フリーライターの解散総選挙記事

今日も暑い一日でした。高校野球、そして解散総選挙と日本の暑い夏は燃えています。選挙に関する新聞などの記事は、どうも物足りなく、新聞はスポーツ記事、テレビ番組、映画案内、天気予報などで購読しているような感じです。その点、立花 隆氏「メデイアソシオ・ポリティクス」の第33回自民分裂選挙で見えてきた政界ー大再編成劇の裏の裏、第35回決戦は月曜日!国民が祝福する「郵政法案」否決・解散総選挙、第37回衆院解散、派閥解体で小泉首相が狙う次の一手、第38回海外メディアが伝えた小泉・郵政解散劇の評判、そして田中 宇氏の「国際ニュース解説」世界の変化に追いつくための解散総選挙などは、国際的な独自の視点で記事を書かれていて、今度の総選挙を考える上で参考になっています。今までこのような両氏の視点で解散総選挙を考えたことがありません。猪瀬直樹氏の「日本国の研究 不安との訣別/再生のカルテ」は、それなりに評価するが、国際的視点がない点が、物足りないです。
郵便貯金がほとんどないので、郵貯(350兆円)が世界最大の銀行となり、郵政マネーの行方とそれに変わるシステムがどうなるか今まで気にしたことがなかったです。立花氏の記事はその点も考えさせてくれました。
一方、田中氏は国家戦略行き詰まりの末の解散総選挙としての記事で、国内問題としてでなく国際問題として戦後重大な転換点にあることを考えさせてくれました。
数年後数十年後に現在の日本を考えたとき2005年の総選挙解散は、重要な一里塚となっているのでしょう。どのような道を選択したか。両氏の記事を読んでそう感じました。
画像は、シモツケ百合が原公園バラ科)です。