韓国人の言うところの従軍慰安婦。つまり追軍娼婦は日本政府の関与を示す証拠が無いにも関わらず、韓国人は「従軍慰安婦は日本政府が強制した。」と言い張っている。なぜ韓国人にとって、従軍慰安婦に日本政府が関与していなければならないのか。

それは李氏朝鮮では、娼婦は国が管理していたからだ。韓国人にとって、娼婦を国が管理していることは当然だという思い込みが有るからだ。


李氏朝鮮では娼婦は妓生という。妓生は賤民で、妓生か同じく賤民である巫子の女子を妓生にしていた。本人の意思とは無関係に妓生にさせられていたのだ。妓生は高麗時代に始まり、中国の使臣を持て成すために、また毎年2000人もの妓生と宦官を中国の歴代王朝に貢納していたと言われている。



元は高麗を征服した、元からの要求で未婚の婦女を元に貢納していたのだが、毎年数千人を貢いだため、国中の貴族や庶民まで婦女が不足したと言われている。それを補うために賤民から妓生を育成して、婦女に代わる貢ぎ物としだしたらしい。人間扱いされていない賤民なら反対や批判がおこらない。


国家が強制的に賤民の子を父母から引き離し、妓生にしてしかも外国に献上品として、連れて行ってしまう。当然二度と朝鮮の地を踏むことも無いし父母の顔を見ることもないそのまま異国の地で、宮廷の奴隷として死んでいったのである。


娼婦についてこういう悲惨な記憶が有るので、韓国人にとって娼婦を国が管理することは当たり前で、疑問を挟む余地のないことなのである。


反対に日本では、吉原という特定の地域での営業を認めていただけで、娼婦そのものを国が管理していたことは無い。だから日本人は追軍娼婦に国が関与していないということは簡単に受け入れられるが、韓国人には娼婦に国が関与していないと言うことが理解できないのである。


つまり韓国人は娼婦という言葉を聞くと、李朝時代までの刷り込まれた記憶が現在の従軍慰安婦のような「国によって強制的に奉仕させられた」というイメージを作り出すのだ。