囲碁とヒューマンエラー

今日は、気温・室温ともに夏らしく暑かったですが、すっきりした天気でした。故意ではない人間が関係する事故について、さまざまな面から検証されているのでしょう。そのひとつに心理学的な検討もあり、「ヒューマンエアラーの科学」として研究されているようです。人は勘違いや過ち(エラー、ミス)を起こすものです。ヒューマンエラーとは人為的過失、失敗、判断の誤りややりそこないを意味するのでしょう。
昼休み時間は、囲碁を見ながら過ごすことが多いです。昼休みの囲碁ですから楽しい会話も許されています。観客も参加した会話です。対戦者の戦略、眼の動きなどを観戦しているのは楽しいですね。囲碁は、戦局の判断ミスや読みを誤るなどつまりヒューマンエラーを犯したほうが負けるゲームですね。碁盤を見る眼の動き、会話などに加えて、昼休みの限られた時間内で勝ちたいという心理や戦略などを観戦するのは楽しいです。対戦者の見ている碁盤の位置と次の一手との位置関係、そのときの会話などです。観戦者もよく読み違えますね。岡目八目といいますが、対戦者の心理を読むのは難しい。勝敗にかかわるミスを多くしたほうが結果的に負けでしょうか。試合に勝って勝負に負けたはよくあります。勝負に勝って試合に負けたかな。
今日も暑い熱い一戦を観戦した。金曜日の勝者は、週半ばどんなに負けていても楽しい週末を迎えることができます。金曜日の対局はほかの日の対局とは違うのです。来週の熱い暑い対戦が楽しみです。
画像は、イロンカ(百合が原公園)です。