sibafutukuri アニメとか音響音楽とか このページをアンテナに追加 RSSフィード

2016-03-26

The Field - The Follower

The Follower

The Follower


  The Field(Axel Willner)の新作"The Follower"が2016年4月1日に発売。2013年の"Cupid's Head"以来のアルバム。楽しみ。ライブ行きたい。


"The Follower"

1. The Follower

2. Pink Sun

3. Monte Veritá

4. Soft Streams

5. Raise The Dead

6. Reflecting Lights


「The Field on SoundCloud」


  上記のThe FieldのSoundCloud上には新作やライブ音源がこの頃は頻繁にアップされていておすすめ。昔はこの「はてなダイアリー」にもSoundCloudを埋め込めたんだけど、今は無理っぽいので不便だけどリンクから飛んでもらうしかないです。




「The Field - Pink Sun (Live in Berlin)」


  頭の中を思考がぐるぐる廻るようなループの刻みが更に深くなっているような。


  涅槃に導かれるかとおもう。Axel WillnerはBuddhistなんじゃないかとおもう。


  自分みたいな生煮えが感じる涅槃なんてものは「インスタント涅槃」でしかなく、すなわちなんの境地ではないのだろうけど、それでも瞬間的にカップ麺的に沸いてくるインスタント涅槃へと導く力というのは凄いのでは。10分なら10分、The Fieldが作り出す境地に片足踏み込む。




「The Field - Monte Verità (Live in Berlin)」


  マイナー調というか鬱々と、ダークな、というかこれは中二病っぽさか。




  The Fieldはミニマルな打ちこみという点はずっと変わっていないと思うけど、"Cupid's Head"からサイケデリックさが増しているような気がして、"The Follower"ではそれがもっと濃くなっていそう。


  もともとハッピーな方向の調子ではないけど、やはり"Cupid's Head"からダークな方向へと進んでいるように聞こえる。"Looping State Of Mind"のような単純に上がる曲も聴きたいと思うけど、でもこのサイケデリックさとダークさもまたビターなチョコみたいな味わい深さを感じる。


  ヘッドフォンで集中して聴いていると、本当に仏教的な世界への誘いを感じる。「『ユートピアを見つけた人類がなんども同じ失敗を繰り返す』という古い神話がテーマのよう。」と書いている記事*1がネットにあるけど、神話という点では仏教もインドの神話から伝来しているとも言えるので、本人がそこまで考えていなくても繋がるものがあるのかもしれない。それこそ、聴く人によって想起するものは様々だろうけど、自分の頭に浮かぶのは涅槃という言葉。


The Field - Asia Tour 2015
D


■関連エントリー


「The Field - Cupid's Head」(2014.06.19)


「ザ・フィールド、差異の快楽」(2014.10.19)


CUPID'S HEAD +1

CUPID'S HEAD +1

B000NQDDO6
Kompakt Germany Field
購入: 2人 クリック: 55回
B001WBK99S
Anti Field
クリック: 21回

2016-02-27

『IMA』Vol.15と『ナショナルジオグラフィック』3月号が一緒に届いた。

IMA(イマ) Vol.15 2016年2月29日発売号

IMA(イマ) Vol.15 2016年2月29日発売号




  『IMA』Vol.15と『ナショナルジオグラフィック』3月号が一緒に届いた。ナジョジオはちょっと前までポストカードにもなるカレンダーがついていたけど、最近なくて残念。『IMA』はライアン・マッギンレー責任編集号。




f:id:sibafu:20160227152350j:image:w500




  今回からフジサンに委託し始めたIMAは開けるまで気づかなかったけど、めちゃくちゃデカイ。右の前号と比べると二回りくらいちがう。デカすぎる。でも、見開きいっぱいに印刷された写真の迫力はなかなか。へたしたら展示会で飾られている小さめの写真よりも大きい。




f:id:sibafu:20160227152429j:image:w500




  IMAのVol.15は表紙のデザインはいつもと同じだけど、大きさも違うし今まで右から読むつくりだったのに、今回から左からになっていてちょっと違和感。次回はどうなるのか、楽しみ。




  写真家のライアン・マッギンレーって全然知らなかったけど、IMA見てたら「大自然&裸の人間」っていう印象でSigur Rosの『残響』(Med Sud I Eyrum Vid Spilum Endalaust)のジャケットっぽいな、とおもったら正にそのひとだった。『Valtari』の曲のPVも作ってるひと。




Med Sud I Eyrum Vid Spilum Endalaust

Med Sud I Eyrum Vid Spilum Endalaust




D
  Ryan McGinley(ライアン・マッギンレー)がディレクションしたMV。




  これをきっかけに久々に『Valtari』を聴いたけど、やっぱり今ではいちばん好きなアルバムかもしれない。騒がしめな曲もあるけど、全体としてはアンビエントなアルバムのイメージで、今となっては通しで一番聴きやすい。




Valtari

Valtari




■関連エントリー
「Valtari」(12.08.04)

2016-01-11

Ambient Mix jan.2016 - Deep Learning

f:id:sibafu:20160102161003j:image:w500


  新作DJミックスです。

  アンビエントとかドローンとかA.I.(人工知能)とか。

  A.I.については後付けだけど。


Ambient Mix jan.2016 - Deep Learning


1. Wipe by Philip Jeck

2. 6:26 by Suzanne Kraft

3. Clock Taps Its Face by Clue To Kalo

4. IJmuiden by Minit

5. Bosque by Fax

6. Album 4 by Mokira

7. November 21st Tape Three by Brian Grainger


  A.I.にミックスを組ませたいと思ってはみるが、まだ時期が早い。

  人間まだまだ怠けられない。

  しかし、いつもお世話になっているこのMixcloudでも既に近いことは起きている。

  いつからか、ミックスをアップロードすると、自動でアーティスト名や曲名が出てくるようになっている。不完全ではあるけど、便利ではある。どうやってんだ?という不思議さとおせっかいさもあり、少し不気味でもある。憶測だけど、波形を読みこんでMixcloud上か他のデータベースに蓄積されたデータと照合しているのかもしれない。(今回アップしてみたらその機能が機能したいなかったけど。そこらへん気まぐれでMixcloudはよくわからない)

  A.I.に小説を書かせるのは難しいらしい。「小説できました!」とA.I.が叫んでも、それが人間にとってきっと面白くはないんだろう。そのつまらなさを期待して読んでみたいけど。

  そう考えると、DJのミックスをA.I.に作らせるのは小説執筆に比べれば遥かに楽なんじゃないかとおもう。プログラムを構築してデータベースの量が多ければ多いほど、違和感のないミックスが出来そうだ。

  人間のDJが、Aみたいな曲の後にはBみたいな曲を繋げて、Bという曲の中で不要な部分はここだからカットして、という記録があれば、AIはその思考をデータベースから読み込んでいき、学習しながら一つのミックスを構築することになる。

  すべてA.I.に任せてもいいし、人間が介入して始点となる曲を決めてみたり、好きな曲を置いてみたりすればいい。

  そういう人間とA.I.の共存する世界は楽しそうだ。




  と書いてから「人工知能 DJ」で検索してみると、『WIRED』や真鍋大度さんなどのイベントが引っかかってくる。そう言えば、『WIRED』でそんな記事を読んだような…。

  ここ一年くらい、『WIRED』には日々の思考上で多大な影響を受けているのだと自覚はありながらも、無自覚ではあったけどその影響が発現していて、それが今回のミックスということになるか。




  A.I.特集がおもしろい。

エクサスケールの衝撃

エクサスケールの衝撃

  上の『WIRED』に著者の齊藤元章さんのインタビューが載っていて知って今読んでいる本。

2015-08-08

記憶と記録としての室伏鴻


  先日、6月に亡くなった舞踏家の室伏鴻さんのお別れの会に行った。若手の踊りといい麿赤児さんのスピーチなど、いろいろな意味で涙の出る会で、参加できてとてもよかった。室伏さんはその奇怪さやスマートさなどが枠外に抜けていてどこか憧れる存在。また生で観たかった。


  知識で言えばかじった程度しかないので何かを述べるのは恐縮なのだが、今日観て改めて思ったのが、暗黒舞踏というのは理解できない気色悪さが大抵の割合を占めているけど、視点や意識を変えて見てみると思いがけないことが表現されている表現形式でもある、ということ。異物に混入した一欠けらのダイアモンドのよう。


  しかしダイアモンドだけでは、直射日光の下でろうそくの火が何の価値もないのとおなじで、異物に覆われているからこそ表現としての暗黒舞踏の意味があるのだとおもう。


  暗黒舞踏という世界は自発的に入り込んだ世界ではなく、両親に連れられて一ケタ歳児の時代から見させられていて大概の記憶は潜在的な記憶としてしか脳内に存在しない。少し前までは毛嫌いしていた世界であり、今は許容できているし興味もあるのだが、入りにくい分野だから自発的ではない。


  だから暗黒舞踏やその演者たちというのはなんとなく自分の中の原風景の一部となっている。そういう状況の中でやはり一番影響を受けているのは音楽面。室伏鴻さんは音楽でBrian Enoの"Music for Airports"をよく使っているし、他の舞台でもノイズ系や環境音楽系が多い。


  暗黒舞踏はダンスでありながらダンスと呼ぶにはあまりにダンスらしくなく、そこで流れる音楽もまた音楽と呼ぶにはあまりに音楽らしくないものが多い。ダンスでありながら静寂の時間も多くケージの音楽を感じさせるし、音楽の中の静寂が音楽として実に効果的でもある。


「室伏鴻さん死去 日本を代表する舞踏家・振付家」(朝日新聞デジタル)


Ko Murobushi butoh performance “Ritournelle” - part II
D

2015-07-18

Ambient Mix Jul.2015 - Birds



f:id:sibafu:20150712111904j:image:w500




「Ambient Mix Jul.2015 - Birds」




アンビエントのDJミックスをつくりました。

今回は短めの約32分。

写真は多摩川河川敷にて撮影。

聴いてください。




■Setlist

1. Shuttle358 - Years later

2. The Green Kingdom - Into the Magic Night

3. Porya Hatami - Spider

4. Seaworthy - Installation 3

5. Seaworthy - Map In Hand, Part. 7

6. Christopher Hipgrave - Grass

7. Drift - Fractured Then Gathered (Reprise)

8. My Autumn Empire - we were happy




Can you prove I was born

Can you prove I was born

1897

1897