しいしせ日記 メモの缶詰 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2008-04-13 (日) PLAYSTATION 3のBlu-ray Disc dts-HD Master Audio対応はどこまでか

DTS-HD Audio

DTS HD Audioには2種類あって、HDMI 1.1/1.2でビットストリーム出力が可能なDTS-HD High Resolution Audio 96kHz/24bit 7.1chと、HDMI 1.3からビットストリーム出力に対応したDTS-HD Master Audio 192kHz/24bit 6.0ch 96kHz/24bit 7.1ch に分けられる。

PLAYSTATION 3ではどちらにも対応、出力はメニュー操作音などを重ねやすいようにするためか、HDMIにはPCM変換して出力されることになる。S/PDIFには従来どおりdtsコア部分の出力のみになるだろう。

DTS-HD Master Audioのよいところは圧縮されている音声を元のPCMの状態までそのままで復元できること。これまでのdtsドルビーデジタルなどは完全な復元ではなく、どこかの音が圧縮する中で削られてしまっていた。

DTS-HD Master Audioは192kHzまで対応しているが、従来のDVDでも規格上は96kHzまで対応していたりするのに収録されている音声全般が48kHz止まりだったことなどを考えるとDTS-HD Master Audioを載せてきてもPCMと同じ48kHzしか収録しなかったり、96kHzに対応するのかしないのか? というぐらい微妙なところ。

ダイ・ハード4などがDTS-HD Master Audioを使用しているが、どこまでなのだろうか。将来に期待、しても対応作品が出てきた試しがないので、早い段階でDTS-HD Audioのフルスペックを使った作品が出てきてほしいものだ。

Blu-rayの音

Blu-ray Discの音声は、一般的にはドルビーデジタルがよく使われる。これは実はDVDと同じ。よくなるとすれば大容量を活かして低ビットレートではなくてもよい点ぐらいだろうか。

次に使われている気がするのはPCM。高音質で収録されたプレミア的音として収録されていたり、単に圧縮しなくても入るのでそのままPCMで収録していたり。HDMIでそのまま出力できるのが気軽でいいところ?

ディスクビットレートや容量が早々に足りなくなってきて、PCMの代わりにドルビーTrueHDなどが使われるようになってきた。

いろいろ採用されているが、複数トラックを詰め込んでしまっているのはDVD時代の感覚でいるからなのか? Blu-ray Discではdtsが必須コデックになっている。dtsに対応していない機器なんてそんなにあるものでもないので、ドルビーデジタルなどはやめてdtsだけで収録してもいいような気がする。もしくはドルビーデジタルとTrueHDの組み合わせ。dtsなら1ストリームでコアもDTS-HD Master Audioも入るし、ドルビーでも2ストリームで済む。DVD時代のS/PDIF機器使ってる人にはどちらかといえば2ch出力しかできないPCMドルビーTrueHDのおまけ的なドルビーデジタルよりもDTS-HDのおまけのdtsの方がありがたいかもしれない。TrueHDとdtsコア収録、でもいいのか。HDMI機器ならPCMに変換出力できればなんでもいい、のはPS3だけなのか?

ドルビーデジタルプラスは、Blu-ray Discの場合、ドルビーデジタルの5.1chの拡張として対応する。主に7.1ch音声で残りの2.0chのみに対応。5.1ch部分についてもドルビーデジタルドルビーデジタルプラスの両方を収録することでなんとかすることはできるが、そういうことをするのならTrueHDの方がいいんじゃないかという気にもなる。

ま・・・そういうわけでドルビーデジタルプラスDTS-HD High Resolution Audioは、忘れ去られた存在のようになっている気がする。