2チャンの書き込みで有意義なものがあったので転載させてもらいました


民放の場合、企業がCMを放送することと引き換えに金を出し、その金で番組が制作される。つまり、番組はスポンサーのものだ。
そして番組を制作する側も、品質の低いものを作ってしまうとその後の営業活動に多大な影響があるのである程度のリスクを背負っている。
スポンサー、番組制作側ともにリスクを取り、その代償としてリターンを得ている。

しかしNHKの場合はどうだ。
金を出しているのは視聴者だ。その金を元にNHKは番組を制作している。
そしてその「金を出す」のが「義務」とされてしまったら、リスクを取る立場の人間が
全くいなくなってしまうではないか!NHKは黙ってても金が入ってくる。完全ノーリスクの商売だ。

で、だ。
視聴者が金を出して、NHKはリスクを取らない。なのに、番組の権利はNHKにある。
これはいくらなんでもおかしくないか?

受信料を義務化するなら、せめて最低限の譲歩として、
「番組は視聴者のもの」となるべきだ。

具体的には、番組の録画自由、コピーフリー、改変自由、再配布OK、
また放送後の番組アーカイブのインターネット経由視聴など。
夢物語?そんなことはない!イギリス公共放送はもうやってる!
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20068909,00.htm
BBCの考え方は非常に明快だ。自社制作の番組は「多くの潜在ユーザーが実質的にライセンス料を支払って
BBCに制作させたコンテンツ」ということで「テレビ番組のデジタルクリップを、ユーザーがダウンロード/配付/修正できる」のだ。

で、われらがNHKはどうだ?
デジタル放送にはコピーワンス信号まで載せて、録画した素材のダビングすら許されない!
そこには「視聴者の金で制作した番組」という概念は全く無い。あくまでも「番組はNHKのもの」だ。

もう一度繰り返す。

 金を払っているのは視聴者だ。
 なのに、なんで番組の権利はNHKのものなんだ?