60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

訃報

つい先週、正司玲児さんの名を挙げたばかりなのに…。
いま研究室のBGMとなっている『キダタローのほんまにすべて』(ライス・ミュージック、2010年)からも
正司敏江・玲児の歌声が流れている。合掌


キダタロー氏は、以前某公開シンポで、フロアからいかにも俗流若者論をぶつ質問者が出たが
それをクレヴァーにいなしてらした。気難しそうだが、気のお若い方とお見受けした。
こちらは高校時代に『ヤングプラザ』(朝日放送)を観てた世代なもんで。本務校の大先輩のようだし。


サントリーミュージアムは、淋しいもんだなぁ。
『その街の今は』のテレビドラマ化、中村ゆりに尽きる。
金曜朝発で香港へ。香港、ちょっと大阪ないし神戸に似てる。飯がうまくて○、トラムもかわいくて○。
ホテルは下町にあっていい感じ、テレビでは英米中(北京語・広東語)入り乱れ、日台韓の海外向け番組も視聴可。
スヌーカーの中継などが延々と観られるのも、旧英領的。ただし、さすがに昨今はMainlanderへの依存を強めている感じ。
香港大学は坂さえなければなぁ…、スタッフの尽力に謝々。
地下鉄に乗って九龍・ネイザンストリートなどにも行ってみる。
エアポート・エクスプレスは便利、香港空港はいい感じの規模。
そこで足ツボや迪士尼グッズなどで香港ドルを消化して、帰国。
シンポジウムは、日中の言葉の壁はなかなか高かったが、
中(香)・台・日の研究者が集まって、岸田吟香について語りあうのも、趣き深かった。


この間、機中で『Motorcycle Diary』『Still Crazy』を見る。
前者では、当時の南米のハンセン病患者の様子が描かれている。
後者は、やっぱティモシー・スポールは達者だなぁ、UKコメディは、偉大だ。
移動中の読書は、長岡義幸『マンガはなぜ規制されるのか』(平凡社新書、2010年)、
そろそろ「排除exclusion」関連を考えないと…、来年度が山。
豊田義博『就活エリートの迷走』(ちくま新書、2010年)
あの〜、なんかめんどくせぇなぁ〜、みな大学出て労働者になってくってことでよろしいやんか。
田仲康博『風景の裂け目』(せりか書房、2010年)
そろそろ科研関連を考えていかないと…、再来年度が山。
辰巳ヨシヒロ『劇画暮らし』(本の雑誌社、2010年)
個人特別研究費関連スパートせんと、今年度も後残りわずか。
それからメディア論関連、でもその前に都市論、あと香港シンポ関連…。sigh