幸先いい?

先日は京都の伏見稲荷へお参りに行きました。



私は毎年、ここへ12月と1月の二回、行くことにしています。
12月は一年間の感謝を述べに・・・
1月はお札を頂きがてら、今年も頑張ります、見守ってくださいというお願いに。



SIBSI36を立ちあげてちょうど1年半。
今年も頑張って走ってきました。
毎日が忙しく、あっという間の一年でしたが、
こうして元気に12月を迎えられたことは本当に幸せです。



そんなことを思いながら伏見稲荷へ向かう最中のこと・・・。




美しい虹が現れたのです。
虹は昔から願い事を唱えると叶うとか、
虹の根元には宝が眠っているとかいう言い伝えがあるそうですが、
そんなことは知らなかったのでただただ美しさに見とれて、
「なんだかいいことがありそう!」
と、無邪気にはしゃいでおりました。



そして伏見稲荷へ到着すると、鳥居の下に何かが居ました。
なんだろう?近づいてみると・・・!




それはもうかわいらしい、そして黒色がきれいな子猫でした。
それでつい写真を撮ってしまったのですが、私はその時、
「なんだかこの子って稲荷さんの白狐様を守っているみたい」
と、思えてしかたなかったのです。



帰ってから、気になって調べてみました。



日本、中国、そしてヨーロッパでも黒猫の言い伝えがありました。
日本では、真っ黒い猫は「カラスネコ」と言われ、
魔除け厄除け、幸運の象徴とされています。
中国では古来より富と幸運の象徴だそうです。
ヨーロッパでも幸運の象徴とされ、お祭りで登場したり、商品のラベルになったりしています。
『Zeller Schwarze Katz(ツェラー・シュヴァルツェ・カッツ)』のラベルが有名ですね。



虹、黒猫。
幸先がいい、としか思えなくないですか?
今年も頑張ったから、もしかしたら来年素晴らしいことがあるのでしょうか?
それは、もちろん神様のみぞ知る、なのですが、
もしかしてこのシグナルが本当に良いことの前兆だったとしても、
それにあぐらをかいていては神様に呆れられてしまうでしょう。
いいことがあるはずだと言ってだらけていては、
幸運の女神が通り過ぎた時に前髪をひっつかむことはできませんよね。
いつチャンスが来ても大丈夫なように、常に臨戦態勢で、努力を怠らない。
そんな気持ちが大事なんだろうと、改めて気を引き締めました。



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