ThunderbirdでAborted login (no auth attempts)

Thunderbirdで弾かれた

Debian SqueezeでPostfix + Dovecotを使ってメールサーバを構築したところ、ThunderbirdでPOP/IMAPでアクセスを試みるとなぜかサーバーに弾かれるという事が起きた。

ログを見てみるとThunderbirdでAborted login (no auth attempts):と記録されている。Aborted loginとはなにもせずに切断したことらしい。

imap-login: Info: Aborted login (no auth attempts): rip=xxxxxx.xxx.xxx, lip=xxxxxx.xxx.xxx, TLS
pop3-login: Info: Disconnected (no auth attempts): rip=xxxxxx.xxx.xxx, lip=xxxxxx.xxx.xxx, TLS handshaking: SSL_accept() failed: error:14094418:SSL routines:SSL3_READ_BYTES:tlsv1 alert unknown ca
pop3-login: Info: Aborted login (no auth attempts): rip=xxxxxx.xxx.xxx, lip=xxxxxx.xxx.xxx, TLS

バージョン

バージョンは下の組み合わせです。

ちなみにtelnetではPOP/IMAP共ログインできた。Thunderbird以外のメールアプリケーションではMacのMail.appとOpera Mailでも問題無くログインできる。

Thunderbirdをダウングレードしてみる

ログメッセージを元に検索してもこれといった解決策が見つからず悩み続けてたけど、メジャーアップデートが続いているThunderbirdを7系から3系へダウングレードして試してみようと思い3.1.15にして試したところログインできるようになった。

Thunderbird7が原因だったのかな。

iTunesで前に買った曲を再購入した

iTunesで買った曲があるんだけど、何年か前にMacのHDがクラッシュしてから再生できんかったので諦めて放置してたけど、最近になってどうしても聴きたくなってAppleに問い合わせてみた。

AppleのサポートによるとiTunesをバックアップして再インストールすれば聴けるようになるらしいけどそこまで手間かけるなら数百円払って時間を買った方がマシだということになり再度購入した。

と文章にしたらすんなり決断したみたいだけど実際は曲は聴きたいし再インストールしたくないし再購入もねぇという状態で再購入という行動を正当化したいためにここに載せてみた。まあ当時マメにデータをバックアップしておけばこういうことは防げたはずなんですがね。後悔先に立たずということで。

ちなみに再購入した曲はBlue Man Group feat. Gavin Rossdale の The Current。
公式のPVはどうやら地域的な理由で再生できないらしいのでテレビ番組でのライヴ映像を。

Library not loaded: /opt/local/lib/libMagickWand.4.dylibと出た時は

CakePHPでbake --helpした時に下の様なメッセージが出たので

$ ./cake bake --help

PHP Warning: PHP Startup: Unable to load dynamic library '/opt/local/lib/php/extensions/no-debug-non-zts-20090626/imagick.so' - dlopen(/opt/local/lib/php/extensions/no-debug-non-zts-20090626/imagick.so, 9): Library not loaded: /opt/local/lib/libMagickWand.4.dylib

Referenced from: /opt/local/lib/php/extensions/no-debug-non-zts-20090626/imagick.so

Reason: image not found in Unknown on line 0

Warning: PHP Startup: Unable to load dynamic library '/opt/local/lib/php/extensions/no-debug-non-zts-20090626/imagick.so' - dlopen(/opt/local/lib/php/extensions/no-debug-non-zts-20090626/imagick.so, 9): Library not loaded: /opt/local/lib/libMagickWand.4.dylib

Referenced from: /opt/local/lib/php/extensions/no-debug-non-zts-20090626/imagick.so

Reason: image not found in Unknown on line 0

/opt/local/lib/を見るとlibMagickWand.5.dylibはあるけどlibMagickWand.4.dylibは無かった。もしかしたらMacPortsで更新した時にImageMagick関連でバージョンアップでもされたのかも。

正解かどうかは分からないけどとりあえずシンボリックリンクを作ったら警告は出ないようになった。

$ sudo ln -s /opt/local/lib/libMagickWand.5.dylib /opt/local/lib/libMagickWand.4.dylib

今度はlibMagickCoreも同じ様な警告メッセージが出るのでこれもln -sする。

$ sudo ln -s /opt/local/lib/libMagickCore.5.dylib /opt/local/lib/libMagickCore.4.dylib

これで解決。とりあえず。

RedmineにToDoプラグインを入れてみて思ったこと

Redmineという大変便利なプロジェクト管理ツールを最近になってよく使っているんですが、作業を途中で終わる時や一つのタスクを終えたりした時にかぎってこれもやっておかなきゃと思う時があったりします。そんなときに新しいチケットを追加する程でもない様な場合にToDoや備忘録的な使い方ができるredmine-todos-scrum-pluginというToDoプラグインがありました。

インストール

インストールは簡単。redmineのvendor/pluginディレクトリでgit clone を実行。

git clone git://github.com/dalyons/redmine-todos-scrum-plugin.git redmine_todos_plugin

そしてrakeコマンド実行。

rake db:migrate_plugins

最後にRedmineサーバーを再起動すればヘッダー上部のナビゲーションにマイToDoリストが追加されます。

プロジェクトと紐付ける

この状態でもToDoとして使えますがプロジェクトと紐付けされていないので、各プロジェクトの設定→モジュールの一覧にあるToDoリストにチェックを入れて保存する必要があります。

これでプロジェクト毎のToDoが利用できるようになりました。ネストもできます。ネストは無限にできるとか。

便利ですがToDoだらけにならないように気をつけたいです。

開発合宿関西3に参加してきたよ

5月6日から滋賀県で開催された開発合宿関西3に一泊だけですが参加してきました。

開発合宿って何?ということですが参加者各自が好きな作業を黙々としてていいよ!です。

場所

合宿所は湖畔のセミナーハウス アクティプラザ琵琶というところ。琵琶湖のほとりにある研修などを目的とした宿泊施設で、インターネット+無線LAN環境完備。最寄り駅のJR新旭駅からバスで送迎していただきました。個人的に初滋賀県初琵琶湖。

作業は会議室

基本的に食事の時間以外決められていないので自由です。みんながいる会議室で作業したり部屋で作業したり仮眠したり寝たりと。煮詰まったら外に出ることもできます。会議室は24時間使える。

何をするか

開発合宿に参加するにあたって何をするか、ですが帰るまでの間に完成できる何かをすることが理想ですが、普段できないことをやるのもまたいいかと思いいつもはPHPで開発しているのでPythonのWebフレームワークDjangoで出来るところまで作業してみた。

ご飯が美味しい!

ご飯が美味しかったです。黙々と作業して疲れた後に美味しいご飯が食べられたらこの後も頑張れる、これって結構大事なことですね。

振り返ってみて

初参加だったこともあって参加するまでどうなんだろ、と思っていましたが非常に集中できる環境で作業ができました。また参加されている他の方と一緒に会議室での作業でしたので色々刺激を貰ったりとかちょっとした話が出来たりとか非常に貴重な時間を過ごせました。あとちょっとしたサプライズとか。こういうことは普段ではなかなか体験できないです。

個人的な成果は5割程度。スクレイピングを行うのにBeautiful Soupというライブラリを使ってデータをごにょごにょするところで詰まってしまったりとちょっと残念でしたがDjangoの便利なところの発見もあったりで。

宿泊所の周りには誘惑されるものが何もなくとても静かで良い環境でした。道路を渡れば琵琶湖なので気軽に気分転換に湖畔を散歩することもできました。

iMac持参で参加した猛者もいて、大したクッション材も無しに運ばれてきたiMacは思っているよりも頑丈ということも分かりました。

初めての開発合宿は楽しかった。やっぱり一泊では物足りないので次回は二泊三日で参加できるようにしたいと思います。アクティプラザ琵琶は良い施設でした。ご飯も二日目の方が美味しそうだしね!

大変参考になる合宿所と開発合宿の記事です
開発合宿に最適な条件が整ったセミナーハウス「アクティプラザ琵琶」 - 頭ん中

Japan AWS User Group (JAWS-UG) - Osaka勉強会 第2回に参加してきました

4月23日に大阪市内で開催されたJapan AWS User Group (JAWS-UG) - Osaka勉強会 第2回に参加してきました。会場はテレビ大阪 西館1F

第二回勉強会のメインテーマは 「AWS 初心者向け勉強会」です。
AWSを知らない、触ったことがないという方向けのハンズオンを行う予定です。
AWS エバンジェリスト玉川憲さんからのAWS overview & update、その他恒例のLTも行います。
懇親会 ももちろん行います。

というのが今回のテーマ。

個人的にAWSの知識はほぼゼロでの参加でしたが、エバンジェリストの玉川さんの話を聞き終えて感じたのはAWSは思っていたよりも色々使えるということ。規模の大きな案件はもちろんですが、小さな案件からでも使える。

今回の目玉の一つハンズオン。とても分かりやすく楽しく作業ができました。こういうの初歩的な事は本を読んだり資料を見れば分かるよね、と思うかもしれませんが実際に作業を行いながら詰まるポイントやちょっとしたTipsなどをその場で教えてもらえるのはやはりハンズオンならでは。その場で撮った動画をS3にアップロードする「S3に動画をアップロードしてみましょう」が終わって時間に余裕があったのでそのまま「仮想サーバAmazon EC2を立ち上げる」でEC2インスタンスを作りWebサーバーをインストールしてサイトを公開という作業も行いました。これも大変貴重な体験。手軽に短時間でサーバーを立ち上げられましたよ。

@kaz_gotoさんが話された震災支援は、3月11日の東北地方太平洋沖地震後の震災関連情報発信サイト構築などの対応をAWSでされたということで実際2日間でAWSに移行が完了。アクセス過多にも問題なく対応できたそうで平時はもちろんですが災害などの緊急時にも十分対応できるということでした。発表が予定の時間を大幅に超えてしまったとのことでしたが凄く興味深い内容でしたので気になりませんでした。

LTではドラ娘登場!5分以内に話を納めるということでしたが5分以内に終わっても5分まで喋ってくださいとのリクエスト。

LTはメインセッションでは触れられなかったこんなことできるんだ的ネタもあって楽しかったです。LT後は献本ジャンケン大会がありその後ステッカーを貰いました。ステッカーは残りわずかのレアアイテムだそうです。

今回の勉強会でAWSは大規模案件向けというそれまで持っていたイメージが変わったのと、手軽にちょっとしたことから使える、いろんなアイデアが使えて試せる便利なサービスということ。1年間無料なのでまずは色々実験的に使い始めてみようと思います。

今回は初心者勉強会ということでしたが、勉強会と名が付くと難しそうで気後れする方がいるかもしれませんが実際に参加すれば質問できる場が提供されているので色々聞ける良い機会でもあります。

以下は勉強会の内容です。

JAWSUG大阪支部長 藤原さん

JAWSUG大阪の紹介。

amazon evangelist玉川さん @KenTamagawa

  • 好きなAWSサービス:新しいのは何でも。
amazon3つのビジネス

世界中で数十万の顧客がAWSを使用してシステム構築

日本では、cookpadモバツイはてな等。

今年3/3に東京データセンターオープン。Amazonではデータセンターとは言わずにリージョンと言う。エッジロケーションは世界18カ所。

クラウドを大きく2つに分けると…
  • Gメール等
  • ユーティリティコンピューティング(必要なときに必要なだけ) = AWS
    • 仮想サーバー:時間課金、サーバーを落とせば費用は発生しない
    • クラウドインフラが完全自動化-外から操作できるAPIを公開している
    • Elastic Block Store-外付けHDのイメージ

AWSの金額
  • マイクロ 〜2ECU 1.6円/時
  • スタンダード 1-8ECU 7円/時
  • ハイCPU 5-20ECU 14円/時

1時間単位で「すぐに」「必要なだけ」

EC2事例:金融サービス
  • 昼間は3000台、夜間は5000台

クラウドはエンジニアを楽にする
  • ピーク対応が楽
  • オートスケーリング(サーバーを増やしたり減らしたり)
  • システムリカバリが楽
    • システム不調の際など
冗長構成も簡単
Amazon S3
  • あらゆるデータを保持
  • 5拠点から選択
  • 高いセキュリティ
  • 耐久性は99.9999999999%

クラウドフロント
  • SimpleDB
  • キューサービス
  • プッシュサービス
  • 名前解決-Amazon Route53(DNSサーバー)
    • IP割当無料。割り当てないと有料
  • メール配信サービス
    • Gメールではなくマーケーティング用に大量にメールを送る
    • 年間10億通送っているamazon
    • モバイルSDK
  • CloudFormation
    • 複合システムをテンプレートとして保存しておき瞬時に起動可能終了可能
  • Virtual Private Cloud
    • EC2内に分離した領域を作成
    • 東京は未対応、要望はいただいている


AWSはビジネス、企業、官公庁で使える。

Amazonは黒船と呼ばれている。黒船(操船術)を使いこなそう。
造船術も大事だが操船術ももっと大事。

ハンズオン

・S3にファイルを格納して公開する
・EC2インスタンスを作りWebサイトを公開
をやりました。

@kaz_goto さん JAWS-UG の震災支援について

クライアントと打ち合わせ中地震に遭遇
  • 地震発生後チームで行ったこと

など

  • ポイント
    • Twitterで拡散された
    • 作業時間わずか30分でCDNを作成
  • 3月12-13日でAWS以降完了済み
    • DBRDS利用
    • メージサーバー
    • Web/アプリサーバー

アプリ不可分散対応

  • なにをしたか
    • webサーバースケールアップ
    • ミドルウェアチューニング
      • apache設定見直し
      • メール配信改善
    • アプリ改修
  • ポイント
    • スナップショット利用で本番稼働中にテスト環境作成
    • 調査継続しながら合間にマシンスケールアップ
    • スケールアップで延命している間にさらに調査
    • アプリ改修と同感覚

  • 災害対応時で感じたAWSのメリット
    • すぐに利用開始
    • ますはIaas
      • VMより上は既存概念と同じなので移行がスムース
    • 交負荷への対抗策
      • S3を始めとする負荷分散を考慮した機能
      • スケールアップ/スケールアウトの選択肢
      • 巨大なパワーを一瞬で手に入れることができる

  • 災害時の対応とクラウドの相性
    • 緊急時の負荷対策
    • クラウドとDR
      • データバックアップを複数のロケーションへ
      • 待機系サーバーをOSイメージ保存で停止状態で保管可能
      • 待機系サーバーを別リージョンへ配置可能

  • 副産物
    • S3を複数のEC2でmountして不可分散(s3fs利用)
    • Sticky Session with ELBの検証

LT1 @tottokugさん

  • 一発芸人間CloudFormation
  • 5分でWordpressサーバーを立ち上げる

LT2 @nxhackさん

  • JAWS-Osakaサイト立ち上げました
  • ポイント:mod_expiresで1時間にしておくこと

LT3 @shin1x1さん

LT4 @tunemageさん

  • herokuをやってみた

LT1 @tottokugさん

LT2@nxhackさん

    • JAWS-Osakaサイト立ち上げました
      • ポイント:mod_expiresで1時間にしておくこと

LT3@shin1x1さん

LT4@tunemageさん

    • herokuをやってみた