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2006年12月27日

[]テレビインターネットがなぜ嫌いなのか

テレビはインターネットがなぜ嫌いなのか

テレビはインターネットがなぜ嫌いなのか

最近修士論文を書くために論文ばかりを読む生活です。研究室に引きこもってます。それでもたまに日本語が読みたくなってAmazonで注文しちゃったのがこの本、テレビ業界本としてはかなり面白い内容でした。

目次は以下。

序章 50年かけて密かに築いた"おいしいビジネス"

第1章 NTT映像インフラを支配する

第2章 キー局の帝国が崩壊する

第3章 巨人NHK民放を蹴散らす

第4章 テレビ画面がネットに乗っ取られる

第5章 娯楽メディア王座から没落する

第6章 下請け番組制作会社の逆襲が始まる

第7章 放送免許が紙くずになる

自分自身いろいろ読んでみて一番勉強になったのは、とにかく日本テレビ事情というのは世界でまれに見る異常事態ということがわかったことでした。

例をあげると

こういう構造などを明確に書いてくれていて非常に勉強になりました。

放送免許を元にこういう富を集めるシステムを作った民放キー局の開始者はすごい才能があったということでしょう。しかもこの体制が50年以上も続いていており、テレビ局に富を集めるという構造を維持できるように、著作権を絡めたかなり多くのシミュレーションを組んで先手を打っていたのではないでしょうか。ここに来て構造を紐解いてみれば、それがどれだけ良くできた金儲けのシステムか良くわかります。ビルゲイツOSを支配すればコンピューター市場を支配できると踏んで、今の体制を作ったのと同じぐらいよくできた戦略論があったんでしょうね。

ちなみに本の内容自体は、そのよく富を集めるシステムが、インターネット(ブロードバンド)という技術イノベーションによってだんだん穴を空けられてきたよ、という話です。今までどうやってテレビ局が富を集めてきたかを理解しない限り、日本において放送と通信の融合は様々な衝突を生むという内容でした。新しい娯楽メディアとなりうるインターネットメディア形成までの生みの苦しみが、どういうものか書いた本と言ってもいいのかもしれません。

今の民放テレビ局ビジネスシステムがわかる良書です。オススメです。

 

以下に読んでいてトリビアになりそうな部分を書き出しておきます。

 

とこんな感じです。この11月に出た本ですが非常に勉強になる本だなと感じました。

あと関連ブログも紹介です。

番組制作会社労働条件は悲惨

http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2005/09/post_3f6c.html

やっぱりクリエイターが報われない日本なんですね。

BlogPetのドミニクBlogPetのドミニク 2006/12/30 12:06 ドミニクはハリウッドへメディアへ著作するはずだったみたい。
http://www.blogpet.net/profile.php?id=f34ffd67dddc5f09cdeff29d01b8e161

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