├─≠ョ─ヵラスと香月良太

├─≠ョ─ヵラス 初勝利










├─≠ョ─ヵラス 2004年は早い時期から注目され新人王候補と期待されたが、肩痛など故障の影響でシーズン終盤に1試合登板したのみだった。
2005年は球団合併に伴う選手分配ドラフトでオリックス・バファローズに移籍。開幕時は二軍だったが、5月に一軍昇格すると中継ぎの一角として、右打者の内角を攻めるシュートを武器に奪三振は少ないが打たせて取る投球で、前半戦は防御率1点台をキープする安定感を見せた。シーズン成績は47試合に登板して防御率2.36と、阪神タイガースの「JFK」に倣って「KKO」と命名された菊地原毅、加藤大輔、大久保勝信らに次ぐ好成績を収めた。
2006年は先発投手の期待もかけられたが制球難のため6試合の登板で防御率は2桁、ウエスタン・リーグでも防御率5点台に終わった。
2007年も制球難のため一軍では3試合の登板にとどまった。二軍では抑えとして20試合に登板して防御率1.40の成績を残した。
2008年4月11日のプロ初先発から3試合目の先発登板となった7月25日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦で、1090日ぶり、先発としてはプロ初の勝利投手となった。その後はセットアッパーとしてリリーフ陣の軸となり、9月29日の埼玉西武ライオンズ戦では同点の8回裏に登板して延長10回表に味方が勝ち越した1点を守りきり、この勝利でチームは9年ぶりのAクラス入りを決めた。同年はカットボールを習得することでシュートに頼りがちだった投球に幅が広がり、苦手としていた左打者を被打率.242と抑えることに成功。32試合に登板して防御率3.11を記録した。
2009年は内転筋痛と腰痛で二軍スタートだったが4月10日のシーズン初登板で勝利投手となり、セットアッパーに指名された。7月にはリーグトップの13試合に登板し防御率1.35と好投。8月以降は防御率6点台と不調に陥ったが、中継ぎが不足していたチーム事情もあり登板数はチームトップだった。シーズン成績はリーグ2位の64試合に登板して3勝3敗20ホールド、リーグ5位（チームトップ）の23ホールドポイントを記録。
2010年は3月21日の楽天戦に初登板で勝ち星を挙げるなどリリーフで活躍。しかし交流戦では、東京ヤクルトの11連敗をストップさせた負け投手にもなり、5月30日に登録抹消。だが、6月10日に昇格するとその後は安定感を取り戻し、7月は登板5試合ながら防御率0、8月28日の日本ハム戦ではプロ入り初セーブも記録した。また、8月19日の楽天戦には先発陣の駒が足りないチーム事情から2年ぶりに先発登板し、苦しい台所事情を支えるなど最終成績は46試合に登板し、防御率は3.02を記録した。