sifue's blog

プログラマな二児の父の日常 ポートフォリオは www.soichiro.org

6年通った大学を卒業。

やっと卒業しました!やりました!

一時期はちゃんと単位とれてるの?とか、研究が本当に大丈夫なのか?とかいろいろあったのですが、本当に無事卒業できてよかったです。成績証明書の方も実際に見てみるとなぜか無駄に点数が良かったりしました。
先週は、なんだかんだでかなりの2日に1日は飲みで、高校時代の友人たちと飲んだり、研究室の人たちや、学会で知り合った人たちと飲んだりしていました。加えて彼女の卒業式の関連イベントを手伝ったりとなんだなんだで大忙し。26日に無事卒業式と研究科のパーティが終了して、やっと卒業関連のすべてが終わり自由になりました。

一応、卒業式の終わった後に大岡山キャンパスを見て回ったり、学部時代やっていたサークルの部室を訪れたりしているうちに、なんだか懐かしさでいっぱいになってしまいました。桜は大体咲きはじめで、思えば6年前にここで入学したんだなぁと桜を見ながら回想。ずいぶん新しい建物がキャンパス内には建ちましたが、桜の木は変わりません。
これから、今週は本当にゆっくりするつもりでいます。本当は今月ずっとだらだらしたかったのですが、学会や飲みやスキーやらイベント類で実際にだらだらする時間がなく、忙しい毎日を送ってしまいました。今日、入社に必要な書類などを市役所の出張所とかまで取りにいったりして、あとは来週の旅立ちを待つだけですね。
大学関連でお世話になった方、本当に今までありがとうございました。支えてくれた多くの人に感謝したいと思います。

リクルートのDNA―起業家精神とは何か

リクルートのDNA―起業家精神とは何か (角川oneテーマ21)

リクルートのDNA―起業家精神とは何か (角川oneテーマ21)

オススメ、というほどではありませんが、創業者の江副さんが東大の学生新聞の広告業から、広告だけの雑誌作り、学生の就職関連情報誌やさまざまな広告雑誌を作ってきた話がまとまっています。内容としては引用が多くて、すぐ全体を知りたいという方にはちょっと読みにくい本かも知れません。人材育成論、社内のシステム、社内報などについてもずいぶん語られていますが、過去、リクルート関連の人と関わったりしたこともあってそれらに通じる概念的な部分がまとめられていました。まあリクルートの成り立ち、昔あった事件、それに至る経緯、そして今のリクルートの本流にあるものを総ざらいできる本だと思います。
引用が多かったので、その中で感銘を受けた引用について
情報理論の開祖、ノーバート・ウィーナーの著書「サイバネティックス」より

  • 万物のなかで人間が最も優れた存在であるのは、人の身体の中に無数のフィードバックの回路がくみこまれているからである。

まさにその通りですね。情報学者の言葉だと重みがあります。江副さんはおおくのフィードバック機構を組織にも取り入れられないかと考えたそうです。
日本軽金属工業の松永正義元社長の事件で江副さんが捕まったときにかけてくれた優しい言葉

  • 趣味があれば、それに打ち込んでいるのがいい。寂しいときがあれば僕のところに電話をしてきなさいよ。一緒に酒でも飲もう。

自分も窮地に陥っている友人のためにこんな言葉をかけてあげられたらなぁと思います。