルリは「殺し合い」をしてないってのはすげーなとおもった

それはアニメとして良くも悪くもあるだろうけど




124 自分:風の谷の名無しさん@実況は実況板で@転載は禁止[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 22:17:18.30 ID:Z5VQWamJ0 [2/10]

>>92

(ハッパさんを最終回で)見かけなくて、最後にベルリが富士山から飛ぶ直前になぜか「ハッパ」って叫んでる気がする

よけい安否が心配になった(ハッパさん、出てたのかもしれないけど一回目では見つけられなかった)




143 自分:風の谷の名無しさん@実況は実況板で@転載は禁止[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 22:26:30.22 ID:Z5VQWamJ0 [3/10]

Zのレコアも共感できなかったが、やっぱり終盤のマニィは大嫌いだわ

人格破綻じゃないかとさえおもえる

ルインは人間味が濃いほどあって嫌いじゃないが、そこまで惚れたり入れ込む魅力はないだろう

ベルリへの攻撃性とルインぞっこんはメンヘラ方面の性質を感じて気持ちわるい




150 自分:風の谷の名無しさん@実況は実況板で@転載は禁止[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 22:29:22.66 ID:Z5VQWamJ0 [4/10]

ルインも大分きちがいだが、自分の主義主張があって自立している

だから、アニメのラスボスとしてまだ許せる位置に思える

が、マニィは自立性もなにもなくそのきちがい主義を持つルインに付き従ってるだけの腰ぎんちゃく女

だめだわこれは




165 自分:風の谷の名無しさん@実況は実況板で@転載は禁止[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 22:35:47.74 ID:Z5VQWamJ0 [5/10]

>>155

(ルインが戦争をするきっかけ)

んー、きっかけは「クンタラ差別!」だったろうけど

最後にベルリに独裁者になりそうなやつは殺すって独り言言ったように

支配者になろうとまではいかないまでも、個人的の延長での世直し的感覚で戦争をしてたんじゃないのかな

ただ、マスクで素性隠してるしベルリやアムロと同じく兵隊でしかないだろうが




223 自分:風の谷の名無しさん@実況は実況板で@転載は禁止[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 22:56:56.61 ID:Z5VQWamJ0 [6/10]

>>205

(マニィが)「「ルイン」に全てを捧げてる娘」って言っても、それってクンタラ仲間だ、とか

処女を捧げた男だとか、現代的に言うとオナコウ(同じ高校)の男だからとか

そんなもんじゃないかと思うけどね、血液型占いくらいにくだらないよ

「私にはあなただけ」という感覚は絶対に思い込みだからね

それをアニメでいかにドラマチックに描き込むか、で観客は共感させるだろうが

ルインとマニィに関しては明らかに尺が足りないせいだから仕方なくはあるが




241 自分:風の谷の名無しさん@実況は実況板で@転載は禁止[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 23:02:39.57 ID:Z5VQWamJ0 [7/10]

>>219

あぁ、マニィがおかしくなったのは結局、「おもちゃ」に心を引っ張られたからと言えるのかもね

あるいは戦争が人をおかしくさせる、とかファーストっぽい説教とか

深読みしないと読めない演出あるいは妥協的な読みだとしても、なんとなくおれは納得できたよ




251 自分:風の谷の名無しさん@実況は実況板で@転載は禁止[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 23:06:07.49 ID:Z5VQWamJ0 [8/10]

マニィが叩かれるのは一方でノレドがいるから、ってのもあるかもね

チュチュミィを残したってことは、ベルリはすぐ戻ってくるという意思表示で実際そうなるとおもう

で、ノレドは待つ女=家庭の妻みたいなポジションになると

始めはノレドだって追っかけてたわけだけど、それが終盤はマニィが(マスクを)追う女になってる




268 自分:風の谷の名無しさん@実況は実況板で@転載は禁止[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 23:11:08.75 ID:Z5VQWamJ0 [9/10]

それでハッパさんは元気なのかGなのか




283 自分:風の谷の名無しさん@実況は実況板で@転載は禁止[sage] 投稿日:2015/03/27(金) 23:14:47.05 ID:Z5VQWamJ0 [10/10]

>>267

>マニィは作中描写だけで擁護できる

それは言い過ぎだろ

悪女にしたてあげる、というかもっと素直に愛でたかったのに、というマニィへの悔しい思いがある

中盤でメガファウナで合流して、ベルリ・ノレド・ラライヤ・マニィが揃ったときは嬉しかった



http://mastiff.2ch.net/test/read.cgi/anime/1427459266/l50




以上で転載終了。

カッコ内はだいたい引用後の注釈。




上にも書いたけど、やっぱりステアが好きだな。


あと、ハッパさんもよかった。と言っても、やっぱりベルリとハッパという組み合わせでの会話なんかがよかったんだろうな。


戦争兵器を手にして人間が好戦的になる、というのは作中で何度も言われていたし、『Gレコ』の一つのテーマなんだろう。例えばルインもマニィもおかしくなっていくのは、兵器や戦争という環境のせいもあるんだろう。


が、そんななかでベルリの変わらなさ、というよりも最終戦でも相手の命を救おうとする行き過ぎた冷静さが表れている。戦争でおかしくならないベルリは実は最も狂ってるんじゃないか、とも思えてしまう。人間として精巧過ぎてロボットに近いような……。嫌いなキャラじゃないけどね。でも、笑顔の裏に生き物としてのヤバさが隠れているキャラだなとはおもう。




今後もなにかしらの形で『Gレコ』でもなんでも、富野由悠季さんの作品に触れられればいいな。




2015-03-22

はんぺん宇宙人の夢


  酒をしこたま飲んで寝て、浅い眠りを繰り返したせいかいろいろな夢を見た。そのうちの夢のひとつ。




  グレイ系の宇宙人が庭に何度も現れて、木に昇っていたりするのを部屋の中から見るのだけどいつも外に出るといなくなってる。猿みたいに木の枝に座って遠くを見ている。猿かな?と思うのだけど、毛が全くないしやはり宇宙人だ。


  今日も窓から宇宙人が見えた。今日は地面に降りているようだ。そして、外に出てもまだそいつはいた。庭の隅にグレイの丸い頭が見える。動かない。そこには二つの穴が掘ってあっておでんの汁が入っていて温かい。片方に宇宙人が浸かっている。風呂のつもりか。でもよく見ると、まんまるのはんぺんだ。大根一本くらいの大きさだ。宇宙人の正体ははんぺんだった。


  おでんの具のはんぺんがグレイ系の宇宙人に見えていただけだった。安心した。おでんの汁の穴は二つあるけど、具はなぜかそのはんぺん宇宙人しか入っていなかった。手をつっこんで奥まで確かめた。熱かったけど、なにも入っていない。母親に、庭に変な穴があるんだけど、と訊くが知らないと言う。はんぺんも見せたが反応は薄い。穴はどうやら弟がつくったものらしい。


  たびたび目撃した宇宙人の正体がわかった、という面では良い夢だった。


  でも、嫌なのは現実の記憶として宇宙人を何度も見ている記憶があるということ。しかし、冷静に考えてそれはあり得ないので、何度も夢の中で宇宙人を見ていたのか?いちばんあり得るのは、今日見た夢の設定として、ただ何度も目撃していたという前提があっただけというもの。夢と現実との境目が不明で怖ろしい。夢と夢との境目も区別がむずかしい。


  夢と現実の境目はわからないが、「何度も宇宙人を見たけど正体がわからない」という印象は強烈に脳に刻まれているようだ。その直接的きっかけはここ一ヶ月ほどで、関暁生さんなどの本で都市伝説陰謀論の本をいろいろ読んでいるから、ということが思い当たる。こうやって人はおかしくなるのだろうか。


  アメリカでは大統領や政治家、芸能人などの中にレプティリアン(爬虫類型人類)が人間に変身した姿で活動しているという説が陰謀論としてあるらしくて、こういうのは最もバカげた陰謀論なんだろうけど、こういうのを読んでいるから宇宙人が夢に出ておでんのはんぺんになったりするのだろう。



  筒井康隆さんの『着想の技術』の中に、いくつもの夢を列記して自分で分析している部分がある。ちょうどその辺りを読んでいたのでそれをマネしてみた。




着想の技術(新潮文庫)

着想の技術(新潮文庫)

2015-03-08

Melodia - Diario De Viaje


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Melodía - Diario de viaje (album sampler) by Home Normal on SoundCloud


  音がどれほど集まれば音楽になるのかとか、音がどれほど綺麗に連なれば人はメロディだとかメロディアスだとか感じるのかだとか、突き詰めれば数字で示せるのかもしれないけれど、日常的な世界ではとっても曖昧なもので、そういうのは普段見過ごされていることだろう。どうでもいいから見過ごされているのかもしれないけれど。見方によっては音が集まった音に人が集まるから音楽になる、とも見れたりもする。音楽がそこにあっても、そこが森の中で誰も聴いていなければそれは音楽足り得ないのか?とか。




  友人から借りたMelodia(Federico Durand + Tomoyoshi Date)の"Diario De Viaje"を聴いていて、Seaworthy + Taylor Deupreeの"Wood, Winter, Hollow"思い出す。どちらも非音楽的音楽。


  MelodiaもSeaworthy + Deupreeのも、主にアコースティックギター+環境音の構成で音数が少なく素朴で、始めは拍子抜けして驚く。けど、自分なりに何度か聴いて咀嚼していくうちにこの音楽と音の間に位置する音楽というものの立ち位置がわかってきて納得する。


  kaicoから再発されたMelodiaのファーストアルバム"Saudades”は"Diario De Viaje"と構成は遠いものでいろいろな音から成り立っているけど、音楽から遠いという点では共通している。ユニット名からはどうしてもメロディアスな音楽を想像してしまうが実際は違う。


  Melodiaという名に反して、スピーカーから広がるものは旋律的でもメロディアスでもなく、点々と音が響いている、という空間。Seaworthy + Deupreeもそうで、こういった類のアンビエントはドローンとはまた違った趣があっていい。


  音楽の中にいながらにして、音楽を忘れる。あるいはまったくの無音楽だと思っていた時空の中で、気づいたら音楽のある時空にいた。お互いに相反する現象のようで、まったく同じ現象であるのかもしれない。そして、どちらにせよそのどちらの気づきも私に快をもたらすのだからおもしろい。


Wood (excerpt) by 12k on SoundCloud




Saudades

Saudades

Wood Winter Hollow

Wood Winter Hollow

2015-03-01

2015年2月の読書

2015年2月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:2880ページ
ナイス数:107ナイス




■フィクション


エリアーデ幻想小説全集〈第1巻〉1936‐1955エリアーデ幻想小説全集〈第1巻〉1936‐1955感想
  分厚いのにしかも全三巻、ということで手に取るのを躊躇していたがこれは読んでよかった。読むべき本だった。透明人間になるとか過去の追体験をするとか巨人になるとか、起きていることは突飛で荒唐無稽なのだけど説得力があったり比喩として効果的だったりして幻想文学という枠外でも通用する作品群。特に鮮烈だったのは「ホーニヒベルガー博士の秘密」。書庫に籠って謎を解いていく登場人物の姿は映画『ドラゴンタトゥーの女』を思い出させる。手記から読み取れるオチはファンタジックなのだけれど、切なくしかもそれが全て嘘である可能性も残る。
読了日:2月26日 著者:ミルチャエリアーデ





脳髄工場 (角川ホラー文庫)脳髄工場 (角川ホラー文庫)感想
  ホラーやSFの短編集。『忌憶』収録の腹話術人形の人格に身体を奪われる「器憶」に近い「友達」が好き。学校でいじめられている少年の妄想が暴走し、想像で生み出した理想の自分に生活の主導権を奪われるという話。表現も想像の具現化というガジェットもコミカルだけど、自分が考えた理想に応えられない現実の自分が押し潰されるという現実にある挫折の比喩的な表現とも考えられて面白い。オチも捻りが効いている。想像の人物の現実での暴走という展開は映画『ファイトクラブ』を思い出させる。玉石混交気味だけど「玉」の部分が煌めく短編集。
読了日:2月16日 著者:小林泰三




忌憶 (角川ホラー文庫)忌憶 (角川ホラー文庫)感想
  記憶にまつわるホラー三作品。幽霊や死とはまたちがった、自分が誰かわからなくなるような、人格が別の器に移るような、三分前の出来事がわからなくなるような怖さがある。コミカルな描写だけど、二作目の「器憶」では男の身体が腹話術人形に奪われ入れ替わる話が特に不思議な驚きがあってよかった。仮に人形に身体を奪われたとしても外見はどちらも全く変わらず、他人には見分けがつかない。人間の男になった人形が男を演じれば、第三者から見れば彼は男でしかない。そうなると人格が自分の意思か他人の目に基づくのかわからなくなるという恐怖。
読了日:2月16日 著者:小林泰三





プリズム (幻冬舎文庫)プリズム (幻冬舎文庫)感想
  「『プリズム』と『モンスター』は実はお互いが『対』になっている小説なんです」と百田さんの言葉が帯に書いてあるけど、確かに恋愛と復讐劇とかの点で中心になっているものが近いように思える。多重人格の男の一人格に恋をしてしまう女の話で、なかなかに切ない。多重人格(解離性同一障害)のキャラってだけでマンガっぽくなりがちだけど、この『プリズム』はギリギリのところで真面目に読める小説になっていて上手い。ただ主人公の聡子は純愛を通り越して色情狂みたいになってるのは現実味があるようでないような……と思うところ。
読了日:2月16日 著者:百田尚樹





お目出たき人 (新潮文庫)お目出たき人 (新潮文庫)感想
  話したこともない娘に惚れるのはまだいい。が、人を介して結婚を申し込んで自分の妻になるべき人だと勝手に盲信し、すれ違うためにわざわざ娘がよく通る場所に行き、目が合えばおれに惚れているのだと喜ぶ。実にお目出度く、思考が変態的だ。途中、あれ田山花袋をまた読んでいるのだっけ?と思い違いしてしまうほどに、「蒲団」や「少女病」に通ずる表現のヤバさとこれを小説という形にした素晴らしさがある。男の娘への餓えや盲信は気持ち悪くもあり病的でさえあるのだが、みんな言わないだけで普遍的でもあるのだからいろいろな意味で凄い作品だ。
読了日:2月8日 著者:武者小路実篤





イリヤの空、UFOの夏〈その1〉 (電撃文庫)イリヤの空、UFOの夏〈その1〉 (電撃文庫)感想
  セカイ系の代表作の一つ。ボーイミーツガールであり少女が兵器なわけだけど、この一巻目では『最終兵器彼女』ほど意外性な爆発力が足りないので物足りなかった。あとあとヒロインのイリヤがどうなるかはわからないけど。夏休みやプールなど、青春っぽい雰囲気がいい。
読了日:2月16日 著者:秋山瑞人






文學界 2015年 2月号 (文学界)文學界 2015年 2月号 (文学界)感想
  筒井康隆さんと佐々木敦さんの対談が面白かった。テーマはメタフィクションなど。佐々木さんの『あなたは今、この文章を読んでいる。―パラフィクションの誕生』や筒井さんの数々の実験的な小説などを読みたくなった。短いけれど濃度の高い情報の詰まった対談。又吉直樹さんの「火花」は小説として一定のクオリティには達しているものの、如何せんおもしろくない。話題性意外の点で読む価値は低い。他に、円城塔「プロローグ」、永井均哲学探究」、伊藤たかみ「母を砕く日」、伊藤比呂美さんと山浦玄嗣さんの対談などを読んだ
読了日:2月11日 著者:


「又吉直樹さんのデビュー中編小説『火花』について」(2015.1.21)





文學界2015年3月号 (文学界 2015年 03月号)文學界2015年3月号 (文学界 2015年 03月号)感想
  矢橋透さんの「輪部の世界劇場―ジャック・ドゥミ試論」はドゥミという20世紀のフランスの映画監督についても映画も観たことないのに、読んだらメタ演劇という観点が面白かったりして映画を観たくなった。伊藤比呂美さんの「切腹考」はまさかの実際に切腹する現場を目撃した回想でエログロキワモノで劇物的刺激。穂村弘さんの「も詩も詩」は散文の中に発見された短歌形式の文章「偶然短歌」を扱っていて、短歌の可能性の鋭さに驚く。なんだか個人的に今回は、気づくと文学から少し離れたところですごく楽しんで読んでいた『文學界』であった。
読了日:2月16日 著者:





■ノンフィクション


メディスン・ホイール―シャーマンの処方箋メディスン・ホイール―シャーマンの処方箋感想
  ネイティブ・アメリカンが人生を旅と見立てて考えた世界の法則、メディスン・ホイール。東西南北に四体の動物が位置し、またスピリット・キーパーも別に四体いる。そして、一年は12等分されそこには動物、植物、鉱物などの性質が決められていてその月に生まれた者はその性質を持つと考えられている。形式としてありふれていて、星座占いにかなり近い部分もあるのだがやはりその中身が文化特有のもので自分がこれらの存在を全く知らなかったということも含め、興味深い世界の一つの解釈方法として読めた。
読了日:2月11日 著者:サン・ベア,ワブン





マザーネイチャーズ・トーク (新潮文庫)マザーネイチャーズ・トーク (新潮文庫)感想
  7人の科学者への立花隆さんのインタビュー集。90年代前半に行われたものなので情報は古くなってるかもしれない。完全に文系の私は科学系の本をほとんど読まないのだけど、サル学や動物行動学、精神分析学、昆虫の話が面白くて、あと樹木などの植物に関する話が多く特に記憶に残っている。どれも比較的素人でも分かり易いように立花さんがうまく質問したりしている。集まった科学者の専門とする分野が幅広く、どれか一つか二つにでも興味があれば楽しめそう。たまには科学方面に好奇心を向けなければいけないなと思わされた。
読了日:2月22日 著者:立花隆,日高敏隆,多田富雄,河合雅雄,松井孝典





賢治の旅 賢治への旅賢治の旅 賢治への旅感想
  賢治にゆかりのある地を訪ねた記録など。岩手県花巻などが中心かと思っていたが、意外に東京、京都秩父など賢治が旅行や地質調査で訪ねた土地なども取り上げている。ちょっと関連性の薄さが感じる部分もあるが。しかし、特に賢治の詩だけを読んでもいまいち意味がわからないことが多いの一つの理由に、書かれた文脈がわからないから、ということがあるだろうから、こうして訪ねた土地や会った人々がわかると、自ずと作品の解説になる。花巻とか遠野とか秩父とか、読んでいると行きたくなる。
読了日:2月12日 著者:三上満






読書メーター


忌憶 (角川ホラー文庫)

忌憶 (角川ホラー文庫)

脳髄工場 (角川ホラー文庫)

脳髄工場 (角川ホラー文庫)

プリズム (幻冬舎文庫)

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モンスター (幻冬舎文庫)

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