同業者の皆さんにはおわかりいただけると思いますが、
昨日は、たいへんな緊張と消耗を強いられる一日でした。
さらに今日は、学期末のレポートを採点するという消耗戦の最中です。
まぁ、このブログで書き散らかしているような講義内容ですので、
それに対するレポートも、まぁまぁこんな感じです(どんな感じ?)。
しかし、なにせ相手は80年代後半生まれ(下手するともうすぐ平成生まれ)ですから
「ヒッピーって何?」「ディスコって何?」「宮崎勤って誰?」「田中康夫って作家?」
という状態です。講義では丁寧に背景を解説をしなければならないというフラストレーションが、
この、一切の文脈説明をふっ飛ばした、固有名詞いきなり羅列型ブログへと結果してるわけです。
レポートの中で、いちばん面白かったのは、「〜族」と「〜系」の違いにふれて、
「〜族」は既存の社会的秩序の外部にあって、それに対抗する人々
「〜系」は既存の社会的秩序の内部にあって、そこでのオルターナティヴであろうとする人々
という逸脱の度合いの問題として考える、という主張を展開したものでした。
その学生によれば、「ヒルズ族」も既存の経済界・産業界の埒外にある人々、というわけです。
今回の騒動以前に執筆、提出されたものなので、けっこういい読みしてるかも、と思いました。
では、裏原系出身、ヒルズ居住の某氏はどうなんでしょう。
昨年末、ちょっとだけ新聞ネタになってた脱税容疑…
ってのもねぇ。